昔に比べ

2016-06-25 00:04:43 | その他旅行き
さて、今週末からふた足早い夏休みに突入。
例年夏休みは都合が許せば早めに取るようになってきたが、今年はさらに早くなった。
北海道に初上陸する。
北海道に梅雨はないとされてるが、今年は雨がちのようだ。
来週は晴れるといいなあ。

最近は旅行日程をそれなりに計画立ててから旅立っている。
今回もその日その日に行く主要訪問地まで決定済み。
一日の詳細スケジュールはこれからだ。
以前はその日の行き先も決めていない、行き当たりばったりな旅が多かったが…。
そもそも、夏休みの旅の目的が避暑にあったからなあ。
盛夏に高い山の上で過ごし、涼しくあるのが目的だった。

そうしている内に避暑先の山や観光地の魅力を知り、山や観光地に訪れることが目的に変わっていった。
前は車で行けるできるだけ高い所へ行って、風の通る涼しい道端に車を止めて、車内で本を読んだりボケっと眺めを楽しんだり、昼寝したりする日を必ず盛り込んだ。
それをしなくなったのは週末にそんな時間を得るようになったからか。
今回の旅ではどこかで半日くらいボケっとする時間をとってみるかな。

<稜線から>



田圃に代わり

2016-06-24 00:18:38 | Weblog
気がつけば6月も早や下旬。
夏至もいつの間にか通り過ぎてしまった。
箱根からの帰りの電車で、車窓から水が張られた田んぼが眺められ、随分田んぼを見ていなかった事に気付いた。
「ああ、もうこんなになってるんだ。」
丈は低いもののしっかりと根を張った苗が整然と並ぶ、よく見知った一年振りの景色が広がっていた。

前回田んぼを意識したのは千葉で小湊鉄道に乗った時だったから、桜も終わる時期だ。
田植えの準備中だった。
あれから2ヶ月経ったのか。
昔は毎週知らず知らずに目に入る田んぼの状態で季節の進みを感じていたんだなあと思う。

メガシティ東京。
山は遠い、が街中に緑は多いと思う。
公園は数あるし、街路樹の根元や、建ぺい率の高い住宅の玄関先、洒落たマンションの敷地周りなんかの狭い場所にいろんな草花が植えられている。
通勤時など、毎朝少しづつそれら植物が成長し、主役が移り変わって行くのが面白い。

今はアガパンサスの作る円環に、雨の雫が残りきれいである。
その前に目を惹いたのは、タチアオイか。
この大きな葉っぱの植物はなんて名前だろうと思っていたら、見覚えのある夏の花が咲いた。
調べて初めて名前を知った。

そんな風に私の歩く街路は飽きさせることのない花の連鎖が続いている。
ある場所で花が咲き、その花が終わると別の場所で別の花が咲き、終わる。
これからもどんな花が現れるのか楽しみである。
そしてまた、来年も同じ花々が季節の移り変わりを教えてくれるのだろう。




やっと本題

2016-06-23 00:32:38 |  神奈川県全市町村探訪
箱根登山鉄道の車両は、新しいのあり古いのありで、変化があって楽しい。

<陶芸の森駅辺りで>


だいたい見た目4種類の電車が走っていた。

<宮ノ下駅下りホーム>


詳細にはもっと細かく分類できるのかもしれないけど。

<スイスの登山鉄道とお友達>


沿線のアジサイは、その標高によって見頃が移って行くようだ。

<ここは蕾がち>


私が訪れたのはまだ咲き始めの頃だったので、一番標高の低い箱根湯本辺りが見頃とあった。

<散策途中の公園で>


確かに上の方はまだ早かったが、品種によっては咲いてるものもあり、来るのが早すぎた感はそれほどなかったかな。

<上大平台信号場のスイッチバックを遠く見る>


大平台駅辺りの線路脇にアジサイが植わっており、小さな踏切が幾つかあるのでポイントを変えつつ撮影しやすかった。

<出山信号場>


アジサイも被写体としてよろしかったが、登山鉄道の急勾配やスイッチバックなんかも珍しい眺めで、カメラを向ける対象になった。

<トンネルと鉄橋>


カーブもとても急で、遊園地の乗り物でマッドマウスという名前だったか、クネクネと方向を変えるコースターがある。

<トンネル内の急坂>


あんな感じのカーブが右に左にと続くのも面白い。

<塔ノ沢駅の深沢銭洗弁財天前で>


可能なら先頭か最後尾の車両に乗るのがお勧め。

<フロントマスク>


スイッチバックで進行方向が変わるから、ずっと先頭ずっと最後尾ってことがないのが画期的だった。


あんぱんつぶしてしまった

2016-06-20 23:33:27 |  神奈川県全市町村探訪
箱根の町をそぞろ歩くとしたらやはり宮ノ下だろう。
小涌谷駅から宮ノ下駅まで、国道沿いを歩いてみた。
小涌谷の駅横の踏切を越える



