2012年もおしまい

2012-12-31 10:12:55 | Weblog
今年を振り返ってみると、とにかく仕事に忙しかった1年でした。
年初から昨年にも増して忙しくなり、まともなお休みがあまり取れなくなった。
よかばかとして見れば、過去一二を争う最悪の年でした。
私のもっとも効果的なストレス解消法は旅に出ること。
長く遠くに行ければより効果的ですが、そんな時間は無し。
近畿圏を出ること叶わず、それでも旅は楽し。
ひと時の癒しを得て、また翌日からがんぱったのでした。

旅することでお休みを使うので、ただでさえできなくなったテニスのプレー頻度が激減。
スクールに行けない週が続きました。
体力、技術力の低下を嘆く日々でした。
ただ、レベルが下がっただけでなく、これまでできていた動きがまったくできなくなるという喪失感も味わった。


そんな苦しい日々も9月でようやく終了。
10月に長期休暇を取得。
休日も普通に取れるようになり、本年最後の3ヶ月はテニスのプレーレベル回復に勤しみ、ようやく昔並に戻すことができたよう。
11月の3連休は少し遠方へ旅することもでき、溜まったストレスも完全解消。
そして年末年始は9連休。
今年前半と比べてこの変わりようはなんなんだろう。
人生楽ありゃ苦もあるさ、あ…逆か。

今年も一年お疲れ様でした。
来年もこの調子でたくさん遊べますよう。
皆様も良い年を迎えられますよう、お祈り申し上げます。

年末の一日

2012-12-29 22:02:08 | Weblog
今年は昨日が仕事納め。
定時で終了し、まっすぐ家路に就き、いつものように家飲み。
大体2時間でお腹いっぱいとなり、酔っ払う。
昔の悪癖が復活している。
腹が満ち、酔っぱらうと眠くなる。
21時半過ぎという早い時間なのにどうしようもなく眠く、そのまま就寝となった。

早く眠れば目覚めも早い。
4時前に目が覚め、まだ真っ暗なのにもう眠れない。
仕方無く起き出した。
これって年を取ったってことだよなあ。
酒を飲むと夜更かしできないし、早く寝ると朝早く目が覚める。
早起きは気持ちいいけど、ちょっと複雑な気分。

今日は天気も良く、とても暖かい一日だった。
例年のごとく年賀状を作成する日に充てた。
その合間に洗濯をツーサイクル回し、クリーニングを出しに行き、本屋に寄り道し気になる写真雑誌を購入した。
夕刻、完成した年賀状をポストに投函。
本日予定のタスクを全てこなす事が出来て満足。
ご褒美に喫茶店でコナコーヒーを味わう贅沢を許した。
これも早起きできたからかもしれない。

この年末年始は9連休となった。
たぶん働きだして初めてなのではないか?
もしかしたら過去一度くらいあったかもしれないが、記憶が定かでない。
だからどこかに行くという訳でなく、例年と変わらず実家に帰省するいつものお正月の予定。
それでも余裕があるのがとてもうれしい。
いつもよりゆっくりしたスケジュールが組める。
上記の通り出だしも順調。
どんなお休みにできるだろう。
楽しみ。

ブンブン回る

2012-12-28 01:55:18 | その他旅行き
先日、TVニュースが京都に日本最大規模の鉄道博物館ができると報じていました。
梅小路蒸気機関車館の横に建設する計画らしいです。
完成はまだ何年も先ですけど…。
現在保存されてる蒸気機関車だけでなく、500系新幹線車両などの電車も展示対象とするそう。
こういった車両は動いてこそ魅力を発揮するものなので、その辺を考慮した(難しいな)施設にして欲しいなと、良く似た鉄道施設に遊びに行った事のある身としては思う訳です。



さらにその数日前、実は梅小路蒸気機関車館に遊びに行ってました。
子供の頃、親に連れられて行った事があるらしいのですが、全く記憶になく、初訪問同然。
到着は夕刻になってしまいましたが、狙ったつもりはなかったのに、その時間がベストなタイミングでした。
なぜなら敷地の真ん中にある転車台を使用する所を見る事ができたのです。
車庫や転車台の佇まいを見学するだけのつもりだったので、蒸気機関車が実際に乗せられ回転する様を見れるとは思っていませんでした。
予想外の喜び。



