2021最終話

2021-12-30 06:20:32 | Weblog
9月末で緊急事態宣言が解除されて3ヶ月。
遠出できない週末を長く過ごしてきたからか、反動で10月以降あちこちによく出掛けたものだ。
泊まりがけの旅行はいつの間にか自分の中で敷居を高くしてしまってまだ実行してないけど。
これはなにかきっかけがないと踏み出せない気がする。
この年末年始は2年ぶりの帰省をすることにした。
実家ではあるが泊まりがけの旅行といえばそうである。
帰ってる間は初詣くらいしか外に出ることは無さそうだから、行きは無理にしても、帰りにどこか道草できないか考えよ。



来年も同じようなコロナ禍での日々が続くだろうけど、少しでも旅に出られるよう祈念して、今年の記事はこれが最終回。


改造対象アプローチ中

2021-12-26 23:38:05 | テニス
テニスしても汗をかかなくなった。
寒い季節の到来だ。
ボールは硬くなって飛ばないし、風は強くてボールが流れるし、プレー環境が著しく悪くなる。
冬はやっぱり嫌だなあ。

それはさておき、最近のプレーはどうなのか振り返ってみた。
夏の初め頃から取り組んだフォアハンドストローク改造は、ようやくここにきてスイング変更が身体に馴染んできたようだ。
今までネットを量産していたが、最近は高く浮くボールが増えてきた。
特にリターンでそれが顕著。
昔の感覚で下から上にスイングしてしまって、上体を起こして振る事ができるようになってきたから、上に飛んでいってしまうのだろう。
試しにネット直上を狙って真横に振ったら、鋭いリターンが返っていった。
ちょっと嬉しい。
でもそれはいい時の話で、いつも意識してないと上体が前傾してしまいネットするので、引き続き要意識。

フォアハンドストロークに光明が見えてきたので、他のショットも改善対象に上げることにした。
まずはボレー。
対象はローボレーとハーフボレーのどちらで打とうか迷う高さと勢いのボール。
迷いなく身体に引きつけて打てるボールはいいのだが、対象のボールは腕を前に出して処理してしまい、打点を引きつけられないのだ。
ラケットをボールに近づけるのではなく身体からボールに近づかなくてはいけないのだが、これがなかなかできない。
待ってボレーするのはまだできるほうなのだが、踏み込んでのボレーでボールを引きつけられない。
コーチには歩いてボレーする感じと教わるのだが、ヒットするときは右足か左足どちらかに重心が来ている時でないといけない理解だから、重心移動中にヒットすると打点がぶれてうまく返らない。
やはりタイミングの取り方が下手なんだなあ。
これもフォアハンドストロークと同じく、時間をかけてじっくりと身体に覚え込ませるしかないですな。

ま、来年も怪我せずに、テニスが続けられますよう。


岡寺駅

2021-12-24 06:26:10 | その他旅行き
明日香村を歩いて帰ったその日、お風呂に入ってシャンプーしたら頭の右上が痛くて思い出した。
明日香村散策の出発・帰着地点として乗降した近鉄南大阪線の岡寺駅でぶつけたんだった。
大阪阿部野橋駅から吉野行きの急行に乗れば、橿原神宮前駅までぽんぽん駅を飛ばして走り、以降は各駅停車になるから、小さな岡寺駅にも止まってくれて、乗り換えなしで早くこれた。
駅でもよおし、トイレを借りたのだが、低い位置の前方右下に荷物置きの棚が張り出していた。
久しぶりの和式トイレで、用を足した後、立ち上がろうとして、存在を忘れていた棚の角に頭をぶつけたのだった。
まっすぐ立ち上がればよかったのに、前に重心移動したのがいけなかったな。
結構痛かった。
そんな思い出の残る岡寺駅のあれこれ。

<吉野行き急行を見送る>


<朝日差す地上へ>


<今回行った所以外にもまだまだ見所あり>


<分岐器>


<駅近アパート>


<橿原神宮前方面>


最近は公共交通機関を利用して遊びにいったら、その帰りはほぼ爆睡である。
その日一日遊んだ満足感を胸に、気持ちよく居眠りしながら乗り物に揺られるのがいい。
そうして帰るのも旅の楽しみのひとつとなっている。


