’09夏休み「野沢温泉・朝」

2009-08-31 23:56:21 |  ’09夏休み
翌朝、6時前に起床。
TVで天気予報を確認。
今日は曇りのち雨。
北に行くほど日本海を南下する寒冷前線の影響を受け、雨が早いらしい。


朝食は8時からなので、ちょっと散策に出ることにしました。
外に出ると、雲はまだ薄く、青空を覗かせてるところも。
昨晩の麻釜の方へ別ルートで歩いてみました。
麻釜の大釜で地元のお母さんがザルに入れた菜っ葉を湯がいていました。
あの熱湯の池の上に、中腰で体をかぶせて作業してます。
見ていて危なっかしい。
お年を召した方が多いと思うので、地元の方でも過去には誤って池に落ちた方もいるのでは。
もう少し安全に使える工夫も必要ではないかしらんと感じてしまいました。


麻釜を後にして歩いていると、どこかのお宅が植えているのでしょう、道端の石垣の手前にきれいな花が咲いている花壇がありました。

ホオズキのオレンジ。


葉っぱからすると、アサガオじゃないですね。
ヒルガオの一種でしょうか。
きれいに咲いています。
ミツバチが順々に花に顔を突っ込んで、蜜を吸っていました。




撮っていたら朝食の時間が来ました。
宿に帰って、食堂へ。
今朝もたっぷり、美味しくいただきました。
食堂へ2番目に早く入って、後から2番目に遅く退出。
普段の休日でも、遊びに行く予定があるので朝食は結構あわただしい。
久しぶりにゆっくりと朝食を楽しみました。

今日は移動日、どう走ろうかな。

’09夏休み「野沢温泉・夜」

2009-08-30 19:37:37 |  ’09夏休み
サイクリングの日の晩は、近場で野沢温泉に宿を取りました。
普通ならビジネスホテルに泊まるのですが、今回あろうことかビジネスホテルガイドを忘れてきてしまった。
(ぶ厚くて全国各所のビジネスホテルが収録されてる。私の旅のお供。)
これまで、他に忘れるものはあってもこのガイドを忘れることは無かったのに。
翌日は雨の予報で、移動日の予定にしていたので、朝はゆっくり出来ます。
じゃあ夕朝食付きの旅館でもいいかと思い、山を下って野沢温泉の旅館案内所で宿を紹介してもらいました。

一番リーズナブルな観光ホテルを選択。
建物はお値段そのままでしたが、料理はなかなか美味しくいただきました。
ビジネスホテルに泊まると、近くの居酒屋で食べるので、料理を数品とおちゃけで終わるのですが、やはりこういったところの夕食は品数も多く、風呂上りのビールを飲んだ上、おひつのご飯をたいらげてしまうほど食べてしまった。
山に来ると長時間体を動かすので大抵体重が減るのですが、翌日の入浴時体重計に乗ったら増えてしまってました。
たはは、日中の運動カロリーを遙かにオーバーですね。

食後、温泉街を散策しました。
ホテルの浴衣を着、下駄を借りて坂道を下る。
野沢温泉は坂の町。
久しぶりに履く下駄、しかも歯が高い。
親指と人差し指の間が、久しぶりに鍛えられました。
最近は宿の浴衣を着て散策する人が減ったように思います。
半分くらい自分の服で歩いていました。
なんだか情緒が薄れてきてますね。

野沢温泉にはたくさんの共同浴場があります。
その代表格「大湯」。ライトアップされてました。


今回は入りませんでしたが、過去に訪れたとき入った事があります。
昔の造りの浴場で、とても風情がありました。


麻釜湯の通り。


手前左が麻釜湯、ここは入ったことがありません。
この通りを上りきると野沢温泉見所の一つ、麻釜(おがま)があります。
夏なのに湯気が立っていました。
冬は湯気が凄そうですね。
一帯が真っ白になるんでしょうか。



80℃~95℃のお湯が湧き出るところで、地元の方々が菜っ葉を煮たりするのに使用するそうです。


泡が出ている所に湧き出てます。


うーん、この施設どうやって作ったんだろう。
熱湯を逃がしながら、コンクリートで枠を作って固まらせる。
専門の職人にかかれば簡単なことなんでしょうか。

この日はお土産屋さんで会社の土産を買って、宿へ帰りました。

’09夏休み「カヤノ平」

2009-08-28 00:21:33 |  ’09夏休み
サイクリングの日、お昼はカヤノ平にあるキャンプ場の草地にある東屋で食べました。

三叉路を西に入り、しばらく行くと木が少なくなり景色が開けてきます。
平かな草原が現れ、大きな木がポツポツと生える牧場が見えてきました。
遠く、白黒の牛たちが草を食んでいるのが見晴るかせます。
牧場に隣接してキャンプ場があります。
草原に柵が敷かれ、向こうは牧場でこちらはキャンプ場。





