うずうず

2017-03-30 23:54:11 | Weblog
朝の通勤路が益々魅力的になってきた。
これもそれもあれもどれも、次から次へと目に入る道端の草花が作る情景が心捉える。
お休みの日でカメラが手元にあったなら、なかなか足が前に進まないことだろう。
でも日中に街中の歩道にしゃがみ込んで雑草にカメラ向けてたら、変な目で見られるんだろうな。

まだまだ朝晩はコートが手放せないのに、なんでこんなに季節は進んでいるのだろう。
日中の暖かさを想像して季節感のズレを補正しないといけない。
オフィス勤務の歪さよ。
もっと外気に触れる機会を作った方がいいのかな。
帰り道、夜の街灯が朝の明るい光の中では気づかなかった桜の花を、白く浮かび上がらせていた。
今度の日曜日、東京の桜は早くも満開だそうだ。




得たパワーがもたらしたもの

2017-03-27 23:53:24 | テニス
パワーを持つラケットに替えて、若さを取り戻したような錯覚を得たのか、再びショットの威力に頼ろうとスケベ心が芽生えたようだ。
遠心力が得にくくなったと思っているので、さらにブンブン振り回してる気がする。
肘の辺りに負担がかかる打ち方になったのか、練習後や翌日は肘から前腕にかけて疲れるようになった。
疲れるという表現が正しいのかどうか、半分痛いと言っていい。
筋肉痛とは感覚が違い、隣り合う筋肉繊維間の滑りが悪くなって、キシキシ軋むような感じである。
ある方向の関節の可動域が小さくなっている。
そこをストレッチしてやると、痛気持ちいい。
まあ、オーバーワークなんだろう。

年取るとなんでもない日常生活の動きでスジを痛めたりする。
一日の生活を始める前に準備体操が必要なんでないかってくらい。
特に冬は寒いから知らずに力が入って、筋肉が硬直してるんだろうな。
普通に暮らしててもそんな状態なので、半分痛めた状態の右腕はさらに簡単に異常をきたす。
なにをしたのか覚えが無いが、前腕のスジを違えてしまった。
筋繊維の糸が変に結ばれてしまったような感じだ。
なったことは無いが、テニスエルボーというのはこんな感じなんだろうか。
幸いにして、次の日には結び目がほどけてくれた。
注意のしようが無いけど、注意が必要だ。

その新しいラケットのその後の使用感。
パワーがあるっていうのはコントロールするのが難しいんだということを知った。
特にストローク。
回転をかけつつネットを越す高さをコントロールしたいのだが、まだ感覚がつかめない。
こんなもんだろうと打つとネットスレスレになる。
入るからまだいいが、回転をかけれるようになったからオーバーすることはなく、もっとリスクを減らしたい。
もう少し高い位置を通そうと少し下からラケットを入れると、もうとんでもなくオーバーする。
あれ、そんなに下から振り上げたかな。
意外と引っかかりが良いのかもしれない。
それともグリップが薄くて回転がかかっていないのか。
もっと微妙な感覚が必要とされるようだ。


上を向いて歩こう

2017-03-26 20:57:24 | Weblog
日曜日に雨が降ったのは久しぶりでないか?
昨日見つけた近所のコブシの花を、傘越しに撮ってやろうとカメラを持って出た。
もうビックリしたもんな。
街を走ってたらコブシやモクレンの花がそこここででっかい花をボンボンと咲かせて…。
突然現れた感が強いが、比較的高い所に咲くから、いつも俯いて歩いてる故に気付くのが遅れただけ。
昨日見つけたのも路上に白い花びらが散ってたからだ。
だから花の旬は過ぎてしまってた。




根津神社

2017-03-25 00:08:10 | その他旅行き
谷根千フォトウォーク(四)

根津神社は周りの街と同じく、いや、それよりさらに時を経た社殿が残っていた。
東京にあって空襲に焼かれなかった神社もあるんだな。
社殿は立派な権現造り。
先日房総半島を旅した時訪れた夷隅神社も同じで、その時覚えた。
拝殿、幣殿、本殿を一つにした造りだそう。
主祭神筆頭もスサノヲノミコトで同じ。
この神様、漢字の書き方がいろいろあって、夷隅神社は「素戔嗚尊」、根津神社は「須佐之男命」。
初め違う神様かと思った。

ここまで来たものの、帰らねばならない時刻が迫ってきて、じっくり撮ることは叶わず。
主殿の次に目を引く乙女稲荷神社の赤い鳥居をくぐって、境内を後にした。
お稲荷さんの赤い鳥居のトンネルはフォトジェニックだなあ。
伏見稲荷にはまだ行ったことが無いが、同じような感じなのだろう。
今度場所を換えてトンネル撮影に挑戦してみよう。