動態保存されている蒸気機関車が、一日数回観光用の客車を牽いて短距離を走っているのですが、運行終了後その機関車を車庫に入れるまでの一連の作業がたぶん一日の最大イベント。
お客さんを降ろし客車を切り離すと、その日燃した石炭の燃えかすの掃除と、使用した分の石炭補充をするため、作業用の引き込み線へと移されます。
(場内放送で説明してくれました。)
その際、転車台を利用。
発着場から転車台に移動し、ぐるぐる回され作業用引き込み線へと導かれていました。
ホントにぐるぐると、しかも2回転くらいさせてました。
我々入館者向けのサービスなんでしょう。
あんなに速く回転させる事ができるんですね。
車体がデカイので、ブンブン音立てて回って見え、変なところで感心してしまいました。



実際は35度ほど回転させれば済むところを、755度ほど回されて転車台から作業用線路へ移動。
作業員の方が車体側面から水を掛けつつ棒を突っ込み、赤い火の粉を散らして線路下に燃えかすを落とすのを見学できます。
フォークリフトで石炭を補充した後、機関車は再び転車台へ。
再びブンブン回されて、2番車庫にお尻から収まりイベント終了。
楽しく見学させてもらいました。



ここの蒸気機関車は静態保存されているものも、時々公園などに置かれている車両のように樹脂で塗り固められてはおらず、役目を終えた時のままの姿を見れます。
動かす事ができるのではないかという外観で好ましい。
沢山種類があるので見て回りたくもあったのですが、それはそれは寒い日で、日が沈むともう外にいる事に耐えられませんでした。
鉄道博物館ができたら、暖かい時期に再訪して、細部をカメラに収めたいと思います。



イルミナイト

2012-12-27 00:06:30 | Weblog
今日は街を流れる音楽ががらりと変わる日でした。
そういった通りを歩いていないので確かめれていませんが、商店街やお店のディスプレイも、クリスマスからお正月へと模様替えされていたでしょう。
いよいよ今年もあとわずか。
年の瀬も押し詰まってきました。

こんな入り方をしましたが、今日の話題はクリスマスイベント。
先々週末と先週末の三連休、万博記念公園の太陽の塔でビームペインティングイベントがありました。
クリスマス寒波の中、物好きにも様子を窺ってきました。

昨年もあったようなのですが、私は今回が初めて。
この寒い中、まあたくさんのお客さんが集まっていました。
公園の入場券売り場は長蛇の列。
寒い中順番を待ち、入場料250円を払ってゲートを潜りました。



イルミネーションで飾られた通路を抜け、暖かい食べ物を提供する屋台に並ぶお客さんを眺め、太陽の塔へと歩きました。
太陽の塔の前の広場は人で一杯。
太陽の塔の背後から正面へと腕の下を潜る時、上映が始まりました。
ビームペインティングとは、言ってしまえば太陽の塔の白い体躯を銀幕とする映画。
でも裸眼でも3D効果が体感できる技術が使われているらしい。
立体的な太陽の塔の形状に合わせた映像で、なかなかおもしろかった。
10分感覚で何度も投影していました。

<崩れる>


<恐竜に変身>


<派手な服>


<内部を透視>


たぶんYouTubeとかで動画全編を見ることが出来るはず。
動画撮影してそうな人がいっぱいいましたから。
興味ある方は探してみてください。
しかし寒いのだけが玉に瑕。
来年もやるでしょうから、近郊の方、物好きになることをお薦めします。


頭を打った

2012-12-22 23:33:45 | テニス
せっせと練習してきたので、張り替えて2ヶ月でストリングスが切れてしまいました。
いつもそろそろ切れそうだなと思わせる箇所に気付くのですが、今回は予告なく、会心のフォアストロークを打った瞬間プチッといきました。
ありゃりゃ。
ラケットは2本使っていたんですが、グリップテープの疲れ具合で使用頻度が片寄っていたよう。
これまでにない早さでした。
ストリングスが切れるとお金がかかるのに、なんでか誇らしいのは男の性というやつでしょうか。

スクールの最初のメニューはコーチの球出しによるストローク、ボレーのウォームアップから。
他の生徒さんを見てるとウォームアップ方法がそれぞれで面白い。
いきなり最高出力でガンガン打つ方がいれば、それって練習になってるの?ってくらい軽く打つ方もいる。(半分ネットを越えてないんだもん。)
いきなりガンガン打つ方を見てると、筋痛めないかしらと心配になります。
軽く打つ方は、多分ヒッティングポイントのみ確認しているのでしょう。
私はおかしくなったフォアスライスの感覚を確認するのと、ボールをスイートスポットでヒットできてるかどうかに意識を置いて練習に入っていきます。

