花冷えの日々

2010-03-31 01:27:20 | Weblog
会社からの帰り道、お寺の横を通るのですが、塀際にある鐘楼横の桜の木が花を付け、この時期は毎晩目を惹きます。
すぐ隣にある街灯の明かりに白い花が燈黄に浮かび上がり、鐘楼の瓦の重さとの対比が美しい。
写真に撮りたいなあ、と思うのですが、三脚を持っていないし、深夜に通りかかるのは会社帰りだし、これまで眺めているうちにさっさと散られてしまってます。
今年もそうなりそう。

しかし、寒い日が続きますね。
今日は日中多少マシでしたが、夜はしっかり冷える。
花冷えとはよく言ったもので、なんでか毎年桜が咲く時期は寒い日が多い。
今年はそれがずっと続いてる。
花が咲いたらやっぱり暖かくなってくれないと。
寒くてよい時期には暖かくなって、変に季節を進めるし、アンバランスな感覚。
きっと、桜が散ったら暖かいどころではない暖気に襲われ、春をすっ飛ばして夏の暑さがやってくるに違いない。
やれやれ。


開花は進まず

2010-03-28 23:00:20 | Weblog
今日は山へサイクリング・・の予定でしたが、お天気が良くないようで雨が降るかもしれない予報だったので、自転車は中止し、街へ桜を見に行くことにしました。
先週は寒い日が続き、開花したはいいものの、花の開き方は遅々として進んでいないようです。
どんなものなのか大阪城公園に観察に行ってきました。

ここには昨春、梅の花を観賞に来ました。
今回は時期がずれて桜です。
花の多い公園で、良いところです。
薄曇の後、天候回復して青空も見えるお天気になりました。
んー、自転車で来るべきだったか。

日が差せば暖かく、翳れば少し寒い、微妙な天候。
桜は平均して2~3分咲きと言った所か。
今後のお天気にも寄りますが、来週末くらいに満開を向かえそうです。
開花から満開まで2週間も間があるなんて、昨今聞いたことが無いです。
来週末、山へ行けば8分咲きくらいの桜に出会えるのでしょうか。
楽しみにしておきます。


<お堀の石垣と桜花>

また一日遅れのUP

2010-03-24 01:18:09 | その他旅行き
昨日は素敵なお天気でした。
一昨日までの風と黄砂は治まり、ほほをなでる空気はひんやり、でも日が陰ることは無く、体感温度は暖かい。
変に暖かすぎないのが春らしくていい。
先週の寒の戻りで、春の歩みは駆足から並足に戻ってくれたよう。
桜は開花しちゃったようですが・・。

北摂の山里に写真撮影に行ってきました。
田んぼや畦には春の野花が先週と変わらぬ佇まいで待っていてくれました。
まだ切り株の並ぶ田んぼに、フワリとした白さをまとわせるナズナやタネツケソウ。
畦の紫はヒメオドリコソウやホトケノザ。
黄色は馴染みのセイヨウタンポポ。
小さな青はオオイヌノフグリ。
最近私が一番春を感じる眺めです。



被写体を物色していると、山の斜面に神社への急な石段が。
登ってみると薄暗い林の向こうに諏訪神社の分社が祀られていました。
良い被写体に巡り合える様、いつもはしないお願いをしてしまいました。

境内に咲いていた椿。


冬の花のイメージがあったのですが、椿は春の季語だそうで。意外。
あ、漢字も木偏に春だ。
これはどうも認識不足でした・・。

神様は私の願いを聞き届けてくれたのか、その後なかなかに魅力的な被写体を用意していただけました。
どうもありがとうございます。
また、掲載しますね。


さて、筋力アップのため、お昼からテニスに行くつもりにしていたのですが、昼食後車中でくつろいでいたら猛烈な眠気が・・。
遠方から聞こえる農耕機のエンジン音を子守唄に、ぐっすりお昼寝してしまいました。
結局、行動予定の半分しかこなせなかった。
ま、ゆっくり春の野山に浸ることができたので、良しとしますか。

来週も歩む春を感じられる週末となりますように。

自転車に乗らないので豚になった

2010-03-22 00:01:25 | Weblog
昨日、体重を計ったら最近の平均値より1kg軽い数値が表示された。
おお、やっと常態に戻ってきたかと一瞬喜びました。
が、お腹の出方は見た目変わってないよな。
ということはつまり筋肉が落ちたということか。


