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城崎温泉駅まで

2025-02-28 06:34:48 | その他旅行き
兵庫県の日本海側、浜坂へカニを食しに行ってきた。
今回の旅は一泊二日。
カニを食べた行き帰りで沿線観光地も訪ねた。
また分割して記事記載する。



12月から企画開始し宿を予約、1月に特急券を取得して準備万端で2月を迎えた。
しかし出発一週間前に心配事が発生。
この冬一番の寒波がちょうど三連休を襲うというのだ。
雪が見えるかもしれないと一番寒い時期に旅を設定したが、雪が降りすぎて鉄道が運休とかになったら目も当てられない。
また旅行中止の事態になってしまうかも、とドキドキしながら出発前日を迎えた。





前日の段階で確定した運休路線は湖西線、琵琶湖線辺りのみで、深夜早朝に部分運休するらしい。
福知山線、山陰線は通常運行してくれるそうでよかった。
まだ予断は許さないが取り敢えず出発はできそうだと新大阪駅へやってきた。
まずは特急「こうのとり」で城崎温泉へと向かう。
コーヒーを買って乗り込んだ。





新大阪駅ではがら空きだった車内は、大阪駅ですぐに満席になった。
みんなカニを食べに行くのかな。
電車は尼崎から福知山線へと入り北上していく。
福知山辺りから車窓に白いモノが見え出した。
山の斜面の日陰なんかに雪が溶けずに残っているのだ。
さらに走ると溶け残りの雪がどんどん多くなり、家の屋根も白く覆われてきた。





そのうち雪が降り出した。
和田山辺りから周りはもう真っ白である。
進行方向に向かって左側の席を予約したのであるが、左側は山の斜面が迫りあまり眺めがよくない。
右側に目をやると広がりがあって降る雪が重なって幻想的な光景だ。
失敗したなあ。
福知山線山陰線で北に向かう時は右側に座るべし。





途中踏切の安全確認を行なったとかで15分弱の遅れが発生。
城崎温泉駅からその先へ行く列車に乗り換える予定で、城崎温泉駅での待ち時間50分くらいの間に途中下車して昼食を食べる予定だった。
しかしこの遅れでお店で食事するには少し厳しいかもと連れと相談し、駅弁を買って車内で食べることにした。
以下次号。






ブツドリ

2025-02-24 15:49:48 | Weblog
滋賀県立美術館で写真の展覧会があることを嗅ぎつけ観てきた。
展示内容は「BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現」というもの。
「ブツドリ」とは「物撮り」のことで、広告写真などでモノを撮ることを言う。
写真黎明期から現在までの様々な「ブツドリ」のあり方について、いくつかのテーマに分類され展示されていた。



感心したのはその分類方法。
ただモノを撮った写真をたくさんのテーマに分け紹介していた。
確か5章くらいあったはず。
すごい分析能力だなと学芸員さんを尊敬した。
ひとつの写真、あるいはある写真家の作品をいろんな見方で解釈できないと、グループ分けし整理できない。



写真の展覧会だが、アートとして対するのではなく、資料写真と対する博物学的対象として見ることになった。
ただ本当に純粋な記録として撮影されたものは少数だ。
なんでもないモノの写真だがその表情はそれぞれ。
その時代、写真家、そのテーマにより写り方にある差をどう受け取ればよいか考えながら歩いた。
その時は感じるところはあったと思うのだが、見終えて時間が経つと高尚な感想はどこかに行ってしまったけど。



展示室内は一番最後の章のみ撮影可能。
最近の広告のポスターや、ブツドリの実験的(に見える)作品が展示されていた。
そして最後の部屋では自分でブツドリできる撮影素材と照明の当てられた撮影場所を提供してくれていた。
撮影素材を撮影場所に置いて、自分のカメラやスマホで好きに撮って良いらしい。
自分も撮ってみた。(上の写真)



なんかこの美術館に来る時は寒い時ばかりのような気がする。
中庭を渡る廊下のガラスが外気温との差でいつも白く曇ってるイメージがある。
小腹が空いたので売店で甘いモノを買ってお茶にした。
ここには独立したカフェはないので、ロビーのソファに座って食べる。
びわこフィナンシェというお菓子。
写真は南北が逆だが琵琶湖を形どっている。




カカオティエ ゴカン

2025-02-20 06:25:58 | Weblog
今年も連れからバレンタインのチョコレートをもらった。
パッケージの作りからして美味しそうだ。
ありがとう。
ボンボンショコラとチョコの焼き菓子の二種。
自分が食べる用のも買ってきたそうで、一緒に写真を撮ってやった。



