2014年4月26日

2014-04-27 09:20:28 | Weblog
昨日は山の上の公園で日陰にいても上着を羽織れば寒さを感じることはなかった。
大阪では最高気温が25℃を超えて今年初めて夏日を記録したそう。
季節は初夏へと移りゆく。
高気温が上昇気流を生んだのか、青い空に灰色の雲が広がったなと思ったら大粒の雨が落ちてきた。
夏の夕立とまではいかないが、結構な降り方だ。
降水確率0%だったはずだが、お天気雨とはいえこれは1mm以上の降雨を記録したはず。
珍しく天気予報外したなと思って帰ってからネット検索したが、大阪各所の降水量はゼロだった。
観測場所では雨降らなかったのかな。
温泉銭湯で汗を流し、初めての夏日を記念して(なんだそりゃ)昨夜の晩酌はビールにした。
酒を飲む目的は、寒い時は酒を味わい体を暖め酩酊することだったが、暑くなれば体を暖める目的が喉の渇きを癒すことに変わる。
渇いた喉にビールをやる夏の悦楽を思い出した。
疲れていたのか、500ml×2本であっけなく落ちてしまった。




春深まる感

2014-04-25 00:24:08 | Weblog
今年の春は穏やかな進み具合でよろしい。
ここ数年4月も後半になると、春を飛び越していきなり夏かと思う気候になる事が多かったような。
少しづつ暖かくなっていってくれよと思う。
もっと春のほこほこ感を味わわせてくれと。
今年は、薄着だと少し肌寒いでも暖かくなって行く途上なんだ、と思わせる春の日を過ごせている。
そろそろGW。
GWを過ぎれば夏の高原を思わせる陽射しを感ぜられるようになるだろう。

順番に順番に。



造幣局

2014-04-23 01:55:46 | その他旅行き
ソメイヨシノが綺麗に咲いていた公園に意外とたくさん八重桜の木があるのに気付いた。
みんなソメイヨシノが咲く時はお花見に来て宴席をところ狭しと広げていたのに、八重桜が咲いても花見には来ないようだ。
趣きが違って面白いのになあ。

私は今春、「造幣局 桜の通り抜け」で八重桜を堪能した。
枚数撮ったのでフォトチャンネルに登録。
時間があれば、見てってくだされ。


桜の

2014-04-19 00:59:00 | その他旅行き
もう一つ、「造幣局 桜の通り抜け」のお話を。

桜の見物後は北門あるいはそのすぐ手前の桜門から敷地外に出る事になる。
天満橋駅に戻るのに桜門から桜之宮公園へ降りることにした。
出てみてビックリ。
すごい数の屋台が並んでいた。
桜之宮公園は大川に沿って設けられた河岸の公園で、造幣局の敷地に隣接している。
なので通り抜けている最中も右手の広場にお店が出てるなあと分かってはいたが、店を左右に歩いてみるとその規模を実感。
緩やかに右に曲がる道の向こうから向こうからお店が現れる。
これだけの露店が連なり出店しているのを初めて見た。



よくあるタコ焼きなんかのテントだけでなく、テーブルを沢山並べテントの下で飲食できる出張居酒屋みたいな店もある。
お品書きが沢山並び、中には炭火焼のコンロというか火鉢というかを並べたお店もあった。
お昼を過ぎてだいぶ経っていたので、お客さんはほとんど入っていなかったが、黒い炭がセットされ準備万端お客さんを待ってる風だった。
桜の通り抜けは夜桜も楽しめるようなので、夜来るお客さんを狙っているのだろう。
酒宴が繰り広げられる様を幻視してしまった。



