2時間かけて昼寝に行った

2016-04-28 02:03:55 |  神奈川県全市町村探訪
神奈川県全市町村探訪。
今回は愛甲郡愛川町。
神奈川県の地名は結構有名どころが多く、私も聞いたことのある市町村名が多い。
しかし愛川町という名はさすがに今回初めて知った。
先々週、小湊鉄道に行く前の気分がぶり返し、また人の少ない開けたところでぼんやり過ごしたくなった。
そろそろ多少標高を上げても寒くはなかろうと、西方に目的に合うところはないか地図で探した。
それで見つけたのが今回の行先、県立あいかわ公園。
公園ならもっと近くにもあるが、人でいっぱいなのが目に見えているので、このくらい都心から離れないと人は少なくならないだろう。
近くに鉄道路線はなく、車で行くことにした。



高速道路を使わず下道で向かったが、高尾山への道と途中まで一緒で、この辺の道路の位置関係をほんの少し覚えることができたか。
相模原市を西に進むと山が見え始める。
今回はずっと下道を走ったから山の近づき方は穏やかで、周りの景色から人工物が徐々に減り、自然構成物と入れ替わっていくのが観察できた。
それで思ったのが、前住んでた大阪の北摂地方は相模原市の相模線沿線くらいの開け具合だなと比較。
相模川を渡ればもう山で、この山の近さも同じくらいだ。
ここら辺に住みたいなあ。
そうすると毎日の通勤が大変になるけど。



あいかわ公園は思ったより山中にあった。
広い駐車場は休日は有料。
一面アスファルトの殺風景なところだと早々に車を出たくなるが、ここのは草地の駐車スペースとなっていて、目にやさしい。
周りは木立と山に囲まれているからもうここで充分。
前に他の車がいないところに車を止めて、買ってきたお昼ご飯を車中で食べた。
そして本を読んでいたら眠くなり、居眠り。
なつかしのホケッとタイムを過ごせた。



1時間半くらいうつらうつらしただろうか。
それで目的は達せたのだが、さすがに公園を見ずに帰ったら後悔するだろうからと、まだ眠っている足を伸ばして散策に出かけた。
ツツジが見どころの公園のようで、整備された花壇に花を咲かせていた。
早咲きの品種はほぼ終わり、これからの品種は6分咲きくらいか。
4/29にはツツジ祭りがあるらしい。
私が歩くべきは自然観察林なのだろうけど、そんな時間は無くなっていた。
近くにあるダムを見学できたり、アスレチック遊具や伝統工芸の体験施設なんかもある広大な公園のようだが、パークセンター近辺の極一部だけをうろうろすることしかできず、車に戻った。



朝出る時間が遅かったからなあ。
11時半に家を出て13時40分に着き、17時20分に公園を出て18時50分に帰り着いた。
公園にいた時間と公園への往復にかけた時間が一緒だ。
高尾山への往復とあいかわ公園への往復で分かったことがある。
関東では車で早く移動しようと思ったら遠回りでも高速道路を使うべし、ってこと。
最短距離で街中を走るより、厚木回りで渋滞した東名を走った方が早くたどり着けたからなあ。
ここでは理想とする環境でお休みを過ごすには、たくさんの時間とお金と労力が必要だ。


第一山目

2016-04-23 01:02:14 | 山行
さあ、いよいよ登山適期がやって来た。
関東の低山への攻勢開始である。
まず一山目はよく名前を聞いていた高尾山にした。
山頂に茶店があるって聞くし、そんなに難しくはなさそうなので、シーズン始めの足馴らしとしてよろしかろう。
それでどんな山か調べてみて驚いた。
なんと世界で一番登られている山だって。
年間260万人も訪れているってことで、大人気の富士山でも13万人くらいらしいから、すごい数字なんだなと認識。
しかもミシュランガイドの三つ星観光地でもある。
おみそれいたしました。



