2013年末のご挨拶

2013-12-31 17:58:56 | Weblog
今年もあと数時間となった。
例年ブログ記事を見返して一年を振り返るのですが、今年の年末はいつもと違うためかその事に時間を取ろうという意欲が湧かない。
本来なら9連休なのに年末年始に出勤が組み込まれている。
しかも飛び石で出社するスケジュールなので最長の連休は2.5日だ。
大晦日に帰省する予定を入れられず、年末気分が盛り上がらない。
この土日もただの土日として過ごしてしまった。

それでも朝食時に放映されているTV番組はいつもと違う編成になったし、商店街も年末の売り出し中、スーパーの惣菜売り場に並ぶのはおせち風の物やパーティープレートといった品揃えに変わってる。
目にするものが変わりようやく年の瀬を感るようになった。

元旦を大阪で迎えるのは初めてでないか。
初物好きのよかばかとしては大歓迎なのだが、いかんせん毎日遊べるわけでない。
取り敢えずお休みの今日は自転車を引っ張り出して、慌ただしい年末を演出する町を観察に出かけた。
結構な人出だ。
蕎麦屋には年越しそばを買い求めるお客さんが列を成し、服飾店は早くもシャッターを降ろし年始の開店日を告知する紙が貼られている。
お父さんお母さんに連れられて歩く子供はお祭り気分いっぱいの笑顔を見せていた。

大阪のこの一週間は比較的暖かいよう。
年始の町はどんな顔をしているのか、また出かけてみたいと思います。

  

当ブログをお読みいただいた皆様、今年も一年ありがとうございました。
自分勝手な記事ばかりですが、それぞれのお立場でお楽しみいただければ幸いです。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
来年が良い年となりますことをお祈り申し上げます。


ピンチこそチャンス

2013-12-29 21:20:56 | テニス
先週末は鎌倉観光で写真撮影に注力していたのでテニスの練習はおさぼりした。
この週末のテニスで今年は打ち納め。
今年は近年になく、ほぼ毎週継続的に練習できた。
それゆえ、各ショットで上達を実感でき、テニスに関してはよい年となった。
が、今年最後のプレーはなんとも後味の悪い終わり方となってしまった。

一週練習を飛ばすだけでプレー感覚が鈍ってしまうことを再認識。
まずコートに入る時の心持ちが違った。
普段は先週のプレーの記憶の残滓から、なにがしかの思いを胸にコートに向かう。
ボレーの時のラケットエッジを導く方向とか、ストロークの腰の回転と腕の運動連鎖の具合とか。
それを基軸に各ショットの注意点をいろいろと思い出していく。
それが今回は間隔が開きすぎたのだろう、なんの思いも湧き上がることなくコート入りした。

案の定、押さえるべきポイントを意識することなくプレーは進む。
ボレーはまずまず。
ストロークがオーバー多数、力加減が悪いのかスイング方向がずれているのか、不明。
サーブは前半ラケットダウンが小さく不安定。
うまくスイングスピードが上がらないし、方向も散らばる。
当然深さもマチマチ。

中盤回復して、先々週までのサーブができるようになった。
それで安心したのに最後の最後、その日の(つまり今年の)最終ゲームで突然バラバラになった。
1ゲームで3つのダブルフォルト。
0-40からダブルフォルトしてゲーム終了。
たはは。

がっかりな最後だったが、これはしかし考えようによってはいい練習の機会だ。
試合に出たとき、今回のように体が自分の物で無いぎこちない動きしかできない状態に陥る事が多々ある。
普段の練習通りに打とうとあがくのだが、そう思っても固さが抜けることはほぼない。
練習時にうまく打てている時はそれはそれで気持ちよく楽しいが、それはなにも考えなくてもうまく打てる結果オーライ状態。

こうスイングするから思うボールが行くのだという事が意識してできるようにならなければ。
でないといつも良いショットを打つことはできない。
試合の時の不調を抜け出す方法を手にするのは、こういった普段の練習時の不調時に、如何にして好調時のプレーを思い出し復活するか、その方法を得とくできたときだろう。
そういう意味で今日のような突然の不調発生は得難い機会だ。

問題のサービスゲームの最中には気付けなかったが、後からこうすればよかったと思いついた。
サーブ時に意識する複数のポイント全てをうまくやろうとするからできないのだ。
どれか一つのポイントだけ確実に行うことに集中する。
そしてそれができれば二つ目のポイントを加える。
それが復調への近道ではないか。
次回、そんな不調に突然襲われたら実践してみよう。