豚さんへの道を歩み始めてしまいました。
体脂肪率が大変なことになっているのでしょう。
幸いにして体脂肪率計に乗る機会が無いので、その数値を目にしてショックを受けることはなさそうです。

昨日今日と仕事の合間を縫って、テニススクールを振替受講。
うまく打てないのは練習不足のせいかと思いましたが、筋力ダウンのせいだったようです。
脚はもつれるし、思い切り叩こうとするとバランスを崩すし。
明日はお休みを取れるので、まだまだ消化できない振替を3限くらい受講して、筋力アップを図ろうかしらん。

元に戻すのにどれだけかかるのか。
ちょっとブルーになりました。

ふと目を開けると

2010-03-19 02:46:43 | Weblog
今朝、目覚めると目の前のカーテンの向こう、窓の外が明るい。

・・・、ッ
ガバリと跳ね起きる。
今何時
6時40分だ、・・6時40分、6時40分?
動き出さない頭で、6時40分がどういう時間か吟味する。
んーと、んーと、・・いつもより45分遅れだ!!。
寝坊した。

目覚まし時計を止めた形跡が無い。
そうか、夕べ失くし物をして、探し出し、ホッとしたことで目覚ましセット作業が意識から跳んでしまっていたよう。
いたたたたた。
でも朝食を抜けば十分リカバリ可能な遅れだ。
朝のルーチンワークをテキパキこなして、いつもより10分送れにまで失った時間を取り戻し、家を出る。
なんとか事無きを得ました。

しかし、この睡眠不足の続く日々にあって、よくあの時間に目覚めたものです。
ちょうど明るくなるときに起床時間が重なる今の季節だから起きれたのでしょうね。
12月頃ならまだ真っ暗で、睡眠を妨げる事象はもたらされなかったでしょうし、5月頃なら早くから光が射して明るさに馴れてしまい、いつもと違う時間であることに気付かなかった可能性大です。
春は私に味方してくれていると考えることにしましょう。

いつもより睡眠時間を得た上、自然に目覚めたのが良かったのか、今日は仕事中に襲われる眠気もそれほどひどくなく過ごせました。
目覚まし時計に叩き起こされるのはあまりよろしくないんでしょうね。
心配になったのは、お腹の方。
朝食抜きで出勤すると、これまでは10時頃にお腹が空いてどうしようもなくなったものですが、今日は何事も無く昼休みを向かえてしまった。
深夜の夕食が続いて胃腸がもたれ、食欲を感じさせないんでしょうね。
夕食と朝食の間の時間が一番短いって異常ですよね。
早く常態に戻りたい。

乗鞍高原の朝と夜

2010-03-18 02:13:02 |  乗鞍話し
季節はまた夏に跳びます。

誘われたユースホステルは乗鞍高原のペンション、民宿、旅館の並ぶ一画にあったと思います。
麓側から鈴蘭の駐車場を見て、右手奥だったような。
もうはっきりしません。

ユースホステルってお金の無い若人が泊まる所で、夜は暖炉を前に集まり、ギター伴奏でみんな山の歌を歌う、なんてイメージがありました。(どんなイメージだ・・
でも実際は、年のいったおじさんもたくさんいて、年齢に関係なく安く旅したい人が普通に利用する宿のようです。
宿泊料は確かに安かった。
代わりに部屋は相部屋で、そこは朝食の時間がやたら早い。
6時ごろから食べさせられたような覚えが・・。(後で書きますが、この宿だけのことです。)
食後はみんなで自分の使った食器を洗います。
ふーん、こんなこともするんだ。
お蔭で出発までの時間があまり、宿の外でぼんやり。

すると浴衣を着た若いお父さんが男の子を連れて出てきました。
おぼつか無い足取りで駆け回る2、3歳くらいの子を楽しませつつ写真を撮っています。
んん??
その光景を見ていて疑問が湧き上がってきました。
浴衣なんか備えてあったかな?
さっき朝食時にも見かけなかったし、どこに泊まってたのだろう??

