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最終回

2025-06-28 18:04:19 |  巡る鹿児島
帰りは鹿児島中央駅から新大阪駅まで新幹線である。
九州新幹線が全線開通した時、新大阪駅で鹿児島中央行きの表示を見て、新幹線でそんなところまで行くことがあるのかなと思っていた。
あるいはいつか行けたらいいなと思ったか。
方向は逆だが、これで端っこまで乗ったことになる。
停車駅の少ない「さくら」だったので、4時間で着いてしまう。
うーん、すごいな。
たったの4時間か。
距離を考えれば短い時間だが、4時間乗り続けるのは長い。
行きに乗ったらずっと起きてるので後半2時間くらいは時間を持て余しただろう。
帰りだったので疲れていて、昼食に買ったお弁当を食べたらすぐ寝てしまった。
4時間という長さは感じず、よかったのかな。



以上で鹿児島を巡る旅はおしまい。
長く記事記載してきたgooブログも閉鎖されるということで、引越し先を検討しなければいけない。
記事の区切りとしてちょうどよいので、gooブログでの発信はこれで終了としたい。
引っ越し先が決まったらお知らせするので、新しいブログサイトで見かけたら、またお立ち寄りください。
ではでは。




白くま

2025-06-26 06:28:09 |  巡る鹿児島
鹿児島の旅、最後のお楽しみはかき氷。
鹿児島名物のひとつに「白くま」というモノがある。
ミルクシロップのかかったかき氷にフルーツをトッピングしたもので、白い氷にフルーツの点が目と鼻を模した白くまの顔に見えることから名付けられたそう。
鹿児島各所のカフェなどのメニューにあるようだが、連れはその発祥のお店で食べたいというので行ってきた。



お店は前日に夕食を食べた鹿児島市の繁華街天文館にある。
前日、夕食のお店に行く前に白くまのお店の場所を下調べ。
店の前には行列ができていて、やはり人気のようだ。
並び待つ時間は旅程に組み込んでいないから新幹線の時間に間に合わないかも、と心配した。



しかしこの日は行列はなく、すんなりと店内に入れ時間の心配は無くなった。
席につきメニューを見るといろいろ種類がある。
しかしまあ初回でもあることだし(2回目があるかどうか分からないが)スタンダードな「白熊」を頼むことに。
暑くなってからならレギュラーサイズのものを選んだかもしれないが、その日は雨のそぼ降る肌寒い日。
ベビーサイズのにした。
650円。



やってきたのは、なるほど目と鼻の位置にレーズンが乗っていて顔に見える。
ベビーサイズと言っても昔海の家で食べたガリガリのかき氷のサイズより大きい。
スプーンを入れるとミルクシロップが染み込んだ部分は氷だけの部分より少しベージュがかって、氷の上を歩く白クマの色合いだ。
崩れないようにだろう、周りを少し押し固めてあったが、かき氷のふんわり感は損なわれておらず、口の中でするると溶ける。
ミルクシロップは程よい甘さで食べ飽きることなくスプーンが止まらない。
美味しくいただいた。



店に来る前、天文館通の電停を降りたところで地元のTV局と思われるカメラがいて、商店街を行く人にインタビューしていた。
GWを楽しむ人達の様子を話題にするのだろう。
食べ始めて少ししたらそのカメラがお店に入ってきた。
真後ろのお客さんがスペシャルな巨大かき氷を頼んだからかインタビューされ会話しているのが聞こえる。
連れの位置からはその様子が見えるようで、振り向くと映るで、と言うので小さくなって食べていた。
こちらに声をかけられなくて良かったこと。


桜島フェリー

2025-06-24 06:20:54 |  巡る鹿児島
鹿児島旅行最終日、鹿児島の象徴とも言える桜島へ行く。
動機は微妙で、桜島へ行ってみたい訳ではなく、桜島フェリーに乗りたくて桜島に渡る。
ガイドブックに載っていた多層階建で中程度の大きさである船になんだか萌えたのだ。
なので桜島で過ごす時間はとても短く1時間だけ。





フェリーの出ている鹿児島港へは桜島桟橋通の電停から歩いた。
一番近い電停は水族館口だが、港に横から近づける桜島桟橋通からのアプローチを選択。
フェリーは日中20分に一度出港するので、タイミングにより港へ出入りする船が見えるかもと目論んだのだ。
果たして、出港を待つ船と入港してきた船の両方を見る事ができた。







