ALWAYS / AKIO OKAMOTO & GAY STARS
新大久保駅近くの韓国料理店が軒を連ねる通りからすぐ路地に入る。この辺りは学生時代良く通った所だ。通りに店が増えて人通りが多くなったが、車がやっと通れる路地の細さはそのままだ。駅からすぐの路地を入るとじきに商店も少なくなり、すぐに住宅やマンションが立ち並ぶ。繁華街の喧騒はない。その路地奥に入った所に「スペースDO」がある。
初めて行くライブハウスだ。楽器店がやっているので、クラブでというよりライブスペースといった方がいいかもしれない。そもそもリハーサルとか小さなプライベートコンサートをやるための場所だろう。そこで、結構いいライブをやっているのを最近知った。
今日のお目当ては岡本章生とゲイスターズ。用事が早目に終わったので、スペースDOの見学を兼ねて立ち寄ってみた。最近頻繁にライブをやっているようだ。
ゲイスターズといえば、テレビ番組がレギュラーのビッグバンドを抱えていた時代には、「8時だよ!全員集合」のレギュラーバンドだった。ということは、定番の「チョットだけよ!」の「タブー」のトランペットは岡本自身だったのか?
ライブは2部構成、一部は40年代の懐かしいビッグバンドサウンド、ベニーグッドマン、ハリージェームス、アーティーショー、トミードーシーなどの十八番の曲が続く。2部は多少新しくなり、50年代以降の演奏スタイルで。ビッグバンドの歴史のコンサートのようで楽しいステージだ。先日、辰巳哲也のバンドにも出てブルックマイヤーの曲を神妙にやっていた鈴木圭も今回は一転してブローするテナーをご披露。アルトにはクラリネットが得意な白石幸司が加わって、スイングバンドのノリを再現してくれた。
このゲイスターズの最近の録音はどうやら見当たらないが、昭和57年の文化庁芸術祭に参加したアルバムが再発されている。
名曲ばかりを、当時のメンバーの貴田重夫と当時は新人アレンジャーだった内堀勝がアレンジをしている。どれも奇をてらうことなく、原曲を生かしたスマートなアレンジだ。
今回のコンサートでもこのアレンジでの演奏が何曲かあった。
長い活動を振り返るとゲイスターズの魅力はまだ沢山あると思うが、このアルバムはジャズのメインストリームの演奏を「チョットだけよ!」。ビッグバンドファンとしてはとりあえず満足。
1. ウォーキン - WALKIN' -
2. イン・ア・センチメンタル・ムード- IN A SENTIMENTAL MOOD -
3. 孤独の祈り - IT NEVER ENTERED MY MIND -
4. A列車で行こう - TAKE THE 'A' TRAIN -
5. 想い出のサンフランシスコ - I LEFT MY HEART IN SAN FRANCISCO -
6. アイ・リメンバー・クリフォード - I REMEMBER CLIFFORD -
7. 我が恋はここに - LOVE IS HERE TO STAY -
8. ニカス・ドリーム -NICA'S DREAM-
岡本 章夫 ゲイスターズ
岡本 章夫、横山 均、安孫子 浩、向出 聡、斉尾 知一 (tp)
松原 純夫、西島 泰介、間瀬 俊之 小山 政弘(tb)
中込 勝、今野 菊冶 (as)
貴田 重夫、上里 聡 (ts)
白子 正夫 (bs)
木村 博紀 (p)
金子 純 (b)
河野 次男 (ds)
1982年 録音
新大久保駅近くの韓国料理店が軒を連ねる通りからすぐ路地に入る。この辺りは学生時代良く通った所だ。通りに店が増えて人通りが多くなったが、車がやっと通れる路地の細さはそのままだ。駅からすぐの路地を入るとじきに商店も少なくなり、すぐに住宅やマンションが立ち並ぶ。繁華街の喧騒はない。その路地奥に入った所に「スペースDO」がある。
初めて行くライブハウスだ。楽器店がやっているので、クラブでというよりライブスペースといった方がいいかもしれない。そもそもリハーサルとか小さなプライベートコンサートをやるための場所だろう。そこで、結構いいライブをやっているのを最近知った。
今日のお目当ては岡本章生とゲイスターズ。用事が早目に終わったので、スペースDOの見学を兼ねて立ち寄ってみた。最近頻繁にライブをやっているようだ。
ゲイスターズといえば、テレビ番組がレギュラーのビッグバンドを抱えていた時代には、「8時だよ!全員集合」のレギュラーバンドだった。ということは、定番の「チョットだけよ!」の「タブー」のトランペットは岡本自身だったのか?
ライブは2部構成、一部は40年代の懐かしいビッグバンドサウンド、ベニーグッドマン、ハリージェームス、アーティーショー、トミードーシーなどの十八番の曲が続く。2部は多少新しくなり、50年代以降の演奏スタイルで。ビッグバンドの歴史のコンサートのようで楽しいステージだ。先日、辰巳哲也のバンドにも出てブルックマイヤーの曲を神妙にやっていた鈴木圭も今回は一転してブローするテナーをご披露。アルトにはクラリネットが得意な白石幸司が加わって、スイングバンドのノリを再現してくれた。
このゲイスターズの最近の録音はどうやら見当たらないが、昭和57年の文化庁芸術祭に参加したアルバムが再発されている。
名曲ばかりを、当時のメンバーの貴田重夫と当時は新人アレンジャーだった内堀勝がアレンジをしている。どれも奇をてらうことなく、原曲を生かしたスマートなアレンジだ。
今回のコンサートでもこのアレンジでの演奏が何曲かあった。
長い活動を振り返るとゲイスターズの魅力はまだ沢山あると思うが、このアルバムはジャズのメインストリームの演奏を「チョットだけよ!」。ビッグバンドファンとしてはとりあえず満足。
1. ウォーキン - WALKIN' -
2. イン・ア・センチメンタル・ムード- IN A SENTIMENTAL MOOD -
3. 孤独の祈り - IT NEVER ENTERED MY MIND -
4. A列車で行こう - TAKE THE 'A' TRAIN -
5. 想い出のサンフランシスコ - I LEFT MY HEART IN SAN FRANCISCO -
6. アイ・リメンバー・クリフォード - I REMEMBER CLIFFORD -
7. 我が恋はここに - LOVE IS HERE TO STAY -
8. ニカス・ドリーム -NICA'S DREAM-
岡本 章夫 ゲイスターズ
岡本 章夫、横山 均、安孫子 浩、向出 聡、斉尾 知一 (tp)
松原 純夫、西島 泰介、間瀬 俊之 小山 政弘(tb)
中込 勝、今野 菊冶 (as)
貴田 重夫、上里 聡 (ts)
白子 正夫 (bs)
木村 博紀 (p)
金子 純 (b)
河野 次男 (ds)
1982年 録音
Always/BIG BAND BIG 5/AKIO OKAMOTO&GAY STARS(紙ジャケット仕様) | |
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