と民家は無くなり、しばらく山の中だ。
国道は比較的空いていたが、遊歩道を歩くのとは違い、路肩は車がくる度緊張が走る。
脇道を見つけ早々に国道を離れた。
また民家が戻り、車一台が通れるくらいの道を行く。
再び国道に出て、一つ目の目的地、パン屋さんに到着。
箱根駅伝の時は観客に無料で振る舞われるという、名物の温泉シチューパンが目当て。
正午頃に着いたら、店の外に人が複数立っていたので並んで待っているのかと思ったがそうではなく、店内に入ってみたらテーブルが一つ空いていて、すぐに座れた。
食べていたら次々とお客さんがやってきて、待ち行列が…。
危ないとこだった。
食べ終わってすぐにテーブルを空け、お店の外にあるベンチで一息。
この行動はなかなか当たり。
外の方が人でいっぱいの店内より解放感あり、気持ちよし。
国道横だけど…。
その後も次々お客さんがやってくる。
大人気だ。
そうそう、肝心の温泉シチューパンは大変美味しゅうございました。
梅干あんぱんを翌朝用に追加で買ってお持ち帰り。
梅干しが種入りでそのまま一個入ってた。
酸味と塩分と甘さがゼツミョー。



さらに歩いて行くと富士屋ホテルが現れた。
泊まらなくても見学くらいできないかなと思いちょっと入って行くと、歴史のありそうな建物に立札があり、由緒書きしてあった。
見学できそう、って事で館内も少し見せてもらった。
見学まったく問題なし。
そこには歴史があった。



ホテルを出た後、ガイドブックに出ている骨董屋さんなんかもみてみたいと思っていたが、気付かず通り過ぎてしまったようだ。
いつの間にか国道から宮ノ下駅への登り坂に入っていた。
途中に洒落たカフェがあったので、寄ってお茶した。



ゆっくりしてから宮ノ下駅へ。
宮ノ下駅の駅前に食事処があった。
こちらも美味しそう。




箱根強羅公園

2016-06-16 22:52:01 |  神奈川県全市町村探訪
強羅公園は公園上駅と公園下駅の間にある。
ケーブルカーを公園上駅で降り、公園下駅へ向かって園内を上から下へと見学。
無料で入ったものだから、しっかり元を取らねばなんて助平な考えは湧かず、さらさらと見て歩いた。



洋風の庭園である。
まずはバラ園。
バラ以外にもそれはそれは多種多様な珍しく煌びやかな花が咲いており、百花繚乱状態。
ゴージャスだ。



バラ園の下にはヒマラヤ杉の巨木が聳えていた。
樹姿は丸みを帯びて横幅があり、日本の二等辺三角形な杉とは趣きが違う。
園内の建物は別荘みたいな瀟洒な作り。
レストランやカフェやクラフトハウスがあり賑やか。



中でも私の目を惹いたのは熱帯植物館の花々。
あー、花だけではないか。
その果実も。
私好みの小さめの野草とはまったく趣が違うが、熱帯植物も意外と心を掴んでくる。
原色系で派手なのに、なんでだろう。



名古屋の東谷山フルーツパークに行った時も、世界の熱帯果樹温室が面白かった。
撮りたくてもうまく撮れず、難しい被写体だったけど。
珍しい形が面白いのだろうか。
自分の心が読めないが、きっとそうなのだろう。




箱根登山鉄道鋼索線

2016-06-14 23:47:34 |  神奈川県全市町村探訪
箱根登山鉄道のケーブルカーには途中駅があって目からうろこが。
これまで乗ったことのあるケーブルカーは全て始発駅と終着駅しかなかったから、ケーブルカーとはそういうものだと思い込みがあった。
坂道の途中で止まってドアが開くのはなんだか新鮮である。
慣性の法則が強く働くのかケーブルが伸びるのか、停車する時ほんの少し揺り返しを感じる。
ぶら下がっているんだなあとその都度思い出させてくれる。