ブレンドコーヒーとはそもそも

2017-03-24 00:01:07 | その他旅行き
谷根千フォトウォーク(三)

昼食はサンドイッチのあるお店がいいな。
で、谷根千で食事処、喫茶処といえば必ず名前の挙がる有名店で食べることにしてしまった。
当然行列ができてたが、待てそうな人数だったし。



店外で待つことしばし、次々とお客さんが出て来て急に回転が良くなった。
ようやく順番が来て店内へ。
定番らしいタマゴサンドにホットコーヒーを頼んだ。



お店は大正時代に建てられたものだそうで、改修はしているものの備品など使えるものはそのまま利用している、なんて事がメニューに書かれていた。
ガイドブック代わりに読ませてもらった。



タマゴサンドを食べたのは久しぶりだ。
普段あまり好んで選択しないからな。
ふわふわでマスタードが効いて、こんな風にも作れるんだと新たな発見。



日中のアルコールの提供はなかったので ホットコーヒーを頼んだ。
ブレンドしかなかったが、しっかり酸味を感じさせ、苦味を纏わせた味わいに驚く。
ブレンドコーヒーって特徴の失せた、なんの印象も残らないコーヒーだって頭があったが、そんな考えを覆す味わいだった。



そうだよな、ブレンドするってことは一つだけでなく複数の豆の特徴を一度に味わう為の、あるいは主となる豆に足りない部分を補う為の手法だもんな。
シングルより旨味が増して当然なんだ。
そんなことを気付かせてくれた。


春の野の惹かれる花に変わりなし

2017-03-23 00:18:19 | Weblog
お彼岸を過ぎて、寒さの緩み方が少し大きくなったような。
実家は田舎にあるから、家の裏は土の道だ。
陽を浴びてひょろひょろと春の草花が生えていた。

<高山植物風にオオイヌノフグリ>


<蕾の内なら旨いらしいネギボウズ>


<今年もかわいいキュウリグサ>


<桜の脇のホトケノザ>


<古タイヤとヒメオドリコソウ>



つぶつぶさらり

2017-03-21 23:40:48 | その他旅行き
谷根千フォトウォーク(二)

最初に買物したのは谷中銀座商店街の和菓子屋さん。
メインストリートから小さな路地を入った所にある。
路地に「OPEN」と書かれた看板が置いて無ければ、店があるとは分からないような場所だ。



何のお店があるのだろうとおそるおそる 覗いてみると、お兄さん二人が民家の玄関前の細い床几に座ってなにやら食べていた。
玄関横にお品書きが貼ってある。
和菓子屋さんだ。



玄関を入ると土間にカウンターがあって、奥から私服のお姉さんが出てくる。
お品書きにある六つくらいの商品から注文すると、奥に戻って商品を持って来て料金引き換えで手渡してくれる。
お茶はポットと紙コップが脇にあって好きに飲んでよいよう。
道明寺とお茶を手にして玄関を出、細長く不安定な床几に座って頂いた。



道明寺はさっぱりした甘さ。
熱いお茶がまた芳ばしくて美味し。
写真撮影の了承をいただいて、いい感じの玄関付近を撮らせてもらった。




せやねん

2017-03-20 21:50:09 | その他旅行き
谷根千フォトウォーク(一)

「谷根千」なんて言葉があるのね。
知らなかった。
東京は山手線の東北端、谷中・根津・千駄木辺りを言うらしい。
ひらがなで書いて、このことを知らない関西人に読ませれば、題字のごとく見誤ってくれるだろう。
古さと新しさが同居する一帯とのことで、歩きに行ってみた。

<初音小路。昭和ッス。


ネットで見どころを調べると、載ってる載ってる。
筆者編者の独断と偏見で選んだオススメどころがわんさとある。
紹介してるエリアも様々だし、それぞれの場所も離れてたりするから、これと決めて行くのは時間を要しそう。
該当地域の地図が各種出ているので、見所の多そうな道を歩いて気になるところで道草することに。

<金物屋さん。ぷらすちっくでない生活道具が魅力的。


とりあえず日暮里駅から谷中銀座商店街の方へ歩き、商店街が終わったら南下、三崎坂を上り、言問通りまで行って引き返し、途中左折、ヒマラヤ杉の横を通り根津神社へ。
参拝後、へびみちを通って谷中銀座商店街の方へ戻り、七面坂を上り、日暮里駅へ帰った。

