日傘の疑問

2024-07-31 06:18:55 | Weblog
隣を歩く連れが日傘をさしていると度々疑問を口にする。
雨傘はそんなことないのに日傘はやたら風に煽られる。
なんでだろうと。
比較は当然同じような強さの風が吹いているとしてである。
日傘は雨傘に比べて造りがちゃちいからではないかと答えるのだが、今度買ったやつはまずまずの値段のしっかりした奴だが、やはり煽られるという。
それで一度じっと傘が煽られる様子を観察して気がついた。
それは半球形の傘の外側が風に向いているかどうかの差だと。
雨は風の吹いて来る方からやってくるから外側を風に向けるが、太陽光は風の向きとは関係なくある一方向からに固定されている。
太陽のある方向に傘の外側を向けるから、太陽と反対側から風がやってくれば、傘の内側が風を集めてしまうのだ。
そのことを連れに話すと納得していた。
太陽から風が吹いてきたら日傘が煽られることはないのにねえ。

<日傘の写真が見つからなかったので>



冬の酒を夏に飲む

2024-07-27 20:40:08 | お酒
梅雨が明けて暑い夜がやってきた。
風呂上がりは汗が引くまで上半身ハダカで過ごす日々が始まったわけだ。
そうなると飲む酒は喉の通りの良いモノに傾いていく。
猛暑の始まる前は多少暑くても冷やした白ワインを飲んだが、それすらもそそられなくなった。
ワインは栓を開けると早めに飲み切る必要があり、冬場ほど量を飲みたいと思えないのも一因か。



対して日本酒に気付きがあった。
これまで夏に日本酒を飲むならやはり冷酒と、冷やして飲むのに良さげなあっさり系の口当たりのモノを選んでいた。
冷やす手間がある上に飲みごたえがない為か、あまり選択されることなく飲む頻度はとても少なかった。
それが今年の夏の「濃い」酒は日本酒になりそうだ。



きっかけは梅雨時に買ったガッツリと飲みごたえのある奴を、暑くなって飲む気が失せる前に飲んでしまわねばと和食を作ってもらい飲んだこと。
その純米酒のオススメの飲み方は「ひや」か「ぬる燗」。
倉庫代わりの部屋に置いてあるので、今の季節室温は体温並に上るから、そのまま飲めば人肌のぬる燗だ。
飲んでみるとコックリとした飲み口が、ビールやハイボールのあっさりした口当たりと対照的で、やたら旨く感じた。



少量づつ飲めるし冷やして保管しなくても(モノによるが)いいから狭い冷蔵庫のスペースも取らない。
汗をかいてるうちは冷たいビール、エアコンで身体が冷えたらほの温かい日本酒を、口が辛くなったらまたビール、と口を変えながら飲む飲み方を覚えてしまった。
飲む気が失せるどころかぬる燗で美味しい冬の酒を新しく購入せねばと思い直した。
この夏は和食を多く作ってもらい、この飲み方で熱帯夜を乗り切っていくことになりそうだ。




また知らない人とテニスした

2024-07-23 06:20:12 | テニス
先日、テニ友繋がりで交流会的対外試合に参加した。
対戦相手に今回も癖のあるショットを打つ方がいて、なかなかいい練習になった。
そのグループの方達は普段から試合に出ているそうで、試合慣れしてる感じ。
我々は仲間内で楽しんでばかりなので、全然歯が立たず。
試合を横で見ている分には、互いのショットにレベルの差はそんなにあるようにみえないのだが、ポイントを積み重ねると負けている。
やはり決めるべきボールをどれだけ取りこぼさずに決めれるかの差であるようだ。
とにかく我々はつまらぬミスはするは、チャンスボールは決め切れないはでいいところなしだった。

そんな試合でいつも打てなくて残念な思いのする決めのフォアボレー。
少し光明が見えてきた気がする。
繋ぎのボレーの際、体重移動をより明確にするために歩く程度の足踏みをして、軸足に体重を乗せてからボレーするように練習している。
すると決めのボレーの時も身体が前に突っ込まなくなってネットすることが少なくなった「気がする」。
試合で決められないと意味がないから、自分のモノにできたかどうかまだ不明。



対外試合で勝てないのが悔しくて、やはり試合慣れしないといけないと、テニ友と意見が一致。
今後もいろいろ試合に出ることになりそうだ。


観葉植物 植え替えその後

2024-07-21 17:08:47 | Weblog
6月に観葉植物の鉢を変えてあげた。
無事根付いたようで、枯れる事なく育っている。
総じて大きな鉢に移ったことになる。
週末に水をあげるのだが、部屋の中で水をやると部屋が水浸しになるので、ベランダに一旦出してやる必要がある。
重くなったので、取り落とさないよう注意が必要になった。



