ロッジの窓から眺める気分で

2021-09-28 01:54:03 | Weblog
パソコンで作業する時、BGMとしてYouTubeで何かしら音楽をかけている。
曲を選択するのにインデックスの画像をチェックしていたら、上高地の河童橋のライブ映像なんてのがあることを知り、度々アクセスするようになった。
音は無く、固定カメラによる映像のみ。
河童橋と奥に聳える奥穂高岳が美しい。
平日の朝はほとんど誰も映っていないが、休日は観光客やカラフルなザックを背負った登山者が、入れ替わり立ち替わり現れては消える。
「ああ、また訪れたいなあ」とか「今日もいいお天気だなあ」とか、そこにいる人を羨ましく思い見ていた。

9月も半ばを過ぎて天気以外の変化に気が付く。
奥穂高の岩稜の下の山肌の緑が黄色がかってきたのだ。
おー、もう紅葉が始まってるんだ。
その日以降、見るたびに少しづつ黄色味が増し、麓へと降りてくるのを観察している。
今どの辺りの色づきがいいのか、よい指標になる(行けないけど)。
10月になれば、河童橋の袂の木々も黄色くなるのだろう。
よろしいなあ。

<写真は2017年夏、蝶ヶ岳から徳沢に降りた翌日の梓川と奥穂高>



白い異物

2021-09-25 17:53:46 | Weblog
先日、公園を歩いていたら、緑の原っぱに遠目にもよく目立つ白い何かがポツンとあった。
気になって近づいてみると、それは白い大きなキノコだった。
山の中、林の中なら分かるが、こんな緑の原っぱにも生えるんだ。
周りを観察すると過去に生えていたと思われる同じようなキノコの残骸があった。
公園だから遊びにきた子供や大人に見つかると無事には済まないということか。



調べてみたら芝生の庭に生えたりする白いキノコがあるそうなので、たぶんこれもそのオオシロカラカサタケと言う奴なのだろう。
毒キノコらしい。
傘がもっと開いた奴が近くに倒れていたので、このぷっくりした奴はまだ成長途中のよう。
誰かにいたずらされる前に写真に撮れて良かったな。


忘れる忘れる絶対忘れる

2021-09-23 20:47:55 | Weblog
春の野花の名前はそれなりに覚えているつもりだが、秋の野に咲く花の名はあまり知らない。
惹かれた花を撮った。
これを機会に名を調べた。
覚えておけるかな。

<マルバルコウ>


<ススキ>


<ゲンノショウコ>


<アレチヌスビトハギ>


<これは木本だけど、キンモクセイ>


<ツユクサ>



花で感ずる秋の到来

2021-09-21 06:13:44 | Weblog
朝晩涼しくなって、出かける時の服装に少し注意が必要になってきた。
もう少しすれば日中が過ごしやすくなり、大阪府内でも遊びに行ける場所が増えそうだ。
街中に咲く野草に淡い紫色の秋の花が目につくようになってきた。
里山の麓には彼岸花が咲いてるのだろうなと歩いてみた。




通り道に上げていなかった

2021-09-19 18:22:03 | テニス
テニスの練習なりゲームをする際、今気をつけているのは、脚から腕まで無理なく力を伝え、思い描くスイングで脱力してきちんとボールを飛ばすこと。
頭でイメージする理想のスイングに一球打つごとに近づけていけるよう、思うように動かない身体の動きに修正に修正を加えて頑張っている。
練習の主体はフォアハンドストロークだが、ゲームをするとなるとサーブを打たないと始まらない。
不安定なサーブも目指すスイングは同じ。

特に腕の力で打たないようラケットダウンからフォロースルーまで、遠心力でラケットが飛んでいかないくらいの握力だけ加え、脱力状態で可能なだけ速く振り上げる。
昔はうまく上がらず苦労したトスも、2、3回上げ直せばまずまずの位置に上がる状態は続いている。
それでふとトスはラケットのスイング軌道上に上げるものだという事を思い出し、ラケット面がどこを通っているのか再確認してみた。
すると思っていたより右前を通過している。
あれ?こんなところだったかな。