テントが車の横に張られ、夏の午後をゆっくりと過ごす家族やグループが数組いらっしゃいました。いいなあ。
キャンプ場の奥の林には林間学校にでも使われるのか、備え付けの大型テントが幾つも並んでいます。
でも今日は使われている様子は無く、閑散としてさびしげ。
平日であるせいもあるのでしょうが、お盆を過ぎて遊びに出る人は少なくなったようで。
前に来たときは、牧場横の草地にはテントが立ち並び、どこかの小学校の生徒たちが林の中を走り回ってにぎやかだったので、その差にちょっと夏の終わりを感じてしまいました。

キャンプ場の管理棟の裏手の高まりに小さな東屋があり、そこでお昼を食べました。
いつものように、コンビニのおにぎりだったのですが、珍しく生たらこおにぎりを買ってきていました。
山中の草原を眺めながら、口の中は海の香りでいっぱい。
なんか不思議な組み合わせ、だった。

吹き渡る風が気持ちよく、食後はお昼寝、といきたかったのですが東屋の椅子は丸太を輪切りにしたもので、横になることができず、背中を柱に預けて不安定な格好で少し寝ただけでした。
ちょっと残念。

’09夏休み「見積り」

2009-08-26 21:51:26 |  ’09夏休み
結局、今回のサイクリングはその標高差に弱気になって、山中の楽に走れる部分だけ往復することにした訳ですが、事前に検討していたコース、実は標高差に加え走行予定距離もひどく間違えて見積もっていました。
大きな縮尺の地図を見て見積もったんですが、野沢温泉村から県道502号を志賀高原まで走り、そこから国道292号で中野市に下り、千曲川沿いに国道117号で野沢温泉村に帰ってくる周遊コースを60kmほどと目算していました。
これなら走れるだろうと。

カヤノ平のキャンプ場は野沢温泉村から志賀高原への県道502号の途中にあります。
そこへ入る三叉路の南の標識と北の標識です。



足すと65kmあります。
あっはっは、これを見てもう笑ってしまいました。
野沢温泉から志賀高原までだけで目算距離を超えてるって、私の目はひどい節穴ですね。
まあ確かに曲がりくねった道で、つづら折れ状態でしたから、直線距離を3倍くらいしないといけなかったようです。
これで行くと上記の周遊コースは110kmから120kmほどあるということで、倍の距離ですね。
やっぱり挑戦しなくてよかった。

先に怖気をふるった標高差について、激しいところは野沢温泉村からヤナギランガーデンまでの上りと志賀高原から中野市への下りでしょう。
志賀高原の方は調べていませんが、野沢温泉の上りは400mくらいから1400mまで上る必要がありました。
実際に車で上ってみると、2速、3速のギアを使用しないと上れない所があるきつさです。
これは私の脚ではとうてい上ることの無理な斜度。
半分くらい手で押して上らないと無理ですね。
どこかに楽して周遊できるコースはないかしらん。

あっ・・・。
あれっ・・。
・・上記周遊コースを走るのは不可能と結論付けていたのですが・・。
今この記事を書きながら思い出した光景があって、それを利用すれば可能であることに気がつきました。
ありゃりゃ・・。

この辺り冬はスキー場で麓の野沢温泉からヤナギランガーデンへゴンドラが繋がっているのですが、このゴンドラ、夏期も運行していました。
サイクリングの後、トイレを借りにゴンドラの山頂駅に行ったのですが、マウンテンバイクに乗ってゴンドラを降りてくる人がいたのです。
スキー場の斜面をマウンテンバイクで下るコースがあるようで、そこを走る人だと思われます。
自転車を載せて上げてくれるのだったら、車を麓に置いて、ゴンドラで1400mまで上り、志賀高原まで上ったり下ったりして楽しんで、志賀高原から下りだけの道を中野に降りて、平坦な千曲川沿いの道を野沢温泉村まで戻ってくるという方法があるのでは。
走行不可能な上り坂だけをゴンドラで置き換える。
総走行距離は100km位(その内20km位は下り)だから、十分走れそう。
そうか、そんなゴンドラがあるなんて調査不足だった。
もう一度確認して、ほんとに自転車を載せてくれるなら、再度周遊コースに挑戦することを検討したい。