疑問に思いつつ建物の中に戻ると、宿のご主人さんがまた料理を作っています。
食堂には三々五々浴衣を着た宿泊客が集まってきてます。
この人たちは誰?
と見ていると、後から入ってくるお客さんは我々の泊まった棟とは別の棟からやってきます。
あっちにも部屋があったんだ。

んん??
彼らへの対応が違う。
我々はセルフサービスだったのですが、彼らは座った席で給仕してもらっています。
どうやらユースホステルと普通の旅館の両方を経営しているようで、食事は両方同じ食堂を使っているようだと分かりました。
それであんなに早い時間に食べさせられたんだ。
納得すると共に、かかる費用と受けるサービスの相関関係を直接比較され、その差のあまりの分かりやすさに苦笑してしまいました。

ここのユースホステルには翌夏もう一度お世話になりました。
二度の宿泊の内、どちらであったか忘れましたが、晩にみんなで外に出て夜空を見上げたのを思い出します。
星がきれいだった。
とても。
この時の旅を思い起こすと必ずこのシーンに繋がります。
その時は誰かが説明してくれて天の川を観察する事ができたのです。
天の川はふわふわとそこにあるようなないような、微細な星の集まりでした。
見たのはその時が初めて。
うーん、正確には初めて気付けたと言うのが正しいでしょうか。

私は田舎の出なので澄んだ夜の星空は珍しくないのですが、天の川は見る事ができませんでした。
と言うか、気付く事ができませんでした。
もっと明るい星々の集まりと思い込んでいて、そこに見えるでしょうと言われても全然分かりませんでした。
ユースの時は見え方を上手く表現してくれたのだと思います。
夜空に色は付いていなかったはずですが、以降にテレビや写真で見た映像と重なって、緑色やオレンジ色掛かった背景に無数の星が瞬く眺めとなって、頭の引き出しにしまわれています。

早春の候

2010-03-16 01:40:26 | 自転車
昨日はホントに穏やかでよいお天気でした。
サイクリング日和。
予定通り自転車で近くの山へ走りに行ってきました。

山への斜面を上り始めてすぐ、畑や水田の脇にナズナやタネツケソウの白い花がたくさん咲いているのが目に入りました。
うわあ、咲き始めどころではなく満開じゃん。
タネツケソウにいたっては、花を終えて細長い種を付けているものも。
菜の花の黄色も見える。
やっぱり冬と春の境界は既に越してしまっていたのですね。

徐々に高度を上げて行くも、冬には戻らず、見るものすべて春色でした。
田んぼは芽を出した草に覆われつつあり、もう土色ではなく緑色といった方がいい。
梅なのか桜なのか分かりませんが、日当たりのいい場所にある木はピンク色の花を咲かせ始めてる。
ピンク色だからなあ、桜なのかなあ。
黄色や緑色の花を咲かせている立木も。
緑色のは新緑に見えますけど、この時期の緑は花です。
さすがに木本の芽吹き自体はまだ先のようです。

道端にはオオイヌノフグリが青紫色の花をたくさんつけているのが次々と目に入ります。
うわ、大群生。
たまらず自転車を止めて写真撮影。
春の気配を探しに来ましたが、春のただ中に放り込まれてしまった感じでした。
仕方ないですね。
あきらめてこれからは早春の景色を満喫することにしましょう。


<オオイヌノフグリ>


時をかける よかばか

2010-03-14 02:10:55 | Weblog
知らない間にユキヤナギが花を咲かせてた。
街路樹の足元に真っ白にデコレートした枝をたわませ、私の視線を奪い驚かせてくれました。
万博記念公園の中環沿いの斜面にもユキヤナギが植わっているので、ここも咲いているのだろうかと通り掛りに目をやると七分咲きくらい。

先週寒くなったので、まだ春はもう少し先だと思っていたのですが、先々週の暖かさは尋常ではなかったようで。
とうとう来ちゃいました。
ここのユキヤナギが咲くとすぐ桜が咲きます。
ええー、ちょっと待ってー。
まだ心の準備が整ってないのに・・。
春は心待ちにしていましたが、早過ぎだよ。
ってそうか・・、もう3月も半分過ぎちゃうんだ。
私の中ではまだ2月の終りくらいの時間感覚だった。
(3月半ばでもユキヤナギが咲くというのは早いと思うんですけどね。)

例年、毎週のように道端や原っぱの草花の葉の伸ばし方を見て、少しずつ進む季節を確認してきたのですが、今年はその時間がほとんど取れなかった。
春の足音をひとつひとつ感じたかったのに。
とほほ。
来週には桜が咲いちゃうってこと????
たはは。
やっぱり、「待ってー」と言いたい。
まだまだ忙しいので、このままでは春を満喫する前に初夏がやってきてしまいそう。

明日は山へ自転車する予定。
春を探しに行くつもりだったのに、目的が変わってしまった。
高度を上げることでちょっと時間を巻き戻して、冬から春へ移ろう気配を無理やり見つけ、私の中で時間のつじつまを合わせてこようと思います。