出かけたのは平日、休暇を一日とれたのでその日を当てた。
そんな人気の山だと、土日はあまりに人が多くて嫌になるだろうから、平日に登れてラッキー。
平日なら駐車場も混んではいるまいと車で出かけた。
通勤通学する人達を横目に街中をちまちまと走り、高尾山ICの直前から圏央道に流入。
長いトンネルを抜けたら視界いっぱいに新緑萌える山谷が広がった。
うーわ、なんだこれは。
なんでこんな眺めが目の前にあるのか、すぐには頭が理解してくれなかった。
さっきまでの街の風景からの劇的すぎる場面転換。
関東平野の端っこってほんとに街と山の境界なんだな。
山肌一面の真新しい緑は、芽をだし始めた街路樹の緑とその密度が違った。
一気にテンションアップした。



高尾山ICを出て谷筋の国道を行くと登山口の町があった。
思ったとおり駐車場には空きがあった。
荷繕いし出発。
開店の準備をする土産物屋の通りを進むと、ケーブルカーとリフトの山麓の駅があった。
遠足の小学生が列をなして駅舎へと入って行く。
高尾山を登るコースは複数あってどれを歩こうか迷ったが、やはり初めて登ることだし、1号路と名のついた表参道コースを行くことにした。
コース入口左に東海自然歩道起点の石碑が立っていた。
ここから大阪の箕面まで道が繋がっていると考えると、なにやら感慨深し。



1号路登山道は舗装されていて幅広で、登山道というより林道だ。
それでも植物の生い茂る法面には花が多く、スミレやムラサキケマンの花が目を引いた。
平日なのに登山者が多い。
さすが世界一。
足を止めて写真を撮っていると次々に背後を通過して行く。
平日だからだろうけど学生のグループの多いのが意外だった。
もっと年配の方々が多いと想像していたが。
1号路は表参道と名の付く通り、山中にあるお寺への参道だった。
上り坂の傾斜が緩くなると、リフトやケーブルカーの山上駅があり、茶店で賑わう道を進めば山門が現れる。
辺りはほぼ平らで、お堂や灯篭、杉の古木、歌碑なんかが次々と現れ、どこかの有名観光地の寺院みたいだ。



お寺は真言宗の一派の関東三大本山のひとつだそうで、立派な門と大きなお堂が鎮座する様は、なるほどと思わせる規模である。
山上にあるが、ケーブルカーを使えば上り下りする必要は無いから、登山というより寺社観光に来る人の割合も多いのだろう。
そこから少し行けば山頂で、山の眺めも楽しめるから、人気が出て当然か。
その山頂は平たく広い広場だった。
食事できる茶店と高尾山のビジターセンターがある。
ちょうどお昼時でグループで固まってご飯を食べているが、人数が多くてグループの境目が分からない状態。
すごいなあ。
山の上とは思えない眺めだった。



広場を行き過ぎると南西方向が開け、雪をかぶった富士山が望めた。
おー、これはいい眺めだ。
みんな自撮り他撮り、構図を工夫して写真撮影していた。
外国人の方も多く訪れていて、とても喜んでいた。
登山に当てた日がちょうどお天気よくて、富士山を見てもらえてよかった。
自分も数枚撮影し、一休みできる所を探した。
ビジターセンターの裏手にも小さな広場があり、そこは比較的空いていてベンチがあいていた。
登ってくる途中ですでにおにぎりを食べてしまっていたので 、代わりにチョコレートを食べてホッとした。
うーん、ホットコーヒーが飲みたいな。



地図を見るとこの先も登山道は続き、縦走が可能。
途中に桜が咲いてる所があるらしいので、そこまで行って引き返して来ることにした。
登山道は未舗装の土の道に変わり、ようやく山らしくなった。
こちら側にも茶店があり、道脇にはベンチもあり眺めもいい。
山頂からほんの少し足を伸ばせば、だいぶ静かにお昼が食べられる。
次に来ることがあるのか分からないが、覚えておこう。



尾根を行く道は広く、階段状に整備されている。
山腹を巻く道もあり、引き返して来る時に歩いたが、木々の間を歩く一番山らしい道だった。
人は少なくなるかと思ったがさにあらず、前から次々歩いてくる。
さすがにジーンズで歩いてる人はほぼいなくなり、みんなハイカーらしい格好をしていた。
山桜がそこここに咲いていて、も少し先へも少し先へと私を誘う。
一丁平という高台の展望台まで行って引き返した。



