肩を入れられないなら入れずに打てばいい

2022-08-26 18:52:00 | テニス
スクールにいつもと違うコーチが代打でやってくると、新しい観点で教えてくれたりして、得難いチャンスだったりする。
先日の教えは私のプラスになる可能性大なものだった。

今お悩みの右打ちシングルバックハンドストローク。
肩を入れて打てない悩みを聞いてもらった。
すると背中を相手に見せるほど肩を入れる必要はなく、左にラケットを引けば右肩が前に出るのでそれで充分とのこと。
しかしこれだと引っ張ってボールが右に行きすぎるんだと訴えると、ラケット面または身体を開くから右に行くのであって、開きを抑えて振り切る方向を調整すればコントロールできるよ、とのこと。
そういえば、別のコーチがバックハンドストロークは左腰に差した刀を抜くようにグリップから振り出し、その後遅れてラケット面を前に出すような話をしていた。
その時はラケットの開き方と結び付けられなかったが、この二つを組み合わせればうまくいくような気がしてやってみた。

まずラケットを引いて右肩を前に出す。
テイクバックはこれだけなので、身体の向きをどうこう考える必要がなく、この後のスイングに集中することができるのが助かる。
ただ、この時上体が前に倒れないよう注意することと、やってきたボールの高さに合わせてラケットを引けるかがこの段階での課題。

そして第二段階のスイング。
これまでは腰の右への捻り戻しでボールにパワーを与えていた。
これを右腕を前に引き出し伸ばす勢いでボールをヒットするよう変更。
この感覚がまだ掴めない。
ラケット面がボールを捉える時、ラケット面はまだ引き出し中で、ボールをラケット面の根元から捉えるようにしないとセンターを外しそうで、ラケット面を前向きに返すタイミングと併せ、正しく振れているのか分からないのだ。
ちょっと身体が右に開くと、ボールが右にいってしまうし。
油断がならない。
右肩が前にあるままの状態で、上体をターンさせないよう左腕を後ろに残し打つイメージかと思っている。
ボールに縦回転ではなく横回転がかかるスイングになっているのも、それで正しいのか不明。
なんにせよ、第二段階のスイングに集中できるのがありがたいので、しばらくこの方向で進もうと思う。


来年は避暑に行こう

2022-08-24 06:21:23 | Weblog
祝日絡みの三連休や、年休を合わせた三連休なんかで、満足のいく遊び方過ごし方が出来なかった時、こうすればよかったなとか、次回はこうしようとかいつも思うのだが、時と共に忘れ去り、同じ後悔を何度もする。
この夏もそう。
三日もあるのだから「泊まりがけの旅行」なんてのが良い過ごし方のひとつだが、あらかじめ予定しておかないと粒々の予定が入って日帰り旅しかできなくなる。
夏は暑いから涼しいところで遊びたいが、近場でそんなところは限られる。
涼しい旅先で思い浮かぶのは、北の方、高い所。
信州辺りが候補地だが、日帰りで行ける場所ではない。
大抵長期休暇を6月か7月の早い時期にとるので、その後1~2ヶ月は泊まりがけの旅行をしたいという気持ちが高まらず、予定を入れる気にならないが、8月も終わりに近づくと、ただ暑く過ごしただけの日々を振り返り、なんで予定を入れなかったんだと思うのだ。
秋が来たら、遠くに行かなくても紅葉を楽しむことができるから、日帰りで充分。
冬は寒くて反対に行き先から外れる北の方、高い所に夏に行かずしてどうする。
同じような事を昔考えた気がしてきた。
コロナの行動制限がいつ発表されるかわからず、宿泊旅行しなかった時期が2年もあったから、その辺を忘れてしまったのかもしれない。
どこかにメモしておかねば。




明石城跡

2022-08-22 06:19:41 | その他旅行き
海沿いの日陰のない場所を歩いたので汗をかいた。
何処かでカキ氷が食べたいと魚の棚商店街を彷徨う。
氷のメニューを出してる喫茶店を見つけ人心地。
連れと相談し残りの時間、暑いけど頑張って明石城跡を見学することにした。



明石城跡は明石駅を挟んで、魚の棚商店街の反対側にある。
明石駅を越えると暗緑色の水を湛えたお堀があり、堀の間にある広い入口から城内に入った。
明石城跡には重要文化財の指定を受けた当時の櫓が二つ残されている。