チョコレートは洋酒と合わせて食べたいので、お酒を飲む日のデザートだ。
一日に一個だけ手を出して、長く楽しむのはいつもの流儀。
先週末食べたのはボンボンの二つ。
一つはフランボワーズ・ピスターシュと名付けられたもの。
ピスタチオのガナッシュの上に木苺のピューレが乗せられ、クヴェルチュールでコーティングされていた。
濃厚なピスタチオと酸っぱいベリーが合わさって複雑な味わい。



二つ目はコロンビア。
こちらは名前からしてコロンビア産のカカオのみを使っているのだろう、茶色いガナッシュが入っていた。
よくもまあこんな素直な味にできたなと驚く嫌味のなさ。
雑味の全くない味わい。
普段美味しいと思って食べているチョコレートには何かしら余計なところがあるんだなと気付かされる罪な存在だ。
良質な素材の旨みのみでできている。



焼き菓子の方はまだ開封していないのでどんな中身か不明。
チョコサブレでガナッシュを挟んだものらしい。
ボンボンは残り4つ。
しばらく週末の楽しみが増えたのである。




物理的相違点

2025-02-18 06:20:52 | お酒
白雪蔵まつりではお目当てのお楽しみ袋が売り切れていたので、お土産は別のものに。
前回買ってとても美味しかった、すぐ隣にある老松酒造の「うすにごり」にした。
なんかとても記憶に残っている。
どちらかと言えば辛口のうっすらとにごった酒で、微発泡した口当たりが味わいに影響を与えるのだと知ったお酒。
生酒なので冷蔵庫に保管し、2日後封を開けた。

にごり方を確かめようと黒い酒器に入れてみた。
盃も黒い奴にした。
盃に注いで違いに気付く。
前回はお酒の表面に細かな気泡が浮いていたのたが今回はそれがない。
口に含んで確信した。
今回のは発泡していない。
普通に日本酒だ。

うーむ、これはどういうことかと考えてみた。
どちらがこの酒の本当の姿なのだろう。
前回の微発泡しているのが正しくて、今回は醸造過程の何かが相違して発泡しなかったのか。
それとも今回の状態が正しくて、前回は何かの拍子に炭酸ガスが発生してしまったのか。
毎年の出来具合を比べてみないと分からないが、多分どちらもこの酒の姿なのだろうと思い直した。

ウイスキーのような蒸留酒で、複数の樽から出来具合の違う原酒をバッティングし、味を整える酒ではなく、日本酒は醸造した酒をそのまま瓶に詰めるから、その年の米の出来方から仕込みの時の気温など、環境因子の違いが大きな影響を与えるのだろう。
同じ造り方をしても全く差のない酒ができるとは思えない。
こうした味の傾向の酒と思って飲むのが正しいのだろう。
ワインなんてブドウの収穫年で当たり年と外れの年があるらしいからな。

「うすにごり」の味わいに話を戻す。
今回の個体は発泡はしていないものの、厚みのある味わいで一拍置いて立ち上がる複雑な酸味がとても自分好みだった。
発泡の有無は物理的な差で明らかだが、味わいの差は個人の体調や気分で感じ方が変わるから、前回味わったものの感想とさらに変わっているだろう。
その時々の味わいを楽しむことにしよう。




伊丹駅と塚口駅

2025-02-16 14:07:59 | その他旅行き
伊丹のお祭りがあった三軒寺前広場へ行くのに使用したのは阪急の伊丹駅。
伊丹駅は伊丹線の終着駅。
高架の駅だが、高架なのは駅の部分だけで、頭端式ホームの端から隣の駅の方を眺めると、線路は地上へと坂を下っていく。
商業ビルの3階にあり、店が並ぶフロアに改札がある。
改札を入るとすぐホームがあるのが面白い。







伊丹線は神戸線塚口駅から北へまっすぐ伸びている。
塚口駅北側の大阪梅田行きのホームを挟み、北西方向へと線路が出ている。
駅を出るとすぐ急なカーブがあり、曲がり切ったら後は一直線である。
周りはずっと住宅街。
一度沿線を歩いてみたいと思うが、この線に乗る時はほぼ冬の寒い時、そして祭りの酒で
ほろ酔い気分。
なかなか歩く気にならないだろうな。








伊丹市の冬の集い

2025-02-14 06:41:04 | その他旅行き
2月のこの時期、たぶん毎年、伊丹で小さなお祭りがある。
「いたみ冬の元気まつり」といい、JRと阪急の伊丹駅の間にある三軒寺前広場に露店が並び、即席の野外舞台で市民のパフォーマンスが披露される。
広場の隣にある小西酒造は白雪蔵まつりを同時開催する。
一昨年一度来た事があり、お酒が飲めるお祭りなので今年もやってきた。



