映画の舞台

2014-11-30 20:56:03 |  東京撮影旅行
東京撮影旅行<二>

なんで柴又なのか。
それはやはり「男はつらいよ」の映画の舞台を見たかったから。
柴又駅を降りると早速寅さんが出迎えてくれた。
銅像だけど。
ホンモノよりスラリとしてかっこいい?



帝釈天への参道では、シリーズ初期に寅さんの実家として使用されたお店があったり、寅さんキャラクターの商品が売られていたり、お馴染みの映画音楽のフレーズが聞こえてきたりする。
帝釈天の門前町だけど、寅さんの故郷という存在としても大きいんだなあ。

さてその現場。
二天門や帝釈堂をこの目で見ても、映画の帝釈天はこんなだったかな?と全然繋がらなかった。
しかし、家に帰って持っているDVDを見返してみると、ああこんなだった、見たままだと反対に驚いた。
現地で自分は何を見ていたんだ?
TV画像で見るのと自分がその場に立つのとでは全然印象が違うものなんだな。



帝釈天の近くにある寅さん記念館も見学した。
くるまやのセットが移設されていて、ここも訪れるのが楽しみだった。
劇中に出てくるお客さんが座るお店のテーブルや椅子があり、家族団欒の居間に台所、売り物の草だんごを作る部屋、タコ社長の朝日印刷所なんかの中に入れる。
ここも映画と違いとても小さく感じた。
映画の画面からはもっと広く感じたのに、不思議だ。
この居間に5人6人座ってお芝居してたのか。
くるまやの外の場面は現地の参道で、くるまやの中の場面は撮影所で撮影されていたようだ。
うまく繋げてるなあ。
こちらも現地でより映画を見直してふむふむと思い出すのが面白かった。





東京撮影旅行

2014-11-28 22:30:01 |  東京撮影旅行
今年最後の三連休はいまさらながらの東京観光にした。
振り返ればたびたび東京に行ってはいるが、きちんと?観光していない。
東京観光の王道とも言うべき各所を見学しよう。
勿論、「今」興味の湧く対象地に限定。
半日かけてメインディッシュの観光スポットを五つ巡り、移動の合間にちょろっと他のポイントをつまみ食いした。



土曜日、新幹線で東京入り。
まずは柴又観光。
山手線で日暮里まで移動し、京成電鉄で柴又駅へ。
柴又帝釈天への参道は石畳で、ゆるくジグザグしている。
だんご屋さん、煎餅屋さん、お土産屋さんなんかが並んでいた。
やはりここは草だんごを食すべきだろう。
一本買って店先でいただく。
煎餅も美味そうだ。
一枚買って食べ歩いた。
こういった門前町の表参道の賑わいは各所に見られるが、場所場所で主役となる名物が違うのがよろしい。



帝釈天の二天門が見えてきた。
小ぶりだが頭デッカチな造りに惹かれる。
ふと気付いた。
神社寺院を訪れた時、写真を撮る対象として本殿も撮るには撮るが、圧倒的に山門の方に興味が集中している。
本殿は撮らない事もままあるのに、山門は必ず撮っているな。
時には全体、部分、様々な角度から、これでもかというくらい撮っている。
なんでだろう。



手水舎も好きな被写体である。
見る角度で表情が変わるモノが好きなんだろうか。



本殿にお参りし、境内を見て回った。
(帰ってから撮った対象を見返すと、今回も本殿の写真がなかった。
帝釈堂内殿の彫刻や庭園など拝観有料の場所もあったが今回は見学せず。
建物に派手な彩色はなく、適度に年を経た色合いが渋い。
駅前からすぐに始まる程よい長さの参道も好ましく、落ち着いてお参りできるお寺さんだった。





全山紅葉する山では無いが

2014-11-26 23:30:16 | 山行
今年最後の山行きは、京都は嵯峨野の北にある愛宕山とした。
晴れてくれればと願ったただの日曜日。
晴れてくれた。
風も弱く、寒い晩秋の山を登るに助かる。
愛宕山の標高は924m。
山の紅葉はもう終わりかけだろう。



清滝のバス停の向こうに有料駐車場があり、そこに車を止めて歩き出す。
登り口にあるモミジが見頃。
赤い鳥居をくぐって少し歩くと、右手に階段上の遺構があった。
これがケーブルカーの跡か。
愛宕山は信仰の山で山頂には愛宕神社がある。
昔は山の麓から山上までケーブルカーで参拝者を送り届けていたそうだ。
このケーブルカー跡地も、先日行った旧福知山線の廃線跡の様に歩く事ができるらしいが、トンネルの中が崩れていたりして迂回が必要で、探険度が高くハイキング気分で歩けるコースではないらしい。
今回は正しい登山道で登る。



登山道と言っても愛宕神社への参道でもある。
なのでとても幅広で階段状に整備され歩きやすい。
一定の距離毎にお地蔵様や新旧の道標が立てられ、参道脇には途中幾つも平らな場所がある。
昔の茶店の跡であると、説明板が教えてくれた。
ほぼ一丁毎に茶店があったというのだから、相当参拝客がいたのだろう。
その日もたくさん歩いていたから、人気の山のようだ。