フェリーの料金は桜島港で払う仕組みらしく、チケットとか購入することなく乗船。
まだ朝の早い時間だからか、日頃からこんなものなのか、それともお天気が悪いからなのか、お客さんは少なかった。
そう、この日はこれまで良かったお天気が崩れ、朝から雨。
昨日まで見えていた桜島がすぐ先にあるはずなのだが、雲の中でまったく見えず。
海に接する裾野だけ雲の下だった。







進行方向が見える窓辺の席に座る。
エンジン音が高まるわけでもなく静かに出港した。
天気は悪いが海は荒れておらず、まったく揺れる事なく進んでいく。
桜島港への接岸も放送があったから終わったと分かったくらい静か。
大人片道250円を下船口で支払い、桜島に上陸した。







雨で海や山の眺めは期待できず、港近くには何もない。
少し歩いて道の駅に行く事にする。
焦茶色した溶岩が道端に転がっていて火山島らしい(もう陸続きになってしまったが)。
道の駅では連れが欲していた桜島大根の味噌漬けを売っていた。
霧島温泉の宿で食事に出て、美味しかったので土産物屋に入る度に探していたものだ。
他では見つからず、ようやく見つかった。
それだけでも桜島に渡ってきた甲斐があったと言うものだ。







道の駅を出ると中途半端な時間しか残っておらず、コンビニで飲み物を買って港に帰る事にした。
乗る予定の一便前の船がちょうど出港したところで、ロビーで次の船を待つ。
旅の疲れが出たのかしんどくてベンチに座ってコンビニで買った高千穂の牛乳を使ったカフェラテを飲んで大人しくしていた。



多分3つの船が何度も往復していると思うのだが、帰りの船も行きの船と同じになってしまった。
帰りは屋根付きの甲板のベンチに座って風を感じてみた。
途中から風向きが変わって雨が吹き込んできたので船室に戻る。
船は行きも帰りも港で方向転換しなかったことに気付く。
港で向きを変える必要がないよう前後どちらにでも進める作りになっているようだ。
前後ほぼ同形のそのデザインが昔の外輪船をイメージさせ、私の気を惹いたのかもしれない。






天文館で飲んだ

2025-06-22 17:19:53 |  巡る鹿児島
その日泊まるビジネスホテルに夕食は付いていないため街に出た。
天文館通の電停で降り商店街に入る。
天文館は鹿児島一の繁華街らしい。
どういう謂れがあるのか変な名だ。
調べてみると江戸時代薩摩藩の暦や天体観測のための施設がこの地にあったことが理由らしい。
アーケードの天井には天体に関する飾り付けが見られた。





連れの予約した居酒屋はアーケードを外れた辺りだった。
地図を見ると天文館公園というのが繁華街のど真ん中にあり、その向こうらしい。
公園のすぐ横を歩いているはずなのに公園は見当たらず。
こんなところに公園があるのかと疑問に思っていたら、通りと公園の間に小さなビルが立ち並んでいて向こう側が見えないだけだった。
予約時刻まで公園で時間を潰した。





お店は年代物の小さなビルの2階。
その時間はおじさんが一人でやっていた。
二人なのに8人くらい入れそうな畳のテーブル席がある個室に通された。
メニューを見ると海鮮系が充実していたので、いくつか見繕って注文すると、これこれはゴールデンウィークで市場が開いておらず今日は出せないという。
仕方ないので鶏料理は作れるだろうと注文すると困った顔をする。
それも材料がなく作れないという。
じゃあ何が作れるの、と手当たり次第にメニューを指差し出来るものを作ってもらった。





出てきた料理はどれも美味しく、材料のある時に来れれば良かったねえと連れと話した。
薩摩名物っぽいものが材料切れで、どこの街でも食べられる居酒屋メニューの材料はあったようだ。
お詫びにと出してくれたマグロやサーモンのお刺身も美味しかった。
こんな事があったねえと後で思い返せる思い出ができたということで・・