石舞台古墳

2021-12-22 06:23:20 | その他旅行き
ようやく目的地の石舞台古墳に到着。
ずいぶんと寄り道で時間を使ってしまった。
入口で料金を払って入場。
四角い敷地で、空堀が周りを囲んでいる。
一度堀の底に下り、斜面を登って遺跡にご対面。



ネットで見る写真は引いた位置から全体を撮ったものばかりで、ロープか何かが張られていて近くには寄れないものだとばかり思っていた。
だから遠くから眺めて、はい、おしまい、なんて所と思っていたのに、石積みまでなんの障害もなく近寄れるのでびっくり。
触ってないが触ることすらできるのだった。



その時はちょうど小学校の修学旅行だろうか、一クラスくらいの人数の子たちがガイドさんの説明を聞いていた。
ガイドさんが説明を終え、言った言葉にさらに驚いた。
では中に入ってみましょう、と言ったのだ。
ええ、中にも入れるの?



入口の反対側に廻ると、確かに階段状に土が掘られ、地中に口が開いていた。
思いもよらぬ見学対象の拡大に私は大喜びである。
小学生達の見学が終わった後、早速中に入ってみた。



人力でよくこんなの作ったなと驚く巨石がどんどんどんと並べられ、地上部以上に大きな石が埋まっていた事を知る。
石室の天井には人為的に描かれたのか自然と付いたものなのか判然としない模様があった。
中の写真が撮れるとは思っていなかったから嬉しくて何枚も撮ってしまった。



が、よく考えたらここはお墓であって、こうして衆人の目に晒され、埋葬者は浮かばれないなあと気の毒に思った。
私も散々踏み荒らして、好奇の目で見たのであるが。
そんな複雑な想いは残ったが、想像以上の場所が見れて、大満足の最終目的地となったのであった。




岡寺

2021-12-20 06:39:25 | その他旅行き
石舞台古墳へと再び歩き出すと、道路標識が現れ、石舞台古墳への矢印は右。
しかしそちらは新しい道路で途中に何も無さそう。
直進すると明日香の町に入るようで、そちらの方が街並み散策できるだろう。
少し遠回りだがまっすぐ町へと入っていった。
狭めの道路の左右に目を遊ばせながら歩き、T字路を右折すると岡寺というお寺への道に鳥居が立っていた。
調べると日本最大の塑像の観音様がいらっしゃる、西国三十三所第7番札所らしい。
山の方に入るようだがちょっと寄って行ってみよう。
到着したこのお寺、自分的には当たりだった。
さらっと見るだけのつもりが気になる被写体が山とあり、ずいぶんと時間を使ってしまった。
以下その写真。

民家の並ぶ細い道をさらにズンズン登っていくと山の上に三重塔が見える。


最後の急坂を上り終えると入口の仁王門があった。
横の受付で料金を払って境内へ。


石段を登っていくと本殿のある敷地に出た。


右手に鐘楼があり、一人一回鐘をつける。
無料だし空いていたのでつかせてもらった。
ちょっとしけた音になってしまった。


本殿でお参り。
塑像の観音様は撮影禁止。


悪龍の封ぜられた逸話のある池の向こうに十三重の石塔が聳える。


池の袂に境内案内図があり、池の向こうに奥の院があると書いてあった。
そこから三重塔へ廻る道があるようなので行ってみる。


奥の院への道から振り返る。


途中にるり井という浅い井戸があった。
いわれの説明はなし。


奥の院には浅い洞窟の奥に弥勒菩薩が祀られていた。


十三重の石塔に戻り、その前を横切り少し登ると、モミジの木々がこの秋最後の彩りを魅せてくれた。


三重塔からの眺め。
三重塔から石段を降りると、仁王門から登ってきた道に出、これで境内一周。



川原寺跡

2021-12-18 17:30:45 | その他旅行き
明日香路散策、次の寄り道先は寄り道とも言えない、石舞台古墳へ向かう道のすぐ左にあった川原寺跡。
広大な原っぱに、かつてあった寺の建物の礎石が並んでいるところ。



礎石は当時のものでは無さそうだが、その大きさと数からお堂なのか回廊なのか、相当大きな建物があったようだ。
降り立って柱が並んでいた様を想像した。



視界が広くて気持ちいいので、敷地の端っこに座ってちょっと休憩。
バッグに入れていた缶コーヒーを飲んだ。
初めての場所、解放的空間を前に、ただの缶コーヒーもおいしくなったのではないか、な。