しかし約4kmもある参道なんてこれまで聞いたことはなく、なんとも長大だ。
途中、大きな杉の木が並ぶ場所があり、山中なのに昔の街道を歩いているような気分になる。
参道周りの植生はほぼ杉の木メインの林が続く。
しかし植林帯の雰囲気はあまり無く、時折紅葉する樹が見られ、植林帯を歩くつまらなさからは程遠い。



黒門をくぐると境内。
前から降りてくる人たちの服装がみんな分厚い。
あんなに着て暑くないのかな。
と疑問に思うが、理由はこの後分かることになる。

いい時間なので境内の社務所前の広場で昼食にした。
広場の周りにベンチが数あり、他のハイカーもここで沢山お昼を食べていた。
広場の中の方で食べれば良かったのだが、端っこの斜面が見下ろせるベンチに座ってしまった。
薄手のダウンコートを着ているのに谷から吹き上げる風が冷たい。
これですっかり身体が冷えてしまった。
きっと広場のどこでもそれなりに寒かったのだろう。



寒いので食べ終わるやすぐに出発。
更に石段を登った先にある本殿にお参り。
火伏せの神様だそうだが、的外れにも登山の安全を祈願してしまった。
後で山頂はどこだったのだろうと思い返す。
本殿より先に道は無かったので、そこが最奥だろうと何も考えず下山開始してしまった。

下りは上りと道を変え、愛宕神社の東にある月輪寺を経由するルートとした。
下り始めてすぐ、京都の街が眺められるポイントがあった。
んんー、絶景かな。
こちらの道も山中にあるお寺への参道であるが、道幅は狭くなり、普通の登山道である。
しかし歩きにくい場所は特に無く、さくさく下った。



月輪寺は登山道途中にある小さなお寺。
緑とオレンジ、赤色の葉が混ざるきれいなモミジがあった。
谷間で日当たりが悪いせいなのだろう、色付きが遅い。
そういえば山頂の愛宕神社内の広葉樹は葉を落としていた。
なんとか山の中腹の紅葉には間に合ったようだ。
月輪寺を通り過ぎ、更に下ると林道に出た。
高雄から歩いて来たらしい観光客と一緒になり、清滝まで最後の行程を歩いた。


残るは松島のみ

2014-11-21 01:00:43 | その他旅行き
日本三景、過去行った事があるのは安芸の宮島だけ。
一番近くにあるのに行く機会のなかった天橋立をとうとう訪れた。
しかし、あいにくの雨の日。
止み間もあったが、降る時は大雨で歩き回る気にならず、天橋立自体は入口をうろついただけ。

<智恩寺山門>


でも天橋立全体は見てみたい。
見下ろすポイントは何箇所かあるようだが、選んだのは一番有名と思われる飛龍観と呼ばれる眺め。
天橋立ビューランドという山上遊園地から望む。
遊園地だから屋根のある場所もあるだろう。

<2両連結>


遊園地まではモノレールまたはリフトで登る。
屋根付きなのでモノレールを選択して乗り込み、徐々に高度を上げる。
おー、写真なんかで見たことのある景色が眼前に広がった。
晴れていれば青い海と白砂の海岸線がまぶしいようだが、雨空の下では全てが灰色にくすんでいる。
まあ、山水画みたいでこれもまた良し。

<モノレールの車窓から>


遊園地はこじんまりとした、歴史のありそうな遊具が現役で頑張ってるところ。
最近は絶叫マシンのある遊園地より、こんな昔ながらの遊園地の方が好きだ。
もう乗り物には乗ることは無いが、近所にあったらちょくちょく来て、園内のベンチでぼんやりしてしまいそうだ。

<サイクルカーと観覧車>


股のぞき台なるものが幾つもある。
その上に立ち、股のぞきしてみると、なるほど空にかかる橋のようだ。
昔の人は面白い観賞方法を見つけたものだ。
が上がった。

<宮津湾と天橋立>



赤レンガを単色で

2014-11-20 00:14:53 | その他旅行き
舞鶴には赤レンガ倉庫が沢山並んでいる所がある。
体育館みたいに大きな倉庫。
明治、大正の時代に海軍が建てたそうだ。
久しぶりにレンガに萌えてみた。
内部を改装してイベント会場や喫茶店などに使用している倉庫もあれば、公開されていない古色蒼然とした倉庫もある。
当然古びた外観の方がフォトジェニック。
建物の周りをウロウロして、マイブーム真っ只中のモノクロ写真で撮影を楽しんだ。













飛躍した人、出来ない人

2014-11-19 00:46:26 | テニス
ツアーファイナルズ、にしこりくん最後はジョコビッチの地力の前に敗退となった。
自身最高のプレーをしつつ、かつワンチャンスを掴めないと調子の良いトッププレーヤーには勝利できないのだな。
大変だ。
でも勝利する確率はどんどん上がっている。
今年は飛躍の年と自身で評価したにこりくん、来年もこの調子でトップに挑戦していってくれるに違いない。