下山は稲荷山コースを下った。
ナイキのシューズに「タカオ」というモデルがあるらしい。
実物は見たことないが、高尾山みたいな整った登山道を短時間登るのに必要な機能に絞った軽量級登山靴らしい。
そんな靴で歩けるのならと、いつもの登山靴でなく、街履き用に使っている(それでもビブラムソールのゴアテックスブーティ)靴を今回は使ってみた。
確かに1号路を往復するならそれで充分だったが、一丁平往復で行動時間を長くし、稲荷山コースの木の根っこが網目模様に浮き出た道を歩いていたら、疲れが左足ふくらはぎにきたようだ。
少し痛めてしまった。
足馴らしのつもりが、ガッツリ歩いちゃったからなあ。
デコボコ道は底の分厚い登山靴がやはり楽である。




朝の通勤路

2016-04-21 23:32:56 | Weblog
街角に咲く花韮は、疲れた花弁を透きとおらせて終え、
小手毬が白花を丸々と集め揺れるように。
昨日まで街路樹の根元で春を謳歌していた雑草たち、
根こそぎ引き抜かれ露わな焦げ茶色の土。
花を咲かせてその後、種を放つ刻はあったのか。
きっとすぐ復活してくれることだろう。
毎朝なにかしら移ろうさまに思う春の候。




高滝駅にて

2016-04-14 23:53:39 | その他旅行き
先週はずっと、街を離れ人のいない開けた空間で、身体の力を抜いて静かに過ごす時間に憧れ、日々を過ごした。
週末のお天気は幸いにして行楽日和。
遊び先として人口密度の低い所を検討。
西の山の方に行けば比較的近く田舎はあったのだろうけど、標高を上げると折角の暖かい日に寒さを感じてしまう。
服装軽く心も軽く過ごしたい。
次に近い所でそんな条件を満たしてくれる所はやっぱり房総か。
昔見た房総半島を走るローカル線の写真を思い出した。
無人駅のベンチでたまに通過する年代物の気動車を眺めるのがいいかも。



てことで、小湊鉄道を訪れる事にした。
JR内房線で小湊鉄道の連絡駅である五井駅へと向かいつつ、どの無人駅で過ごすか検討。
ネットで小湊鉄道各駅の最寄りの見所なんかを調べて、高滝駅に決定。
往復乗車券で割引対象の駅だったのも理由のひとつ。
片道920円が往復1400円だ。



五井駅に到着し乗換えの改札に行くと、なんと切符を買う行列ができていた。
うわあ、大人気じゃないすか。
改札前でお弁当など売ってるお母さんからおはぎを買いつつ並ぶことしばし、ようやく順番が来て往復切符を購入。
ホームに降りると、肌色と橙色ツートンの気動車がカラカラとエンジン音を響かせ待っていた。
おー、よろしいなあ。
車内は座席が埋まり、吊革につかまり立っている人もその半数くらい。
小湊鉄道さん、なかなか頑張ってます。



時刻が来て出発。
記憶にある気動車のより軽やかに走りだした。
いつも思うけど、ローカル線の古い車両がレールを叩く音は、なんでか都会を走る電車の音とは違う。
枕木が木製かコンクリート製かの違いだろうか。
あるいは車体の成分の違いなのか。
昔懐かしい音である。



キュウキュウと車体の軋む音をBGMに、大きく揺れる足元を踏みしめ、車窓の景色を眺めた。
五井の市街地はすぐに抜け、田んぼが広がるのどかな田園地帯を列車は行く。
空は春霞。
田んぼは田植えの準備に水が張られ、葉っぱの出だした桜がそこここで花びらを舞わせていた。
思い描いた春の日である。



目的地の高滝駅まで約40分。
列車を降りると、駅の選択を誤った事を知った。
撮り鉄する人多数。
一般観光客の方もいる。
駅前の小さな広場には車が数台止めてあり、出迎え以外に鉄道利用せず駅に寄る人もいたようだ。
理由はホームの対岸に咲く桜が目当てみたい。
昔使われていたらしいホーム?の上は草が覆い、桜が何本も連なって植わっていた。
桜を見に来た家族、桜と鉄道を合わせて撮ろうと企むアマチュアカメラマンが、ホームや駅周辺からなかなか去らなかった。