うーん、思わぬ記事の結末になったな。はは。

’09夏休み「502」

2009-08-25 22:14:43 |  ’09夏休み
それでは手に入れたネタの数々、トップバッターは最も紹介したい経験となったサイクリングのお話から。
ツーリングと言いたいところですが、当初予定から変更して短距離を走っただけなので、サイクリングで。
野沢温泉村の山の上、ヤナギランガーデンからカヤノ平まで、長野県道502号「奥志賀公園栄線」を往復したお話です。


8/20(木)朝、出発予定地のヤナギランガーデンの駐車場に到着。
車を止めさせてもらい、自転車を降ろし折りたたみ解除、組み立て。
9時半頃出発しました。
ヤナギランガーデンは標高1400mほど。
ここからカヤノ平のキャンプ場まで往復する予定。
時間があれば少し志賀高原の方へも足を伸ばしたい。


道路は林道です。こんな感じ。


天気は上々、雨の心配なし。
彩雲が見れました。


東側対岸の林は朝の斜光線を受けて、柔らかげな表情を見せてくれます。


私の走ったこの区間、1400m から 1550mくらいの標高を上ったり下ったりします。
この林道、日陰の中を走り続けられる記憶があったのですが、今回走ってほとんど日陰は無いことが分かりました。
道端に高い木があるところだけ影がある。
それでも標高が高い故に気温は低く、25℃ほど。
自転車で走れば必ず風を感じ、気持ちよく走ることが出来ました。
前に車で走った時も窓から入る涼しい風を感じて、日陰の多いイメージができたのでしょうか。
反対に曇っていたら、寒かったかも。

道の傾斜はなだらか。
私の脚でも充分に上る事が出来る坂道で、余裕で楽しむことが出来ました。
ほんとに上ったり下ったりの連続で、少し息を切らす上りを終えた後は必ず気持ちの良い下りが待っています。
まあ、楽した下りの後は必ず上りが待っているのですが・・

しかしこの林道の下り道、それはそれは快適でした。
継ぎはぎがあるとポンポン跳んで不安定になるので嫌なんですが、舗装がいいので滑るように走れます。
自分で制御できるスピードまでしか出ないので、スピードの出すぎで恐怖を感じることも無い。
カーブの半径も緩やかで、自分がイメージしたラインをまんまトレースしてコーナーをクリアする快感。
くー、気持ちいい。


間に上りを挟みますが、下り始めると熱くなった体を吹き過ぎる風が冷ましてくれます。
眺めは木々の緑と青い空、白い雲、ときどきアゲハチョウが舞、前を横切る。
聞こえるのは鳥のさえずりと虫の声、ボーボーと鳴る風きり音。
この下り坂の気持ちよさと言ったら他にありません。
下る度、鳥肌立ってしまいました。

往復50kmほどですが、全区間ずっとこの繰り返し。


あと、走ってる車が非常に少ない。ほとんど無い。平日だからでしょうか。
これが結構重要。
見通しがいいので車が来ていないことを簡単に確認でき、後方からの車を気にすることなく道の真ん中を走ることが出来て、道の端を走る緊張から解き放たれます。
この気持ちよさは病み付きになってしまうかも。
いやー、自転車持って来て良かった。

’09夏休み「報告」

2009-08-24 10:49:06 |  ’09夏休み
またまた、ご無沙汰してしまいました。
ようやく夏休みを取って、8/18(火)の晩から8/22(土)の晩まで、信州に旅に出ておりました。
ネタをたっぷり仕入れてきましたので、また披露したいと思います。


旅程は次の通り、前に記事にした夏休み妄想の妥当な案5日の旅とほぼ同じです。

8/18(火)晩、車に自転車を積んで出発、中央道のPAで車中泊。
8/19(水)、上信越道は信州中野ICを流出し、志賀高原へ、志賀山を登り四十八池を散策。
        晩は中野市のビジネスホテル泊。
8/20(木)、奥志賀林道を自転車で上の平高原からカヤノ平高原を往復。
        晩は野沢温泉の観光ホテル泊。
8/21(金)、移動日、ドライブ。晩は小諸市のビジネスホテル泊。
8/22(土)、浅間山(黒斑山)登山。帰阪。

今回は徒然なるまま、心に残った事物を記載していきたいと思います。
どぞ、よろしく。



確認してよかった

2009-08-18 00:15:08 | 自転車
部屋に帰ってきたら、そこは南国・・
いやジャングルか。
今夜はまた熱帯夜
蛇口を捻って出る水は、ちょうど良いお湯加減、いやはや。