鹿児島ならではと思われる飲み物メニューがあった。
焼酎が1合とか2合いくらでメニューに載っているのだ。
そういえば霧島温泉の宿でも夕食のドリンクメニューにそんなのがあった。
始めは日本酒かと思ったが銘柄は焼酎で、ワンカップみたいな一合瓶とかいうのがあるのかと聞いてみたら、徳利に焼酎を入れて出してくれるらしい。
その日はビールの小ジョッキしか飲んでいなかったので、焼酎を1合頼んでみた。
ソーダ割りでと注文したら、氷とウィルキンソンさんの500mlボトルが付いてきた。
自分で割って飲むシステムらしい。
グループで飲みに来たら利用価値が高そうだ。
ボトルを開けるほど飲まないが、それなりの量を飲むなら、一杯づついちいち注文するより便利でいい。
九州は焼酎処だが他の県(長崎、熊本)で飲んだ時はそういうのはなかった気がする。
鹿児島独自の文化なのだろうか。




鹿児島市電

2025-06-20 06:22:48 |  巡る鹿児島
鹿児島市内には路面電車が走っている。
嬉しい事だ。
この日の宿は鹿児島中央駅近くのビジネスホテルとしたが、夕食は少し離れた繁華街の店を予約して、そこまで路面電車で往復した。
翌日は桜島に渡ったのだが、フェリーが発着する港の最寄りまで路面電車で移動した。
桜島から鹿児島中央駅まで戻ってくる時、繁華街に寄り道したので、計5回乗車したことになる。













乗車した車両は路面電車と言えばこんなという昔ながらのタイプと、トラムと呼んだ方がかっこいい低床型のタイプの両方。
料金はどこまで乗っても大人170円。
全国交通系ICカードは使えないため、両替機で両替した170円を握りしめて乗った。







旅先で路面電車の走る街を訪れるのがなかなかの高確率な気がする。
こんなに路面電車って残っているのねという感想。
前にも書いた気がするが、そのうち全国の路面電車全てに乗れる日がやってくるかもしれない。














指宿のたまて箱

2025-06-18 06:27:45 |  巡る鹿児島
指宿でレンタカーを返したのには訳がある。
JR九州がたくさん運行している観光列車に乗るのだ。
今回は指宿駅から鹿児島中央駅までを結ぶ「指宿のたまて箱」を予約した。
一日3往復する3往復目。
指宿駅のホームでやってくる列車を待ち構えた。







「指宿のたまて箱」は指宿の長崎鼻辺りに伝わる龍宮伝説にちなんで「たまて箱」の名をつけている。
車体のデザインも浦島太郎がたまて箱を開けて白髪の老人になる前と後の髪の毛の色から着想したものらしい。
真ん中で白黒分けるとは、なんて奇抜なアイデア。
縦に分割された列車がやってきた。







乗ってきたお客さんが降車する間に外回りを撮影。
ホーム側は白色。
黒色の側も撮りたかったが反対側のホームに行かなければならず、撮ること叶わず。
客室乗務員に迎えられて車内に入った。
予約した席に荷物を置いて、車内探検に出発。
車内装飾はやはり海関連のものとなり、魚の絵などが各所に飾られている。
指宿から鹿児島中央へ向かう右手には錦江湾が広がるので、そちら側の座席が海の方を向いたベンチシートになった席がある。
そこを予約したかったのだが、やはり人気があってゲットできず。







その背後の山側の席はソファ席でやはり海側を向いて座れる。
そんなデザインをしたのは水戸岡鋭治。
これまで何度か彼デザインの列車に乗ってきたので、すぐそれと分かった。
車内もひととおり撮影を終え、売店コーナーで地ビールとつまみを買っていたら列車は出発した。
走り出した列車がこれまた揺れる揺れる。
上下左右に体を振られ、片手にビールとつまみを持っているので、もう片方の手は手がかりなしでは歩けない。
売店は1号車にあって、自席は3号車。
2度の連結部通過が最大の難所だった。
手動で重いドアを引き開け、踊る渡し板を踏み、次の車両のドアを引き開けて車内に入る。
ああ怖かった。









自席は2人掛けのクロスシート。
一応海側を予約することができた。
車両は古い気動車を改造したもので、内装はいろいろと交換しているようだが、車体そのものには手を加えていないよう。
窓枠やガラスは年代物のままだった。
椅子はこの列車用に作られたもののようだが、引き出した簡易テーブルがいい感じに使い込まれていて、その年代差が不思議だった。
運行開始からもう14年だが、その期間でこれだけやれた感じになるのだろうか。