問題はその時にこのことを思い出せるかどうかだ。


こんなことになっていようとは

2013-12-28 11:31:27 | その他旅行き
鎌倉観光 その二

二つ目の訪問先は杉本寺。
鶴岡八幡宮から少し歩く。
いや、結構歩く。
バスに乗る距離なんだろな。



歩道脇に杉本寺の立て看板が現れ、矢印の指す左を見ると細い石畳みが奥へ延び、その向こうの斜面に石段が続き山門がある。
こじんまりとした山寺だ。
なかなか雰囲気のいいアプローチ。
鎌倉は暖かい土地のようで、見頃をほんの少し過ぎたもみじの赤い葉が彩りを添えていた。



このお寺で何を見たかったかというと、苔むした石段。
これの撮影がしたかった。
その石段は通行は許されておらず、それゆえに石の表面にビッシリと苔が生えているらしい。
どんな写真が撮れるだろう。

 

受付で拝観料を払う。
「本堂屋根の茅の葺き替え工事中」とお知らせが書かれていた。
本堂は主目的ではなかったのでさして気にせず
赤い仁王様の守る山門をくぐり、見上げる。



目の前には工事の足場が。
んん?
本堂まで荷を引き上げるための木製の滑り台が設置され、ロープのつながった荷台が置かれている。
滑り台の下に苔むした石が覗く。
こ、これは…。



どうやら、見たかった石段の下端から上端まで(当然苔が剥がれないよう浮かせて)作業用通路を作ったよう。
ええー。
なんだそりゃ。
見えないの?
がっかり。



仕方なく(あ、ばち当たり)本堂の観音様とお地蔵様にお詣りし、境内に工事の影響のない被写体を探した。
わざわざ遠距離を歩いたのに。
残念。
あまりに残念だったからか、もう一つ行きたいと思っていたお寺が近くにあるのを忘れて鎌倉駅の方へと戻ってきてしまった。
たはは。

いざ、鎌倉。

2013-12-27 01:31:11 | その他旅行き
鎌倉観光 その一

ということで、まずは鶴岡八幡宮。
JR鎌倉駅を東側に出て小町通りという商店街を少し歩き右に折れると、若宮大路という広い直線道路に出る。
車道の真ん中に段葛(だんかずら)と呼ばれる盛り土された歩道があって、ここを歩いて鶴岡八幡宮へと向かう。
歩道の左右には桜の木が植えられ、春、花の頃はさぞやきれいなんだろうと思わせる。
その外側、車道の左右には様々なお店が並び交通量も多く賑やか。
私が注目してしまうのはやはりこんなお店。

<売り物にでは無く外壁に


段葛は信号交差点で始まり信号交差点で終わる。
信号の向こうは鶴岡八幡宮の境内。
入口に渡れない橋、太鼓橋がある。
橋越しに本宮楼門を撮影するのがお約束のよう。
他の観光客に混じり撮影。

<青い欄干>


境内に入りすぐ右手の源平池に浮かぶ島に旗上弁財天社がある。
願い事の書かれた幟が信者それぞれの思いを乗せ、たくさん揺れていた。

<幟>


弁天さんは芸事の神様だ。
写真がうまくなるよう しておいた。
でも、歌舞音曲が弁天さんの本業だったように思うので、願い先を間違えているかもしれない。

<手水舎>


参道に戻り進む。
広い参道。
正月のためのものなのかいつもあるものなのか、参道の脇には露天商が屋台を建てる範囲が白線で区切られ、3つ4つお店が出ていた。
きっと正月には隙間なくお店が並ぶのだろう。
広い境内を被写体を求めて彷徨う。

<舞殿>


私にとって価値あるものは撮影できるもの。
本殿は撮影不可だったので舞殿後方の石段を上った楼門までがその対象。
自分が撮影を避けるものでないのに撮影拒否されるものに興味は薄い。
お詣りして早々に本殿を辞した。

<若宮>


冬の旅の動機

2013-12-25 06:35:30 | その他旅行き
朝の6時ってこの時期真っ暗なんだな。
毎朝部屋で出掛ける支度をしてる時はあまり意識しないが、外に出てみると実感する。
朝なのに夜だ。
おっと、この22日は冬至ではないか。
そりゃ暗いわ。
なんて納得しつつ街灯が照らす道を駅へと向かった。

一昨年、年末の三連休で大井川鐵道を訪れる旅に出た。
こんな年末に泊りがけで遊びに出たのは初めてではなかったか。
シーズンオフの旅先は人が少なくとても空いている。
季節の花や樹々の彩りなんてものが目的でなければ、快適な旅を楽しめる事を知った。
来年はお休みが不規則になる事が分かっているので、二泊以上の旅行はしばらく無理かも。
行ける内に遊んでおかねばと、そんな思いもあってまたしても年末の旅に出た。

