Soni Village

2013-05-31 08:24:14 | 自転車
パンクしていた自転車のチューブ交換をようやく行った。
再びチャリンコライフの復活だ。
と意気込んだものの、グズグズしている内に雨の季節に突入してしまった。
あはは。
お早い梅雨入りですこと。



先週末はよいお天気でなんとかギリギリ滑り込み、梅雨入り前のサイクリングを楽しめた。
車に自転車を積み込み、お馴染みの奈良県は曽爾村へ。
そこは山に囲まれた広い谷間の村。
田んぼとビニールハウスの並ぶ風景が拡がる。
サイクリングと言うより撮影の足にしたと言うのが正しかったが。
村内をぐるりと走って巡った。



村の中央を走る県道81号。
これまで南側から倶留尊山の麓にあるお亀の湯への入り口までしか行った事がなかった。
さらにその向こうへ行ってみる。
集落が拡がり、谷は狭まり渓谷となる。
空と緑と岩と水、そして道。
小太郎岩という巨大な岩壁が頭上にせり出し、透明な水が川を流れる。
カジカガエルの鳴き声が聞こえる。
これが日本の山村、ってところ。



県道には大したアップダウンはなく、久しぶりに自転車に乗った脚に優しい。
それでも緩い上りを、脚に無理のない程度に負荷を続けてかける感覚が面白い。
脚の筋肉が重力に抵抗する。
抵抗し続ける。
この負荷をどれだけかけ続けられるかが持久力、だ。
また昔のように、急坂でも同じ様にグイグイと上る感触が得られるようにしたいな。





5月が行ってしまう

2013-05-28 06:25:25 | Weblog
5月はホントに気候がいい。
暑くてもカラッとしてるし、お天気いい日が続く。
私は真夏の光が溢れエネルギーの満ちた雰囲気が好きだ。
が、うだる暑さは遠慮したい。
5月はそんな夏の雰囲気を適度な暑さの中味わえる。
良い時だ。

ゴールデンウィークでたっぷり遊ぶので、例年その後のお遊びは地味になる。
しかしゴールデンウィーク後の5月中頃こそもっともディープに遊ぶ時ではないか。
そんな事に気付いた。
GWの記憶も薄れ、またガッツリ遊びたくなる頃には梅雨入りだ。
素敵な季節、5月ももう終わり。
今年の梅雨入りは早そうと聞く。
ううむ失敗したなあ。


旅の最後のお楽しみ

2013-05-25 00:30:25 | その他旅行き
北陸道に戻り、大阪へと車を走らせていると、眠くなって、きた。
次のPAで仮眠しようと標識を見ると、偶然にも行きに車中泊した刀根PAだった。
車中泊も3日目となると疲れてきてよく眠れること。
切れ切れながらも、24時前に眠りに入り翌朝6時前まで眠れた。

深夜に帰り着くつもりが明るくなってしまった。
お休みはまだ一日ある。
予定変更。
下道をドライブして帰ろう。
木之本ICで高速を降り、国道8号と303号で琵琶湖の西側へと向かう。



途中、桜で有名な海津大崎の方へ入ってみた。
長閑な湖岸の道。
朝まだ早く、走る車は少ない。
桜の季節はひどい渋滞になるらしい。
トンネルが狭いのが原因と聞く。
なるほど、バスなんかが前からきたら離合に苦労しそう。



八重桜が散り果てる頃である。
車を降りてみると、湖を渡り来る風が頬をなでる。
日がな一日湖岸で過ごすのも気持ち良さそう。
見かけるのは釣り人にキャンパー、サイクリスト。
自転車で走るのもいいなあ。
琵琶湖岸の道がサイクリストに人気があるのも頷ける。



大阪へと向かう道は鯖街道。
日本海で獲れた鯖を京へ運んだ古の路。
今、その山中の道は国道367号。
入ってすぐは杉林に囲まれつまらないものの、しばらくすると新緑輝く雑木林が戻ってきた。
その日はゴールデンウィーク最終日。
北に上る対向車線は遊びに向かう人達の車で結構な混み具合。
対するこちらの車線は空き空き。
山間の道路を快適に走る。
春と夏の端境の景色を見せる車窓。
窓を全開にし、この時期ならではの空気を車中に取り込む。
よろしいなあ。



