竹林の行く末

2022-11-30 06:22:36 | 山行
山を歩くと、時々竹林の横を通る。
タケノコを採るための竹林でなければ、大体荒れたところが多い。
枯れた竹が茶色くなって、青竹の間に倒れ凄惨である。
普通の林だと木が倒れていても、腐って土に返っていくのが分かる。
極相林となって大きな木の枝葉が森を覆えば、林床に光は届かず、新たな芽が伸びることもなく、木々の間隔は維持される。
しかし竹はなかなか腐らず、倒れた竹は残り続ける。
しかも新たな芽はタケノコだからどんどん芽を出す。
タケノコが次々芽を出せば隙間がどんどんなくなって、非常な密の状態になるのだろうか。
これ以上は無理、と竹が判断してタケノコを出さなくするのだろうか。
見たことはないが、人知れぬ山の中にある竹林はどうなっているのだろう。
気になる。




深まる秋

2022-11-28 06:19:26 | Weblog
今年の11月は穏やかに秋が進んだなあ。
何日かしっかり雨が降ったが、その他の日は小春日和で秋晴れ続き。
朝晩に冷え込んでもとても風穏やかでその寒さを感じさせない。
予報では12月から寒くなるらしい。
もう少し、秋の名残を味わいたいな。




尿酸値対策 その弐

2022-11-26 17:38:04 | お酒
尿酸値を下げる方法を調べてみると、プリン体を摂取しすぎないことも重要だが、アルコールを取りすぎないことも書かれていた。
うーむ、アルコールってホント悪者だなあ。
結局お酒は適量で、てことに尽きるのか。
つまらない。
まあ、プリン体の摂取を少なくすることも尿酸値対策になるから、引き続き酒種変更は試行していこう。



次に試したのはウイスキーの水割り。
これは記憶に残っているのと変わらぬ味わいだった。
アイラのスモーキーなタイプのを買ったからか、水割りにすると水っぽさが際立つ。
スモーキーなのはやはりストレートかロック、せめてトワイスアップでないと、その味わいを活かせない気がする。



水っぽさを軽減できないかと、炭酸水を使って割ってみた。
流行りのハイボールである。
なるほど、炭酸イオン?が少し味わいを引き締めて水っぽさを感じない。
ウイスキーにも焼酎にも良く合う。
ただ口当たりがさっぱりしてるから、ちびちび飲むものではないことと、もうひとつ心配なのは適当な分量で割ってるから、アルコール度数は結構高めかもしれない。
抑えられてたアルコール摂取量は増えてしまうかも。



そして、試してみてひとつ合っていそうな飲み方があった。
それは焼酎のお湯割り。
コップから立ち上る湯気に含まれるアルコールが鼻を刺激し、口に含んでからも口腔から鼻腔に香りが抜けて、アルコール度数は下がっているのに焼酎の味をしっかり感じることができる。
これはいい。
これから寒くなるから、この飲み方が主流になるかな。
ただ、合わせるツマミが難しい。
ビールやワインと食べていたお菓子系のツマミがまったく合わない。
イカ天とかチー鱈とかになってしまう。
こういった酒のツマミってなんか高くつくんだよな。



お湯割りにするのに甲類の焼酎を買ってみた。
原材料が糖蜜、サトウキビである。
驚いたのが芋や麦と全然違う材料なのに、焼酎の味がしたこと。
まあ、芋と麦も全然違うものだけど、焼酎になるのだから、製法であの味になるのだなと分かった。
割らずにロックで味見すると、とろりと甘い。
ホントに糖から作ってるのが分かる。
こんなに甘いのに糖分ゼロという不思議。




登山後の訪問地

2022-11-22 06:18:49 | その他旅行き
天王山の北東方の登山口(今回は下山口)には小倉神社がある。
山裾に入り込むように境内はあった。
この辺りの氏神様らしいので、写真撮影させてもらったご挨拶に寄る。