東に向かうのぞみ号の車中。
大阪は晴れていたが、京都を越えると時雨れてきた。
週末は冬型の気圧配置が強まるらしい。
目的地は冬晴れが期待できるので心配はしていない。
名古屋を過ぎると窓の外は明るくなった。
頭上を灰色の雲が覆うその向こう、遠く南の空は水色で、浮かぶ白い雲の上っつらを朝日が白く輝かせている。

ここ数年、新幹線を使って出掛ける時は西方へ、岡山まで利用する事が多かった。
岡山なんてあっと言う間に着いてしまうから、車中でゆっくりする気分にはならない。
東京行ののぞみに乗ったら名古屋の次は新横浜だ。
たんまり時間がある。
ホットコーヒーを飲んで、居眠りして、写真雑誌を眺めて。
体内リズムをお休みモードに入れ替えた。

今回の目的地は鎌倉である。
神社仏閣を巡り、江ノ電に乗るのだ。
ガイドブックによるとアジサイの季節なんかはお寺の境内に入るのに整理券が配られたりするとか。
江ノ電はローカル線なのに満員らしいし。
アジサイやサクラを愛でつつ歩くのも魅力的だが、人波を愛でて歩きたくはない。
比較的暖かい土地らしいし、この時期訪れるのにピッタリではないか。



疑問解消ならず

2013-12-17 02:02:18 | テニス
私はロブ好きである。
ダブルスでボレーボレーの展開になり、前がかりになる相手の頭上をロブボレーで抜く(表現あってる?)のが気持ちいい。
サービスラインくらいからボレーでロブを送ると、これがエンドラインギリギリに落ちるナイスショットとなる。
我ながら絶妙と思う。

ところがこれは神の与えたもうた偶然で、ロブを打つ時この力加減しかできないのだという事をずいぶん前に悟った。
つまりストロークをしているときのロブも同じ力加減になり、相手ボレーヤーの頭上を越える事無く、サービスライン上に落ちる浅いロブを相手に与えてしまうのだ。

そのことに気付いてから、力加減を調整しようとしたのだが、なかなかうまくいかない。
大きすぎたり、余裕で取れる高さになったり。
反対に、ロブの打感を変えようとしたために、うまくいっていたロブボレーが短くなるようになって、ロブを打てばチャンスボールを相手にプレゼントしてしまうようになった。


ロブを打てば失点する、そんな状態が続いているのに、相手の布陣に穴が無く、打つところに困るとロブを上げてしまう。
向こうはどんなショットにも万全な状態にいるのだから、生半可なロブは簡単に餌食になる。
あー、なにやってんだろ。
これはロブの技術的問題ではなく、心理的な心の弱さの問題だ。

そもそも攻めに使用するロブは相手フォーメーションの隙や乱れを突くものなのに、それを常用するというのは攻めているのではなく逃げているのに等しい。
そう認識し、ロブは追い込まれた時の時間稼ぎにのみ使用することを自分に課そうと思う。
隙のない相手陣形を崩すのに使用する戦術は、スピードの緩急と送球コースオンリ。


それはいいとして、ロブの距離感を得とくするにはどうすればいいのかな。

線路の重なり

2013-12-15 22:55:25 | Weblog
阪急電車は全車両の色が単色である。
屋根の直下に白っぽいクリーム色のラインが入る事もあるが、基本的に小豆色一色、マルーンと言うらしい。
なかなか潔い。

以前から気になっていた正雀にある車両工場に夕方訪れた。
最近は午後4時半になるともう薄暗い。
沈んだ色調を見せる時刻と車両、残照を映す線路。
良いですなあ。

車両基地、操車場は線路がいっぱいならんでいてにぎやか。
今回はあまり時間を取れなかったが、別の時間帯、別の季節にも撮影してみたい場所だ。
阪急マルーンのイメージで紫に調色したモノクロで組んでみた。

<出番待ち>



<どっちに行く?>



<さあ、整備。>


ステアじゃなくシェイクしてね

2013-12-12 00:14:49 | お酒
最近のコンビニのお酒売場には惹かれるものがある。
目が行くのはウイスキーやラム、ジンといったハードリカーの小瓶。
旅先で居酒屋の夕食後、ホテルに戻って寝るまでにもう一杯 、って気分の時よくお世話になる。

小瓶は小瓶でも、普通のボトルのデザインをそのまま小さくしたミニチュア版ではなく、平べったいフラスクボトルがいい。
お酒の販売に力を入れているお店にはこれらがズラリと並ぶ。
この眺めがすこぶる良い。