国道367号から477号に入った下り坂の途中、広い谷に田んぼが広がっていた。
脇道に車を止めて撮影に降りる。
日を浴びて撮影しても暑くなく、なんの不満もない気候。
田んぼの横の畦はいよいよ百花繚乱。
春の草花のありとあらゆるものが咲き乱れていた。
田んぼは田植えが終わり、早苗が風に揺れる。
お天気よくて、ホント良かった。


石とガラスと木でできた

2013-05-23 06:30:04 | その他旅行き
鉄道写真を撮り終わり、2日目のお楽しみも終了。
日も沈み、半分帰途に就く。
今日はどこで汗を流そうか。
金沢から北陸道を南下し一番近い温泉地にしよう、と決め、地図を眺めるとそれは片山津温泉だった。
ではそこへ。
片山津ICで高速を降り、すっかり暗くなった道を温泉街へと向かう。

町中に入ると、なにやら賑やかに人が集まっている。
それを横目に地図にあった共同浴場近くの駐車場(ここも役所らしい公共施設の駐車場を開放してた)に車を止め、ロードマップに書かれていた共同浴場を探す。
ここのはずと当たりを付けた建物は真っ暗。
あれ、まだ8時前なのに…。
この建物じゃないのかな。
と周りをうろうろしていたら、壁に共同浴場を示す名称(忘れた )が貼り付けてあった。
やっぱりここか。
終了してたか。
せっかく高速を降りて寄り道したのに、残念。
このまま次の温泉地に向かっても、共同浴場は早く閉まるようだからもう入れないと諦めて、先程の賑やかな通りに行ってみた。





紫灯路という行事のようで、小さな池のある芝生の公園に、透明なプラスチックの筒の内側に和紙を巻き、ロウソクを灯した手作り灯籠が並べられていた。
普段は車の通る道路は歩行者天国。
テンポラリのお店が出、テーブルやイスが置かれ、観光客がそぞろ歩きしている。
通りの右手に小さな山があり、神社かお寺があるのか、石段に置かれた手作り灯籠が点々と山の上に延びていた。
登ってみた。
愛染寺というお寺で本堂はライトアップされ、境内にはハートの形に灯籠が。
ここも灯路となっていた。





歩行者天国もそろそろ終わりの雰囲気が漂い、風呂に入れなかった残念な気分を蘇らせつつ駐車場へと歩く。
日帰り入浴させてくれる旅館かホテルはないかと諦めきれずいると、交差点の看板に「街湯」という施設が新しくできたと書いてあるのを見つけた。
これって共同浴場のことでは
おお、ここに行こう。
場所を確かめ車に戻りそちらに向かう。

湖岸に大きな無料駐車場があり、近代美術館みたいな建物があった。
人の出入りは少ないものの、まだ営業してそう。
入口の表示を確認すると夜の10時まで営業してる。
助かった。
外の静かさとは反対に、中に入るとロビーにお客さんがたくさん。
2階はレストランらしい。
入浴料は420円。
とてもきれいな温泉施設であるが、あくまで共同浴場。
石けん、シャンプーの備え無し。

浴場は広く、石とガラスでできた洒落たデザイン。
扉を開け、入った浴室の目の前にある掛け湯の湧き出し口なんて、独立して存在している。
普通壁際にくっつけて配置されるのに。
嬉しいのは木製の桶に椅子。
桶を乗せる棚も木でできていた。
柔らかな触感。
濡れると桶の底が棚とくっついて持ち上げるのに力がいるので、お年を召した方には重くて取り扱いが辛いかもしれないが…。
浴槽部の照明は暗めで夜は落ち着いて湯に浸かれる。



何があるか分からない場所に、事前知識無しで訪れる。
外れることもあるし、望むものが見つかることもある。
行き当たりばったりの旅は一喜一憂。
自分で気分を上げ下げして旅を演出。
どちらにせよ旅の土産にできる。
旅の紆余曲折はある程度まで望むところである。

