待ちどおし

2009-07-28 23:37:28 | Weblog
梅雨。
なかなか行き過ぎてくれないですね。
左から右へ流れるばかり。
ジメジメとした気候が続きます。
蝉の声もいまひとつ元気がありません。

あまり暑すぎるのも困りものですが、盛夏と言えるこの時期、青い空に沸く白い雲を眺められないというのは寂しいものです。
山も海も楽しめないですよね。(海には行きませんが。)

余暇馬鹿な最近の想いです。

最近のフォアハンド

2009-07-26 21:53:18 | テニス
なんか、フォアハンドストロークがパワーアップしました。
ちょっと前に高校生がスクールの同じクラスに入ってきたのですが、若いのでとてもパワフル。
グリップもぶ厚く、オープンスタンスです。
私が不得手とする高く弾むボールも楽々返します。
いいなあ、と思いちょっと真似したのですが、これが抵抗無くパワーを乗せる事ができることに気付きました。

別に極端に力を入れているわけでなく、自然体で若干パワーをプラスしたくらいなのに、いいボールが行きます。
バランスを崩すことなく打ててると思います。
グリップの厚さはさすがに真似できないのですが、若干薄くした状態で、オープンスタンスでひっぱたくと伸びのあるボールが行きます。
コーチもたまに返すのをミスしてくれるので、いいボールが行っているのでしょう。
まだまだネットやオーバーミスが多いので、もう少しだけグリップを厚くして回転の方にパワーを廻せれば、威力を維持しつつネットの高いところを通し、確実性を上げられるのではと修正しようとしています。

サーブは相変わらずダメダメですが、ストロークでちょっと光明が見えてきました。
次の試合は8月後半。
使えるようにしたいものです。

視線

2009-07-25 22:13:32 | Weblog
今回は今の車と旧車との違い。
過去の記事で旧車と比較し、今の車にああだこうだと文句を付けてしまったのですが、付き合ってみると見込んだとおりなかなかいい奴です。
今回の旅でだいぶ性格が分かってきました。

旅の前週に山の上の公園まで走ったり、テニスコートまで走ったりして、地に足着かない感じはだいぶ解消されては来たのですが、やはり少し慣れただけで、旅のスタートの名神高速道路を走ったとき、何度も走った道なのに初めて走る道のように感じてしまいました。
運転時に入ってくる様々な情報がこれまでと違うのでそちらに気が行ってしまう。
走り慣れた道でも長距離の場合、全箇所の景色を覚えているわけでなく、印象に残る景色と景色を繋げて「名神高速」全線を知っている気になっているようです。
記憶に薄い箇所で意識を車から景色に向けると、イコール知らない道になってしまうようです。

では、気がついた順に。

まず、乗り心地が格段にいい。
高速道路のように路面の状態がいいと、まるで氷上を滑っているかのようです。
エンジン音も静かなので、全然疲れない。
旧車ではスピードを上げると振動が激しくなり、音もやかましく、その状態では長く居られなかったので自然と速度が抑えられ、80kmが標準速度でした。
でも今の車は静かで、またアイポイントが高いのでスピード感が抑えられ、いつのまにかスピードが結構出てたりします。
これはこれで注意が必要です・・
でも、これからは高速道路で長距離を走るとき、到着時刻を早められそうです。

これは推測でしかないのですが、転がり抵抗が少ないのではないかなと思いました。
MTなので、下り坂でニュートラルでよく下るのですが、旧車では90kmくらい出る斜度の坂で100km出たのです。
空力特性がいいからかもしれません。

エンジンがパワーアップしました。
上り坂が楽チンです。
これだけは、乗り替える前から分かっていたのですが、体感するのと頭で想像するのとでは違いますね。
まだ慣らし運転中で回転を抑えているにもかかわらず、その違いは歴然としてました。
慣らしが終わった後、安全運転するのにだいぶ精神力を必要としそうです。

次に音響装置の音がいい。
ドライブに好きな音楽は欠かせません。
旧車ではリアの2スピーカーだけでしたが、今のは4スピーカーで前から後ろから聞こえます。
各スピーカーの音量バランスとフェーダーで音場調整してやると、四方から音に包まれて運転できます。
音質もいい。
旧車では高速を走っているときは、音量を上げなければ聞き取れないので、耳がやたらと疲れたものですが、走行音が静かなので、細部まで音が聞き取れるようになりました。
「あ、こんな楽器も演奏してたんだ」と初めて気がついたりしたくらいです。

