伊予の旅

2013-01-16 00:58:08 | その他旅行き
1月の3連休は、愛媛に旅行に行ってました。
今回の旅先選択に当たっては、(私の感覚で)寒くなく 、3日で行ける遠すぎない所、を第一条件に検討。
大阪より南西で近畿を除くと瀬戸内か、九州か。
遊びで訪れた事のない長崎に行ってみたいけど(十分遠いな )、飛行機になるから懐に厳しいし、どうしよう。
と考えていたらその昔、とあることから愛媛県は内子町に泊まった時の事を思い出しました。

雨の夕刻、古い旅館の窓から眺めた内子の町は、濡れた瓦と古い土蔵の壁の色が落ち着いた風情で、当時古い家並みに興味のなかった若者の目にも魅力的。
んん?
それに加え、普通の町と何かが違う。
なにが引っかかるのだろう…。
と、観察していて気付きました。
その一帯には看板と電信柱がない(目立たない?)のでした
それって今の時代すごい事だな、と感心した記憶が残っています。
その時は遊びではなかったので、また機会があればゆっくりと訪れたいものだと思って二桁の年が過ぎ、今に至るのでした。

てことで、伊予の国の古きを訪ねる旅です。
ようやく訪れた内子の町の印象は、思い返してみれば記憶とは違った所でした。
若い頃の良き思い出は、ある種甘美な部分のみを残して醸成されるもの。
ある程度予想していた事ではありました。
古い町並みは程度良く保存され続けているようなので、今は不明の旅館を探し出せれば、あの眺めにもう一度会えるのかもね?

こんなこと書いてますが、旅はなかなかに面白いものでした。
ほぼ初めて訪れるに等しい旅先ばかり。
新鮮でした。
内子以外は、大洲と道後を普通に観光。
例のごとく分割記載していきます。