車両はスイス製らしく、とてもスタイリッシュである。
ヨーロッパを鉄道旅行している気分になれる。
カッコよろしい。
前々回の記事の写真はこのケーブルカーの座席。
やはりアジサイがイメージフラワー(なんだそりゃ)みたいだ。



ケーブルカーの終着駅は早雲山駅。
ここから先、箱根ロープウェイが大涌谷へ通じているが、現在箱根山の火山活動の影響で運休中。
残念。
早雲山駅が今回の旅の最高所。



駅を出て、そこからの眺めを楽しんでいたら、連れがラスクを買ってきた。
駅外にトレーラーをお店にしたカフェがあり、甘党なのでそこですかさず買ったらしい。
砂糖が片面一面にまぶしてある。
ご相伴にあずかると、とても軽い口当たりに素朴な甘いお味。



早雲山駅の近くには気を引く観光名所は特になし。
仕方なく下る上り列車に乗った。
公園上駅で降り、「トコトコきっぷ」があれば入園無料となる強羅公園に寄ることにした。




箱根湯本駅にて

2016-06-13 22:35:43 |  神奈川県全市町村探訪


小田原駅で箱根登山鉄道の一日乗車券(何度でも乗り降り自由な奴)である「トコトコきっぷ」を買い、箱根湯本駅へ。
事前にネットで箱根観光の記事を読んでいたら、アジサイの時期の箱根登山鉄道は激混みで、都会の満員電車状態らしい。
箱根湯本駅で待ち行列に並んで、2~3本後の電車にしか乗れないとか書いてあった。
人の多いところは苦手なので行くのを躊躇ったが、早い時間ならそんなにひどくは無いみたい。
なので8時半くらいに到着してやったら空いていた。
良かった良かった。

小田原から乗ってきた電車が引き返して行く。


小田原から箱根湯本までも箱根登山鉄道の路線なのだが、走っている車両は小田急電鉄のものらしい。
箱根湯本で車長の短い本当の?登山電車に乗り換える。
途中下車しつつアジサイを愛で、写真撮影する予定だが、混み出すといやなので、まず終着駅まで行ってしまい、戻ってくる時に撮影することにした。
(結局はまだアジサイの時期に入ったばかりだからか、そのあとも激混み状態の電車に乗ることはなく、助かった。

ロマンスカーが止まってた。


小田急のロマンスカーは箱根湯本駅まで乗り入れている。
初撮影。
子供の頃、先頭車両に乗りたかった特急電車だったが、関東は遠く、乗ることは叶わなかった。
最新型の車両デザインはこの写真のと違い、普通の特急電車とさして変わらぬものに。
あれま、なんであんなんにしちゃったんだろう。


紫陽花の季節

2016-06-12 23:29:58 |  神奈川県全市町村探訪
大阪から連れが遊びに来た。
梅雨入りしたし、遊びに連れて行くならやはりアジサイ見物か?
てことで、神奈川県全市町村探訪、今回は箱根町。
箱根登山鉄道沿線のアジサイを観賞しに行った。

なんだけど、今晩はもう酔っ払っているので、その予告だけ。
この旅では結構気合いを入れて撮影したので、記事ネタもたっぷり。
複数回分割掲載できそう。
グビグビでなくチビチビと披露していこう。




チビチビ用とグビグビ用

2016-06-09 00:09:52 | お酒
辛口の日本酒を買おうと思い、スーパーのお酒コーナーへ。
どれが辛口だろうかと眺めるが、商品棚の酒質表示はみんながみんな掲示されてるわけで無く、気がついたらやや淡麗、やや辛口の酒を買っていた。
それじゃあ一本前のと一緒じゃない。
どんなお酒か教えてくれる、キチンとした酒屋さんに行くべきだった。
…けどそんな酒屋さん、知らないから探さないとね。

翌日再びスーパーで、ふと見当違いのことを思い付いた。
お酒コーナーに行った時目についたアサヒのスーパードライ。
こいつは超の付く辛口だからこっちで確認してみよう、と。
ビールだけど。
普段は居酒屋なんかのナマ中で出てくる時くらいでしか飲むことはない銘柄だ。
風呂上がりに冷やしたのを飲んでみた。
なるほど、甘くないのが辛口ってことだな。