一番興味を持ったのは、燃費計でした。
たった今のスピード(走行距離)と消費燃料から瞬間燃費を、これまでの走行距離と使用燃料から平均燃費を計算して表示してくれます。
如何に燃費を伸ばすかに腐心するケチケチ走法(エコエコ走法?)を身上としている私にはとても魅力的です。
ほとんどずっとチェックし続けてました。
旧車ではガソリン補給時に計算するまで結果が分からなかったのが、その時すぐ分かるなんて。
今の自動車ってすごく進化してるんですね。
感心してしまいました。
もう少しいろんなシチュエーションで乗ってみないと分かりませんが、燃費は旧車とあまり変わりなさそうです。

さすがにこれだけ長く乗ると、この旅でいろいろな初めてを経験してしまいました。
以下、今回の旅での初体験一覧。
 高速道路走行デビュー
 車中泊デビュー
 ワイパー動作デビュー
 フォグランプ点灯デビュー

1ヶ月点検を終えるのが待ちどおし。


道程

2009-07-23 23:45:41 | 山行
その後、雨は降ったりやんだり、ガスったり晴れたり、って感じの天候でした。
総じて風が強く、花がゆれるゆれる。
撮影にはやはり不向きです。
カッコウの声が聞こえます。
んー、山に来てるんだなあ。


この辺りの山域は歩くのにいろんなコースが選べるのですが、今回は八島ヶ原の北岸を東へ歩き、物見石、蝶々深山を経由、車山湿原まで行って、南側の道を西へ帰る周遊ルートをとりました。
写真は八島ヶ原の北側からの眺め。花はイブキトラノオです。




雨で足元は悪いのですが、なだらかな山並みで急斜面は無くそれ程気を使わずに歩けました。
蝶々深山あたりはニッコウキスゲの群落がすばらしかった。
斜面一面黄色です。
ちょうど風が強い一帯で、いい写真は撮れなかったのですけど。
コースタイム3時間40分くらいの距離を撮影に苦労しつつ歩いたので、6時間50分掛かって駐車場に戻ってきました。

最後に取った写真。
オオカサモチの小さな花を次々と夢中でなめる虫がいました。




駐車場は満車で、空くのを待つ車がずらりと並んでいます。
こんな天気なのに、みんな好きだなあ。
ちょっと微笑ましい。
荷物を積んで13時20分、帰宅の途に着きました。
予定より出発時間が遅くなったので、温泉はあきらめて寄り道せずに帰りました。



アプローチ

2009-07-21 23:33:04 | 山行
やはり雨は出来るだけ避けたく、かつ家に遅い時間に帰り着きたくない。
と言う訳で、日曜日は朝5時ごろから歩き始め、12時には歩き終わるようなスケジュールにしました。
登山後、温泉に入って2時ごろ帰り始めても、8時9時には帰り着ける。
翌日のテニスにも影響が少ないでしょう。

塩尻から諏訪に抜ける国道沿いに道の駅を見つけ、そこで車中泊。
翌朝は4時15分に起きることができました。
白み始めた空は薄い曇が覆う下に厚めの雲が重なるものの全体的に明るい。
今のところ雨は降りそうに無し。
体を伸ばし、顔を洗い、目を覚ましてから、4時40分だいぶ明るくなった中、出発しました。

岡谷市街に下る道から諏訪湖を眺め、霧が峰に向けて再度急な坂道を上り返して行きます。
霧が出てきました。
ビーナスラインに入ってすぐ、八島ヶ原湿原の駐車場に到着。5時20分。
もう既に何台も車が止まり、ザックを担いだ方々が湿原のほうに歩いて行きます。
さすがに3連休ですね。

靴を履き替え、出発の準備が整った後、雨具を着ようかどうしようか迷う。
どうせこの後雨になるんだろうから着ていこうとザックを降ろし、ズボンを穿いていたら、いきなり雨が降ってきました。
ひゃー、上着上着、ザックカバーザックカバー、いやその前に傘傘。
もう降り出したか、・・残念。
あっという間に駐車場の縁の斜面は雨水が川となり、流れるくらいの降りです。

駐車場から湿原はすぐ近く。
山の格好をしていない普通の観光客の方も半分くらいいます。
高台からまず目に入った景色が昨日の写真です。
雨はすぐにやんでしまいました。
湿原に向かって階段を降りて行くと早くもいろんな花たちが迎えてくれます。
アップの撮影に耐えられる花々ばかりで、正に今が見頃。