北鉄浅野川線

2013-05-18 22:04:45 | その他旅行き
旅は2日目。
その日は鉄道写真撮影に一日を使った。
被写体は北鉄浅野川線。
金沢駅からほぼ北へと延びる北陸鉄道の路線で、17分乗れば終点の内灘駅に着いてしまう短距離路線である。
北陸鉄道は南に延びる石川線とこの浅野川線の2路線を持つ。
両路線は繋がっていないので、私好みの二つ目車両が走る浅野川線の方をターゲットにした。
前日の晩から現地に入り沿線を偵察。
終点の内灘駅から金沢駅まで車で辿り、どんな雰囲気の場所か見て回った。

浅野川線と言う名の通り、ほぼ川沿いを走る。
田舎の風景を背景に撮れるといいなと考えていたが、ほぼ全て町の中。
新興住宅地で所々に畑や田んぼが残る場所。
利用者が居なければ存続はできず、町中を運行するのは当たり前なのに、なんでか田舎を走るイメージが先行していた。
願望だったな。
なので乗車率はなかなか高く、ロングシートがほぼ埋まり、立ち客も発生。
その日は内灘駅近くの海岸で「世界の凧の祭典」というのをやっていたので、通常の日より多かったのかもしれないけど、その辺は不明。

GWだからか「あさでんまつり」というのを内灘駅でやっていた。
車庫裏の敷地に小さなレールを引いてミニ機関車の乗車体験ができたり、鉄道関連グッズが売られていたり、車庫内に止めた電車の運転台に入れてくれたり。
手作り感いっぱいの催しで、職員の皆さん休日返上で?頑張ってました。
訪れた子供達、目が輝いていましたよ。
死んだ目のよかばかの興味は車庫の中。
廃品なのか交換用の部品なのか、パンタグラフや車輪を観察。
偶然そんな日に当たった幸運を感謝して、普段見れない車庫内を撮影して喜ぶ。

その日の成果をフォトチャンネルに登録。
どんな所か見てみてください。


車中泊のいいところ

2013-05-16 01:22:52 | その他旅行き


今回のGWの旅の宿は全て我が車だった。
3泊全て車中泊。
車中泊の魅力は人により様々だと思うが、私の場合早朝より活動できることが一番。
シートをフルフラットにできるワンボックスでもなければ、キャンピングカーでもない普通の車の運転席を倒して寝るので、寝心地は最低である。
それゆえ、朝いつまでもグズグズと寝ていたいと思わせる誘惑は小さく、疲れ過ぎていなければすぐ起きれる環境にある。
次の日の目的地に着いてから泊まれば、翌日は起きたらすぐ遊び始めれる。
遊んで楽しんで一段落して時計をみると、まだ8時9時だったりする。
週末普段起きる時間だ。
休日はまだこれから、という認識がうれしい。



それに朝が早いといつもと違う景色に出会える。
今回は2日目にこの恩恵に浴した。
その日は北陸鉄道の撮影を予定しており、早朝から撮影ポイントを探していた。
探しつつも朝焼ける東方の空が気になって仕方がない。
始発が走り始めるまで時間もあることだし、とポイント探しはうっちゃって 、浅野川の土手で刻々と変わっていく景色を心行くまで撮影した。
空から赤みが消え、遠く電車が走り出した音が聞こえる。
そろそろ潮時と車に戻り、買っておいたパンの朝食。
むふふ、まだ6時半である。



あまり食べなくなるのも、普段食べ過ぎの食生活をリセットするのにいい。
部屋に居れば食べる楽しみに逃げ、いつまでも腹がいっぱいになるまで食べ続けてしまう。
車中ならある程度の満腹感でスパッと食べ終えれる。
まあ、自分の好きな事をしている訳で、旅してる間はストレスとは無縁の時間。
旅していると食べること、飲むことの欲求が薄い。
今の毎日では絶対得られない休肝日3日を得た。
帰ってお腹をみると、あれあれスッキリ。
食べないことの効果を実感。
GW後食生活は元に戻り、腹の出方も戻り、元の木阿弥となったが。