お昼を食べてなかったので、タコ焼きを買って遊覧船の行き交う大川を眺めて食べた。
一息ついた後、さらに屋台の道を進む。
結局桜の通り抜けの入口である南門までずっとお店があったし、さらに天満橋駅に向けても店が出ていたから、600mにおよぶ飲食街が臨時で現れた事になる。
やはりすごい。
桜之宮公園はソメイヨシノが沢山植わっていて、ここも桜の名所と聞く。
すでに葉桜となった桜並木があったので、桜の通り抜けの開催前はこの桜を見に来た花見客を相手に商売していたのだろう。
稼げましたかな?みなさん。




通り

2014-04-18 01:13:27 | その他旅行き
「造幣局 桜の通り抜け」に行った時の話の続き。

<カメラマン>


最近は記念撮影の方法も変わった。
スマホには自分撮りの機能があるので、背後にお気に入りの桜の花を背負い記念撮影している方多数。
赤ちゃん抱いて手の塞がった若いお母さんも親子で記念撮影。
便利ですな。
しかしグループだとそうもいかない。
その日は2回写真撮影を頼まれた。
2回共4人組だった。
そうか、ここは観光地でもあるのだな。
大阪なんでどうしてもそんな気分にならなくて油断していた。
そのため得意なはずの撮影がうまくいかず、撮影後落ち込んでしまった。

1組目。
背面液晶を見て撮影。
いつも気にする背景とのバランスや構図に気を回す余裕なく、4人がきちんと枠に入るようにとだけ考えて撮ってしまった。
何せ周りは人で溢れていて、カメラの前をいつ横切られるかと気が気でなくあわててしまった、というのがひとつ目の理由。
理由ふたつ目は背後から日が当たり液晶が見にくく構図の確認が取れなかった。
依頼者にカメラを返して画像確認してもらい、お礼を言ってはくれたが自分では釈然としない。
もっと下から煽れば良かったな。
はぁ、…反省。

2組目を撮った後、もう一つこれがたぶん一番の原因である事実に気が付いた。
今度は外国人観光客。
片言の日本語でお願いされた。
同じく背面液晶を見て撮る。
今度は日陰だったので見にくく無いはずなのに、やはりハッキリ見えない。 んん
撮影結果を確認してもらうと、背後頭上の桜を指差された。
桜をもっと入れて欲しいと言いたいらしい。
うわ、ショック。
初めてダメ出しされた。
2枚目はバストアップで撮ってやった。
満足いただけた。

さて気付いたその最大の原因とは、悲しいことに老眼だ。
この1、2年で急激に進んだ。
近眼乱視なのでその時は遠くが良く見える運転用のメガネをしていた。
だから手元に位置する背面液晶にピントが合わなかったのだ。
自分のカメラでは視度補正したファインダーを覗き撮るのでそのメガネでまったく問題ない。
背面液晶を使うことはほとんど無いので気付くのが遅くなった。
鼻メガネして自ら視度調整せねばならなかったのだ。
この経験から次回撮影依頼された時はすべき事を思い出せる事だろう。

抜け

2014-04-17 06:20:02 | その他旅行き
平日にお休みをもらう事ができた。
平日ならではの利点のある所へ遊びに行こう。
どこにしようか。
桜の名所で今見頃、休日は人で一杯なところはどうだ。
調べてみると造幣局の桜の通り抜けが開催期間中ではないか。
すごい人出らしいのでずっと敬遠していたところだ。
平日なら空いてるだろうとここに決定。



谷町線の天満橋駅から15分ほど歩くらしい。
天満橋の駅ビルには桜の通り抜けはこっちだと貼り紙があり迷うことはない。
駅で降りた人達はみんな矢印の方へ歩いて行く。
えっ、この人達みんな花見に行くの?
果たしてその通り、みんなして天満橋を渡っていく。
造幣局付近は交通規制が入ると書いてあったが、この人数なら確かに必要だな。
天満橋を渡り複数の交通整備員に導かれ道路を渡る。
屋台が並ぶ道に入ると入口の南門に到着。



