2022年を振り返る

2022-12-30 22:41:24 | Weblog
今年もあと一日となった。
コロナは収束しなかったけど、ウィズコロナの生活が浸透して、コロナ前の日常が曲がりなりにも戻ってきた年だったと思う。
屋内でのマスク着用や、手洗い、アルコール消毒は継続し感染予防することで、来年もいろんな催しやなんかは中止することなく開催して欲しいな。


自身の2022年をざっくり振り返ろう。

旅はまずまず。
コロナ禍後、初めて泊まりがけの旅行に行った。
その他日帰りのお出かけを含め、予定を入れた行き先は中止することなく回れたし、6月には3年ぶりに長期休暇を取って佐渡島を旅し、長い旅の醍醐味を思い出した。
やはり旅はいいですな。

<保津川下りにて>


山は低調。
本格的な山行きはほぼ無し。
旅に出た時、旅程の一部分で少し山に入るくらいだった。
一番歩いたのが佐渡島でのトレッキングで、たいした距離は歩いていないのに、体力的には満足してしまった記憶がある。
これで脚の筋肉はずいぶんと落ちてしまったことだろう。

<ドンデン高原>


テニスは長く課題だったストロークが、フォアハンドもバックハンドもひとつレベルを上げる事ができたのではないかと自負している。
まだまだ不安定で日によって良し悪しのブレが激しいが、体軸を立てて各ショットを打てるようになってきたと思う。
あとは年々衰えていく反射神経と体力を、如何に維持していくかだな。
来年も怪我の無いよう、無理ない範囲でたくさんプレーしたいものだ。

<テニス後、飲み会を楽しんだ日>


お酒は秋の人間ドックの結果で、また飲み方の改善を迫られた。
年々休肝日を増やして肝機能の数値を抑えてきたが、新たに尿酸値が要チェック項目に加わった。
いつのまにかビールが主体の飲み方になっていたので、蒸留酒主体となるよう飲む酒を転換。
焼酎とウイスキーの飲み方を探求して、今はハイボールとお湯割りを楽しんでいる。

<プリン体もゼロ>


今年の主な話題はこんなものか。
余暇の過ごし方としては、なかなか良い時間が過ごせた年だったのではないだろうか。
来年はもう少し山を歩いて、また旅とテニスとお酒で遊ぶことのできる年となりますよう。


ウェイ・オブ・ウォーター

2022-12-28 06:22:31 | 音楽&本&映画
夏頃にアバターの続編が12月に公開されると知り、12月か、だいぶ先の話だなあ、と思っていたら12月がやってきた。
いつもの如く、過ぎればあっという間だ。
IMAXで上映しているうちに観ておこうと早速観てきた。
その感想について。
以下ネタバレあり、観てない方はご注意あれ。



映像はもう文句なし。
とてもきれいだった。
副題にもある通り、今回は海が舞台。
海洋生物と意思疎通してより広い範囲を行動する。
前作の空を自由に飛び回る爽快さは、水中の浮遊感に変わり、透明な水の煌めきがとても美しかった。
森の中の不思議な生き物たちは海底のサンゴやイソギンチャクに取って代わり楽しい。

ストーリーには前作ほどのインパクトはなし。
同じ舞台背景で作れば、目新しさはないからそうなってしまうのは致し方ないところか。
主人公のジェイクはネイティリと子供を沢山作って、家族で幸せに暮らしていた。
そんな平和が戻ったパンドラ星にまた地球人が大挙してやってきて、再び戦いが始まるのだが、今回は物量にモノを言わせて地球の開拓部隊は拠点をしっかり作ってしまい、ジェイク達はゲリラ的な抵抗をするに留まっている。

どの程度の脅威がパンドラの自然に及んでいるかは描かれていない。
4部作に分けてシリーズ化するらしいので、見所は分割して使う必要があるのだろう。
抵抗運動に手を焼いた開拓部隊は前回戦死したクオリッチ大佐他の兵隊の記憶を植え込んだアバターを用意して、ジェイクを殺害しようと動き出す。
自分が部族と一緒にいることで部族に危害が加わることを避けるため、ジェイク達家族は遠く離れた海に住む部族のもとに秘密裏に身を寄せる。
そこでの家族の絆を描いた物語と言って良い。

続編となると必ずと言っていいほど子供が出てくる。
これはなんだろう。
物語に変化を与えるためなんだろうけど、他に案はないのだろうか。
時間の経過を示す必要もあるから自然な成り行きなのかもしれないが。
なので今作では子供が重要な役割を持つ。
子供が出てくる映画のハラハラさせどころは、大人からすれば考えの浅い子供達のやんちゃな行動である。
そしてその行動の結果得られる味方が大人達を助ける大きな力となる。