正面から参拝したいところだったが、一番最初の鳥居はだいぶ離れた場所にありそうだったので、途中から参道に入る。
きちんと建て分けられた社殿が並び、氏子が広いのだろう、たくさんの石碑や提灯が寄せられていた。
山に溶け込むような感じの雰囲気がよく、境内を撮影させてもらう。



参拝後に通った手水舎の龍が凝っていた。
手を清めるための水を口から吐いてるあの龍である。
大小二匹いるのだが、頭から尻尾の先まで全て造られていた。
普通よく見るのは頭だけだったり、胴体の途中からだったりするのに。



近所に保育園か幼稚園があるのだろう。
小さな子供たちが先生に連れられて参道で遊んでいた。
車の通らない広い場所があって良いですな。
度々来てるのだろうから、小さい頃、神社の参道で遊んだ記憶が残るに違いない。
どんな記憶になるのだろう。



参道を入口へと向かうとやはりとても長い。
奥行きのある神社であった。
入口横に保育所があった。




登山前の訪問地

2022-11-20 17:34:38 | その他旅行き
天王山へ登る前、秀吉が一夜で建てたという三重塔を見学に、宝積寺(ほうしゃくじ)へ寄った。

<仁王様の手袋>


この辺りは文化財がたくさんある地域なんだと初めて知る。

<桃山時代からここにある瓦>


この寺だけでなく天王山周辺にある神社仏閣には、鎌倉時代や桃山時代の建物や仏像がたくさん残されているようだ。

<この日一番の紅葉>


無料で観れるものだけ見せてもらって、天王山登山へと向かった。

<衆生の願い>



天王山ハイキングコースを撮る

2022-11-18 07:13:32 | 山行

天王山に登ってみた。
大阪と京都の府境の山崎にあるあの天王山である。
標高は270.4m。
山頂まで約1時間の山。


簡単に登れても山は山。
いたるところに登山は自己責任の注意書き。
山の危険を知って行動しよう。


山の南側の登山道は階段状に整備されていて、遊歩道っぽい。


秋なのに柔らかいキノコは見かけず。
サルノコシカケばかり。


林業用のものだったのか、作業用モノレールの線路が設置されていた。
線路を草が覆う場所もあり、今は使われていなさそう。


至る所に竹林あり。
荒れたところと整備されたところがあり、その差が激しい。
竹林を綺麗に維持するのはとても難しそうだ。


天王山を有名にした歴史上の出来事が陶板に描かれ説明されていた。
秀吉の天下への道である。
光秀って落武者狩りに遭って死んだのか。
戦で討ち死にしたのだと思っていた。


山頂手前にある自玉手祭来酒解神社。
「たまてよりまつりきたるさかとけじんじゃ」と読む。
ここには神輿庫という重要文化財がある。
柵で囲まれ近くで見れないのが残念。


山頂は山崎城の城跡でもある。
平地がいくつもあったから、そこに櫓や天守があったのだろう。
土塁などの遺構もあるそうだが、探して歩いたわけではないので、井戸の跡しか見なかった。


頭上の紅葉より、落ち葉の紅葉がきれいだった。


登山道は山頂から北へも続いていて、北東方向に下ることが可能。
南斜面を往復することも考えたが、違う道を歩いた方が面白かろうと、北東へ下ることにした。
こちらの道は階段は少なく普通に登山道。


北東方の登山口の最寄り駅は阪急電車の西山天王山駅。
地図の通り歩いて駅へ。
新しくできたらしい駅だった。


尿酸値対策 その壱

2022-11-16 06:25:00 | お酒
尿酸値改善に向けて、ビールに代わる食後酒を探し始める。
今の自分の舌に合う酒は見つかるだろうか。
これを機会にいろんな可能性を試してみたい。
まずは糖質ゼロ、プリン体ゼロの発泡酒を買ってみた。
うーん、ダメだな。
なんとなく想像していたとおり、味に深みがない。
何種類か他のメーカーのも試してみようと思うが、多分みんな同じような感じなんだろうな。