総湯菊の湯

2013-05-14 01:43:15 | その他旅行き
前回の続き

登山後は朝訪れた山中温泉で汗を流す事に。
下見済みの道を走り、再びコンビニまで来ました。
その向こうに共同浴場があるようですが、GWだからか広場にテントが沢山張られお店が出てます。
駐車場が見当たりません。
交通整理のおっちゃんに聞いてみると、コンビニの裏にある役所の駐車場に止めれるという。
ああ、あそこね。
朝、コンビニの駐車場がいっぱいだったので、ちょっとお借りしたのです。
役所の名前をよくよく見ると、加賀市山中温泉支所とありました。

うまく駐車スペースを見つけ、お風呂セットを持ってブラブラと広場の方に戻ると、テントの出店は漆器の特売会でした。
山中温泉は漆器が特産品なんですね。
共同浴場はその広場に面してありました。
ところが女湯の入口は見つかったものの、男湯の入口がない。
漆塗り会館?みたいな所に入ってしまい、ウロウロ探しても男湯がない。
女湯の入口が館内で繋がっていたので、そこから出てしまいました。
女湯の暖簾をくぐったのは初めてだ。

暖簾をくぐって出た方向に男湯の暖簾を見つけました。
ああ、こっちだったか。
女湯と男湯は別の建物に分かれていました。
へえ、珍しい。
菊の湯という名前。
今度は男湯の暖簾をくぐり、番台というか受付で料金を払いました。
420円。
共同浴場なので、銭湯の値段のようです。
大阪は410円ですけど、都道府県でそれぞれ違うのかな?

建物は新しいようですが、内装はなんか年季が入ってて、いいやれ具合です。
脱衣所のロッカーは木製で、たぶん建て替える前に使用していたものを引き続き使っているのではと見ました。
貴重品用ロッカーも受付横にあり安心。
浴室はとても広く、石造り。
長方形の浴室中央に四角い湯船がドンとあり、左右の壁には洗い場がそれぞれ10人分ズラリと並んでいます。
シャワーが付いて設備は今風。
正面奥の壁には遠近法を使っていない昔の画がかかり、天井は木製なのか場所により色が違ってました。
共同浴場なので、シャンプーや石鹸なんかは備え付けられてません。
持参する必要ありです。

湯船は深く、立っておへその深さがあります。
この湯船の広さでこの深さ。
すごい湯量だな。
アルカリ性のお湯で、少しヌルヌルとします。
湯温は結構熱め。
湯船の真ん中に太い四角い柱があり、入浴に当たっての最低限のルールがデカデカと書かれてました。
タオルを湯船に浸けないこと。
潜らないこと。
当然ですな。
皆さん守りましょう。

いつもの温泉銭湯に入ってるつもりでゆっくりと手足をストレッチしたり、プッカリ浮かんで筋肉の疲労物質除去を図っていたら、熱い湯にのぼせてしまいました。
湯から上がりしばらくグッタリ。
少し休んでから浴室を出ました。

脱衣所で服を着ていると、ロッカーの横面に温泉地でよく見る番付表が貼ってありました。
温泉としても共同浴場としても、結構な位置にありました。
きちんと憶えていませんが、関脇前後くらいだった。
さもありなん。
久しぶりにきちんとした温泉に入った気分。
翌日も翌々日も山登りの筋肉痛は出なかったので、効能はあったようです。

外に出ると目の前に温泉卵製作所がありました。
番台で卵を買って、自分で湯に浸け作るよう。
面白そうでしたが、一人で作ってもなあ。
連れがいる時に、もう頃合いだ、いやまだ早い、とやり合いつつ作って食べるのが楽しそうです。
試すのはたぶん来ないだろう次の機会に取っておこう。

<温泉卵製作所>




登山口までの個人的ドラマ

2013-05-11 21:34:17 | その他旅行き
前回の続き
時間を少し戻して、登山口までのあれこれを。

連休前日の木曜日の晩。
いつもと違い荷造りを面倒に思う事なく、さくさくと準備でき出発。
コンビニで助六を夕食に買い求め、名神に乗りました。
交通量は多く、日付の変わった深夜なのに渋滞発生しているらしい。
眠気はなく、なんとか渋滞にも引っかからず、順調に名神を脱出、北陸道に入りました。
ここまで来れば翌日渋滞で時間を奪われる事もないでしょう。
疲れた頃にやってきた刀根PAで車中泊としました。

