来年のお正月映画

2020-01-30 06:22:23 | 音楽&本&映画
ネットで今年公開予定の話題映画という記事のスライド写真を見ていたら、最後の最後で見たことのある題名の映画が出てきた。
「Dune」ってあの砂の惑星の事でないか?
その記事には俳優の写真と公開時期しか書かれていない。
調べて見ると果たしてそうだった。
大昔に見たあの映画がリブートされるようだ。
どんなだったかあらすじを調べてみるといろいろと思い出されてきた。



浮遊移動するハルコネン男爵、空中浮遊して動くものに突き刺さる毒殺注射器、早い動きは弾き返しゆっくりと動くものは侵入を許すバリア、砂虫だったか振動を感知して襲ってくる巨大なミミズ、砂の民の青い目。
なんか独特の雰囲気を持った作品だった。
今度の監督は「ブレードランナー2049」のドゥニ・ヴィルヌーヴ。
「ブレードランナー2049」は暴力的なのに静謐とも言える雰囲気がベースになっていて大好きな作品である。
彼が作るとなれば前作とはまた違う独自の世界観を展開してくれるだろう。
とても期待大である。



ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の紹介文には大抵「メッセージ」「ブレードランナー2049」の、という修飾子がつくのだが、「メッセージ」はまだ見ていない。
代表作としてあげられるのだから評価が高いのかと調べてみるとその通りで、こちらも見てみなければ。
「デューン」は今年の12月公開予定。
来年のお正月に観る映画となりそうだ。
楽しみである。


秋の残り香

2020-01-28 06:20:10 | Weblog
テニスレッスンの予定を二つ入れた週末、レッスンの間が数時間開くので里山の麓へ車で向かい、農地の脇に車を止め、買ってきたサンドイッチとコーヒーの軽食を食べた。
この週末も風穏やかで寒くない日。
車内は暖房無しでも寒さを感じなかった。



食後、まだ時間があったので、付近を散策。
最近あまり撮っていない写真を撮ろうとカメラを持ち出した。
細い用水路を覗くと丸いオレンジ色が目を惹いた。
柿じゃないか。
緩やかに流れる浅い水に小さな丸い柿が浸かっていた。



周りを観察すると、皮が破れてふやけた奴もある。
秋の終わりに落ちて腐らずに残っていたのだろうかと観察しなが上流に歩くと、流れの淵にさらにいくつも見つかり、水に流され今まさにコロコロと転がってくるものもある。
これは上流に柿の木があるぞと目を向けると、果たして枝に沢山実を付けた木があった。
こんな季節にこんなに残ってるなんて。



よほど渋いのか鳥にも突かれなかったよう。
実は熟しきって見るからにグズグズで、もし甘いとしても食べたいとは思わない状態。
風が吹いたら頭上から落ちてきそうだ。
注意しながら撮影していたらレッスンに行く時間になった。




選ぶという行為

2020-01-23 06:32:50 | Weblog
ブログの楽しみの一つに撮った写真をアップする事がある。
旅先で複数撮った写真から、記事にあった適当なものを選んでアップする。
この写真選択をしている時が楽しい。
撮影時の意図通り撮れているか、ああ撮れば良かったこう撮れば良かったと、自分で自分の写真を評価する。
そして文句のない一枚や不承不承使う事にする一枚なんかを記事中に配置する。
うまく収まると、よしよしと自己満足。



この写真選択で一番やりがいがあったのが、昨年かよった写真教室の修了展で作った写真集(と言ってもフォトブックの事だが)。
写真選択だけでなく、ページの構成や見せる順番なども検討した。
出来上がるまで結構な時間をかけた。
よほど楽しかったのだろう、出来上がってしまったら、パソコンの前に座ってもやる事がなくなって、つまらなく思う日々を過ごした。



写真集作成はひとつの区切りともなって、自分の気持ちが整理できていい経験だったな。
写真教室に行っていなくてもまた作っていいわけで、年に一回くらいテーマを決めて作成するのも面白いだろうと考え始めた。
テーマの候補をいくつかピックアップしているが、まだまだこれから。
どんな本を作りたいのか、もう少し掘り下げてみないといけない。