それでトスを少し右前に上げて打ってみると、なんといいサーブが行くではないか。
サーブのとき後ろ側のフレームに当たる事が多かったのだが、トスの位置が合っていなかったからなのか。
サーブ時のチェック項目に、ボールを最後までよく見るというものがあったが、トス位置を右前にしたらボールを見なくてもきちんと真ん中に当たるようになった。
軌道の変な微調整がいらなくなったからか、スイングが安定して、フォルトしたとしてもその理由が分かり修正しやすい。

今まで私は何をやっていたんだろう。
そうか、同じトス位置で球種を打ち分けたいという思いから、トス位置を変えるのは前後だけで、左右にずらすというのは試した事がなかったんだ。
まずはニュートラルな自分のスイングのトス位置を把握することから考えねばいけなかったのに。
打ちたい球種が打てるかは次の課題として残るが、ダブルフォルトを無くすため確率良く入るサーブを手に入れるという第一の目標達成は近づいてきた気がする。
他にも思い込みで上達を阻んでいる何かがないか、再確認してみなければ。


休日の長さ

2021-09-17 07:25:47 | Weblog
昨年からだったか一昨年からだったか、9月は人間ドック受診月になっている。
月曜日に年休を取って検査してもらった。
結果や如何に。

人間ドックの日、いつも頭を悩ますのが受診後の時間の過ごし方。
お昼前に終わるから、せっかくお休みなんだし、午後をしっかり遊んで有意義な時間を過ごしたいと思う。
ただ、バリウムを排出するためいつでもトイレに行ける遊び先、という条件がつく。
今回はすぐにやりたい事が決まった。
したかった買物をしよう。
平日日中なら街のお店も人が少なかろうと梅田に出た。

行きたかったお店の一つ目はテニスショップ。
お目当ては、ゴムが伸び伸びになってしまったソックスの替えと、グリップテープ、次回張り替え用のストリングスにテニスボール。
予想した通りお店はガラガラ。

次はメガネ屋さん。
メガネのレンズのコーティングが剥がれて視界がまだらに見えるので、レンズ交換を依頼。
取り寄せが必要で、受け取りにもう一度来ないといけない。
ここのお店はいつもガラガラ。
よく続いてるな。

最後に電気店でパソコンの外付けハードディスクを購入。
持ってるハードディスクは写真のデータでいっぱいになってしまったから。
ここは平日日中でもそれなりにお客さんがいるが、まあ空いてる方だ。

まだ欲しいものはあったが、最低限必要なモノを手に入れる事ができたので、今日のところはここまでとしよう。
買物の合間にコーヒースタンドでコーヒーをテイクアウトし、うめきた広場の隅に座って飲んだ。
あぁ、こうしてる時が一番休日を味わってる気がする。
お休みしてるんだなあと度々意識にのぼる余裕があると、長く遊んだ実感が残るよう。
テニスして休日を過ごすのも楽しいが、やってる最中は夢中なので、プレー後に、はや休日が終わってしまったことに気付く。
だから最近は日曜日の午後4時間テニスなんて時は、お昼に家を出る時に、今週もお休み終わっちゃったなあと思いつつ、コートに向かうのが習い性になってしまった。
なので先週末は土日とテニスして、月曜日に休日を堪能できた、よい週末となったのである。




大阪府に帰ってきた

2021-09-15 06:37:50 | その他旅行き
服部緑地の日本民家集落博物館、見学できる残りの建物は、摂津能勢の民家と堂島の米蔵。



摂津能勢の民家はこの博物館で最も古い建物だそう。
土間と部屋の分け方や一間(いっけん)毎に立てられた柱などにこの地方独特の建築様式が見られるそう。



部屋と土間の間にある通路が、一間の幅なのだろうか。
他の民家がだだっ広かったので、少し窮屈さを感じる幅だった。



土壁なのだが、こういう建物をどうやって移築するのか不思議。
土壁の部分だけは塗り直すのかな?



