梅が咲きだせば、他の花も続々と

2022-02-27 12:41:35 | Weblog
3月がやってくる。
ようやく我が身を寒さから解放してあげれそうだ。
一週間くらい前に通勤途上にある梅の木が花をつけてるのに気付いた。
もっと早くに気付いても良さそうなくらい花が開いていて、いつもの事で、前向いて歩いてないなと思う。
そろそろ各所の梅苑・梅林の花も見頃を迎える。
今年もどこか梅の花の名所を訪れてみたいものだ。




一乗寺店

2022-02-25 07:28:14 |  EIDENで行こう
「EIDENで行こう - 一乗寺駅から徒歩数分」

寄り道先は叡山電鉄一乗寺駅近くにある本屋さん、恵文社にした。
一乗寺駅は街中の無人駅。
踏切脇で乗ってきた電車を見送り、開いた踏切を渡って歩き出す。
恵文社には大昔に一度来た事がある。
置いてる本の品揃えが普通の本屋さんと違うことを覚えていて、機会を作ってまた来たかったところだ。



前からそうだったかどうかは分からないが、お店は三つに分かれていた。
小さなビルの一階に店舗はあり、一番駅側のドアには紅茶専門店の看板が。
入ってみるとギャラリー併設の雑貨屋さんみたいな感じ。
喫茶室は奥にあるようだった。
扱う雑貨は文具系で洒落たモノばかり。
センスの良い店員さんがいるようだ。
ギャラリースペースでは写真展をやってたのでさらりと見学させてもらった。



真ん中のお店は本体の本屋さんなので最後に入るとして、その右のドアを開けると、こちらも同じく本棚の手前に雑貨が置いてあった。
服飾、料理器具、食器系の品揃え。
奥の本棚にはそれに類する本が置いてある。
おしゃれですなあ。
自分家には似合わないから買うとしたらプレゼント用だな。



そして最後の目的地、真ん中の本屋さんへ。
おー、変わってないなあ。
興味のない分野の本でも、なんだこれはと手にとってしまいそうな本ばかり。
平積みした本の表紙を眺めて歩くだけで楽しい。
こんなのどこで見つけてくるんだろう。
普通の本屋さんで見たことのある本でも、こうして並んでいると特別な本に見えてしまう。
ありがたいのは値の張る写真集でも、中を見る事ができる閲覧用の一冊を頭に置いていてくれたりすること。
何か気になる一冊を選んで買って帰ろうと思っていたが、目移りして決められず、疲れてしまって何も買えずに店を出ることになった。
なんか敗北した気分。
今度来る時は腰を据えて選ぶことにしよう。




京の奥座敷

2022-02-23 09:24:40 |  EIDENで行こう
「EIDENで行こう - 貴船口駅からバス&徒歩で」

貴船の町は貴船川の清流に沿って料理旅館や飲食店が並ぶところ。
谷の底を縫う細い道路脇にお店が点在し、なかなか雰囲気の良いところである。
冬なので閑散としてるのかと思ったら、貴船神社参拝の人が結構な数道路をそぞろ歩き、人気の観光地なんだなと見直した。



夏場は川の上に床を設けて、その上で涼みながら料理をいただく川床という趣向で有名だ。
今は冬なので川床は片付けられているが、床を敷く為の土台や器具なのだろう、店毎に違う何かが川底や岸にある。
道路の向こう側、川の上の低いところに街灯があったりして面白い。
夏はこの川の景色がどう変わるのか見てみたいものだ。



夏は鮎料理が供されるらしいが、今は冬。
冬はボタン鍋が名物だそう。
昼食でならもしかして安く食べられるかなと思ったが、8,800円なんて値段が付いてたので諦めた。
ただ、きちんとしたボタン鍋でなくてもいいから猪の肉が食べれないかと思っていたら、1,700円で猪肉丼というのを提供しているお店を見つけた。



ちょっと高めだが贅沢することにした。
薪のストーブがドンと置いてあるログハウス風のお店で、窓際に座ったら日差しが暑く感じるくらい暖か。
注文した「しし肉丼(温玉のせ)」は肉は細切れであるものの、甘辛く煮てあり歯応えよろしく美味しかった。
ワサビに見える山椒が付いてて味変できたり、付け合わせの粟麩はモチモチした食感で面白かった。



食事を終え、今回この地での予定はコンプリート。
貴船神社参拝にもっと時間がかかるかと思ったが、短時間で済んでしまった。
帰りに寄り道できるな。
貴船口駅へ戻ろうと町の外れにあるバス停へと向かった。




貴船神社 奥宮

2022-02-21 06:20:31 |  EIDENで行こう
「EIDENで行こう - 貴船口駅からバス&徒歩で」

結社からさらにしばらく歩き、奥宮へ。
道路は緩く上っているので標高が僅かながら高くなるからか、残雪が多くなった。
雪を見慣れない目に楽しい。
奥宮手前には小さな駐車場があり、満車状態だった。
車で来る人もいるんだなと当たり前の感想。



壁と門が一体となったような門をくぐり境内に入る。
境内も雪が厚く残り、人の歩く道ができていた。
本殿前に拝殿があるのだが、本殿と拝殿の間が広く、賽銭箱が本殿前にあるので、拝殿からではなく本殿に直接お詣りすることになる。
あの社殿は拝殿じゃないのか?