なので楽しい選択作業ができるのはまだまだ先の事だ。
そもそもテーマに沿った写真をまず撮らないといけない。
てことで今は目的というメガネを通して写真を見ることがない。
最近まとまって写真を撮っていないので、見返す対象もない。
つまらないなあ。
写真選択したいなあ、新しい写真を見たいなあ。



それで連れの撮る写真に目をつけた。
昨年彼女が友人と行った旅行の写真を見せて貰ったら、私好みの写真がいっぱいあった。
連れは撮ったら撮りっぱなしなので、これは人に見せねばもったいない。
自分の写真集を作る前に彼女の写真で写真集を作る事にした。
完成したらテニス仲間に見せて、連れの腕前を自慢するのだ。



旅行で撮った写真を全て(1,000枚以上もある)コピーさせてもらって、現在選別作業中。
何ページの写真集にするかはまだ決めていないが、100枚以下に絞るのだ。
あれもいいこれも入れたいという欲と、第三者が見れるスッキリした構成との取捨選択のせめぎ合いが面白い。
しばらく楽しめそうだ。
(当記事添付写真はお正月に撮って使用機会のなかったものから目的なく「選択」


北国に雪が降ってないらしい

2020-01-18 01:18:57 | Weblog
この冬は本当に寒くないな。
気温もそうだが、何より風が強くない。
北風に、これ以上短くできないってくらい首を縮こめて歩く、なんて事がほとんどない。
外でテニスする時、夏の暑い時は吹いて欲しい風が吹かないのに、冬は吹いて欲しくない風が吹くと例年文句を垂れるのだが、毎週程よく汗ばむテニス日和だ。
テニス後のランチも、屋外のテラスで食べれるのもそろそろ終わりかなと連れと話して数週間、いまだ外で食べれている。

<2019年2月 香川県>


北海道なんかも雪がとても少ないと聞いている。
スキー場は大変みたいだ。
寒いのは暑いのより苦手なので、自分にとっては嬉しい冬だが、ひとつ想定外となった事がある。

<2017年1月 宮城県>


昨年末、連れとカニが食べたいなという話になって、城崎あたりへ出かけてみようかと相談していた。
冬はあまり旅に出ないが、以前仙台に旅行した時のように、どうせ寒いのだから雪のいっぱい積もってる時を狙って、雪見酒に雪見風呂と洒落込もうと言っていたのだが、このままではカニ宿から見渡す限り一面の雪景色なんて見れそうにない。
まだ何も予約してないから、このまま無かった事になりそうだ。
今年は寒くても良かったのになあ。
来年の冬は寒いかな。


すぐ忘れるんだよなあ

2020-01-13 21:40:34 | テニス
お正月休みで年末までの疲れ、ストレスを解消したつもりでいたのに、一週間仕事しただけで、また鬱々とした精神状態に戻ってしまった。
だからこの三連休はホントに助かったなあ。
なにもしない一日を過ごすことも考えたが、せっかくの三連休、元気を得られる何かをしたい。
が、その何かを思いつかず、結局テニス三昧で過ごした。

テニスでのストレス発散方法はストロークを息が切れるまでガンガン打つこと。
体力を使い果たすと余計な事を考える余裕がなくなってよろしい。
そうしていいショットが打てればさらによいのだが、フルスイングすると変な力が入るのだろう、残念ながらミスショットばかりである。
ミスショットでストレスが溜まるので、発散状態は五分五分かも。

ミスショットはネットが多い。
スイングが下を向いてしまっているよう。
だからって軌道が上がるよう意識的にボールの下からラケットを入れようとすると、振り遅れ気味になりタイミングよく力を伝えられない。
ホームランしたり、回転過多になったり、ダフってやっぱりネットしたり。
ますますいびつなスイングになる。

改善方法を考えていたら前にも気付いたことのある方法を思い出し、再度取り組んだ。
それはスイング後のラケットの振り抜き位置が左肩の上にくるようにするというもの。
それだけを意識する。
さすれば自然とボールの下目の位置にラケットセットされるだろう。
スイングも素直なものになるだろう。
と、期待。
やってみたら、果たして安定してネットを越してくれるようになった。
いいじゃない。
この感覚を忘れないようにしなければ、ね。