燻製チーズをつまみにビールを飲みながら桜島の眺めを楽しむ。
山側にある海向きソファ席は予約席ばかりでなく、フリースペースとして座れる席もある。
空いていたので座ってみた。
言ってしまえばロングシートと同じ位置関係。
でも目の前の景色が違って、特別な列車に乗ってる気分を味わった。







途中停車駅はなく次の駅は終点。
運行時間も短く1時間弱しかない。
もっと長く乗っていたかったが鹿児島中央駅に到着してしまった。
進行方向の左側がホームの番線に止まれればよかったのだが、鹿児島中央駅も右側がホームだった。
黒い側面も撮りたくて、反対側のホームへと足を運んだ。






昼食難民

2025-06-16 06:24:33 |  巡る鹿児島
この日の昼食は開聞岳の北側にある唐船峡という所で流しそうめんを食べようと思っていた。
ここには指宿市営のそうめん流しの店があり、テーブルの上でぐるぐる回転する形式のそうめん流し発祥の地だそう。
体育館くらい広い会場に幾つもそうめん流しのついたテーブルが置かれている写真を見て、そんな所でそうめんを掬うのも面白いかと行ってみた。





お店の看板を見つけ県道を外れて進んでいくと係員の人がいる駐車場へと到着した。
この駐車場が広大で、しかもほぼほぼ車で埋まっているのでビックリした。
そんなに人気があるの?
車を止め駐車場を横切り店の入口へと行くと、谷の底へと降りるエレベーターがあった。
変わった構造だ。
上から下を覗いた連れが、いっぱい並んでるよ、と言う。
下に降りてみたらその通り長蛇の列が出来ていた。
とても並ぶ気にならず、どれだけ並んでいるのか様子を見てみることに。
何十mとある行列の先頭まで行くと、写真で見た回転そうめん流しのテーブルが並ぶ様子が伺えた。
これだけの座席数があってもこの行列はそうそう進まないだろう。
お店の人に話を聞くと、こちらは市営のお店だがこの先に私営のそうめん流しのお店があるのでそちらに行ってみてはと言う。
行ってみるとそちらにも行列が出来ていて、短くはあるが時間はかかりそうだ。
こちらは最後尾に係の人がいたので聞いてみると40分待ちくらいだろうかとのこと。
この後、レンタカーを返さねばいけないので時間に余裕はなく諦めることにした。



駐車場を歩きながらこれだけの車がやってきてるのだから、そりゃあんな行列になるよなあと今更ながら納得。
失礼ながらもっと寂れた感じの所で、ガラガラのお店で食べることを想像していた。
みんなどこから来ているのだろうと車のナンバーを見るが、ほとんどが鹿児島ナンバーだった。
地元民に人気の遊び先のようだ。
そういえばフェリーを降りてから二日と半日レンタカーを運転してきたが、ゴールデンウィークなのに県外ナンバーの車が少なく、「わ」ナンバーのレンタカーもあまり見なかった。
観光客はたくさんいるのだがみんな鹿児島県民のようだった。





さて、そうなると昼食をどこで食べるか考えなければいけない。
この後は池田湖というイッシーで有名になった湖の北側をドライブして指宿駅に戻る予定。
池田湖パラダイスというドライブイン(懐かしい響き)的な所で何か食べる事にした。
道は空いていてすぐに到着。
レストランがあり少し時間がかかると言われたが空いていたので自家製黒豚チャーシューの入ったパラダイス丼を頼んで待っていた。
ところが後から来たお客さんと店員さんの会話が聞こえてきて、出すまでに40分くらいかかるがいいかと言っていた。
こんなに空いてるのに40分とは思っていなかった。
それではそうめん流しの店と同じではないか。
まだ作り始めていないことを確認してキャンセルした。



やれやれ、こんな感じで昼食難民になるのは初めてでは。
仕方なくそのまま指宿駅に戻り、レンタカー屋さんに車を返却。
駅前にある小さなオープンカフェでホットドッグと知覧茶のアイスティを注文。
ようやく昼食にありつけた。




西大山駅

2025-06-06 06:27:47 |  巡る鹿児島
もうひとつ最南端の肩書きが付く場所へ向かう。
そこはJRの日本最南端の駅。
指宿枕崎線の西大山駅という。
昔、沖縄でモノレールが走りだす前はJRのみならず日本の最南端だった駅だ。