昔はこの奥宮が本宮だったそうで、祭神は本宮と同じとされる。
本殿の下には龍穴と呼ばれる穴が空いているらしいのだが、外からは見えず。
拝殿横には玉依姫命(たまよりひめのみこと)がここまで乗ってきた黄船が置かれていて、人の目に触れぬよう小石で覆ったとか。
小石って大きさではない石が積まれているこの下に船があるのね。
平和な世が続く限り本当に船があるのかどうかは謎のまま。




貴船神社 結社

2022-02-19 17:23:33 |  EIDENで行こう
「EIDENで行こう - 貴船口駅からバス&徒歩で」

本宮でお詣りを終えて、奥宮との間にある結社へ。
「ゆいのやしろ」と読む。



こじんまりとした社殿。
縁結びの神様が祀られている。
社殿の横には緑色の紙がおみくじのように結えられたところがあった。
「結び文」と呼ばれるものに結んで欲しい縁を書いて、絵馬よろしく祈願するそう。



貴船神社では桂の木が御神木のようで、本宮にも、ここ結社にも桂の巨木が祀られていた。
結社の桂は樹齢400年だそう。
桂は沢山の枝が天に向かって伸びるので、運気が龍のように空へと立ち昇る様を象徴していて、神木の由縁としているそうだ。



縁結びの神様の逸話として、境内には和泉式部の歌碑があり、夫との仲を取り持ってもらった話が説明されていた。
そうか、ここでも写真を撮りにきた挨拶しかしなかったが、夫婦円満を祈願すれば良かったのね。
なんか抜けてるな。
他にも天乃磐船という船の形をした岩が奉納されていたり、そう広くない境内に見るモノがたくさんあるところだった。




貴船神社 本宮

2022-02-17 06:27:40 |  EIDENで行こう
「EIDENで行こう - 貴船口駅からバス&徒歩で」

貴船神社には既にイメージがあって、赤い灯籠の並ぶ石段に雪が積もっているのを想像してしまう。
貴船神社の紹介写真の情景である。
そんなのを見たくて冬の寒い時に来たかった。
ちょうど大雪が降るという予報の後だったから期待して、寒さ対策も万全にしてやってきたのに、とても暖かい日だった。
前日にもさして降らなかったようだ。
雪は日陰には残っていたが、雪解けの滴が至る所で屋根から降ってきて、建物の近くを歩く時は注意が必要だった。
思った景色には出会えなかったが、覚悟はしてきたものの、やはり寒いのは苦手だから、寒さに震える事がなくてよかったとしよう。



貴船神社は本宮、結社、奥宮の三ヶ所に分かれて祀られている。
まずは本宮にお詣り。
前に鞍馬寺を巡って降りてきた西門からすぐのところに鳥居があった。
もっと離れていると思ったのに、こんなに近かったのか。
西門から川を渡る橋の上から朱色が見えていた。
前は夕方で暗くなってたから気付かなかったんだな。



鳥居横の由緒書を読むと貴船神社は「きふね」と濁らず読むらしい。
地名は「きぶね」のようで、そのせいでずっと「きぶね」神社だと思っていた。
鳥居をくぐると写真で見覚えのある石段の参道があった。
なんかもっと山の中にあると思っていたのに、旅館街の道からすぐの所にあるのであった。
この意外と、という感覚、先入観や思い違いによって二つのイメージを持つことができるのが面白く、どちらに外れても好きである。



石段を登ると門があり、その向こうが境内。
手水舎がありその左の石段を登ると本殿前である。
祀られているのは水の神様なのに、水に関する願い事を思いつかず、写真を撮りに来た報告だけしかできなかった。
ダメダメだね。
本殿の反対側には御神水が流れてきていて、水が溜められている。
ここのおみくじは「水占みくじ」といい、なにも書かれていない(書かれているように見えない)白い紙をその水に浮かべると文字が現れるというもの。
普段はおみくじは引かないのだが、珍しいのでやってみた。
結果は末吉。
まあ、よくも悪くも無しということで、災難はやってこなさそうで一安心。
ただ、旅行の欄が「乗物に注意」となっていて、移動時は精々用心しなければと心を引き締めた。




