ここ一つのポイント

2013-01-21 01:10:49 | テニス
にしこりくん残念でしたね。
昨シーズン、フェレールは調子を上げていたようで、今年も好調なままシーズン入りしたらしい。
過去、勝ったことがあるとはいえ厳しい相手でした。
第1セットの序盤、いきなり密度の濃いラリーが繰り広げられ、こんなので5セット続くの?と心配になるくらい。
あのフォアハンドをダウンザラインに打っていたらどうなったのだろう。
にしこりくんの試合なのに勝手にラリー展開に口出ししてました。

序盤のブレイクポイントを一つ取れれば、また試合展開も変わっていたでしょうに。
ホント、残念。
厳しいラリーやここぞというポイント。
これを取りきれる方が強い選手ということなんですね。
ブレイクポイントを苦労して苦労して最後に取りきれないと、精神的疲労が溜まります。
これの影響も大きかった。

しかし、フェレールのフットワーク、あの逞しさはなんなんでしょう。
一度や二度ならあっても不思議はありませんけど、試合の最初から最後まで拾い続けてました。
にしこりくんにしても、フルショットを何度も何度も送り続けです。
ツール・ド・フランスなんてのに出場する自転車の選手を超人だと思いましたが、こんな試合を見てるとテニス選手も同じですね。
あのラリーなんて短距離走を繰り返し繰り返し行うのと同じような運動強度です。

トップ4の選手はこれ以上のことをします。
驚きはしますがまだ余裕があるように見えるので、これまであまりそんなことは思いませんでした。
でも、にしこりくんの体全体をいっぱいいっぱい使ったショットを見てるとその大変さが伝わってきます。
やはり欧米人との体格差は大きいです。

それでもにしこりくんの肩の辺り、昔と比べるとたくましくなってました。
シャツの下の筋骨が隆々として見えました。
あんなに筋力をつけてもトップテン選手に勝つのは難しいのですね。
それでも、がんばれ。
応援してるぞ、にしこりくん。