いつも8月に山に来た時は、良い個体を探すのに苦労するのですが・・
梅雨時であっても、花を見たければ7月に来ないといけないのだなとはっきり分かりました。


写真はハクサンフウロです。
かわいいですね。


動機

2009-07-20 22:28:03 | 山行
ちょっと前に記載しましたが、新車を購入しました。
新車の場合、めんどい事に納車後1ヶ月で一度点検を受けないといけない。
ある程度走っておいた方がいいと思い、今週末ちょっと遠乗りすることにしたのです。

当初7月に取りたいなと思っていた夏休みですが、業務都合により困難になりました。
高山植物がもっとも種類多く花を咲かせる頃合が7月だと思っているので狙っていたのですが、残念。
それで少しだけでも見てみようと、遠乗りする先に信州の山を選びました。

土曜日、午前のテニススクール終了後、その足で出発。
日曜日に山を歩き、その日に帰ってきました。
たった一日のためにこんな遠出はしたこと無かったのですが、まあいいか。
月曜日に予定が無ければ、月曜まで居たのでしょうけど、テニスの試合を入れていたので帰ってこなければなりません。(結局雨で中止だったのですけど。)

山行の行き先は霧ヶ峰は八島ヶ原湿原と車山近辺にしました。
花の咲く山でないといけないです。
その他の候補地は御嶽山、木曽駒ヶ岳を考えていたのですが、天気予報は雨。
日曜日、出来るだけ降り始める時間が遅い所をピンポイント予報で調べると、東の方が西に比べ遅い。
木曽町と比較し、午前は曇り午後から雨の諏訪市の方を選択。
まあ、この予報は生活圏の地域向けで、山の上は雨なんでしょうけど。
さっそく「雨の夏休み」の過ごし方を実践することになりました。
旅で思ったところをぼちぼち書いていきます。

霧に煙る八島ヶ池と八島ヶ原湿原の写真です。
左手前の花がそこらじゅうに咲いていたのですが、持ってる図鑑に出ておらず名前分かりません。
分かったら追記します。


雨の夏休み

2009-07-18 01:42:27 | その他旅行き
夏休み、例えば信州へ山旅に来たけれど、あいにく日頃の行いが悪く雨だった場合の過ごし方。
いろいろ考えて見ましたが、やはり難しい。

連休に山行するとき、連日山に登ると体力が続かないので、間に休養日をよく設けます。
そういった日は近辺にある××博物館やビジターセンターを訪れて、その土地の山の成立ちや観察できる動植物、文化、歴史の知識を深めたり(物は言いよう)、あるいは、高度のある道路脇の涼しい木陰に窓全開で車を停め、音楽を聴いたり、本を読んだり、昼寝したりします。

車を安全に停められ、車体をしっかり覆う木陰というのは探すのが結構難しく、道を上りながら探しているうちに峠を越えて下りにかかり、木陰でも暑い麓まで降りてしまい、結局汗をかきながら昼寝するなんて事が良くあります。
「ウワー、わざわざこんな所まで来て何してんだー。」
でも涼しい場所を見つけられると、半日くらいそこでぼんやりしてしまいます。
「神様サンキュー。」

山に登り始める前は眺めの良い山岳道路をドライブして、高地でとにかく涼むことが夏休みの目的でしたから、今でも自然とそうした過ごし方に頭が行きます。
どうもこちらの方向で収まりそうです。
と言う訳で前に紹介した5連休を取れた場合の日程で、不運な(でもちょっと都合のいい)妄想天候バージョンを・・。


金曜、土曜は変わらず、野沢温泉村まで移動。
さて日曜日、朝起きたら・・雨だぁ。
の場合。
・・写真を撮ろう。
幸いにして雨は小降りで風も無い。
すぐ隣の新潟県は津南町へ。
秋山郷への道の途中、ひまわり畑があるらしい。
画面一杯ひまわりだけの画。
雨に濡れる黄色い花びら。
曲線を描いて並ぶ種の列。
いいかも。
時間はたっぷり、しっとりした作品作りに勤しみます。
明日は晴れるだろうから、妙高山に登る予定にし早めに移動、麓の町に宿を取る。