両方とも三重の櫓で、間を長い塀が繋いでいるのがドーンと目に入って壮観だ。
城内は明石公園として整備されていて、遺構としてはこの櫓と天守台、石垣、堀くらいしか残されていないよう。
天守台は作られたが天守閣は建てられなかったそう。



それでも三重の櫓はなかなか立派で、石垣の下から見上げると天守閣を見ている気分になった。
櫓をつなぐ塀の内側には塀の上からの眺めが得られるよう、展望台が設けられていた。
明石の町がよく見えた。



町に向かって右側には野球場があって、外野の芝生の緑がとても鮮やか。
夏の匂いがプンプンした。
その向こうには陸上競技場があって大学生の大会が行われているのか、競技結果を知らせる放送が流れ続けていた。



やはり暑いのに変わりはなく、東屋の下で涼んだりしたが、そろそろ限界。
帰ることにした。
本当はもっと見るべきところがあったのかもしれないけど、この暑さでは根気が続かず。



駅が近いのがありがたかった。
やってきた新快速電車の座席をうまく確保。
お疲れの二人は大阪までぐっすり眠って帰った。




明石の港

2022-08-20 17:52:38 | その他旅行き
魚の棚商店街の南側、ほんまち商店街を西へ歩いていると、左手に海が見えたのでそちらの方へ。
淡路ジェノバラインという淡路島への船が出ている船着場があり、様子を伺う。
午後の早い時刻だと1時間に1本出ているようだ。
淡路島まで十数分で行けるらしい。
車は無理だが、小さなバイクや自転車は搬送してくれるようだ。
暑い日だったので、船に乗って甲板で風を浴びたら気持ちいいだろうな、と連れと意見が一致。



しかし行った先の淡路島の港付近に遊べるところがあるのか分からず、ただ往復するだけになりそうなので踏みとどまった。
明石港の旧灯台へ向かいつつ港を撮影していたら、ジェノバラインの高速船が入港・出港していった。
なかなか大きな船で新しく速そうだ。
淡路島での遊び先を調べて、乗ってみるのも面白いかもしれない。



港には使い込まれた漁船が沢山係留されていてフォトジェニック。
前はどこで船を撮ったっけ。
そうだ、琵琶湖の沖島だ。
港の光景は見慣れていないからなにもかも面白い。
係留している岸壁には雑多な漁具船具が散らばっていた。
沖島でも同じような状態を見たが、自分家の敷地の続きっぽかったから、こうなるよなと思うくらいだったが、ここは公道の歩道部分だよな。
ほとんどゴミ置き場と化しているように思うのだが、これは大丈夫なのだろうか。
などと思いながら灯台へ向かう。



一旦住宅街に入り、再び現れた漁港の端に灯台はあった。
しかし改修工事中らしく、敷地内に入れず。
離れたところから伺うそれは、灯台というより大きな灯籠のよう。
改修したような灯籠と改修前のような灯籠があり、カバーのかかった立て看板が近くにあって、それぞれを説明してくれるようだ。
いつ公開されるのだろう。
見学は諦めて商店街に戻る事にした。



そうそう、港に並んだ漁船の写真を撮っていたら、船の上に猫がいて、甲板に置かれた網の匂いを嗅いでいた。
魚の匂いがするんだろうなと見ていたら、嗅いでいた場所にウ◯チをし始めた。
犬みたいな猫だな。
柔らかいウ◯チだ。
し終わると並んだ船に次々と飛び移ってどこかに行ってしまった。
あの網を使う漁師さんはウ◯チに気付くだろうか。
きっといつもの事で、またやりやがったなドラ猫め、って感じなんだろう。




老舗みたいだ

2022-08-18 06:27:24 | その他旅行き
さて、明石での昼食は玉子焼である。
玉子焼は地元の呼び名で、一般的には明石焼と言うほうが通ずると思う。
明石駅にある観光案内所で手に入れたガイドマップを見、連れが言う有名店に行くことにした。
魚の棚商店街を東側に出て南へ、交差点の角にある。