天武・持統天皇陵

2021-12-16 06:15:38 | その他旅行き
最初の寄り道先は天武天皇と持統天皇の古墳。
二人ともかろうじて名前を覚えている。
確か持統天皇は女性で二人は夫婦だったはず。
調べてみたらやっぱりそうだった。
どんな治世だったかまでの知識はないが、仲良く一緒のお墓なのね。



後から分かったが正面からではなく側面から近づいたようだ。
緩やかに下る道路の右手に小さな丘があり、古墳はその向こうだろうかと近づいたら、その丘がそうだった。
丘を少し登ると石畳の道があり、宮内庁の立ち入り禁止の看板が立っていてそれと気付く。
小道を行くと角度的に見えなかった拝所に出た。



宮内庁の、これも高札というのか、注意事項の書かれた立札があった。
他の場所でいくつか天皇陵は訪れた事があるが、どこもほぼ同じ様式なのだなあとその度気付かされる。
白い石の柵が廻らされ、鳥居がある。
正面から近づいたら遠くからそれと分かりそう。



丘だから周りの野の眺めがいい。
ゆるやかな山野が眺められた。
お天気いい日で、ゆったりした気分で周りを見渡す。
車の走る道路が近くにあるが、交通量は多くなく、自転車で通過する学生の声が遠く響き、穏やか。
いいところにお眠りだ。



正面からの参道はこの丘まで登ってくる石段になっていた。
拝所と同じ高さで古墳の周りを一周できる道があるようなので歩いてみた。
裏手は竹林との境で、低い石の柱の裏門があった。
こんもりと盛り上がった墳墓を見て、子供の頃文化祭の取材で近くの山に、埋もれたような古墳跡を訪れたのを思い出した。




晩秋の明日香路

2021-12-14 06:24:55 | その他旅行き
明日香村、いいところだった。
古い時代の遺跡が山とある。
知らなかったなあ。



代休をとった金曜日、どこに遊びに行こうか思案して、奈良県は明日香村を散策することにした。
石舞台古墳を一度見てみたかったのだ。
駅から少し距離があるので歩いて往復し、あるだろう長閑な山村なのか農村なのかその風景を楽しめれば、特に他になにもなくてもいいやと考えた。



ところが手に入れた明日香村観光マップを見ると、あちこちに見どころ点在。
駅から石舞台古墳まで行く間にいろいろ寄り道できる。
有名そうなところもそうでなさそうなところも、今回のルート以外にもそこらじゅうに「何か」ある。



とても一日では回りきれないから、また遊びに来れるなあ。
今回見学したところはまた別途記事記載しよう。
しかしいいところを見つけたものだ。



そんな観光マップを手に入れたが、実際歩き出したらほとんど見なかった。
歩いてる道々、近くにこれこれがあると看板や道標が現れるから、そこまでの距離と相談して寄るところを決めた。



後で観光マップを見ると歩いたすぐ近くに別の見所があったのに気づかなかったのもあるが、まあいいだろう。
地図を首っ引きで調べて歩くのと違い、歩く先で気付いた見どころだけに寄る散策は、縛られた感がなくてとっても自由。



しかも明日香村は、思い描いたとおりの田畑の広がる長閑な所だった。
新しい道路はあまり歩かないようにし、遺跡以外の村の佇まいも楽しむ要素に加え、のんびり風景を愛で、ぽくぽく歩いた。



お天気も良くて小春日和。
寒さを感じることなく、歩くのに最適の日で、終わりつつある秋を満喫した一日になった。




桃入りビール

2021-12-12 18:16:44 | お酒


お尻が気になって買ってしまった。
原材料名/麦芽、桃、ホップ。
いろんなビールがあって面白いですなあ。
このボトルの写真が撮れたらそれでいいやとビジュアル目的で買ったもので、味にはあまり期待してなかったのだが、これがなかなか。
SWEETS BEERとあったし、グラスに注いだ色が薄いネクターみたいな感じだったから、どんだけ甘いんだろうと思ったら、甘いのは甘いがビールの苦さもしっかりとあり、意外といける。
ホップの香気に混ざるピーチの甘い匂いが不思議。
リピートあり。