以前は2、3種類あるくらいだったが、最近は種類豊富で酒好きの目を奪う。
このフラスクボトル、通常ボトルよりカッコいいと思うのは私だけではないだろう。
中でも気になるデザインなのがバカルディ。
ペールグリーンのガラスでできた撫で肩の体に、頭でっかちな白いキャップ、程よい大きさのラベル。
スーパーで見かけるバカルディの通常ボトルには食指は動かないが、フラスクボトルのデザインの良さにとうとう買ってしまった。

当然写真撮影。
数を撮ったのでフォトチャンネルにした。
小さい瓶なので、今回は写真も小さく。
部屋が片付いていたら、引いたショットも撮りたかったのだが…。

バカルディ<フラスクボトル>


お味の方は、ラム酒にしてはあっさりとしていてフルーティー。
舌の上に残る甘さがラム酒らしい。
販売元のサッポロビールが勧める飲み方はカクテルだ。
確かに爽やかなカクテルが作れそう。

子供の頃TVで見た007の映画で、ボンドとボンドガールがバカルディの飲み方に掛けたやりとりをしていた。
飲んだのは学生時代それを真似て格好つけ、バーでロックを頼んで以来ではないかな。
喉を焼かれたが、やせ我慢して飲んだことを思い出した。
今の私はストレートでやってしまう酒飲みだ。

夕刻の滝道

2013-12-09 22:13:39 | その他旅行き
日曜日、日中テニ友と遊んだが、午後半ばにしてする事がなくなった。
一日を過ごすにはノープランに過ぎた。
夕食の時間まではまだまだ遠い。
さてどうしよう。
箕面近くに居たので、箕面の滝への滝道を歩いてみようという事になった。



滝道は箕面の駅前から始まる。
箕面の滝へは昔一度車で近くの駐車場まで行って見に行ったことがある。
しかし滝道と呼ばれる箕面公園の遊歩道を歩いたことはなかった。
どんななんだろうか。
箕面の街中の市営駐車場に車を止めて、歩き出した。



滝道まではただの街中だったのが、滝道に入った途端観光地になった。
沿道には土産物屋さんが並び、モミジの天ぷら(特産品である)を店先で揚げて売っている。
こんなに身近にこんなベタな観光地があるとは知らなかった。
規模も密度も向こうが上だが、讃岐の国のこんぴらさんの参道を思い出してしまった。
もみじ饅頭なんかも売っている。
…ん?
もみじ饅頭って広島は宮島のもんではなかったか?
商標上問題はないのだろうか?(問題ないみたいだ。)



遊歩道は観光客で結構な賑わい。
外国の方も歩いてたりする。
ただの山道だと思っていたのに、観光地なんだ。
歩き出したのは午後4時前で、山の谷間に付けられた遊歩道はすでに薄暗い。
さすがに滝を見終えて帰ってくる方がほとんどだが、我々のようにこれから滝まで行こうとする方も少なからずいる。
見頃を過ぎたとは言え、紅葉の名所だからなあ。



滝までは2.6kmだか2.8kmだかを歩く。
土産物屋さんも山中に入るに従いさすがに少なくなり、時々思い出したように現れる。
途中には大きな寺院があったり、歴史ある建物のカフェや泊まってみたいなと思わせる宿がある。
へえ、なかなか、やるじゃない。
俗っぽいけど意外だったので感心しきり。



箕面の滝、到着。
はいはい、こんなところでした。
前は真冬に来たからか、こんなに水量はなかったな。
水の落下速度が普通より速く見える気がするんだけど、暗かったからかな。
手持ち撮影可能な暗さギリギリでの撮影。



こんなに暗いのにお店がまだ開いているっていうのが変な感じだ。
観光地のお店なんて暗くなったらすぐ閉めちゃうのに。
まだ5時だからな。
と思っていたらやはり5時が閉店時間なのか、シャッターを閉めだした。
寂しくなる。
さあ、帰ろう。



帰り道はもう真っ暗だ。
けど要所要所に電燈が灯され足元を照らしてくれる。
先日行った山科疏水の道のように、ここでもジョガーが度々走り抜けていった。
山中で空気もいいし、道も整備されているから走りやすいのだろう。
こんな暗い中、女性が一人で走っているのにはちょっと驚いたけど。



写真を撮りつつゆっくり歩いて往復約2時間。
なかなか、意外感があって面白かった。
車で近くまで行って滝だけ見るより、こうして遊歩道を歩いて見に行った方が断然いい。
犬も歩かねば棒には当たれないね。