うわあすごい人だ。
それになんてボリュームの桜並木だ。
通路の端から端まで桜の木が植わっているそうな。
桜の通り抜けは名前の通り敷地内の通路を一方通行で通り抜ける。
逆行禁止。
通路は560mあるらしい。
この人数では確かにそうしないと大混乱に陥り、身動き取れなくなりそうだ。
土日に来たらどうなるのだろう。
空恐ろしい。



通り抜ける方向以外にも多くのルールやマナーが設定されていた。
中国語で飲食禁止と書かれたプラカードを持った警備員がそこここに立ち、スピーカーからは下記の禁止事項を丁寧な表現で何度も何度も繰り返し放送されていた。
・飲食禁止
・禁煙
・日傘を差さない翳さない
・子供を肩車しない
・立ち止まって写真を撮らない
・座り込まない
私も含め、みんな下の2項目は守って無かったな。



ここの桜は遅咲きのものがほぼ全て。
なので品種は八重桜系。
街中にあまり見られない135種(350本)もの品種が植わっているらしい。
八枚どころか何十枚もの花びらを持つものが多かった。
枝にたわわに実った果実のように花を咲かせる。
そんな重厚な花ばかりなので、たまに見かける一重咲きの品種がとても軽やかでかわいく見えた。
ほとんどの桜が今まさに満開。
百花繚乱とはこのことか。
時折吹く強い風が花びらを舞わせ、さらに目を楽しませてくれた。




今春初見の花々

2014-04-14 01:13:00 | Weblog
このところ夜は冷え、昼暖かい。
最低気温と最高気温の差は15℃近くになる。
服装選択が難しいのお。
土曜日の日中はそんな暖かい日だったので、冬の間寒くて訪れる事のほとんどなかった山の上の公園を久しぶりに訪れた。



標高がいくらか高いので車から降りると少しヒンヤリとした空気が身を包む。
桜は満開をほんの少し過ぎたところ。
公園へ向う途中、桜咲く私有地らしき広場でバーベキューして花見の宴をする方々がいらした。
いいなあ。
日程がうまく満開に合ってよかったですね。



公園の原っぱ横のベンチに座ってお昼のおにぎりと豪勢なサラダを食べた。
最近はコンビニの惣菜も凝った料理が多くなった。
なかなかいける。
値段は高いけど…。
脚に降り注ぐ日差しがほんのり暖かい。
今日のところは風が無くてよかった。
夏、暑くなるまでは、こうして自然の作る新鮮な空気に触れつつぼんやりできる。
また頻繁に訪れる事になりそうだ。





街中では

2014-04-12 01:24:33 | Weblog
見頃の桜は遅咲きの品種に移り、裸でさみしかった木々も新芽で覆われ始めた。
春紅葉で赤かった新芽が緑を増していく様が楽しい。



この時期、屋内から窓外を見やると、なんでもない景色がとても輝いて見える。
陽の下を歩きたくてワクワクする。
春の空気が気持ち良いことを知ってるからなんだろな。




下山

2014-04-11 00:11:40 | 山行
お昼を食べ終え、ポンポン山山頂を出発する頃には雪も止んで明るくなってきた。
下山開始。
山頂のベンチ横の木立は強力に風を防いでくれていたようで、薄着でいても寒さをさほど感じなかったが、歩き出すと風が吹き過ぎ体温を奪っていく。
寒い寒い。
急いでもう一枚フリースを着込み震えながら歩く。
風は相変わらず轟々と林をゆするが、突然視界がスッキリした。
薄く覆っていたガスが晴れたようだ。
寒さは変わらないが歩くに従い日が差し上空に青空も覗くようになる。

<尾根道>


下って行くと、しめ縄を巻いた大きな2本の杉が現れた。
「高槻の古木 スギ」と立て札がある。
裏側には祠が祀られていた。
見上げると枝打ちしていないため太い枝が縦横に伸び荒々しい。
杉の本来の姿はこんななんだな。

