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気がつけばふるさと離れて34年

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絵本『モンスターは何を食べるの?』

2019-08-11 14:34:32 | 読書
ずっと欲しかった絵本を先日ようやく購入しました。
『モンスターは何を食べるの?』というドイツの絵本で今年3月の「ケルン文学フェスティバル」の児童書部門で紹介されました。



当時、朗読会もあったようですが、でもこの絵本は絵だけで言葉や文章は一切記されていません。
どんな朗読会だったのか興味があります。
本の裏表紙には「言葉のない絵本は想像力が要求され、想像力が養われる」と書かれています。


朗読会は想像力に長けた子供達にとって、とてもワクワクした時間だったに違いありません。

果物ではなく果樹を食べちゃうモンスターとか歯ブラシが好物のモンスターとか愉快な絵が登場します。




ちょっとよく解らない絵もありましたが、これは私のようなオバさんの目で理解しようとするからで、柔軟な頭の子供達だったらすぐ理解できるのでしょう。

『星の王子さま』のウワバミにのみ込まれた象の絵を思い出しました。


大人は表面だけを見て判断してしまう傾向がありますからね。
「本当に大切なことは中に入っている目に見えない何か」なのにね。

バケツリスト

2019-08-09 15:57:21 | 日記
昨夜ドイツのテレビで映画『最高の人生の見つけ方』が放映されました。


余命6ヶ月を宣告された二人の男が死ぬ前にやり残したことを実現するために二人で冒険の旅に出るというストーリーで、この二人をジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが演じています。

2007年に制作された映画なのでもうご覧になった方もいらっしゃるでしょう。
私は今度で3度目の視聴です。

映画の原題は『バケツリスト(The Bucket List)』です。
バケツリストとは「一生のうちにやってみたい事をまとめたリスト」のことです。

英語で「kick the bucket 」というと首吊り自殺時に首に縄をかけ、土台にしていたバケツを蹴ることで自殺することから、死ぬ前にやりたいことのリストをバケツリストと言うようになったと物騒な由来がネットに記されていました。

私がこの言葉を始めて目にしたのは今年4月にアムステルダムで48年ぶりに会ったアメリカ留学時の友人Janeから数年前に届いたクリスマスカードでした。


このバケツリストに記されていた一つが「ヨーロッパに行って48年ぶりにYokoに会う」ということだったようです。

ところで映画ではジャック・ニコルソン主演のエドワードにはずーっと絶縁状態だった娘がいて「娘と和解する」はバケツリストには載っていなかったのですが(多分、彼の心のリストには記されていたはずです)、モーガン・フリーマンが演じたカーターが亡くなる間際に書いた手紙を読んだことから、娘さんに会う決心をします。

実はJaneには些細なことから仲違いをして絶縁状態のお姉さんがいます。
彼女のバケツリストにも「お姉さんと仲直りすること」という項目が記載されていることを願っています。

ちなみにこの映画のリメイク版の邦画が今秋公開されるということです。
吉永小百合と天海祐希の主演ということですから、女性二人が主人公なのですね。
いつか是非鑑賞したいです。

電動スクーターは問題です

2019-08-07 17:12:54 | 日記
ドイツでは電動スクーターの公道走行が最近解禁されたのですが以来事故が絶えず、規制を厳しくするべきとか、走行禁止にすべきとの意見まで出ています。


昨日所用でデュッセルドルフに出かけたらパトカーと救急車が出動していたので、側にいた通行人に聞いたら、どうもこの電動スクーターの事故だったようです。


電動スクーターはカーシェアリングのようにシェアリングの利用者が多く、一回あたりの利用料は1ユーロ(約120円)、利用1分毎に15セント課金されます。



私のようなオバさんは乗り方もわからず、乗るつもりもないので、用事を済ませた後は、老舗デパートとユニクロでお買い物をして帰宅しました。




暑さで森も大変

2019-08-05 17:27:06 | 日記
3週間ぶりに森に出かけました。
鬱蒼とした樹木が道を覆うようになっていました。



このところの暑さで樹木も疲弊しているようで落葉時期でもないのに緑の葉が大量に散っていました。



今日はユイスト島のように馬車に遭遇しました。


犬の調教場では今日が最初のトレーニング日だったようで、
飼い主が緊張した面持ちで順番を待っていました。
犬君たちは新しい環境でちょっと戸惑っている様子でした。




かもめのジョナサン

2019-08-03 14:09:42 | 日記
ユイスト島のビーチでは屋根付きビーチチェアに座って大海原やカモメ、夕焼けを眺めました。



カモメを眺めていて鳥の飛行技術に感心しました。
飛行機のようにいつも向かい風を利用してソフトに着地したり飛びだちます。
( まぁ、鳥の飛行から飛行技術が開発されたのでしょうから当然ですが)

干潮時、カモメは浜を嘴でつついて砂浜に埋もれた虫を食しているようでした。
私たちがビーチチェアでサンドイッチをほうばっていても、近くに寄ってはくるのですが、
餌をもらえないとわかると直ぐに飛び去って行きました。

そして爽やかな海風に身を委ねてあきらかに空を飛ぶのを楽しんでいるように見えました。

それで昔、一斉を風靡した『かもめのジョナサン』のことを思い出しまし、
帰宅後、電子書籍で試し読みしました。


ジョナサン以外のカモメは餌をとるのが目的で飛行するのに、
ジョナサンは飛行そのものを主な価値とし、飛行技術上昇のために切磋琢磨するのです。

昔、何か目標に到達できずにちょっと挫折感を抱くと
「ジョナサンのように飛べなかった」などと言っていたような記憶があります。

ネットで調べていて次のような愉快な「なぞなぞ」があるのを見つけました。

問 : カモメが100羽飛んでいた。一羽をカモメのジョナサンという。では残りの99羽をなんというか?
答 : カモメのみなさん。

それにしてもカメラを向けるとどうしてソッポを向いてしまうのかしら。