店の前に行列ができていた。
人気店のようだ。
店の前の歩道には屋根があり、暑さを少しは凌げるので待つことにした。
時々店の人が外に出てきて、持ち帰りの方はいませんか、持ち帰りなら早くお渡しできますよ、と言う。
たこ焼きなら舟型の器や透明パックに入っててもいいけど、明石焼はやはり赤い板の上に間を置いて黄色い球体が並んでないとね。



ようやく順番が来て店内に入ると、とても昭和な雰囲気。
壁には有名人のサインがいっぱい貼られていた。
20個で900円だそう。
一人でそんなに食べれるかなと思っていたら、二人でまず一枚食べて、足りなければもう一枚追加してもらってもいいですよ、と店員さんが教えてくれた。
なかなか親切なお店である。
お言葉に従い一枚だけ注文した。



待つことしばし、まず透明な出汁の入ったお椀がやってきて、そして20個黄色い球が乗った赤い板が目の前に置かれた。
おお、これが玉子焼か。
食べ方は塩をつけて食べるか、出汁につけて食べるか、お好きな方でとのこと。
お椀の出汁を少し啜ってみると、とても濃い味付けで飲むものではない。
しかし玉子焼をつけて食べると程よい濃さでとても美味しい。



玉子焼の中身はタコのみ。
出汁をつけずに食べてみなかったので推測になるが、玉子焼の味は出汁で決まると言っていいかも。
始めは玉子焼に付着した出汁の量でちょうどよかったが、食べるに従い舌が出汁の濃さに慣れて物足らなくなってくる。
最後の数個は少しだけ出汁を啜りつつ食べて濃さを調節。
美味しくいただいた。



量は一人10個では少し足りないかな、という感じで、しかしもう10個食べる気にもならず。
一枚だけで終わりにした。
おでんなんかのサイドメニューもあったので、それで調整してもよかったかも。
お店を出ると行列の長さは自分達が到着した時と変わらず。
この後は明石港の旧灯台を見に行く事にした。


車での帰省

2022-08-16 06:23:51 | その他旅行き
明石の記事は一回飛ばして、この土日で三重に帰省したので、その行き帰りについて書いておく。
冬でなければ雪道の心配はないので、車で往復した。
これがやけに楽しかったのだ。
自分の車で長距離を走るのは久しぶりだ。
佐渡島を旅行した時はレンタカーだったから、借りた車で、思うようには走らせられなかった。
佐渡島から帰って自分の車を運転したら、自分の手足のように動かせて、こうでなくてはと思ったものだ。

高速道路を使うのは近畿道と西名阪だけにして、名阪国道を途中で降りて山間の下道を走った。
曲がりくねった上り下りの激しい道路をアクセルワークを駆使して走る楽しさ。
コロナ前は冬場以外、帰省する度にこうしてドライブしてたんだなあ。
久しぶりだから楽しさもひとしお大きかったんだろう。
下道だから当然時間もかかり、行きも帰りも同じような道を通ったから、この土日の日中はほぼ運転するだけのお休みだった。

道中で少し寄り道して遊ぼうと寄り道先を考えていた。
行きは三重県名張市にある赤目四十八滝。
山の中の渓流沿いを歩き、滝を見るところ。
3時間くらい歩くのを予定していたが、近畿道の事故渋滞に巻き込まれ、八尾の手前で1時間半も過ごしたので歩く時間がなくなり断念。
帰りは同じく名張市にある青蓮寺湖近くにあるぶどう園で、ぶどうを買って帰ることにした。
ぶどう狩りまでは行わず、ただぶどうを買うだけ。
こちらは無事にゲット。
摘みたてのぶどうをお土産にした。
次の帰省はお正月を予定してるから、また鉄道旅になるな。




うおんたな

2022-08-14 21:22:37 | その他旅行き
この暑い最中、子午線の通る町、明石に遊びに行ってきた。
日向を歩いて汗をかき、日陰に入って涼を得る繰り返し。
日向にいるだけで呼吸が荒くなるのはなんなんだろう。
半日しか動いてないのにとても疲れたお出かけになった。
でも精神には良い滋養を与えられたんではないかな。



まず向かったのは明石の駅前にある商店街。
「魚の棚」と書いて「うおんたな」と名付けられた商店街。
とても賑やかな商店街で、その名のとおり新鮮な魚を売る店がたくさんあった。