子供達と同年代の友達が、森の部族と海の部族間の文化や見た目の相違から、仲違いし仲直りしという流れの中、物語は進んでいく。
その辺りはナヴィの部族しか出てこないので、地球上の同様の物語をパンドラという異星を背景にみているという相違があるだけ。
前作のような種族間の強烈な断絶と融和は出てこない。
上映時間がとても長くてもう少し短くできないかと思うが、この辺りの背景を描くためにはそれだけの時間が必要との判断か。

今後の物語の鍵は、前作で死んでしまったグレースが産んだ(なんで産めるんだ?)父親が謎の子供。
それからクオリッチ大佐の忘形見が担いそうだ。
1話だけで評価するのでなく、4話合わせてどんな物語なのか見ないといけないのだろう。
公開延期にならなければ2年に一度新作リリースされるらしい。
楽しみにしておこう。



冬の遊び場見つけた

2022-12-24 17:21:02 | Weblog


大阪の鶴見緑地にある「咲くやこの花館」に行ってきた。
温室で暮らす珍しい形態をした熱帯地方の植物を久しぶりに撮影したくなったのだ。



外で写真を撮るのは寒くて意欲が湧かないが、温室内は暖かいし。
咲くやこの花館は大昔に一度入ったように思うのだが、そうだとしてもほとんど記憶に残っていない。



行ってみて冬の一日を過ごすのにもってこいの場所であることを知った。
まず国内最大級の温室なので撮影対象はたっぷり。



大きな施設だからレストランやカフェが付属していて、外に出なくても胃を満たせ喉を潤せる。
お休みの日なのにそれほど来場者数は多くなく、密になる心配もない。



冬なので昼間でも太陽高度は低く、斜光線で撮影できる。
撮影に疲れれば各所にあるベンチに座って暖かく時を過ごせる。



入館料は500円だから財布の負担も少ない。
駐車場代の方が一日最大料金1000円で高いくらい。



まあずっと入り浸る過ごし方は、写真撮影ばかりしていて飽きない人か、植物観察して飽きない人しかできない遊び方だけど。
何の予定もない冬のお休みの日があればまた来よう。




思考の止まる季節

2022-12-22 06:18:37 | Weblog
寒さにふるえる季節がきた。
北国は大雪のようだが、自分にとっては大阪の寒さで充分寒い。
朝晩の通勤がつらい時間に変わった。
寒くて何も考えられず、ただ歩く。
気候が良ければ仕事終わりの帰宅時間、夜のそぞろ歩きよろしく思索に耽る時になるのだが、意識は寒さにしか向かわない。
ただただ首を縮めて寒さをやり過ごす。
早く身体が寒さに慣れることを願うのみである。




メジャーカップ

2022-12-20 06:22:40 | お酒
ウイスキーをまた度々飲むようになって、一杯でどれくらいの量を飲んでいるのか知りたくなった。
カクテルを作る時に使うメジャーカップで、ウイスキーのシングルやダブルの量が測れるらしく欲しくなった。
大きな酒屋さんとか、酒器を扱う食器屋さんに置いてるのかな。
今度探してみようと思っていたら、ひょんなことから手に入れる事ができた。



飲んでるウイスキーのボトルが空きそうになったので、次のウイスキーをどんなタイプのにしようかと考えていた。
甘い香りや味がするものを飲んでみたいなとネットで調べると、テネシーウイスキーのジャックダニエルがそんなタイプらしい。
早速酒屋さんでボトルを見つけて手に取ると、口金のところに小さな箱がオマケに付いていた。
なんだこれはとよく見ると、なんとメジャーカップだった。
へえ、こんな巡り合わせってあるんだな。
ドージーズの酒泉童子のお計らいかも。
即購入し、ありがたく使わせてもらっている。



実際に測ってみて、1ショットのシングルの分量って少ないんだなと認識。
シングルってグラスに指一本分の量と聞くが、一本分の深さにするにはだいぶ小さなグラスでないといけない。
それでも250mlくらい入るグラスに氷を一杯に入れると、1ショットで半分近くまで満たされる。
そこに同量の炭酸水を入れて氷入りの炭酸トワイスアップを作って飲んでいたら、あっという間に4杯も空けてしまった。
うめーなジャックダニエル。
アルコール量にしてビール約1リッター分飲んだことに。
うーむ、ビールみたくお腹が膨れないからペースが早くなる。
注意、注意。




尿酸値対策 その参

2022-12-18 07:32:24 | お酒
焼酎のお湯割に倣ってウイスキーのお湯割りを作ってみた。
これもいける。
焼酎と同じく、立ち昇る湯気が薄まったアルコール度数を感じさせない香りと刺激を鼻腔にもたらしてくれる。
だから少し熱めのお湯にウイスキーを注ぐようにしている。



ウイスキーのお湯割りは合わせるツマミも幅広にできるので有用。
今は最初に買ったアイラのウイスキーでしか飲んでいないが、他の特徴を持つウイスキーをお湯で割るとどんな味わいの変化があるのか。
今後試してみるのが楽しみである。