残念ながら静かに過ごすこと能わず。
それでも思わぬ花見をすることができた。
ホームのベンチに座り、桜の花を目の前に、昼食に買ってきたおはぎを食べた。
舞い散る桜花が白かった。
駅周辺には桜だけでなく、菜の花もたくさん植わり、黄色い花を風に揺らしていた。
菜の花ももう終わりかけ。
花の密度は低く、種を仕込んだ鞘が目立ちつつあった。



時刻表を調べると、そろそろトロッコ列車が通過する時刻のようだ。
それもあって人が多いのか。
折角だから私も撮影してやろうとベンチを立って駅周辺の撮影ポイントを探した。
トロッコ列車は汽車の形を模したディーゼル機関車が、4両のオープンエアの客車を引く編成だった。
なかなか雰囲気だしててよろしいな。
踏切横で、座席から身を乗り出し手を振る子供たちに手を振りかえし、後ろ姿を見送った。
もうしばし駅の周りを撮影し、駅のホームのベンチへ戻った。



しばらく列車到着の間隔が空いた時間帯、ようやくホーム上から人がいなくなった。
桜並木の向こうの田んぼからカエルの声が聞こえる。
鳥のさえずりが折り重なって耳に届く。
モンシロチョウが菜の花を渡り舞う。
のどかだなあ。
後ろの壁にもたれ、少し眠った。



ローカル線を訪れたら、駅間を歩き、適当なポイントで撮影しては移動して、といつもなら忙しく歩き回るのだが、今回は第一目的が違うので、高滝駅から遠く離れることなく時を使った。
近くの公園を訪れるつもりだったがそれもやめた。
まずまず目的を果たせたかな。
日が暮れて寒くなる前に、早めに帰ることにした。
今度同じ目的で来る時は別の駅を選択しよう。

…今回の写真は、全て高滝駅を飾る周辺構成物。


なんでだー

2016-04-10 22:43:21 | Weblog
お天気ブログパーツが提供終了だって?
気に入ってたのに。
毎朝のブログチェックと同時にお天気チェックも出来てたのはどうすればいいんだ。
まあ、ブログからでなく直接 tenki.jp にアクセスすりゃいいんだけど。
仕方ない。
新しいブログパーツを探してみるか。

<空の写ってる写真、ってことで



今年の臨時バス運行は4/10までですって

2016-04-09 08:04:22 |  神奈川県全市町村探訪
「城山かたくりの里」 三つ目。
ここで初めて見た花はたくさんあるが、一番記憶に残っているのはミツマタ。
名前は知っていたけど、こんな咲き方をするとは知らなかった。
丸々とした花をあんなにたくさん付けるんだ。
園内各所にもっとも多く植わっていたのでは。

山の天辺辺りはほうき桃と名のつけられた桃の花が、赤白桃の色素を強烈に放っていた。
冬を越して日の浅い目にはとても眩しい色だった。

<ミツマタの花>


<アップで>


<白いミツマタ>


<手前ミツマタ、奥はほうき桃>



U・NA・JI

2016-04-07 00:32:15 |  神奈川県全市町村探訪
神奈川県全市町村探訪、今回は相模原市。
ネットで見つけた「城山かたくりの里」 という個人で所有している山を、カタクリが咲く春の期間だけ有料で開放しているところへ行ってきた。
カタクリの花の数は関東でも有数らしく、駅から臨時バスが出てるくらい。
橋本駅からそのバスに乗って20分ほどだろうか、現地に着いた。

<コイワカガミ>


おー、山だ畑だ。
広大に街が広がる関東平野のここが西の端のようだ。
無料駐車場が200台分あると書いてあって車で来ようか迷ったが、東京周辺の観光地に車で出かける勇気が持てなかった。
流石にこれだけ山に近くなると、並ばねば駐車できない事態にはならないようで、空きがたくさんあった。

<アカヤシオ1>


入り口とおぼしき農家の建物の横を入って行くと、中庭に周辺の畑で採れた野菜や食品加工品を売るテントが張られ、その向こうに園内への入り口があった。
園内と言うより林内の案内図は手書きで、そこはやはり手作り感いっぱいである。
一応カタクリの花目当てで来たが、見頃は前週末だったらしいので、どんな規模か見ておこうと言う思いと、カタクリ以外にも山野草が見られるとのことでそちらの期待と半々でやって来た。

