1960年代にNASAの研究所で素晴らしい業績を残した3人の黒人の女性を描いた映画『ドリーム』については以前も拙ブログで取り上げました。
この映画がこの間、ドイツのテレビで放映され視聴しました。

以前視聴したのはどうも機内映画用のショートバージョンだったようで、
今回テレビでフルバージョンを視聴したら、機内映画ではカットされていたのか、いくつか興味深い事を新しく知りました。
ひとつだけ記します。
地球周回後に宇宙飛行士が乗るカプセルの着陸地点が正確に計算できなくて、新しい数式を探していた時、主人公のキャサリンが「もしかすると古い数式で応用できるのがあるかもしれない」と探して見つけたのが「オイラ−の公式」でした。
どこかで聞いたことがあるようなと考えたら小川洋子著『博士の数式』に出てきた公式でした。

ドイツ語訳本のタイトルはそのまま『オイラ−の公式の秘密』です。

また本を読んでみたくなりました。
文庫本の解説は数学者の藤原正彦さんが書かれています。
小説を書く前に小川さんは藤原さんに話しを聞きたいと思っていると編集担当者から伝えられた藤原さんは、始め乗り気ではありませんでした。でも「小川さんって可愛くて素敵な人ですよ」と聞いた途端にすぐ面会に応じることになったのだそうです。
こういうことを解説に記す藤原さんのこんなところに好感を持ちます。
この映画がこの間、ドイツのテレビで放映され視聴しました。

以前視聴したのはどうも機内映画用のショートバージョンだったようで、
今回テレビでフルバージョンを視聴したら、機内映画ではカットされていたのか、いくつか興味深い事を新しく知りました。
ひとつだけ記します。
地球周回後に宇宙飛行士が乗るカプセルの着陸地点が正確に計算できなくて、新しい数式を探していた時、主人公のキャサリンが「もしかすると古い数式で応用できるのがあるかもしれない」と探して見つけたのが「オイラ−の公式」でした。
どこかで聞いたことがあるようなと考えたら小川洋子著『博士の数式』に出てきた公式でした。

ドイツ語訳本のタイトルはそのまま『オイラ−の公式の秘密』です。

また本を読んでみたくなりました。
文庫本の解説は数学者の藤原正彦さんが書かれています。
小説を書く前に小川さんは藤原さんに話しを聞きたいと思っていると編集担当者から伝えられた藤原さんは、始め乗り気ではありませんでした。でも「小川さんって可愛くて素敵な人ですよ」と聞いた途端にすぐ面会に応じることになったのだそうです。
こういうことを解説に記す藤原さんのこんなところに好感を持ちます。