次に缶チューハイ。
昔は夏場甘い柑橘系のサワーをよく飲んでいたが、今は甘いのはうれしくないから、辛口の奴を買ってみた。
プレーンな?缶チューハイなのに、なぜか酸っぱい。
原材料にある酸味料という奴がこういう味にしてるのだろうか。
先の発泡酒よりまだましだが、やはり旨味に乏しい。
別の商品も試してみよう。



次に焼酎の水割り。
ビールのアルコール度数にする為に、焼酎:水を1:3くらいで希釈してみたら、水っぽくて何も美味しくない。
ちょっといい焼酎を買ったから、勿体ない飲み方だ。
1:1くらいにして、日本酒を飲むように盃で飲んでみると、なんとか我慢できる薄さ。
焼酎ってストレートやロックで飲むと旨味を感じるのだが、水で割るとどうも味気ない。
だから梅干しを入れたりして、旨味を加えるのかな。
そうするなら焼酎自体の旨味は味わえなくなるから、焼酎は個性のない奴でいいのかも。
買った事ないが甲類の焼酎を試してみようか。



これまで何も考えずに、気に入った飲み方だけしてきたが、いろんな飲み方を試すと新たなお酒の世界が広がりそうで面白そうである。
興味が湧いてきた。
結局自分好みの酒の傾向を再確認するだけでおわるのかもしれないが。
試行を続けていこう。




立ち昇る香り

2022-11-14 05:22:16 | Weblog
食後にお茶して帰る事にした。
連れと二人の場合、遊びに出るのが近場だと、一日ガッツリ遊んで回るという事は少なくなった。
目的のお遊びの前後で食事して、お茶したら早々に帰途に着く。
翌日に疲れを残さないような遊び方になってきたな。

<窓辺のカウンター席で>


その日のお茶は美味しいコーヒーが飲みたくて、ブルーボトルコーヒーの京都木屋町カフェに行ってみた。
順番待ちの行列ができてるかと思ったがそんなことは無く、幸にしてすぐに席につけた。
ブルーボトルのシングルオリジンの豆は、浅煎りのものの扱いが多い(と思っている)ので、好みのコーヒーが飲める。
この日もフルーティーなタイプだという豆をドリップで淹れてもらった。
爽やかな酸味が感じられ、苦味のない澄み切った後口に拍手。

<立誠小学校跡地にある>


そしてカップからコーヒーの香りがしっかり匂った。
一般的には当たり前の事かもしれないが、自分の鼻はほのかな香りはあまり感じられず、匂いに鈍感なようで、コーヒーについてはカップに入れたコーヒーがしっかり匂うなんてあまり経験したことがない。
コーヒー豆そのものや、まさにお湯を注いで淹れている時には匂うのだが、そのくらい強い香りでないと分からない。
それがカップから立ち上る香りが判り、ちょっと驚き。
豆の特性なのか淹れ方なのか。
自分でもこんなふうに淹れられないかな。

<ガラスのカップで>



白川沿いを歩く

2022-11-12 22:06:45 | その他旅行き
展覧会を観た後、昼食を食べる店を探しつつ、八坂神社の方へ歩いて向かう。
連れの道案内ソフトに従い歩くのは、小さな川沿いの道だった。



これまで歩いたことのない道。
古くからあるような川。



両岸に植えられた柳の葉が揺れる。
こんな道に巡り合えるとラッキーだ。



写真に撮りたいと思わせる何かがあるから楽しく歩ける。
通りがかりの和菓子屋さんでくり餅を買ったり、商店街に入ってみたりと道草。



後で川の名前を調べたら白川と言い、京都の人気散策路のひとつだった。
今回知恩院前で川から離れたが、そのまま川を辿れば祇園白川という有名どころに繋がっていたらしい。



お昼は知恩院前の蕎麦屋で新そばを食べた。