さあ、月曜日。
・・とほほ。今日も雨かぁ。
ええい、また写真撮影だ。(あ、あれ?)
妙高高原から笹ヶ峰への県道を進むと、火打山の登山口までの道の左手には、草原にポツリポツリと高木が立つ魅力的な眺めが望めます。
山中だからガスが出る。
そこで緑に染まる霧に煙った木々を撮影しよう。
画になるはず。(きっと)
疲れたら車中でお昼寝。(ほっ
天気が良いと、日陰を探すのに苦労しますが、雨なので車が停められればOK。
高地ゆえに涼しい空気の中、屋根を静かに叩く雨の音を聞きながらゆっくりしましょう。
窓を全開、と言う訳にいかないのが玉に瑕ですが・・
閉めてたらやっぱり暑いかしらん。
運動してると疲れて気持ちよく眠れるのですが、体を動かしてないから眠れないかもしれないですね。

さて、明日はどうしよう。
明日も天気は悪そうだ。(はは)
大町の方に訪れたことの無い博物館があるからそこに行くことにしようか。
もしも晴れたら栂池自然園でも散歩しよう。
戸隠村を廻って白馬村へ。宿泊。


火曜日。
やはり雨だ。
予定通り大町市へ。
大町には、山岳博物館、酒の博物館、エネルギー博物館、塩の道博物館などたくさんの博物館が。
なんでまたこんなに集まってるんでしょうね。
どこに入るか。
たぶん山岳博物館を選んで、登山の歴史をお勉強。

最後は無理やりでしたね。
これだけ雨に降られるといい加減気分的に疲れて、きっと早々に帰りたくなるはず。
月曜日にうまく宿が取れなければ、めんどくなってそのまま帰宅してしまうでしょう。
帰ってテニススクールの振替を申し込み、なまった体を動かすと思います。


今回の記事を検討するに当たり、過去に雨に降られた時の事を思い出してみたのですが、これが以外と少なく、雨に降り込められてつまらない思いをしたのは1度だけでした。
(でもほんとにつまらなかったです。折角の夏休みだったのに。帰ってから1ヶ月くらい不機嫌でした。)
その他の夏休みは雨の日が含まれるものの、雨だけと言う事はなく晴れた日にしっかり楽しんで、それなりに良い思い出を残せてきたようです。

夏の音

2009-07-13 23:44:24 | Weblog
土曜日、夏休みの自転車ツーリングに備えて、冬場の頑健な足に戻すべくフルコースメニューで筋力アップに努めました。
すなわち、午前にテニススクール、自転車で山の上公園往復、午後のテニススクールという組み合わせ。
前回これをやったときは、午後のスクールレッスンで足がつりかけたので、今回は自転車の登坂を少し手抜きして、息を切らすことなく走れるペースで行きました。
それでも汗はしたたり、結構な運動量になったのでは。
これから回数を重ねるにつれ、強度を増して行きたいと思います。


そうそう、午前のスクール終了後、外のベンチに座ってシューズの中敷を外し溜まった砂を除去していたら、蝉の声が聞こえてきました。
声を聞くまでその存在をすっかり忘れていました。
まだまだ弱々しいものでしたが、いよいよやかましい夏がやって来るようです。
その声自体が暑いわけではありませんが、聞くときの気温が高いため、蝉の声は暑い夏のイメージに直結します。
今日の朝にはもう窓外で「シャワシャワシャワ」と元気に複数の蝉が鳴いていました。
通勤途中の街路でもたくさん鳴き始めて、一斉に目覚めたようです。

蝉のように暑さという皮膚感覚と相まって、聴覚で感じる夏には何があるでしょう。

野球の打球音や選手たちの声なんてどうでしょう。
球春とも言われますが、私の高校野球のイメージはやはり夏の甲子園です。
この時期、グラウンドから少年野球の音・声が聞こえてくると、夏だなあと感じます。
風鈴も夏の音です。
窓際にペットボトルのおまけで付いていた風鈴を吊るしているのですが、当然窓を開けねば風は流れず、音を発してはくれません。
窓を開けるのは暑いとき。
涼しさを誘う風鈴ですが、やはり夏の音ですね。

後はグラスに満たされた氷が奏でる「カラリカラリ」という音。
ピカッと光った後に響く「ゴロゴロ」という雷鳴。
「ドドーン」と腹に響く打ち上げ花火の花開く音。
「サラサラ」と耳に届く砂浜の波の音。
祭囃子と、御輿を担ぎ山車を曳く掛け声。
大滝詠一の「A LONG VACATION」。


私の夏はこんな感じです。