複眼的視点

2016-11-30 00:23:49 | Weblog
21_21 DESIGN SIGHT で開催中の「デザインの解剖展」。
同様の展覧会はこれまでも対象を別にして開催されていたようで、過去の展示を例にして本展覧会のコンセプトを説明していた。
リカちゃん人形の愛くるしさをどう表現しようと工夫したか、頭蓋骨の模型を作り分析したりしている。
いかにも解剖という言葉に相応しいアプローチだが、これ以外にも解剖する対象は多岐に渡り、よくもまあこんないろんな視点で分析できるものだと感心した。



今回は「明治」の製菓商品、乳製品が解剖対象。
まずはこれ。
読めますか?



正解は「きのこの山」。
チョコレート菓子の「きのこの山」のロゴは丸太で書かれていて、丸太ゆえ厚みがあり、正面から見れば読めるモノも横から見ればこんな意味不明な造形。



大きな模型の展示とかあって楽し。



パッケージの里山の絵の模型とかあったり。



原材料を教えてくれたり、とか。
こんな展示はほんの一部。



解剖対象の二つ目は「明治ブルガリアヨーグルト」。
切り抜き前の内蓋シート。



三つ目は「明治ミルクチョコレート」。
その巨大模型。
実は私の日常使いのチョコレートの一番のお気に入り。
これは板チョコの模型だけど、スティックタイプ、あるいは袋入りのCUBIEは毎週必ず食べてるくらい。
なにしろ原材料に植物油脂を使っていないチョコレートは、この価格帯ではこれしか存在しない認識。



四つ目は「明治エッセルスーパーカップ」。
これは食べたことがないので思い入れもなく、写真もなし。



五つ目は「明治おいしい牛乳」。
牛乳は生乳100%であればあまりこだわりが無いので、お高めのこの商品はあまり買ったことないんだけど。
中庭に牛さんの実物大模型と一年のミルク生産量と廃棄物量が説明されていた。
ほぼ同量に見えたのだが、そういう理解でよかったろうか。



展示されてる模型が精巧で良く出来ていて、それを見て回るだけでも楽しい。
知的好奇心と子供心?を満たしてくれる、私にとっては初めてのタイプの展覧会だった。




21_21

2016-11-27 13:46:15 | その他旅行き
東京ミッドタウンにある 21_21 DESIGN SIGHT で「デザインの解剖展」なる展覧会が催されている。
行ってみた。
入口でチケットを買う時、写真撮影不可の表示がなく、??と思っていたら、係りの人が館内写真撮影自由ですと聞かなくても教えてくれた。
なんですとー、素晴らしい展覧会ですな。
てことで館内を遠慮なく撮らせてもらった。
写真撮影できるのはこの展覧会だけなのか、この会場なら別の展覧会でもOKなのかは不明。











美術館や博物館の建物はスタイリッシュでユニークだ。
施設の目指す目的を表現しようとする建築デザイナーの考えは難解だったりするが、難しいことは分からなくてもその場に居るだけで非日常の世界を味わえ楽しめる。
ここもその例に漏れず。

21_21 って文字は人の顔(口と目)みたいに見える。
トゥーワン・トゥーワンと読むらしい。
デザインに関する情報発信を行う拠点とのこと。
東京ってこんな特化した施設が存在できてすごいなと思う。
支える母数となる人口がとんでもないからなあ。
この日も沢山の来場者で大賑わいだった。
展示物の写真は次回記事で。


大山詣り③

2016-11-25 00:01:52 |  神奈川県全市町村探訪
帰りは山道を歩いて下ることにした。
男坂と女坂という二つのルートがあり、大山寺を経由する女坂を選択。
道は広いが幅や高さがマチマチな古い石段が続き、なかなかの急坂だ。
ケーブルカーも急傾斜だったもんなあ。
昔の人はこの道を上ってお詣りしたのね。