貴船口駅

2022-02-15 07:22:23 |  EIDENで行こう
「EIDENで行こう - 貴船口駅」

叡山電鉄沿線訪問第三弾。
建国記念の日、貴船神社にお詣りしてきた。
最寄り駅は叡電の貴船口駅。
叡電の駅はほとんどが無人駅だが、貴船口駅は駅員さんがいる。
駅舎は新しく、待合室なんかもあったりして、需要の高い駅なのだと分かる。
鞍馬寺を参ったあと帰りにこの駅を使ったが、その時もお客さんは多かったし、今回も沢山の人がこの駅で降りた。
貴船神社にお詣りする人が多いのだろう。

<駅ホーム>


駅での電車の撮影はあまり変化をつけられない。
ホームは片面のみの一番単純な構造で、道路を跨ぐ鉄橋に半分かかるような高い位置にあるので駅から出ると電車が見えなくなってしまう。
この記事を書いていて気付いたが、駅の東側に開けた場所からなら角度の違う撮影ができたかも。
なんであっちに回ってみようと思わなかったのだろう。
失敗したなあ。

<鞍馬駅方面を望む>



コーヒーボンボン

2022-02-13 18:10:12 | お酒


今年のバレンタインは月曜日なので、このお休みに少し早いがと連れからチョコレートをもらった。
コーヒーと酒が好きな私に選んでくれたのは「COFFEE BONBON」。
転勤で少し東京で働いていた時、度々飲んでいたオニバスコーヒーが入っているウイスキーボンボンであった。
へえ、ありがとう。
さっそく食べてみた。
おー、なるほど、コーヒーの味がする。
チョコレートのコクとウイスキーの奥行きある甘みが渾然一体となって、味蕾が幸せいっぱい感を伝えてくれた。
チョコレートの内側は薄く飴か何かでコーティングしたあるのだろうか、チャリチャリとした甘い歯ごたえもアクセントになってとても美味しい。
コーヒーはルワンダ産、ウイスキーはアイリッシュだそう。
一日一個、お酒を飲む日の食後の楽しみができましたな。




エキスポシティでお買物

2022-02-11 22:54:45 | Weblog
JAZZマルシェを楽しんだ後は万博公園横のエキスポシティに入って暖まった。
気になるカメラとレンズがあるので電気屋さんを覗いたが、一般向けでないので置いてなく、アウトドアショップで最近の服飾デザインを確認し、本屋さんで写真誌を立ち読みし写真集を購入、食料雑貨のお店を冷やかした。
感染拡大が報じられているからか、お客さんも多くない。
歩いた範囲で行列ができていたのはスタバとパンケーキ屋さんだけだった。
観覧車も回っていたが、どのカプセルも空っぽ。
入口すぐのところの英語教育施設が閉まっていて、他にもカフェやガンダムグッズのお店も閉店していた。
コロナの影響だよなあ。
いい場所だからテナント料も高そうだし。
一抹の寂しさを感じながら、エキスポシティを後にしたのだった。

<ガンダムとザクの大きなジオラマがあった場所も更地になっていた>



ジャズとクラフトビール

2022-02-09 06:26:46 | お酒
大阪モノレールの万博記念公園駅でJAZZマルシェなるものが催されていた。
万博記念公園駅のコンコースはだだっ広く、その一角がイベントスペースになっていた。
ちょうどジャズの演奏真っ最中で、受付して(無料)空いている席に連れと座る。
舞台の前にテーブルと椅子の観覧飲食スペースがあり、その右側にお酒や軽食を提供するテントのお店が並んでいた。
お酒のお店が充実していて、日本酒のお店とワイン他のお店、クラフトビールのお店の3店。



ちょうどお昼時だったので、ここで食べる事にした。
お酒はやはりクラフトビールだな。
4種飲み比べセット1,000円也。
ピルスナーからスタウトまで、味わいが濃くなる順番に並んでいる。
ピルスナーから飲んで驚いた。
とてもクリアな口当たり。



サーバーから注いでたから、いわゆる生ビール状態で鮮度がいいのだろう。
瓶詰め缶詰めされたものは輸送時の振動や売れるまでの期間がどうしても味を落とす。
美味しいビールを飲みたければブルーパブへ行けということだな。
食べ物はまず唐揚げを食べ、次にチャーシューと鳥飼茄子の入った中華マンをいただいた。
こちらも美味し。



まだまだ食べられるし、日本酒(温めてくれるらしい)も飲みたかったが、下戸の連れが寒そうにしているので、演奏も終わったし引き上げることにした。
そう、コンコースは建物の中なのだが改札やホームへの階段は外気を運び、とても寒いのだ。
テーブル近くにはストーブもあったがよほど近くないと効果なし。
観客は密になるほど多くはなく、安心して飲食できたから、また季節の良い時にあるといいね。
リズミカルなジャズの生演奏を聴きながらビールをいただく、なかなか贅沢な時間を過ごさせてもらった。