夏休みに自転車で信州を訪れる計画。
計画していた奥志賀の、カヤノ平のルートを地図を買ってよくよく見てみると、・・!
標高500m位から1700m位まで上らないといけない。
ゲゲゲ、なんだこりゃ。
車で楽々上った印象を当てにするとダメだ。
週末に行く近場の300m位の山では、緩やかな坂道の8kmを30分かけて上ってヘロヘロになるのに、標高差1200mに加えて60km以上の長丁場・・
クネクネ山道なので60kmでは済まないかも。

冬場の脚がある頃ならもしかしたらいけるかもしれませんが、今の脚では上れないのは明らかでしょう。
やれやれ、ちょっと計画変更が必要か。
・・

訂正

2009-08-17 00:59:58 | Weblog
14日の記事の次の日、朝出勤していたらまだしっかり蝉が鳴いていました。
家の周りと会社の裏手にいなくなっただけのよう。
気の早い思い込みで、申し訳ありません。

帰省先の田舎では期待通りクマゼミにプラス、ツクツクボウシの声が聞こえました。
でも日中は夏らしい日で、まだまだ暑さはこれからって感じ。
もう少し夏を楽しめそうです。

それでも週末から空気が入れ替わったようで、熱帯夜から解放され眠ることがとても心地よい。
目が覚めても寝続けていたい気持ちになったのは久しぶり。
さすがに夜はこの方がいいなあ。

しばらく掲載できる新作が撮れてないので、前に八島ヶ原に行ったときに撮ったキンバイソウを載せておきます。


二つの静か

2009-08-14 00:21:59 | Weblog
今日も暑い日だった。
平穏な大阪の街。
人も車も少なくなって、みーんなお盆休み。
今週頭から少なくなり始め、今日から激減。
時刻表も休日ダイヤに置き換わり、違う電車の違うシートで梅田まで。

お昼休み、食事に出かけに陰を選んで歩いていて、気付く。
・・静かだ。
蝉の声がまったく聞こえない。
あれ、そういえば最近、蝉の声っていつ聞いたか? 
いつの間にかいなくなってしまった。
大阪の街の蝉は短期間に一斉に目覚め、一度に夏を終えるよう。
やはり街中は厳しい環境のようで、クマゼミの声しか聞かなかった。
単層だ。

子供の頃、田舎に暮らしていた頃は、アブラゼミ(最近聞かない)とクマゼミの声で夏が始まり、ツクツクボウシとヒグラシの声に、去り行く夏を感じたっけ。

鳴き始めといえば、高知に居た頃は5月の連休明けに蝉が鳴き出して、その早さに驚いたものだった。

蝉が鳴き始める時については意識が向かうのに、鳴き終える時というのはどこに暮らしてもこれまで気にしたことが無かった。
いつ頃鳴き止んでいたのだろう。
来年は注意して聞いてみよう。
・・覚えていたら。

今週末は、郷に帰省予定。
たぶん田舎ではまだ晩夏の蝉の声を聞けるでしょう。
去る夏を惜しみつつ、お墓参り。

次は秋の虫たちがいつ鳴き始めるかに気が向くのか。
いつ鳴き止むのか。
鳴き止んだら冬か。つまらない。
また春を待つ日々が続く。

1年以上待った

2009-08-12 22:54:26 | 音楽&本&映画
この10日、「のだめカンタービレ」の最新刊が発売された。
好きなマンガで単行本が発売されたらすぐに購入してきた。つもりだったのに・・
あれ「#22」?
いつの間に「#21」は発売されたのだろう。
ほとんど毎日、いや最低でも週に一度は梅田駅の本屋の前を通り、店頭の一押し書籍をチェックしてきたのに、「#21」の発売を見逃してしまった?
うーん、信じられない。
そんなにぼけたのかな。
一押し書籍欄、「のだめ」の最新刊が出たらいつも数日は一番大きな面積を占めてアピールし続けるのに、気付かないとは。
確かに、前回購入からあまりにも期間が経ちすぎている。
作者が病気かスランプに陥ったのかと思っていたが、なんのことはない、私が一回気が付かなかっただけなのね。

「のだめ・・」を初めて読んだのは、TVドラマ化される直前、番宣のためかコンビニの書籍売り場に置かれた単行本を手に取ったとき。
帯の「こんなに笑えるクラシック音楽があったのか!?」が目を惹き、まんまと担当者の思惑に乗せられてしまった。
その場で「#1」を買ってしまった。
その後週末が訪れるたび、既刊分を2巻づつ買って、幸せな1~2ヶ月を過ごした覚えが。

お気に入りのキャラクターはやはり「真一くん」です。
私も(実力は無い)俺様系の性格なので・・。はは。
TVドラマもなかなか面白かった。
こんなものも買っちゃって、楽しんでます。