ラウンドロビンはGAORAで見たが、ジョコビッチ戦は地上波でも放送するそうなのでそちらで見てみた。
松岡修造の解説だったが、さすがだなあと思った。
ゲーム毎ポイント毎の状況の変化や選手の心理状態の説明なんかが、なるほどなあと納得させられる。
失礼ながらちょっと見直してしまった。

さて自身のテニス。
夏の終わりに改造を始めたスイングにもようやく慣れて、振り遅れる事は少なくなったと思うが、以前出来ていた事が出来なくなった。
しっかり振り切れないとか、低いボールを持ち上げられなくなったとか。
さてどうしたものかと試行錯誤していた時、スクールの振替であまり教わった事のないコーチのクラスに入った。
指導内容は当然コーチにより全く違う。
時にはいつもと正反対の事を言われて戸惑ったりするのだが、この時は目指すスイングの方向が(たぶん)同じだったのだろう、素直に耳を傾けれた。
薄々感じていた新スイングの問題点を言葉に表してくれたのだ。
客観的に診てもらえるのはありがたい。


困った時はこうして普段と違う場に身を置くことも有効だな。
私にとっては違う視点で気を付けるポイントの説明を受け、それが自分のものに出来れば出来なくなった事態が解消出来そうだ。
マイナーチェンジしたスイングを繰り返し、自分のものにしていこう。
私も来年は飛躍できるといいなあ。



このあと準決勝

2014-11-15 22:45:16 | テニス
ラウンドロビンって素晴らしい。
勝っても負けてもお気に入りの選手の試合が、予選の試合数観戦できる。
しかもデイセッションに固めてくれたので、23時から少し夜更かしするだけで全試合それほど無理無く最後まで結果確認できた。

しかし予備の選手を確保しておくなんて、贅沢な大会だ。
フェレールも出番が来るかどうか分からない状況でしっかり準備しておけるなんてすごい。
どんな契約なのか、ポイントの取得ルールがどんななのか調べていないが、モチベーションを得られる仕組みがあるのだろう。

さあにしこりくん、みごと準決勝進出してくれて、またわくわくする観戦タイムを与えてくれた。
今宵も世界に挑戦するにしこりくんの姿を心に刻もう。
ジョコビッチは昨日今日と連戦だよな。
なんでAグループの方がきびしいスケジュールなんだろう。
抽選か?




久しぶりに色つき

2014-11-14 02:11:38 | Weblog
窓から目にする桜の木が、日々赤味を濃くして行く。
着々と秋は深まっているのだなあ。
桜以外の街路樹もすっかり色を変えて、下界の紅葉黄葉も盛りを迎えつつある。
今年は秋の山に登り損ねている。
今シーズンの山仕舞いができるかどうか、週末のお天気次第だ。
今日はまた一段と寒くなった。
これからは桜の木が葉を日々少なくするのを見て、冬の訪れに肩をすくめる時を過ごす事になるのだろう。




男の子だったので

2014-11-13 00:40:32 | その他旅行き


舞鶴には自衛隊の港がある。
ガイドブックに載っていたので行ってみたら、国道から軍艦の灰色の艦橋が見えた。
おー、すごく近いぞ。
土日祝日は見学させてくれるらしいので入ってみた。



なかなかの人気で、仮設テントの受付には30人位が順番待ちしていた。
住所と名前なんかを書いて岸壁に入る。
無料。
その日は対象日ではなかったが、艦内を見学できる日もあるようだ。



基地という感じはあまりないが、長い岸壁に護衛艦が沢山停泊しているから、やはり基地なのだろう。
入口近くにイージス艦が2隻。
実物を初めてみた。
写真も撮っていいみたい。
では遠慮無く。



なんでか艦名が書いてあるリヤカーがキチンと並べて置いてあった。
その艦専用なんだろうか。
最新鋭の艦船とリヤカーって、なんかギャップがあって面白い。



後方にはミサイル艇と言うのか、どう呼ぶべきなのか分からない小さめの艦艇も泊まっている。
みんな揃って灰色だ。
見たことのない被写体がいっぱいあって撮影に夢中になり、思いのほか時間を使ってしまった。




ポプラ通りの小さな家、訪ねて欲しい。

2014-11-10 23:54:07 | その他旅行き
敦賀の町には松本零士の漫画に出てくる登場人物のブロンズ像がある。
宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999とかの古代やら鉄郎の像である。
ひとつだけでなくいくつも。
夕食を食べる店を探しに街に出た時、こりゃ面白いと撮影しつつ歩いた。
敦賀駅から氣比神宮までの商店街の歩道にほぼ一定間隔で現れる。
なんでそんなものがあるかは敦賀商工会議所HPにおまかせして。
良さげに撮れた写真をアップしておこう。
題名はモニュメントの正式名称とは違うのでご了承を。

<佐渡センセ>


<艦長と>


<古代と島>


<クイーン・エリザベス号とアルカディア号>


<キャプテンハーロック>


<メーテル>


<車掌さん>


<鉄郎>