<アカヤシオ2>


林内に入ってすぐ、その見所の多さに驚く。
正確に言うと、撮影対象としたい草本と木本が種類多く密度高く植わっており、いきなり足が止まってしまった。
登山道なら歩いては花を見つけ歩いては花を見つけして撮影していくが、ここは花を見つけたすぐ隣に別種の花が咲いており、歩く間もなく撮影を続けることになった。
その日一日で林内一周できるのか不安がよぎったが、ある程度行くと同種の花も現れ歩が進み始めた。

<玄海ツツジ>


この密度の高さは当然自然に生えていたものではなく、人為的に植えて育てて来たからだろう。
売ってる訳でないけど、山野草の見本市みたいだ。
カタクリの花はやはり終わりかけでだいぶ痛みが目立ち始めており、日差しもなく肌寒い気温もあって花の開きも鈍かった。
しかしその数はうわさ通りの多さで、緩やかな斜面一面で優雅に首を垂れていた。
ここのカタクリは二種類あり、キバナカタクリと言うのがこれから咲くそうだ。
キバナカタクリが終わると閉山。
本当にカタクリが咲く期間限定の遊び先である。



春の花の代名詞

2016-04-04 23:23:49 | Weblog



週末、桜は各所で見頃だった。
テニススクールへの通学途上、途中の桜の木という木すべてが桃白色。
通学路の雰囲気を一変させていた。
桜花の力ってとんでもない。
そんなことを再認識した。

東京周辺の桜の見所をチェックしていたら、桜咲く地のさくら祭はほぼ全て4/3(日)だった。
開花は早かったが花冷えの日が続き、まつりの日程に合わせたかのような見事なタイミングで見頃を迎えた。
関係者の皆さん、よかったですなあ。
この日程を決めるのって誰なんだろう。
うまいもんだ。

土曜、日曜とスッキリ晴れとはいかなかったけど、みんなお花見とお祭りを楽しめたのでは。
私は桜の花見は通学時の道草で楽しみ、もう一日は桜以外のお花見に少し遠出した。
先週行っとけばよかったカタクリを見に、山の方へ。
その話題は次回記事にて。


1/2のさらに1/2くらい

2016-04-03 20:12:16 | お酒
日曜日。
結構楽しみにしている酒量制限なしデーである。
今のところ一週間でこの日だけワインを飲み、洋風惣菜を合わせている。
先週の日曜日、すこーし暖かくなって来たから、お蔵入りしていた 「常陸野ホワイトエールが美味しかったので、他のホワイトビールも試してみよう」 企画をようやく立ち上げ、ワインの前に水曜日のネコを飲んでみたりした。
ビールもチビチビと味わって飲める季節である。



ビールの後ワインをボトル半分空けたところでクラクラしてきた。
ますますアルコールに弱くなって、なんとも安上がり。
酒が弱いってのは財布にやさしい。
でも物足りなさから反動がくるといけないので、酒質の方を上げている。
日本酒は本醸造のパック酒だったのを四合瓶の純米酒に。
焼酎は値段が3桁のものから4桁に。
まあ、焼酎は3桁のでも十分美味しいのがあるので、買う時の気分ではあるが。
…ワインはあまり変えてないな。



日本酒は四合瓶の商品を度々見るようになって、純米酒って思った以上に取り扱われているんだなと認識を新たにした。
どこのスーパーでも四合瓶は半分くらいが純米酒ではないか?
純米酒好きには嬉しい限り。
純米酒って銘柄により味の幅が広いのではないかと思っている。
それでも好みは偏っているので、購入対象は絞られる。
量が飲めるなら淡麗辛口でもいいけど、少量で満足するにはやはり飲みごたえのありそうなのに手が伸びるなあ。



スーパーの取り扱い商品は大阪のとだいぶ違っていて、最初は目新しかったがそろそろ慣れてきた。
珍しい酒を入手するには醸造している現地調達が確実。
度々旅してるんだからその機会を有効活用しよう。
旅先での行動パターンを少し変えて、大手でない小さな造り酒屋の酒を、偶然でなく必然としてみつけて買ってこれるよう工夫しないといけないな。