明石で有名なのは、タコにタイにアナゴだそうだ。
まる茹でされ煮付けられた小さなタコが、八本の脚を同じように丸めて並ぶのが見れるのは、明石だからなんだろな。
調理前の魚以外にも、天ぷらにしたものや、佃煮にしたもの、竹輪にしたものなんかも売ってる。



連れが家の近くにあったらいろいろ買うのになあ、と言ってる。
二人暮らし向けには量が多かったり、電車で来たから持って帰るのが重かったりと、いろいろ理由をつけて眺めるだけだ。
雰囲気のいいお酒屋さんに日本酒が並んでいて、明石の酒もあったが、この後暑い中持って歩く事を考えると同じく二の足を踏む。



結局眺めて楽しむだけになった。
さてお昼が近い。
昼食は明石名物の玉子焼きを食べることに決まっている。




食べ物に関する漫画だから目に留まったのかな

2022-08-12 07:34:59 | 音楽&本&映画
久しぶりに手に入れたい、と思う漫画が存在していることを知った。
雑多なネットニュースをチェックしていたら、漫画のアニメ化の話題があって、普通なら読み流していただろうその記事に、ふと引っかかるものが。
漫画の作者は九井諒子とある。
くいりょうこ?
知ってる名だ。
誰だっけ。
ああ、ずいぶん昔に買ったなんとかテラリウムという本を書いた人でなかったか。
調べてみると果たして「ひきだしにテラリウム」という漫画の作者だった。
とぼけたストーリーがたくさん載ってる分厚い短編集で、とても気に入った作品だった。
当時この短編集以外に作品を書いていないか探したと思うが、見つからなかった。
それもそのはず、寡作な作者らしく、「ひきだしにテラリウム」を含めて短編集が三冊と、今回アニメ化される「ダンジョン飯」の初めての長編が一作だけしかないとある。
道理で見つからないはずだ。
しかし漫画の質は高く、「ひきだしにテラリウム」は2013年の文化庁の漫画賞を受賞してるし、「ダンジョン飯」は2016年の各種おすすめ漫画ガイドで軒並み一位を獲得してたらしい。
「ダンジョン飯」は2014年から連載開始してる。
うーん、知らなかったなあ。
で、この物語、冒険系ロールプレイングゲームなんかで出てくる剣士と魔法使いが魔物を倒しつつ、ある目的を達成せんと進む道中を描いてるらしいのだが、主題はその道中で食べる食事の方。
なんと倒した魔物を料理して食べるその調理法やら料理の味わいなんてのがメインらしい。
おお、面白そう。
冒険系RPGは一つ二つやったくらいなので、そんなに詳しくないが、スライムくらいは知っている。
一部分だけマンガのシーンを見たが、とぼけた会話は変わっていない。
「ひきだしにテラリウム」の時より詳細に描きこんでいる場面もあるようだ。
一冊づつ購入して楽しんでいきたいと思う。
問題は発刊済みの12巻を読み終えた後。
まだ連載継続中らしいが、掲載誌が年に10回発刊するモノらしく、継続巻を待ちわびることになりそうなこと。
まあ仕方ない、待つのも楽しみにして過ごすことにしよう。


愛読書は図鑑の宇宙・地球編だった頃

2022-08-10 06:18:50 | Weblog
もうずいぶんと想像の世界で遊ぶということをしなくなった。
前にも同じことに気づいて、またすぐに忘れてしまっていた。
子供の頃、好きだった宇宙の物語。
小説や漫画の絵から自分の想像力でその世界を広げ楽しんでいた。
そんな空想をすることがなくなったのはなんでだったろう。
空想の世界は現実からの逃避場所でもあって、自分の部屋から出られない不自由な身の上で編み出した術だった気がする。
大人になったら行動制限がなくなって、逃避する先に事欠かなくなったからな。
酒に旅行に映画の世界。
映画といえばSF映画は特撮技術が飛躍的に向上して、自分が想像するより魅力的で奇抜なデザインを提示してくれる。
なによりDVDやインターネットの動画配信サービスでいつでも観られるというのが大きい。
想像力を養う必要が無くなってしまった。
ビデオデッキが我が家にくるまで、年に1、2回テレビの洋画劇場とかで放送されるSF映画を、まだかまだかと待ってたからなあ。
子供の頃に空想した世界の断片は、今や過去に見た映画のワンシーンのように思われる。

<宇宙絡みの写真>