さして時間はかからず大山寺に到着。
本堂内ではちょうど読経が始まった所で、外でも聞けるようスピーカーで放送していた。
しばらくした後中を覗いてみたら、本尊の前で護摩を焚く炎が見えた。
木造の建物なのに本堂の中であんな大きな火を焚いて大丈夫なんだ。
ちょっとびっくり。





ここの紅葉も見応えがある。
本堂へと上る正面の石段の上を真っ赤な紅葉が覆い見事だった。
あいにく日が翳ってしまい、日の光を透かして見ることはできなかったが。
日が差したらどんな光景が広がるのだろうか。
石段の上から下からみんな写真を撮るので、気兼ねすると非常に通りにくい階段である。





大山寺からは傾斜も緩くなり、山道は大山ケーブル駅へと続く。
夕刻の駅はもう乗り込むお客さんはおらず、閑散としていた。
こま参道の茶店でお茶して、駐車場へと戻った。
駐車場の近くに幾つか滝があるとのことで、見に行った。
昔は(今も?)ここで水垢離してからお参りしたそう。





おしまい


大山詣り②

2016-11-23 14:14:58 |  神奈川県全市町村探訪
ケーブルカーの阿夫利神社駅から参道を少し歩けば大山阿夫利神社下社への石段下だ。
茶店のある広場から石段を見上げると、左手の手水舎辺りの紅葉が素晴らしかった。
うーん、こんな見事な紅葉を見たのはいつ以来だろう、覚えていない。
日の光を通した橙色が目を捉えて離さない。





白く新しい石段を上り鳥居をくぐると立派な拝殿がドンと建っている。
境内では炊き出しの準備が進められていてにぎやか。
その後もみじ汁という名の味噌汁?が100円で振舞われていた。
お参りして境内を見学。



下の参道でもよく見たが、小さな菊の花を丸く半球状に咲かせた鉢がたくさん飾られていた。
この辺りの流行りの咲かせ方なんだろうか。
境内にも真っ赤な紅葉があり華やか。
祀られているのは水の神様だからか消防団や火消しの名前が寄進物、講名にたくさん見られた。



鳥居のある場所からは、下界の眺めが素晴らしい。
紅葉の向こうに遥か街や海を見下ろす事ができる。
眺めの良い場所に陣取って、こま参道で買ったイカめしやら五郎餅やらのお昼にした。



大山山頂までの登山道の途中に展望台があると案内図にあったので行ってみる事に。
片道30分ほど山道を歩く。
途中の木々は常緑樹の割合が多く、紅葉した木は少ない。
展望台へは登山者だけでなく観光客もよく歩くからか、さして狭くはない登山道の谷側に滑落防止のためロープが張られていた。
時間を使って展望台まで来たが、眺めは神社の境内からの方が良くて、展望が目的ならわざわざ足を運ぶ必要はなし。
風が冷たく、早々に引き返した。

続く


大山詣り①

2016-11-21 23:53:42 |  神奈川県全市町村探訪


今年の紅葉狩り第二弾は、神奈川県は伊勢原市にある「大山」。
西日本の人間は「だいせん」と読んでしまうが、ここは「おおやま」である。
ケーブルカーがあって、神社があって、お寺がある。
なんか盛りだくさんな観光名所らしい。
登山もできるが今回は観光のみで。
平日にお休みを取れたので、土日なら激混みだろう紅葉の名所も車で大丈夫だろうと行ってみた。



ケーブルの駅まで歩いて行ける駐車場は、少し遠いが市営第1駐車場が一日600円で一番お安い。
ホントに空いてるだろうかと心配したが、空車表示にホッとする。
車を止めて歩き出す。
道路の両脇には先導師の宿や時代を経た講の石碑などが並び、独特の雰囲気がある。
昔庶民の間で流行ったという大山詣りに思いを馳せつつ、上り坂を歩いた。



車道を離れ土産物屋がぽちぽちと並ぶこま参道に入ると、ますます大山詣りの気分を高めてくれる。
まあ名物がいっぱいである。
豆腐にきゃらぶき、猪肉、富有柿、椎茸、こんにゃく、…etc。
お店が途切れると大山ケーブル駅。
午前の人の出が重なる時だったのか、改札には行列ができていた。
平日だけど、やっぱり紅葉名所となるとこうなるか。