鉢が大きくなっていいこともあった。
鉢に入る土の量が多くなったから保水量も多くなり、夏場はどの鉢も一週間保たずに土が乾いてしまっていたのが、一週間経っても余裕で湿り気を帯びているようになった。
週の途中で水やりをする対象が少なくなって助かっている。
梅雨が明けて猛暑日が連続するようになったらどうなるか分からないが・・。



コーヒーノキの土の水捌けが悪くなった。
コーヒーノキは2株あったので鉢を分けたが、元の鉢とさらに小さい鉢の二つにしたので、鉢の大きさは変わらない。
植え替えの時に新しい観葉植物の土を混ぜた際偏りがあったのか、特に元の鉢の方の土に水が染み込まず、水をやると長い間鉢の中の土の上に水が浮いた状態にいる。
放っておくと徐々に染みていくのだが、時間がかかって仕方ない。



パキラに新しい葉っぱがたくさんついた。
春にいくつか黄色くなって落ちてしまったが、それを上回る量の葉っぱが出てきた。
こんなに密度濃く葉っぱを繁らしたパキラを観葉しているのは我家くらいかもしれない。



モンステラも一枚新しい葉っぱを広げ出した。
残念ながら穴あきの葉っぱでは無さそうだ。
株が小さいうちは穴の空いた葉っぱは出てこないらしいのだが、家にやってきて新しく出た2枚目の葉っぱが穴あきだったから、以降は穴あきばかりになるのだと思っていたら、穴あきはその一枚の後出てこない。
まだ時期尚早だったようだ。


熱帯夜と階段

2024-07-19 06:26:33 | Weblog
先週の水曜日と木曜日だったと思うが、夜寝る時なかなかに涼しく、朝方はさらに気温が下がった。
その数日前に始まった熱帯夜を暑くなく越せるよう、窓を開けて何も被らずに寝ていたら、朝方寒くて目を覚ました。
身体が冷え切っていて、1日だけなら耐えられたようだが、2日続けたら流石に風邪を引いてしまった。
油断した。
まだ熱帯夜の日々は始まったばかりで、毎晩続くわけではないということに思いが至らなかった。



三連休は実家で用事があったので、体調不良を押して帰省。
用事をこなした後は薬を飲んで寝て過ごした。
休みの間に風邪は治ったのでそれは良かった。
しかし今週、階段を上ると脚がすぐに疲れてしまうことに気付いた。
一段上るにつれ筋肉に疲労物質が溜まっていくのが分かる。
筋肉が「もうむりー」と言っている。
たった一週間、週末に運動しなかっただけで、ここまで筋肉が落ちるのか。



お出かけ予定のない週末はテニスして遊んでるだけだが、筋肉維持には有効なようだ。
若い頃はすぐに筋肉量も回復したろうが今はそうはいくまい。
付くより落ちる方の割合が大きい。
これからさらに年をとるから、ずっと動き続けて筋肉を落とさない、という努力がより重要になってくるということだな。
精々テニスを楽しんで、筋力維持に努めよう。


キャンセル続き

2024-07-17 06:28:30 | その他旅行き
今年はカレンダーの日の巡りと仕事の関係で、夏に連続休暇を取るのを断念。
代わりに7月、8月にある三連休を利用して夏の旅を企画してきた。
まず7月の三連休は山行きを計画。
二泊三日で北八ヶ岳の池を巡るコースを設定して山小屋を予約。
雨が予想されるが、破れたカッパは新調したから大丈夫。
雨に沈む池の撮影も面白かろうと期待していた。
のにまたしても都合が悪くなった。
実家に帰る用事ができ、あえなく山行きは中止。
切符はまだ取ってなかったのでキャンセル料は掛からなかったが、5月のゴールデンウィークに続き悲しいキャンセル作業を行なった。
8月はまだ企画中だが、こちらは行けるといいなあ。



ところで、今回の宿は山小屋だったので、キャンセル連絡はネットの予約サイトからではなく、直接山小屋に電話が必要だった。
山小屋で電話を受けてくれた人の対応が二ヶ所で違い、思うところがあった。
キャンセルされるのだから残念なのは分かるが、それが声の調子に滲む一ヶ所目。
対して、またの機会によろしくお越しくださいと言ってくれた二ヶ所目。
電話後こちらの気分がずいぶんと違うことに気付く。
北八ヶ岳は魅力的だと思い行き先にした訳で、行きたくなくなったからキャンセルしたのではない。
次の山行きの目的地として行きたいランキングは上位にあるから、きっとまた行き先として選定するだろう。
その時にどちらの山小屋でも行程に問題が無ければ後者の対応をしてくれた方に行きたいと思うものだ。
自分も人と対する時は注意せねばなあと身をもって知ったのだった。


