登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

千代田アルプス散策

2017年02月07日 10時38分15秒 | 筑波山・加波山・吾国山
H29年2月6日、千代田アルプスとも呼ばれている尾根を散策してきました。

千代田アルプスはこれまでに2回歩いているが久しぶりに訪れるもの。
今回は、北東の末端尾根から雪入山まで歩いてみようとなった。

雪入ふれあいの里公園8:00~(車道)~七曲り登山口8:15~浅間山8:50~半田山9:15~中原集落9:45~(車道)~五輪堂バス停10:30~10:45権現山10:50~百体魔崖仏・綿石分岐11:30~百体魔崖仏(往復)11:55~閑居山12:05~12:15三ツ石森林公園分岐・昼食12:45~あおきば峠13:00~13:15雪入山13:20~剣ケ峰広場13:30~14:00雪入ふれあいの里公園
6時間の山散歩でした。
     
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雪入ふれあいの里公園を起点とし浅間山~半田山~権現山~閑居山~雪入山を繋ぎ8の字周回


雪入ふれあいの里公園下の空き地に駐車。今日は閉館日とのことで駐車場は閉鎖されてました。


車道を少し戻り七曲、金名水コースから


コース入口にあるお地蔵さん


ルートは明瞭、道標もあり分かり易い。尾根縦走路に出る。


縦走路から浅間山へ取り付く。


少しだけ傾斜が緩くなった所に石塔が置かれていた。年代は読み取れなかったがかなり古そうに見えた。


浅間山に到着した。電波塔の施設が建っていた。それから沢山の祠と石塔が置かれていた。


浅間山からは雪入山~パラボラ山が綺麗にみえる。


浅間山から北尾根へ、浅間山尾根コースを降り半田山山頂から中原コースを降る。


下の方に来ると溝のような所を通ったルートが多かった。
終盤になると土砂や枯れ葉などが登山道に堆積していて歩き辛くなるが明瞭である。


ここで車道に突き当たる。中原集落に出た。辺りを確認したがここにも登山口の案内は出ていなかった。
しばらく田舎道をのんびりと、道端には梅の花が咲き春を感じさせる。


田舎道から振り返ると筑波山~加波山の尾根が綺麗に見える。


長い車道歩きに「長いね~」と、まもなく五輪堂バス停付近から雪入山ふれあいの里方面への分岐へ。
銀杏畑の中を進む。銀杏の産地のようだ。


脇道に入ってから5、600m来ただろうか、ここが尾根の末端、登山道が始まる。


急斜面を登り御野立所に到着した。
昭和天皇御野立所の碑
 かすみがうら市の権現山山頂近くにある。当時の新治郡志筑村で行われた旧日本陸軍特別大演習で、昭和天皇が統監した場所。 碑には「大元帥陛下御統監聖蹟」と刻まれている。 現在の果樹研究所千代田試験地が演習場だった。かすみがうら市(当時千代田村)史跡指定。


御野立所は遮るものがなく凄く見通しが良かった。右に一際目立つのは牛久大仏でしょうか


御野立所の先に権現山城跡
 権現山山頂近くにある山城跡。土塁とみられる遺構が残る。 鎌倉時代、この地方を治めた益戸氏(下川辺氏)が志筑城の出城として築いたとされる。 一説には、戦国時代、小田氏一門の志筑左近が築いた城とも言われている。


さらにその先に権現山の99.3m三角点。ここから先は山道となる


最初の分岐。最初の内は植林が多く薄暗い所が多かった。


山道をズンズンと登って行くと登山道脇に「弘法岩」の表示あり立ち寄ってみた。


山道に戻り、ちょっと先に「綿岩」の表示がある。どんなものだろうと急坂を下り見てきた。


山道に戻り、尾根を挟んで「綿岩」の反対側に「百体磨崖仏」の表示があり、ここも往復する。
閑居山北東側の中腹にあり百体観音とも。花崗岩に刻まれた磨崖仏(まがいぶつ)。
 山麓に弘法大師が草創したと伝えられる閑居したという伝説がある志筑山惣持院願成寺がかつてあり、鎌倉時代、寺中興の僧乗海が手彫りしたものとされる。 風化が進んでおり、輪郭だけがわかるものだけになったものも多い。茨城県指定文化財。




227m標高点に到着した。標識によるとこの場所が閑居山。
地形図で表してる通り、ピークと言う感じの場所ではなかった。


三ツ石森林公園への分岐。風もあたらない陽だまりで昼食とする。


ベンチが用意された休憩所は筑波山を眺める展望スポットだった。
何時も眺めてる筑波山より鋭い山容で男っぽい印象になる。


345m標高点に到着。雪入山と言う標識が設置されていた。
この方がボランティアで制作し設置されたとのこと。手彫りの素晴らしい標識です。


前方が明るくなりちょっとした平地になった所が、剣ヶ峰広場。
ここから縦走路を離れて下山路に入る。


雪入ふれあいの里方面へ。急坂で樹に掴まりながらのもの


途中の風の池展望台より浅間山


雪入ふれあいの里公園の裏手に抜け出た。


風は少々あったものの好天に恵まれた里山散策でした。
千代田アルプスは多くのルートがあるが、今回のルートはハイカーと出会うことが少ない静かなものでした。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (でん)
2017-02-08 10:40:35
こんなところにもアルプスが(@_@)・・・
奥久慈といい、いづれは本を書けるくらいにいろんなところを歩いてますね。
でんさん (yamasanpo)
2017-02-08 12:09:04
通称アルプスと呼ばれる尾根は数多くありますね。
茨城にもあるんですよ。
最近は寒い所は嫌って暖かい所を狙って・・・歳のせいでしょうか。
花時期が待ち遠しいですが、それまでは里山歩きです。
千代田アルプス (のんびり夫婦の山遊び)
2017-02-08 19:13:44
yamasanpoさん、yosieさん、こんばんわ!
天気の良い日は里山を堪能されていますね。
千代田アルプス、多分私達の一番近い山でしたので、レポを
隈なく拝見させていただきました。
ルート図を掲載していただいていますので、天気の良い日
を見計らって一度歩いてみようかと思っています。
のんびり夫婦の山遊びさん (yamasanpo)
2017-02-08 20:03:36
一番近いのですか~
この山は道標もあり踏み跡も明瞭、ルートの選択肢も多く楽しめます。
危険な所もない代わりに変化に乏しいかもしれません。
花時期は歩いてないので分かりません。
雪入ふれあいの里公園の閉館日は、駐車場の入口に鎖がかけられてしまうので要注意です。

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