臨時便が増発され、それに乗ることに。
ホームに上がって下を見るとさっきより行列が長くなっていた。
おおー、危ない危ない。
やっぱりすごい人気ですな。
ホームは人でいっぱいで、やって来たケーブルカーは自由に撮れず。
乗り込むと中央の階段通路が私の位置。
そこから下を眺める。
新しい車両で前後の窓がとても広く、視界を遮られること無く景色を楽しめた。
けど撮影は他の乗客の頭越しになってやはり不自由だ。



ここのケーブルカーも中間駅(大山寺駅)がある。
そこで上り下りの車両が交換し行き違った。
しかし結構な傾斜である。
ケーブルが切れたら…、といつものように恐怖した。
阿夫利神社駅にて下車。
駅から再び始まる参道の紅葉がこれまた鮮やかである。

続く

真ん中に当てたいのだ

2016-11-17 23:45:27 | テニス
これまで自身の技術力アップのため重きを置いていたのは、如何にスイングするかだった。
どうすれば威力あるショットになり、どうすればボールを意のままにコントロールできるのか。
そこには身体の使い方だけでなく、使用するツールであるラケットやストリングスについても考察してきた。
まあ、こっちは自分の好みの確認だったが。
試して来たことはそれなりに効果もあったが、思うにまかせないことの方が多く、長く伸び悩んできている現状がある。

録画してあった昨年の全仏オープン決勝を見ていて思った。
対戦している二人ともほとんどのショットをスイートスポットで打っている。
スロー再生されると良く分かる。
あんな速いラリーで、ラケット面の真ん中で打ち続けられる彼らの目はすごいんだな。
もちろん打ち損じることもあるわけだが、なんとか当てられるような無理な体勢だったり、イレギュラーした時くらいだろう。
それに引き換え自分は体勢万全でスイングしても真ん中に当たることの方が少ない。
スイング方法なんかより如何に真ん中に当てるかを見直した方がいいのではないか。
そんなことを考えた。

まあ、真ん中を外すとボールが行かないから、相手にとってみれば打ちにくいのかもしれないが。
なにしろフルスイングしてるのに当たり所が悪いと全然飛んで行かないラケットだから、そんな時相手が前のめっているのをよくみる。
そしてたまに真ん中に当たると良く伸びてミスしてくれる。
いや、それは別の話で、常に真ん中に当てたいのだ。
外れ方はバックハンドストロークが特にひどい。
真ん中を外すと手に伝わる衝撃が強く、ラケットが手から離れて吹っ飛んでいきそうでヒヤヒヤする。
少し外れるどころかフレームショットも多いからなあ。
これまでも同じ課題は意識してきているのに改善出来ていないのは、もうセンスの問題なんだろうか。

フレームショットになるのは実際のスイングスピードと自分が思うラケット位置の感覚のズレが存在するからなんだろうけど。
昔漫画の「タッチ」で達也が久しぶりに野球の試合に出て、打席で何度も空振りするのだが、その理由を自分のスイングの速さを知らず早く振り過ぎてるからだと和也が評した場面がある。
私の場合、空振りまではいかないが、下側のエッジに引っ掛ける事が圧倒的に多いから、おなじような理由だと言える。
まあ、そう思っておけば「俺のスイングはすげーんだぞ」といいように誤解しておけるが、調整能力がないだけの話だ。

さてどうしたものか。
ボールをよくよく見るしか無いのだが、意識するとスイングがギクシャクしてよろしくない。
普通にスイングしてボールが何処に当たっているかを見続ければ、自然と身体が修正を加えてくれないだろうか。
そうやって注意するだけでも違いがあればいいのだが。
まだ答えは見えないがそうやって練習するしか無いな。
効果が現れることを期待。