ブロッコリー - 東海道本線

2024-07-15 17:42:58 |  鉄分山盛り、三重の路
旅もいよいよ終わり。
最後の行程は東海道本線。
大垣駅から米原駅まで、JR東海の電車に乗る。
ホームにやってきた電車から乗客が降り、入れ替わりに乗車した。
ほとんどの乗客が降りてしまい、車内は空き空き。
二人がけのボックス席の並ぶ車両で、空いた席の窓側に座ろうとすると、座席と通路の境目に小さなぬいぐるみが落ちているのを発見した。
糸が付いていたので、カバンに吊り下げていたのが切れたのだろう。
拾ってもどこか置き場所がある訳でもなく、手の施し様がないので目の前にあって気にはなるが触らずにいた。



停車時間が長い列車で、そろそろ出発かなと思っていたら、前の扉から年の頃20代と思われる女の子が慌てた感じで乗ってきた。
出発に間に合ってよかったねえとそちらを見ると、視線を合わせる訳ではないがこちらに意識を向けてるような圧力を感じ、何だ?と思う。
すると通路を通り抜けつつぬいぐるみを拾って後ろの扉から出ていった。
ああ、彼女のだったのね。
ホームを前に歩いていく彼女のカバンには似たようなぬいぐるみがもう一つ揺れていた。
改札とかで落としたのに気がついたのだろう。
結構な時間が経過してたのに、よく探しにきたなあ。
よほどお気に入りのぬいぐるみだったのだろう。
まあ良かった。
私も気になる物体が目の前から消えて落ち着くことができた。
程なく列車は出発。
後から考えるに、彼女から感じた圧力はさっきまで彼女が座っていた席に私がいたので、ぬいぐるみが落ちていないか私に聞く面倒を思い浮かべたのだろう。
手前の通路に目当てのぬいぐるみがあってホッとしたに違いない。
触らずに置いておいて良かった。
で、あのぬいぐるみは何を模していたのだろう。
ブロッコリーだと思うのだが。



電車は進む。
この二日乗ってきたローカル線の揺れに身体が慣れていて、東海道本線の最新車両に乗るとそのあまりにもスムーズで揺れのない走行に感心した。
スピードを出しても全然揺れないから、どれだけ精緻に線路を敷いて振動制御装置を作り込んでいるのかと感心してしまう。
同じ感覚は在来線から新幹線に乗り換えた時によく感じるが、在来線の普通車両がその精度を持つ時代になってきたということか。



米原駅でJR西日本の新快速に乗り換え。
ちょっとしたお出かけで乗る電車なので帰ってきた感に包まれる。
昨日今日で乗った鉄道会社は6社と、路線数は9つ。
大阪から奈良、三重、岐阜、滋賀とざっくり左回りに足跡を残した。
今回も十分に楽しんだので疲れまくり、大満足したので、旅が終わった残念感は全く無し。
後は眠って帰ってきた。


大垣でも工場萌え

2024-07-13 09:02:04 |  鉄分山盛り、三重の路
西大垣駅の車庫は構内からあまり見えなかったので、外から眺められないかと北側に回ろうとした。
しかし工場の敷地が広く車庫からずいぶんと離れた場所で回り込むことになり、ただの踏切しか見えず。
残念。
辺りは街中の工場地帯で鑑賞対象を工場に変更することにした。



お腹は空いていなかったが、買ってあったあんパンを食べつつ歩く。
感じてなかったがエネルギー不足だったようで、食べ終わるとちょっと元気になって、身体の疲れも軽減した感じ。
甘いものの威力だなあ、歩き続けられそう。





工場はなかなか大きいのに間を縫う道路は狭い。
新しい工業団地ではなく昔からこの地で操業してきたのだと分かる。
だから建物も古くていい。
工場地帯に隣接して住宅地がある。
シームレスな感じで、こちらも古い民家やアパートが隣り合っていた。



養老鉄道は大垣から更に北へ揖斐駅まで伸びていて、そちらの路線の室駅の方へと歩く。
ある踏切を渡って少ししたら後ろで警報器が鳴り出したので、カメラを構えて電車を待った。
車がやってきて踏切手前に止まったので、まあ仕方ないなとカメラを構えていたら、その車がいきなりバックを始めて、私より後方まで下がってしまった。
電車がやってきて、障害物なしで撮影。
その車の運転手を見るとなんとも読めない表情をしている。
私がカメラを構えているのを見て、自分の車を撮られたくなかったのか、障害物なしで私に写真を撮らせたかったのか。
踏切があくと行ってしまった。



室駅は小さな無人駅。
乗車駅を証明する乗車票の発行機があった。
大垣行きの電車がすぐ来るなら、予定を変えてそれに乗って大垣駅へ行くのもいいな。
楽だし。
しかし時刻表を見るとあと20分くらいあった。
残念、元の予定通り歩こう。







沿線は静かな雰囲気の住宅街。
それでも遠く近く車の走行音などが聞こえてくるので、街の中心部にいる事が感じられる。
駅に近づくにつれビルが多くなる。
大垣駅は養老鉄道とJRの接続駅。
ここから先は再びJRである。