<上野桜木あたり。古民家ビアホール。


なるほどー、時代を感じる雰囲気好きの者にはなかなか、いやいやとっても楽しめるところ。
人気のあるのも頷ける名所?を取り揃えた場所でした。
お寺も多く、大きな霊園があって、その横の通りを桜らしい並木がトンネルを作っているのが遠く見えた。
桜の季節は綺麗そうだ。

<ヒマラヤスギ。所有者は個人。


足の止まった場所を二三、個別記載予定。



お酢と餃子

2017-03-17 00:25:52 | Weblog
お正月に帰省した時、実家のTVで「孤独のグルメ」の放送を見た。
年末年始にまとめて再放送してたやつだ。
そこで見た餃子の食べ方に今ハマっている。
腰を痛めて入院した主人公が主治医の先生に、餃子のタレにお酢を代用しても結構イケるのだ、という話しを聞かされる。
お酢にはコショウを振り入れるとさらに旨いらしい。
味気ない病院食に辟易していた主人公がその味を想像して悶えるのが面白いのだが、私も試したくなった。
どんな味なんだろう。

帰省から戻ったある日、スーパーで惣菜に餃子を見つけて買って帰った。
自分で料理はしないから、酢もコショウも部屋にはない。
こちらも小瓶を合わせて買った。

さて、餃子をチンして温め、小皿に溜めたお酢に少し付けて食べてみた。
ははあ、なんかスパイシー。
餃子のアンって結構こってりしているが、これをお酢の酸味が和らげさっぱり食べれる。
コショウがいいアクセントだ。
餃子のタレだとタレの味がプラスされさらに味が濃くなるが、お酢だと餃子そのものの味が押し出される感じか。

お酢はちょっと付けて食べるのでなく、どっぷりと漬けて食べるくらいがいい。
買ったのがはちみつ入りのまろやかな奴だったからかな。
先の主人公は退院後にさっそく試すのだが、一切れ食べた後コショウをたっぷり振り入れ直して食べていた。
この気持ちも良く分かる。
入れ過ぎでないかってくらい入れないと、お酢の強さに負けてしまうのだ。
とてもさっぱり食べれるので、食べ飽きることなくいくつでもいけそう。
この食べ方を知ってから、餃子に付いてくるタレの小袋は開けられること無くゴミ箱に直行することとなった。
申し訳ない。




住めば都

2017-03-16 00:58:33 | Weblog
ななんと、大阪に転勤することになった。
あれまー。
大阪から今の東京の職場に転勤してきた時、そのうち帰れるだろうと思ってはいたが、こんなに早く戻れるとは思っていなかった。
戻れるのは嬉しいが、こちらで遊ぼうと企てていたことがあまり出来ていないのが残念。
数年かけて関東の有名処無名処を見て回ろうと思っていたのに。
関東に住居を構えるなど考えていなかったから、あり得ないチャンスだったのになあ。

日々の生活も違和感がなくなって久しい。
神奈川の今の部屋に越した当初は、お休みにぼんやりして過ごす場所がなくて困ったり、近くに車や自転車で攻めれる山道がなかったり、不満たらたらだった。
そんな環境故にお休みの過ごし方がずいぶん変わったが、一年も同じ暮らしを繰り返していると、昔からそうして暮らしてきたように思えるから不思議だ。
今やほとんど不服はない。

関東地方に住むに当たって思う不満は越して来た時にいっぱい書いた気がするので、反対に良かったところを挙げてみよう。
夏の夜は涼しくて、汗でぐしょぐしょになり目が覚めるなんて眠れぬ夜はほとんどなかった。
夏場でも布団の上で眠れるって、大阪の前の部屋ではあり得なかった。
街には洒落たお店がいっぱいで、扱う商品も特殊な部類に属するものが身近にあり、ウィンドウショッピングは楽しかった。
美術館も数多くあり、遊び先に困った時いくつも候補を挙げられた。
街へのアクセスも公共交通機関が安いので負担感が少なく、気軽に遊びに行けた。
お天気が安定しているから、雨の心配なく自転車で出かけれた。

住む場所は何処でも、田舎は田舎なりに、都会は都会なりに、順応して暮らしていくものなのね。
引っ越しは5月。
また、新居を探して、荷造りして、住所変更の各種届けを出して、と面倒な作業をこなさねばならない。
春から初夏にかけての一番好きな季節がやってくるのに、遊ぶ時間が取れないなんて、ああ残念。
冬場だったらよかったのに。
前回の引っ越しで荷物はずいぶんと整理されたから、今回の荷造りはそれほど大変ではないだろう。
隙間時間を無理やり作って、行ったことのない場所に精々足を運んでおくことにしよう。