堂島の米蔵は博物館の出入口すぐ横にあったので、実は入口の河内布施の長屋門の次に撮影したもの。
蔵に落ちる影は正午頃のものである。



コロナ禍前は中に入って見学できたよう。
移築してからも開け閉めするのか扉の角が削れて芯の造りを見る事ができる。
それとも移築前からこんな状態だったのか。



移築してから文化財をこんなに壊したら問題になるよな。
でも裏手の窓の扉は、エアコンのダクトを通すためかごっそり外され地面に置かれていた。
こんなことしていいのかな。



当時は天井近くまで米俵を積み上げて保管したそう。
どんな積み上げ方をしていたのか分からないが、高く積み上げた状態の時、中で地震に遭いたくないものだ。



敷地内にはこれら大きな建物以外にも、移設された石仏や灌漑用風車なんかが建物の間に置かれ、雰囲気を醸している。
梅園や池もあったりして景色が変化に富んで、他の季節に来ても面白いだろう。
冬にあの板敷の民家に上がったら、きっと足の裏が冷たくて、長く居られないに違いない。



合掌造り民家を見学した時、縁側でくつろぐ年配のおじさんがいた。
荷物を周りに置いて本を読んでいるのだが、私がその家の撮影を始めてから終わるまで同じ場所にずっと座っていた。
立ち去る時にまだいるのかと見てみると、うーんと伸びをして横になっていた。



きっと常連さんで、見学に来たのではなく時間を過ごしに来たのだろう。
木と草でできた家だから熱は蓄えず、縁側だから風通しもいい。
日差しを浴びると暑いが、軒が影を作り、冷房はないが意外と涼しいから。



人はほとんどいないし、入館料を払ってもそれで半日過ごせるなら安いものなのだろう。
子供の頃、田舎のばあちゃん家に遊びに来た時の気分になって。




岐阜県に行った気分で

2021-09-13 07:27:01 | その他旅行き
服部緑地の日本民家集落博物館、八つ目の訪問先は飛騨白川の合掌造り民家。
その手前にもう一つ民家があるのだが、大阪のものなので後に回そう。



飛騨の合掌造りといえば昔の日本の里の原風景の象徴みたいな家だ。
現地を訪れたことはないはずなのに、どうも記憶が怪しい。



過去いろんなTV番組で紹介されているので、その映像と記憶が混ざり合って、行った事があるような気がしてしまう。
反面あの辺りには何度も遊びに行っているから、こんな珍しい民家を間近にして遊びに寄らないなんて事があるのかと、自分の行動原理からして現地で見てないというのも信じられないのである。



服部緑地のものは昭和31年に移築され、合掌造りの民家保存の先駆けとなったそう。
三階まであるので一際大きな建物だ。



靴を脱いで中を見学できる。
残念ながらニ階には入れないよう。
後でHPを確認したら、日時限定で二階も見学出来るようだ。




鹿児島県に行った気分で

2021-09-11 16:35:49 | その他旅行き
服部緑地の日本民家集落博物館、七つ目の訪問先は奄美大島の高倉。
遠くから建物に近づいた時は土俵があるのかと思った。



地面の直上は何もない空間で、4本の柱で支えられた屋根がある。
高倉なので天井裏と見える部分に荷物を入れておく建物なのだった。



柱に使われるのはヒメツバキというとても硬い木で、ネズミの爪が立たず登れないのでネズミの被害に遭う事なく、通気のいい場所で穀物や大事な服を保管したそう。
天井(=床板)に入口があり、梯子を立て掛けて出入りする。



床下のスペースで暑い日差しを避けながら脱穀などの農作業をしたり、子供たちが遊んだりしたそうだ。
建物の周りには南国らしい植物が植えられ、雰囲気を出していた。




香川県に行った気分で

2021-09-09 06:18:03 | その他旅行き
服部緑地の日本民家集落博物館、六つ目の訪問先は小豆島の農村歌舞伎舞台。
明るい広場を前に舞台は開け放たれていた。



小豆島へは行った事があり、現地に現存する農村歌舞伎舞台も見た事がある。
小豆島を訪れたその日は偶然歌舞伎が行われる日で、舞台の前の斜面には場所取りのゴザやブルーシートが敷かれていた。



観客はまだ誰もおらず、会場の周りで準備を進めているところだった。
近くのお店で買ったお昼のお弁当を食べる場所を探していたら、まだ始まらないからシートに座って食べてもいいよとのこと。



ありがたく座らせてもらって、お弁当を食べた。
開始の時間までいられなかったので歌舞伎そのものは見ていないが、祭りの熱気を感じられたのを覚えている。