さて、今日のスクールは1コマ目はストリングスを切ったりして快調だったのですが、2コマ目は不満足な出来に終わりました。
サーブ、リターンが練習の主体で、パンパーンでほとんどが終わり、じっくりラリー出来なかったから調子をつかめなかったよう。
繰り返し練習するのはやはり効果的。
あと、力を抜いてスイングして鞭を扱うように打突しようと練習したのですが、力が抜けすぎて全然ボールが行きませんでした。
今日まで順調に昔の調子を取り戻しつつあり、練習するたび良かった時の感覚を思いだし楽しくプレーしてきたのですが、そろそろ取戻し切ったようです。
これからは、昔よりレベルアップするべく一進一退を繰り返し、新しい技術を習得していく段階になったと認識。
楽しい日と満足いかない日が半々になりそうです。

今日の反省点はやってくるボールのイメージをあらゆるパターンにおいて事前にシミュレーションできなかったこと。
フォアハンド側にスピンサーブが来たらこう、バックハンド側にファストサーブが来たらこう、レフティのボディサーブはこう。
いつもはできているのに、今日はできていなかった。
最近調子がいいので、油断したかな。
一番ショックだったのは、リターンをほぼ全てクロスに打つ方がいて、ポーチに出ようかどうしようか迷い、結局ポーチに出なかったのにダウンザラインに抜かれたこと。
おーい、出ないんならストレートに抜かれるなよ。
自分のその準備不足加減に納得いきませんでした。

年に一度か二度

2012-12-21 00:00:09 | Weblog
早朝、洗濯するのにベランダに出たら、東の空が赤く染まっていた。
冬の遅い日の出までまだ1時間半。
上空はまだ暗く、闇を払いのけ明るくなり始める曙光の色は、風のない朝の冷気と合間って透明だった。
しばし見とれる。

おっと、洗濯洗濯。

昨日早起き出来ず、サボった洗濯を片付ける事ができてスッキリしたのか、駅へとむかう道も晴れやかな気分。
闇の気配は微塵も無くなり、晴れ渡り透き通った青い空と引き締まった冬の空気が気持ち良い。
ごくたまに、冬であるがゆえに感じられるこんな感慨に導かれる時がある。


デジタルフィルター

2012-12-17 22:46:56 |  ’12秋休み
このお休みは暖かかったですね。
テニススクールのレッスンでは、だくだくと汗をかいてしまいました。
先週は練習内容もおとなしかったんで、汗なんてかかなかったんですが。
これくらいの寒さ(暖かさ?)だとありがたいな。

「'12秋休み」で訪れた野辺山天文台の写真をフォトチャンネルにしました。
被写体が地味だったので、デジカメ装備のデジタルフィルターで派手にしてみました。
まあ、これはこれで楽しい。
興味がおありでしたら見てみてください。

フォトチャンネル画面下側の右端ボタンで最大表示して見ていただけると、大きな画像登録した甲斐があるというもので、うれしいです。


みんなどう対処しているのでしょう

2012-12-16 07:43:58 | テニス
週末テニスプレイヤーに本格復帰して2ヶ月。
だいぶ感覚が戻って来ました。
普通に打つショットに不安が無くなって来たので、これからはコース取りや組み立てに意識を向けて行けそう。
通常のストローク・ボレーはそんななので一安心ですが、苦手の二つのショット…というか動作、が復帰当初過去にない絶不調ぶりでした。
いや、これは不調というレベルではなかった。
もう自分の体では無いように腕が思うに任せないのです。
今もまだ解消できていません。

一つはフォアのフラットショット。
いわゆるコーチの球出しショットのスイング。
球出しするときの動きが異常にぎこちない。
球出しの深さは昔から調整が効きませんでしたがそんなレベルでなく、制御不能と言っていい状態に変わり果てていました。
ボレストの球出しで、ボレーヤーのフォア側に適度なボールを送ろうとするのに、バックハンド側にとんでもないロブが上がったり、フォア側にパスを抜くのかという位置のしかもその下のネットに突き刺したり…。
おいおい。
そんな球出しボール、相手の方は当然取れませんから再度やり直すんですが、直後なのに修正しようとしても右腕は言う事を効かない。
何度も何度も同じ失敗。
もう相手の方に申し訳なくて、恐縮。
その影響なのか、得意なショットだったフォアのスライスアプローチが同じようにコントロール不能になってしまった。