気に入った飲み方がいくつか見つかって、この冬のお酒の飲み方はほぼほぼ決まった感じだ。
風呂上がりで喉を潤したいなら焼酎かウイスキーの炭酸割り。
ワインや日本酒を食中酒とし、食後は焼酎かウイスキーのお湯割りをチビチビやる、と。
そして気の向いた時にビールを一本だけ楽しむ。



問題は一杯飲むのにいちいち炭酸水、あるいはお湯を準備して割る作業が必要という事。
缶飲料ならプルタブを引いて注ぐだけだが、氷でグラスを冷やしたり、ポットが無いから冷めたお湯を沸かし直したり、飲むまでに手間がかかる。
まあ、それも飲む楽しみのひとつにしていければいいか。


世の中には凄いコーヒーがあるんだな

2022-12-16 07:17:38 | Weblog
昔東京に転勤していた頃、コーヒーフェスティバルがあったので行った事がある。
日本各地の焙煎所が自慢の豆を持ち寄り、来場者に味見してもらって、気に入れば買ってもらう催し。
味見用の小さな陶器製マグ付きの試飲券が売られていて、飲みたいお店のコーヒーを試飲して回るのだ。
先日大阪梅田の阪神百貨店で同じような催しがあり、行ってきた。



試飲用のマグは東京の時のと似たデザインだったから、多分主催者は同じなんだろう。
百貨店で扱うからか当時から物価が上がったからか、扱う豆はベラボーに高級なモノだった。
150gで2000円を超えるような品ばかり。
試飲だけさせてもらった。
深煎りの豆を扱う店と浅煎りの豆を扱う店で大きく区分けされていて、日頃飲んでる浅煎りの豆で淹れたのを選択。
4店で飲み比べたが、長崎のお店だったかな、ある1店のコーヒーが衝撃的だった。



浅煎りだからフルーティーなのだが、その味わいがとても複雑だったのだ。
自分のバカ舌でもミックスジュースのように何種類ものフレバーが舌の上に花開くのが分かった。
高いイコール稀少なものという事が多いから、珍しいというだけで美味しいとは限らないと思っていたが、本当に旨いものもある。
これは値段也の価値のあるコーヒーだと思った。
よう買わんかったけど。


ビールの旨みは・・

2022-12-14 06:22:04 | お酒
ビールを飲む頻度が減って、たまに飲むとその味わいの複雑さに改めて気付く。
普通のビールに飲み慣れていた頃、クラフトビールを飲んでその味の濃さに、やっぱりクラフトビールは美味いなと思っていたが、そのクラフトビールかと思う複雑さが普段飲みだったビール(発泡酒)に感じられた。
蒸留酒に慣れるとこういうものか。



アルコール飲料に含まれるプリン体の量を比較した資料を見た。
蒸留酒にはほとんど含まれないのだが、ビールは日本酒やワインに比べても圧倒的に多い。
食べ物に含まれる量よりは少ないのだが、尿酸値を上げるアルコールの作用もあり、量を飲めばやはり問題ということか。
驚いたのは地ビールは普通のビールよりも更にプリン体量が多いということ。
倍ほどある。



それで思ったのだが、プリン体ってある種の旨味そのものなのでは。
醸造酒にはあって、蒸留酒にはない味わいがあると思う。
うまく表現できないが、にごりのような豊穣さというか、気化しない微粒子がもたらす複雑さというか、透明でない何かがあの味わいをもたらしている。
だから味が濃いと感じられる地ビール(クラフトビール)にプリン体が多いのでは。



飲料だけでなく、食べ物のプリン体の量についても見てみると、レバーや干物に多いとある。
これらも旨味の濃い食べ物だ。
幸にして好物ではないから度々食べるわけでなく助かっている。
肉や魚も含有量の多い食べ物に該当するらしい。
若い頃のように肉も量を食べられなくなったから、これもあまり心配しなくていい。
今のままビールを飲む回数を減らした状態を続け、尿酸値への効果のほどを一年後に確かめよう。




水間寺あたり

2022-12-12 06:21:05 | その他旅行き
十六童子に導かれて歩き、気がつくと川向こうに大きな伽藍と三重塔が見えた。
いつのまにか水間観音に到着していたのだった。
白い石橋を渡って境内に入る。
立派なお寺だった。
本堂は近づくとますます大きく、見上げる屋根は幾重にも重なった巨大なものだった。



お参りした後、境内を越えた向こうにある水間公園へ向かう。
途中、行基堂や弁天堂があり、参道の周りの紅葉が綺麗だった。
その辺りをウロウロして写真撮影。



道を上ると駐車場があり、高台から水間の町を見下ろせた。
穏やかな良い天気。
しばし眺め、さっきのお堂の反対側にある水間公園に上る。
芝生の広がる公園で、歩き回ったわけではないが、紅葉はお堂がある辺りが一番きれいだった。