お正月映画

2020-01-10 08:30:50 | 音楽&本&映画
今もそんな呼び方をするのだろうか。
今年は久しぶりに寅さんの映画がお正月に公開されたから、そんな映画には似つかわしいけどな。
さて、今回お正月に楽しんだのはスター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け。
とうとうシリーズ9作の最終話。
どうやって終わらせるのか興味津々だったが、まずまず無難に納めたのではないだろうか。
設定で引っかかったところや、ふーんうまく考えたなと思ったところを書いてみたい。
もう大丈夫だろうけど、以下、ネタバレ注意。

まずはパルパティーンの復活。
やはり最大の悪は彼でないと締まらないということか。
強大な悪の軍隊を結成していた。
その本拠地であるエクセゴルへの道が一つしかなく、特殊な道案内をしてくれる装置がないと行けない、星図に載っていない宙域にある、というのが私には解せなかった。
だって宇宙なんて四方八方に開けてるんだから、反対側から近づけそうなもんでしょう。
でもこれを書いてて、ハイパースペースにジャンプするには途中の障害物(ブラックホールとか大きな恒星とか)を避けて通るよう計算してからでないと飛べないんだと、ハン・ソロがルークに教えていたのを思い出した。
SWの世界では銀河のどこへでも行けるイメージが出来ていたが、実は星図の作成が終わっていない宙域がまだまだあって、星図がなければハイパードライブを使えないのだ。
だからルークも隠遁することができたという訳か。
今頃気がついた。
あの古い三角錐の装置は密林のどこかに隠された古代都市のありかを示す古地図というところか。

面白かったのはレイとカイロ・レンが離れた場所にいるのにライトセーバーを交わらせ戦うシーン。
フォースで呼び合う事で実現するようだ。
相手の姿しか見えないのでどこにいるのか分からず、ライトセーバーで勢い余って破壊された周りのものがカイロ・レンのいる空間に現われ出でて、レイがどこにいるのかバレるという。
最後にカイロ・レンがレン騎士団と素手で戦っているところへ、レイがライトセーバーを想念で送ったり。
とうとうフォースで物質転送してしまった。
この辺はフォースがどのような力なのかよく分からないので魔法としてみるしかないな。

もうSFXがどうのという時代ではないのだが、SWの特撮シーンには何故か惹かれてしまう。
贔屓目があるからかな。
エンドア星系の惑星で大荒れの海を背景にライトセーバーで戦う場面は、砂漠ばかり出てくるSWとしては目新しいものだった。
デス・スターの残骸が形を保って惑星に落ちてる画も良かったなあ。
ああいうのに私は弱い。
ちょっと半径が小さい気もするが、内殻の一部だとすればいいか。

最後は空中戦とシス対ジェダイのフォースの戦い2元中継。
エピソード6のルークと皇帝の対決シーンを彷彿とさせる。
ハラハラドキドキの二乗、やはりこのパターンが一番盛り上がるということか。
レイが今は亡きジェダイ騎士達の力を借りてパルパティーンを葬り去る。
いろんなジェダイ騎士の声が聞こえるのだが、判別できたのはヨーダだけだった。

強力な大艦隊も、一箇所でしか集中管制できないという出撃前の弱点を突かれて撃破される。
エピソード7のスターキラー基地もそうだけど、一箇所の弱点を攻略されると、全て壊滅するような設計にするのは何故なんだろう。
まあ、そう設定しないとレジスタンスが勝てない訳だけど、なんだかなあ。
このエクセゴルでの戦いの後、銀河各所で反乱が起こりファースト・オーダーの支配から解放される。
それならもっと早くみんなで対抗すればいいのにと思ってしまったが、これはまあシス支配の中枢が崩壊し、統制が取れなくなったから可能となったということなのだろう。

カイロ・レンが最後にライトサイドに転ぶのは、まあそうなんだろうな。
カイロ・レンの記憶として少しだけハン・ソロが出てきたので、エンドロールにハリソン・フォードの名前を探したが、涙に霞む目であの小さな文字群から探し出すのは難しく、見つけられなかった。
あるはずだよな。
もう一度見る機会があればしっかり探してみよう。
シリーズ9作はこれで終わりだが、サイドストーリー的な物語はまた作成されるのだろう。
きっと観に行ってしまうに違いない。
楽しみにしておこう。