古の現実逃避法

2016-11-15 22:56:58 | Weblog
引っ越して1年。
実は部屋の隅に片付け切れていないダンボール箱がまだある。
売る予定の本類や破砕が必要な書類系のゴミで、ふたを開けはしたのだが日常生活に無くても困らないので片付けを後回しにしていたら、まだそのまま残ってる。

日曜日、時間があったので中を覗いてみたら、懐かしい背表紙がいくつも目に入った。
そういえば昔はよくお気に入りの本を繰り返し読んだものだ。
前の部屋がゴミ部屋と化してからはその時の気分に合った本を探すのに手間がかかり、読み返す習慣がなくなった。
引っ越しを機に部屋は綺麗になったものの、その習慣は復活してないな。

歳を取ると新しい読み物を買っても初めて会うタイプの物語(面白ければお気に入り度が高くなる)は少なくなり、繰り返し読みたいと思える物語に出会える確率はどんどん低くなる。
若い頃は自分の知らない世界にいざなってくれる物語が沢山あって、随分と影響を受けたものだ。
最近うまくいかない日常生活から異世界へと連れ出してもらおうと、ダンボール箱を漁ってみた。

読む候補は幾つかあったが、ちょうど流していたBGMが「のだめカンタービレ」のクラシック音楽だったので、のだめのコミック本を一揃い取り出した。
私の持つ記念すべき第1巻は第29冊発行のものだ。
さすがの売れ行きですな。
社会人になってから出会った作品だが、お気に入りである。
場所も時間も設定も現実世界から飛び離れた物語ではないが、独自の世界観を持っているので、しばらく逃避先に使わせてもらおう。

漫画の場合、読書に使えるのは食事時間だけ。
例のごとくすっかり内容を忘れていて、あーこんなだったかー、とほとんど初めて読む物語のごとくここ数日、飲み食べながら読み進めている。
やはり気分が変わる。
お酒の酔いも料理の味も、いつもと違う気がして、滞った生活に変化を与えてくれそうだ。


麦はやっぱり麦だった

2016-11-12 20:11:12 | お酒


スーパーでこんな焼酎を見つけ、買ってしまった。
ボトルもラベルも焼酎としては旨そうに見えないが、裏面の説明書きに魅かれた。
ヘビーピートタイプウイスキーを熟成させた樽で貯蔵した麦焼酎をキー原酒としたものだという。
うわー、どんななんだろう。
一も二もなく買物籠に入れてしまった。
最近焼酎は芋か米しか飲まないのだが、麦でも濃厚な香りと深みを味わわせてくれそうでないか。
ニッカさんの販売戦術に乗ってあげよう。

買ったのは休肝日初日。
グッと二日間我慢して(えらいえらい )ようやく開封。
ワクワク。
さて、どんなだろうか。
普通なら盃で飲むところだが、まずはテイスティンググラスで。
薄く茶色がかった液体を少量注ぎ、クリクリ回して鼻を突っ込む。
ははあ、確かに焼酎らしからぬウイスキーの香りが。
でも2~3回嗅ぐと早くも嗅覚器は飽和して匂いを拾うのが難しくなるくらい薄い香り。
芋焼酎の香りの強さには敵わないな。

口に含むとお味もあっさり。
ありゃりゃ。
確かにウイスキーのテイストが乗ってるといえるが、ウイスキーらしさは液体の色の薄さと同じ。
半分ウイスキーの味がするくらいのイメージでいたが、さすがにそりゃないか。
ふつーに焼酎だった。
麦焼酎の中でもあっさり系に属するのではないか?
「これまでの麦焼酎とはまったく異なる芳醇な薫り、深みのある味わい」とあるが、麦焼酎を飲み慣れていればそう感じるんだろうか。
期待が大きかっただけに肩をすかされた感があるが、ちょっとした変わり種として残りを楽しもうと思う。