白雪蔵まつりでは有料試飲の他、鏡開きやお楽しみ袋の販売がある。
鏡開きは無料で樽酒を飲ませてくれるのだろうけど、人数限定で前回来た時は待ち行列が長く、飲ませてもらおうという気にならず。
今回はそもそも昼からしか来れなかったので時間も合わず。
それよりもお楽しみ袋というお酒の詰め合わせが販売されていて、だいぶお得な値段で買えるようだったので、今年はそれを手に入れようと思っていた。
前回はお昼過ぎにまだ大量に残っていて、これだけあるなら荷物になるから終わる頃に買って帰ろうと、帰りがけに売り場に行ったらいつのまにか売り切れていた。
今回は先に買っておこうとまず売り場にいったが、整理券制になっていて、すでに完売の紙が貼り出されていた。
今年も手に入れられず。



まあ仕方ない。
露店でお酒と食べ物を買ってお昼にしよう。
有料試飲したのはベルギービールと日本酒のぬる燗。
ビールはヴェデットエクストラホワイト。
フルーティーでスパイシーと紹介されていたが、とても爽やかな口当たりだった。
スパイシーと言うとカレーを思い出すので、変化のある辛味をイメージしてしまうが、こうした飲み物の場合、清涼感をもたらす味わいに繋がる気がする。
とても美味しかった。



ぬる燗のお酒は小西酒造の看板商品、白雪。
日本酒の王道を行くような味わいで、辛口でもなく甘口でもない。
中庸という表現はこの酒のためにあるのではないか。
直球ど真ん中な味わいだった。
このぬる燗を手にしてからつまみのおでん盛りを買ったので、食べ始めた頃には冷めてしまい、ひやで飲むことになった。
熱燗にしとけばよかったかな。



お酒の当てはおでんの次に粕汁を買ってみた。
これが美味しかった。
白雪大吟醸の酒粕を使ったもので、しつこさの全くない、しかし酒粕の旨みが存分に活かされた粕汁だった。
程よく煮込まれた根菜類や豚肉もいい味わい。
しかも一杯300円。
他の屋台では、同じ大きさの器一杯で500円~600円していたから、この物価高騰の時候に頑張ってくれたなあ。



前回は暖かい日だったのか、お祭りの終わる時刻直前までウロウロしていた覚えがあるが、今年は寒い日で、飲み終えたら早々に帰ることにした。
今回もとても賑わっていて、みんな楽しんで飲んでいて、私も楽しい気持ちにしてもらった。
また来よう。




台所の菜の花

2025-02-12 06:22:54 | Weblog
連れが料理に使う菜の花の花の部分を2輪挿しにした。
花瓶は私のウイスキーのショットグラスだ。
仕方ないなあ。
まあ、最近使ってないからいいか。
挿してから数日経つが葉っぱはまだ柔らかさを保っている。
でも花弁と蕾はカラカラになってしまい、水を換えるのに抜き取ると、ホロホロと落ちていく。
幾日かその辺りだけ春が来ていた。




ニューパソコンと旧パソコン

2025-02-10 06:25:32 | Weblog
昨年末、家のパソコンで作業していたら突然画面が真っ暗になった。
キーボードを叩いても、マウスを操作しても、反応がない。
電源ランプを見るとスリープ状態の表示で、マウス操作するとスリープ解除の動きをしかけてやめてしまう。
ありゃあ、壊れてしまったか。
電源ボタンを長押ししてみると電源ランプが消えたので、10秒待って再び電源オンしてみた。
するとOSの立ち上げ画面ではなく、作業していた時の画面が表示された。
今までスリープしてたかのように。
恐る恐る操作してみると、普通に動く。
ふー、ああよかった。
壊れた訳ではないようだ。
でも壊れかかっているということで、いつまた動かなくなるか知れたものでない。
このパソコンももう13年使っている。
OSはバージョンアップしてないからWindows7のままだし・・。
壊れる前に買い替えた方がいいなと色めき立った。

年が明けて、成人の日に電気屋さんに行った。
今のパソコンはデスクトップだが、新しいのはノートパソコンにした。
自分の部屋だけでなく居間でもTVを見ながら作業したり、音楽を聴きながら作業したい。
写真データが入っている外付けのハードディスクドライブを持ち運ばずに作業する方法はあるだろうか。
検討要だ。
今のパソコンはDVDを映写してBGMやBGVにしたい時、引き続き使ってやろう。
ノートパソコンは注文生産のタイプだったので、注文しておいた奴が先日届いた。
新しいパソコンライフはどんなだろうか。