飲んだ後、舌にも喉にも残る成分がとても少ない。
商品コピーの通りクリアである。
日本酒で言う所の淡麗だな。
ふむふむ。
これはグビグビいく為のビールだ。
ホワイトビールなんかをグビグビ飲んでしまったら、その複雑玄妙な味わいを楽しめずもったいないが、これなら気にせずグビグビ飲める。
喉越し勝負だ。



日本酒も淡麗辛口タイプはクイクイいける。
アルコール度数が高いから、危険なお酒になる。
そうだ、上善如水なんて飲み口をそのまま名前にしたようなお酒もあった。
飲んだことはあるのだが、大昔でどんな味だったか思い出せない。
さらりとしていたはずだ。
すると冷やして美味しいからと淡麗辛口のお酒を買うとスイスイ飲んじゃって、酒量を抑えないといけない身にはよろしくない。
チビチビと飲める豊醇な奴を冷やして飲んでみるかな。
熱燗の方が旨いのだろうけど、意外な発見があったりするかも。


続報

2016-06-05 22:08:03 | テニス
またペースあるボールを繰り返し打つ練習ができるようになり、気付いた事がある。
一定のペースあるボールだと、やってくるボールの勢いを利用して楽々とスピードあるボールが返せる。
とても楽チンである。
もうほんとにタイミングを合わせ、打ち負けないようブロック気味にスイングするだけで気持ち良くボールが返っていく。
もちろんタイミングを合わせるのは難しいけど、ピタリと合うとこれまた気持ちいい。

対して苦手のふんわりボール。
こちらはしっかりとボールをラケット面に乗せ、押し出す力と、回転をかけつつボールを離すタイミングと、ラケットを振り抜く角度を、ボールを捉えるコートの位置、高さ、やってくるボールのゆるさ加減毎に考えないといけない。
もちろんペースあるボールでも調整しないといけないが、スイング方向だけ間違わなければ、ほぼほぼ問題なく返す事ができる。
ボールが速いから考えてる間も無いし。

そして気付いた事とはふんわりボールが苦手な理由。
苦手なのではなく、キチンと緩いボールをコントロールして打てるレベルに達していなかったのだ、という事。
緩いボールを打つのはペースあるボールを打つより難しいのだ。
人によるのかもしれないが、私にとってはそうなのだ。
緩いボールでのラリー?にショートラリーがある。
これもまた不安定であるから確定的である。

昔、靭テニスセンターに世界スーパージュニアの試合を見に行った時、練習コートで彼らのショートラリーを見たことがある。
普通のストロークと同じスイングでしっかり回転をかけて、きれいにサービスラインの内側にボールを収め、お互いミスすることなく同じ軌道で打ち続けていた。
彼らの打つ回転あるボールだから当然ライジング気味のラリーになる。
それは目から鱗が落ちる光景だった。
もちろんその後のロングラリーもショートラリーの延長で、同じ回転量で同じ軌道で延々と打ち続けるのである。
彼らは持ち玉3球あれば、ボール拾いに時間を割くこと無く練習可能だった。

以来私もあのショートラリーを実践しようと試みて来たが、未だに実現出来ていない。
前述の「しっかりとボールをラケット面に乗せ、押し出す力と、回転をかけつつボールを離すタイミングと、ラケットを振り抜く角度」、これを思うようにできないと理想のショートラリーは出来ないのだ。
ボールをきちんとラケット面に乗せれず、ボールを離すタイミングが早いと、回転だけかかって持ち上がらずスルリと抜けてネットする。
押し出しが強すぎたり、ラケットを振り抜く角度が高すぎるとサービスラインを越える。
まあショートラリーの場合、相手の方も同じ練習目的で打ってくれるかという問題もあるが。

この事に気付いて、今週末のテニスは前述の「しっかりとボールをラケット面に乗せ、~」を意識して練習。
意識するしないでの違いはやはりあり、ふんわりボールのミスをこれまでより抑えられた気がする。
まあ、これまではすべて叩きにいっていたものを繋げにいったわけだから、とも言えるが。
まずは繋げる感覚を身に着けて、次に叩きに行く感覚に転嫁できるのではないかと期待している。