行ってみると無人駅なのにとても賑わっていた。
綺麗に整備された駐車場は満車で、うまく一台出ていったところに止められた。
みんな開聞岳を背景に黄色い郵便ポストや最南端の碑を写真に収めていた。
GW期間中と言うのもあるかもしれないが、最南端の肩書がものを言うようだ。



到着した時刻より少し前に列車がやってきていたのだが、その時刻を忘れてしまっていて長崎鼻でゆっくりしてしまい、列車を撮ることは叶わず。
まあ、列車が走っていなくても線路があれば絵になる。
ここでももう何枚撮ったか分からない開聞岳を背景にして写真を撮った。



・・

いつも読んでいただいてる方へお知らせ。
来週一週間、数年振りに長期休暇が取れたので、また旅に出る予定。
今度は一人旅。
記事記載は来週お休みします。
まだ続きがあるので、無事帰って来れれば再来週に再開予定。
そしたらまた読んでたも。


長崎鼻

2025-06-04 06:29:07 |  巡る鹿児島
長崎鼻は薩摩半島の一番南にある岬である。
大隅半島の方が南に突き出ているので、九州の最南端ではない。
マンゴーを食べた後、長崎鼻へと車を向けた。
目的地に近づくと、道路横で駐車場へ呼び込む人がたくさん現れた。
ははあ、ここは土産物屋が駐車場に呼び込んで、駐車料金は取らずに何か買い物をしていくよう言われるところだ。
止めたのは酒屋の駐車場だった。
酒屋ならあって困るお酒は無いから帰りに何かしら買って行こう。
キーを預けて歩き出した。





昔から観光客を迎えてきたらしい土産物屋の通りは、シャッターの閉まった古い店が半分くらい。
おばあちゃんが一人店番をしているお店で黒糖を売っていた。
試食できるので小さなかけらを口に放り込む。
黒糖なんてそんなに食べることはないから分からないが、きれいに精製した黒糖よりいろんな成分が含まれた感じで複雑な味わいだった。
この地では黒糖をあてに焼酎を飲むと聞いていて、この味わいなら面白そうだと小袋を購入した。





狭い通りをさらに歩いて行くと前方が開け海が見えた。
龍宮伝説はいろんな場所に伝わっているがここもそう。
道は左手に龍宮神社を見て岬の方へ下って行く。
右手には海の向こうに開聞岳が綺麗に見える。







岬は黒い岩でできていた。
溶岩が固まったものだろうか。
岬の高台には灯台があり、その先は波の洗う岩場がまだ先へと続いていた。
この岩場は満潮になったら水に沈むのだろうか。
先端までは結構な距離がある。
そこまで行く時間はなかったので高台から眺め下ろしただけで引き返すことにした。








マンゴーサンデー

2025-06-02 06:24:27 |  巡る鹿児島
今回、連れはマンゴー推しである。
マンゴーの農園?があって、そこでマンゴーを食べたいという。
10時のおやつとして食べに寄った。
マンゴーがたくさん成っている様子を見ることができるのかなと期待していたのだが、そこにはビニールハウスが数棟あるだけで中の見学も自由にできるわけでなく、売店とカフェが一緒になったお店がメインなのだった。
農園はたぶん別の場所にもあるのだろう。
お店に入って目的であるマンゴーを食べることにした。





選んだのはマンゴーサンデー。
マンゴー味のアイスクリームにマンゴーソースがかかり、マンゴーの実がトッピングされている。
甘ったるくも爽やかな南国のイメージそのままの甘みを味わった。
不思議だったのがマンゴーの実の中に薄っぺらい板状のものが入っていたこと。
自分のだけでなく連れのマンゴーからも出てきた。
あれはマンゴーの種だったのだろうか。





売店ではマンゴーゼリーなどを売っていて、連れがお土産にいくつか購入していた。
マンゴーそのものも売っていたが、化粧箱入りの高級な奴はひとつ何千円もする。
そんな値段のする果物なんて昔はメロンくらいしかなかったよなあ。
最近は品種改良されたイチゴやらトマトの高級品種もあったりして、このマンゴーもそうしたもののひとつなんだろう。
何百円かのマンゴーの10倍の値が付いているが、味も10倍美味しい訳ではなく、食べたことがある訳ではないが精々2倍位の美味しさのはず。
その2倍に10倍の価値を見出す人用の品物なのさと合理化した。