横山展望台

2020-01-07 06:41:04 | その他旅行き
ここ数年ほぼ毎年、お正月休みのうち1日はウォーキングに当てている。
実家から長距離を歩き、歩いた先からは鉄道などを利用して帰り、お正月休みの運動不足を補っている。
家から直接歩きたいと思う道はほぼ歩いてしまったので、今年は趣きを変えて、交通機関を使って少し遠くへ移動した駅から歩くことにした。
どこかいいところはないかと実家で聞いてみると、志摩の方に眺めのとてもいい横山展望台というところがあるという。
そこに行ってみることにした。



最寄り駅まで近鉄で向かい、志摩横山駅で下車。
普通は車で行くのだろう展望台へ歩いて向かった。
新しい道が設置されたようで、歩道に桜が等間隔に植えられた道路を上る。
山の中の道なのだが、自動車は意外と走っている。



30分くらい歩いただろうか、横山ビジターセンターの建物が現れた。
そこで横山展望台辺りの案内図を手に入れ、展望台へ向かう。
展望台の周りは遊歩道が巡らされ、森林公園になってるようだ。
ビジターセンターやその隣の駐車場はほぼ満車状態で、人気の観光地らしい。
それであんなに車が走っていたのか。
納得。



ビジターセンターから石段を上ると最後の駐車場があり、遊歩道はそこから山の斜面に足場を組んだ木道になり、折れ曲がり進む。
すぐに横山展望台へ到着。
広い舞台のような展望台。



そこからは英虞湾のリアス式海岸が一望のもと。
お天気は最上、青空を写した海はとても青かった。
しかも水平線上に富士山が見えた。
いい日に来たなあ。



お正月なのに展望台にある簡易なカフェが営業していて、ちょうどお昼時だったので、パンとカフェラテをいただいた。
食後、ビジターセンターで手に入れた案内図に従い、さらに奥地へと入り込む。
そこからは急に観光客は減り、静かになった。
いくつか展望台があるが、見える景色は初めの展望台と大差なし。
散歩を楽しみたい人向けと思っていい。



ウォーキングに来た訳だし、引き返すのも面白くないのでそのまま進み、英虞湾展望台から芝生広場を経由してグルリと左回りに歩いた。
芝生広場からは車の走れる林道を歩く。
私の好きな廃屋があったり、瀟洒な山小屋風の民家があったり、そんな道を進むとビジターセンターへ戻って来た。



これで一周。
駅への帰り道は旧道らしき道路を下った。
センターラインの無い1.5車線くらいの道で、行きに上った山を開いた道路とは違い、こちらの道の両側には民家が沢山並んでいて寂しくない。



志摩横山駅に着いて時刻表を見ると、うまい具合に数分後に電車が来てくれる。
賢島へ行く特急電車がバンバン走っているが、間の駅を結ぶ普通電車は1時間に1~2本でローカル線と変わらない。
次の電車まで時間があればひと駅歩こうと思っていたが、来てくれるならもう帰るとしよう。
やって来た電車に乗り込み、暖かいシートに座るとすぐに眠気がやってきた。
シートに沈み込んで眠って帰った。




よいお正月でした。

2020-01-05 22:37:16 | Weblog
実家でのお正月休みは毎日とても穏やかな冬の日で、2020年はこんな風に穏やかで災害のない年であればいいなと願った。
新年あけましておめでとうございます。
12年、一区切りをつけた最初の年、閏年、オリンピックイヤー、特殊なイベント満載の年。
良い年となりますよう。

大晦日に実家へ帰り、4日までゆっくりとさせてもらった。
ありがたいことだ。
毎日違うことをして、充実したお休みでもあった。
それぞれまた個別に記載したい。

妹との毎晩の酒宴も、体調を崩すことなく真っ当できた。
いつもならお腹いっぱい食べるところを、腹八分目で通したのが良かったようだ。
もう食べられないよと、しくしく胃が泣くことなく、食べ飲みできた。
さすがに最終日は胸焼け気味であったが。


お正月を彩った食と酒を被写体にした。

<お正月代表/おせち>


<日本酒代表/ぬる燗で>


<前菜代表/ぎんなん>


<主菜代表/すきやき>


<洋酒代表/スペイサイドの12年>


<おつまみ代表/枝付き干しブドウ>


<デザート代表/日本の冬卓常備果>


さて、明日からお仕事。
気持ちを切り替えて、頑張りますか。