翌朝、北陸道を丸岡ICで降りて、富士写ヶ岳へ。
地図をにらみ、この道か…、ここを曲がれば…、大丈夫そう…、と走り、町を抜け村を抜け県道10号の山道に入りました。
後は一本道、これで迷う心配なしと安心して、ふと気づきました。
今日の昼食を買ってない。
あちゃー、もう山の中。
この後登山口までコンビニなんてないよー。
しまったなあ。
久しぶりの山行な上に、ここまで順調に来た事も災いして?油断しました。
朝起きてから昼食を買わねばいけないと一度も念頭に上らない完全亡失状態。
やれやれ。

結構距離はあるけどコンビニのある所まで戻ろうか、と地図を確かめると登山口の向こうに山中温泉があるのを見つけました。
結構大きそうな町。
こちらの方が近い。
ここならあるだろうと先に進む方を選択しました。

国道364号に入り北上すると山の中に大きなホテルのビルが現れだしました。
国道を離れホテルのある方に入ってみましたが、住宅地にホテルが建ってる感じで温泉街という風ではありません。
どの家も自分ちでご飯を作ってしまいそうな佇まい。
コンビニはありそうになく、あっても雑貨屋かな、という雰囲気の町?村?です。
あったとしてもこんな早い時間には開いてないでしょうし。
失敗したなあ。

ガックリ消沈し、国道に戻り来た道を引き返そうとしましたが、ダメもとで町外れまで行ってみようと国道をさらに進んでみることに。
すると、また町が現れました。
あれれ。
山中温泉の中心地はこちらだったようです。
なんだ早とちり。

土産物屋や旅館が並ぶ賑やかそうな通りの向こうに、コンビニの看板が。
輝いて見えました。
ああ良かった。
なんとかその日の予定に影響を与えるタイムロスは避ける事ができました。
って、こんなバタバタがありました。


富士写ヶ岳 <林>

2013-05-09 06:25:35 | 山行
前回の続き。

富士写ヶ岳我谷コースの登山道は傾斜の緩い所と急な所が入れ替わり繰り返し現れます。
足元は総じて湿っぽく、特に傾斜のきつい場所がなぜかドロドロで神経を使いました。
それでも粘度があり、ずるっと滑る感じが無かったので助かりましたけど。
下山時にはだいぶ乾いていたので、直前に雨が降ったのかもしれませんね。



嬉しかったのは登山道沿いに杉の植林が無かった事。
ほぼ落葉樹で占められた林は明るく、新緑が美しかった。
ブナ林もあって白い樹肌が重なる様も清々しい。



頂上に近づくに連れ、樹々の芽は小さくなり、頂上付近では茶色い柄から緑色の葉っぱが顔を出したばかり。
葉っぱより枝の方が目立つようになり、そんな変化を観察するのが楽しい。



13時前に頂上に到着。
山に登りに来て頂上に立つのはいつ以来だろう。
最近ずっと撮影に時間を取ったり、そもそも中腹のポイントを行き先にしたりと、頂上まで登り切るという事がなかった。
なかなか達成感がありますねえ。
頂上広場は昼食を食べ、休憩する人で一杯でした。
眺めは良く、雪を抱いた白山に反対側には日本海が望める。



食事してたら皆さん次々と下山して行き、あれあれ閑散としてしまいました。
なので下山時の山道は静か。
足を止めて撮影していると、遠くで鳴く鳥の声しか聞こえません。



上って来た時は曇りがちでしたが、下山時はスッキリと晴れ、午後の斜光線が林に差し込みます。
陰影の付いたブナ林は艶かしく、その変わり様にちょっとビックリ。



下るに連れて緑が濃くなります。
山頂付近の浅い春の道を歩いた後だと、上り始めた時は春の雰囲気だった麓の緑は初夏を思わせます。
標高と時刻の違いで表情を変える山に飽きることなく歩く事が出来ました。
さあ、次登る山では夏の雰囲気を楽しみましょう。