<古木>


分岐点が来た。
まっすぐ行けば下山口の神峯山寺、右に行くと本山寺経由で神峯山寺。
本山寺の横にWCと書かれていたので本山寺経由にする。
距離があるのかと思ったが、谷に下り登り返したらもう到着した。
本堂の大きな建物が山中に突如現れるので驚く。
本山寺のご本尊は毘沙門天。
お詣りして急な石段を降りた。

<本堂から見下ろす>


階段下には鐘楼があり中に入る扉が開いている。
入っていいのか?いいんだよな?
入ってみると強打、連打禁止と貼紙がしてあった。
鐘を突いてもいいようだ。
これまでお寺の鐘を鳴らしたことはない。
いい機会なので突かせて貰った。

<これを突く>


ゴ~~ン
ぅわっ、音の大きさにびっくりした。
いかんいかん、力加減が分かってない。
しかしとても良い音でその余韻がまた長く続き素晴らしい。
鐘楼から出てもまだ響いているのが耳に届いた。

<鐘楼>


トイレで用を足して、再び下る。
本山寺からは舗装道で、ここから神峯山寺までの道が長い。
ただただひたすら下るのみ。
天候回復したと思ったのに、また低い雲が広がり断続的に小粒のあられが落ちてくる。
広い駐車場をいくつか通過するとようやく神峯山寺到着。
下山後の目的地だった神峰山の森自然園だが、疲れたし寒くもあったので少しだけ様子を伺うに留めた。
私には面白そうなところだ。
また別の機会にここだけを目的に訪れる事にしよう。
バス停まで下り、いいタイミングで来たバスに乗り込んだ。



天気予報も悪かったし、花の山でもない。
ただ歩くだけの山行になるだろうなと予想し、事実その通りになった。
が、意外と楽しかった。
なんでかな。

頂上まで

2014-04-09 00:04:44 | 山行
善峯寺からはつづら折れの舗装された林道を上る。
結構な上り坂である。
うねうねうねうねと曲がり上り続け、畑の広がる谷間の平地に出ると杉谷という集落。
「ポンポン山は左」の道標に従い道路を離れ畑の脇を歩くと、いよいよ登山道となる。

が降ってきた。
日曜日は冬型の気圧配置で寒気が流れ込み大気が不安定になるとの予報だったので、まあ致し方なし。
カッパを取り出し上着だけ着、ザックカバーを装着して再出発。
杉林を上って行くと落ちて来るものが白くなってきた。
ありゃー、雪になった。
気象予報で山では雪が降るとも言っていたが、もっと高い山の事だと思っていた。
どおりで手がかじかむ訳だ。

登山道に難しい所は全くなく、さくさくと歩ける。
道には落ち葉が積もり水を含んでグチャグチャだが、水が浮く程ではないためふわふわと歩け脚に優しい。
傾斜も杉谷までの舗装道の方が急なくらいだ。
薄くガスってきた。
林の外は風が鳴っていたが、林内は比較的穏やか。
雪は静かに上から降ってくる。



尾根にでると面白い形状の道が現れた。
尾根といっても台地状。
周りには木が生い茂り眺望はない。
そこにまるで人工的に盛り土されたような土手が連なり、そのてっぺんが平らに慣らされそこを歩く。
これは自然に出来た地形なんだろうか。
そうなんだろうな。
絵本かなんかに出てくる森の道のような眺めだった。



頂上到着。
6789mではなく、678.9m。
だが、ガイドブックにもネットでもポンポン山の標高は678.7mとある。
誰だこんな標識置いたの。
開けた広場になっており、木が伐採されているので風と雪が横殴りに吹き付けてくる。
視界は100mくらいで、頂上からの展望は無し。
奥まったところにベンチがあるよと教えられ、行ってみると窪地に木組みのベンチがあった。
横に立て掛けてある板を渡せばテーブルになるらしい。
背後に木立があり風を防いでくれた。
ありがたい。
昼食にすることとし、 をいただいた。