もう一つは相変わらずサーブのトス。
前に上がるわ後ろに上がるわ高いわ低いわ。
スクールの打ちっぱなしのサーブ練習で、4回トスを上げていずれもサーブを打つに至らず、後ろで待っている方に申し訳なくて、サーブを打たずに交代したことが何度か。
コーチに見てもらうと、腕を真下に下げてからトスを上げるので、可動範囲が大きくて不安定なのかも、とのこと。
昔、あまり腕を下げずにひょいとトスを上げて安定しなかったので、別のコーチに下まで下げてゆっくり上げてみては、と指導を受けこれまで続けてきたのですが、今はあまりよろしくない状態みたい。
で、下げ幅を小さくしてみました。
でもまだ不安定。
次に教わったのが腕を振る方向を変えること。
私はエンドラインと垂直方向に腕を上げるのですが、それを平行な方向に上げてみてはどうかと言う。
なるほど、これだとネット方向に向かって前後のブレは無くなります。
現在、この二つを意識して練習中。

しかし、この制御不能感はこれまで経験したことがありません。
過去曲がりなりにもできていた動作ができなくなるって…。
ブランクがあったから体力が衰えたからではなく、これは老化現象の一つなのでは、と心配しています。
脳の働きが鈍り、ど忘れしたり言葉が出てこなかったりするのと同じく、運動に関する神経細胞がいくつも消失し、これまで伝えられていた運動情報を筋肉の一部に伝えられなくなり、その一部の筋肉の動きが無い状態でスイングするので正常な軌道から外れてしまっているのでは。
あな恐ろしい。
他のショットほど順調には回復していませんが徐々には戻ってきているので、別の神経細胞間の伝達ルート開拓を脳がやってくれつつあるようです。

うるおいがない

2012-12-13 23:37:45 | Weblog

ここのところの尋常でない寒さのせいで、空気が異様に乾燥。
トイレに行って手を洗う度、手の甲の水分と油分が失われかさかさに。
触るとざらざらである。
先週末、とうとうあかぎれてしまった。
テニスのレッスン前は3,4ヵ所赤い裂け目が見えただけだったのに、レッスン終了後ふと目をやると10ヵ所くらいに増えていた。
その上出血量も増加。
切り傷のように血液が溢れ、皺の溝に沿って滲んでいた。
なんで右手ばかり切れるんだ?
ははーん、ラケットを握ったり緩めたり、皺を伸ばしたり縮めたりしたからか。
帰宅して、昨冬使ったハンドクリームを探し出し、塗っておいてあげた。

最近仕事は落ち着いてきているものの、帰宅した後の憩の時間がつまらない。
仕事が忙しかった頃に比べれば贅沢な悩みなんだけど。
昔はお家に帰ればなにやら楽しいことをしていたような印象があるのだが。
あれはなんだったんだろう。
TV番組がおもしろかったのだろうか。
部屋におもしろい雑誌か小説が存在したのだろうか。
判然としない。
始めは楽しかった夜の時間も、長く一人暮らしを続けるとマンネリになるんだ、きっと。
ふむ、新しさが無いんだな。

手の甲に負けず劣らず、この乾いた心にうるおいが欲しい。


三つ目の美術館

2012-12-11 23:45:26 | その他旅行き
こんぴらさんをお参りした後、丸亀へ移動。
JRの琴平駅から土讃線の普通電車に乗りました。
特急の走る路線なのに、普通電車はワンマンなんですね。
経費削減対応、大変です。
古い駅舎の琴平駅はまだ分かりますが、高架で近代的建物の丸亀駅も自動改札ではありませんでした。
駅員さんにキップを手渡しして出場。
なにやらほのぼの。

丸亀駅を出ると、すぐ右に丸亀市猪熊弦一郎現代美術館はあります。
今回の旅の最終訪問先です。
ホントに駅前美術館です。
入口にオブジェが三つと壁画があり、写真を撮ったら背景に高架が写りました。







見学は猪熊弦一郎の常設展のみを選択。
ふたつの展示室にそれほど大きくない油絵が掛けられていました。
しごく真っ当な美術館です。
先に訪れたふたつの美術館が特殊だったんですね。
油絵は人物画。
画風は太い線にシュールな色遣いや素材構成。
「にんにく売る少年」がよかったかな。

ひと通り観終わって、展示室内の椅子に座り遠くから作品を眺めていたら、こんぴらさん参りの疲れが出たのか眠ってしまいそうになりました。
おっと危ない。
美術館付属のカフェに行き、コーヒーをいただきました。
美術館のカフェって、洒落てて静かで落ち着けます。
カメラの背面液晶で今回の旅の成果を確認し、旅の最後の時間を惜しみました。