秋のわたらせ渓谷線

2016-11-09 23:45:11 | その他旅行き
関東周辺の行楽地は紅葉が見頃を迎えた。
昨年観賞し損ねたから今年は何度も機会を作って楽しもうと早速出掛けてきた。
楽しむ対象に鉄分も付けて。
出掛けた先はわたらせ渓谷、そしてわたらせ渓谷鐵道。
先日車で訪れ足尾銅山跡を見学した時に見かけたローカルな鉄道路線だ。
日光のいろは坂辺りの紅葉が見頃とTVも言ってたし、すぐ近くのその路線沿線も色付いてるだろうってことで、今回は鉄道の旅。

<神戸駅から>


神奈川からだとやはり遠い。
行き帰りに時間が取られ、現地で遊べる時間は6時間ほどだった。
一日フリー切符を買って途中下車しつつ終着駅まで往復。
一時間に一本しか走っていないので撮影機会が限定され、駅での撮影に終始してしまった。
駅間の風景がないとやっぱり変化に乏しいな。

<赤いの見つけた>


わたらせ渓谷鐵道は桐生市から日光市足尾町まで谷あいを行く路線。
山に入るに従い木々も色付く。
ただ、赤い紅葉は少なくて黄葉主体。
上流の方では谷川はより車窓に近くなり、白く丸い石がゴロゴロと川を埋め、水の黒と黄葉のコントラストが秋だった。
絶景と言えるような場所は無いが、子供の頃遊んだような田舎の眺めが心慰めてくれる。
天気は秋晴れ。
ススキなどの白い穂が光を弾き秋の透明な空気を演出していた。

<トロッコわたらせ渓谷号>


わたらせ渓谷鐵道の売りはトロッコ列車である。
JRが前身だからか?、ディーゼル機関車のDE10が客車を牽くトロッコわたらせ渓谷号と気動車のトロッコわっしー号が運行している。
両方とも窓付き窓無しの車両が繋がれていたが、やはり人気は窓無し車両でそちらは満員、窓付き車両はチラホラな乗車具合と偏りが面白かった。
トロッコ列車なんだから当然外気に触れて景色を楽しみたいよな。
これからますます寒くなるので、乗るなら服装は要注意だ。

<沢入駅にて>


途中下車して撮影した駅は、神戸(ごうど)駅と沢入(そうり)駅。
神戸駅は比較的大きな駅で、使われなくなった特急列車の車両がホームに置かれ、レストランとして使われていた。
乗降客も多く賑やかだ。
トロッコ弁当を買って、私はホームのベンチでお昼にした。
この駅ではその他、地元の農産物を加工した蒸かし芋や餡子入りのお餅なんかを、売り子のじっちゃんばっちゃんが首から吊ったヒラ箱に入れ、列車が来るたび昔の駅弁売りみたくお客さんに声掛けて売っていた。
昔の駅はどこもこんな雰囲気だったんだろうか。
いいもんだね。

<大福もちはいらんかね>


今回は沢入駅が駅付近の紅葉黄葉の一番綺麗な駅だったと思う。
ホームには花もたくさん植えられ彩り豊か。
列車を待つ間も被写体に事欠かなかった。
帰る時刻となり、やって来た上り列車に乗り込む。
トロッコ列車でない普通列車も結構な乗車率で、楽々座れたのは朝の列車だけ。
なかなかの人気である。
数十分立っているのはしんどいが、うまく運転手横の最前列スペースが空いていたので、いつものごとくかぶりつきで前から迫る景色を眺めつつ乗り換え駅へと帰ることができた。


セピア色で

2016-11-06 21:31:24 | その他旅行き
フォトチャンネル掲載は国宝姫路城をアップしてからずいぶんと期間を開けてしまった。
新しい訪問先でフォトチャンネルにまとめる程枚数を撮ることもなく、どうしたものかと思っていた。
こうした時は過去に撮影した写真から題材を得よう。
時を経た事物のもつ雰囲気というか存在感というか、悲哀であったり貫録であったりする滋味が好きで、そんな被写体を旅先で見つけるとレンズを向けてきた。
記事で未使用のそんな写真に日の目を見せてあげよう。
ってことで新作です。
若干既出の写真も混ざったけど、お暇なら見てってくだされ。
部屋を暗くしてスライドショーで全画面表示するのが

<重ねられた時>