A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

TURNING POINT / BENNY GOLSON

2007-01-30 | MY FAVORITE ALBUM
KELLYがマイルスのグループを離れたのは1961年、KELLYが30歳の時だ。丁度脂の乗り切った時で、自己のトリオ以外にもいくつかのセッションに加わってアルバムを残している。
Joy Bryanのバックを努めた録音もこの頃だ。
それまで引く手あまただったKellyであるが、翌年62年になると録音の数はめっきり少なくなる。
この年の最後の録音がこの一枚。Benny Golsonとの共演だ。
以前にも、二人が共演したアルバムは何枚かあったので、久々の再会セションである。

Benny Golsonは、プレーだけでなく、作編曲でも有名だ。Art FarmerやCurtis Fullerとのコンビでも、作編曲の役割は大きかったと思う。
このアルバムは、ゴルソンの1ホーン。前面の立つのは一人。アレンジも必要がない。必然的にプレー中心になる。
曲も、彼のオリジナルが2曲入っているが他は皆スタンダード曲。
作編曲としてのGolsonではなく、プレーヤーとしてのGolsonの腕試しアルバムだ。

彼の何となく歯切れの悪いモゴモゴした感じのトーン、特徴のある乗りは何となく好きなテナーだ。
ライナーノーツの真ん中に「A NEW HIGH POINT IN THE CAREER OF A PROLIFIC TENORMAN」との記述がある。
テナーマンとしての、多彩な演奏をしてきた経験を踏まえて、新境地を切り開くといったことだろう。

演奏は、やはりスタンダードをじっくり取組んだ曲が魅力的だ。
アップテンポのTHREE LTTLE WORDもいいが、バラードの「STELLA BY STAR LIGHT」が、超スローテンポで秀逸だ。

HOW AM TO KNOW
(I’m Afraid)THE MASQUERADE OVER
DEAR KATHY
THREE LITTLE WORDS
TURNING POINT
STELLA BY STARLIGHT
ALONE TOGETHER

Benny Golson (ts)
Wynton Kelly (p)
Paul Chambers (b)
Jimmy Cobb (ds)

Recorede in NYC, October 30 & 31, November 1, 1962
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予想外の大崩れと、・・・・想定外の復活

2007-01-28 | SHOT OF THE DAY
スコアを気にせずとは言っても、月例となるとスコアを気にしない訳にはいかない。

スタートから我慢のゴルフを続けて6番でバーディー。
4オーバーに戻す。
これで流れを掴んだかと思った次のホール。
2オンしたものの2段グリーンの下の段の手前。ピンは上の段の奥。
3パット覚悟で打ったファーストパット。
上の段に乗って大きく左に切れながらオーバー。
3メートルは行き過ぎてしまった。
上の段に確実に乗せねばとの思いが強すぎてしまったか。
「4パットはしないぞ」と自ら宣言して打ったパットは、1.5mまたもやオーバー。
「言っていることと、やっていることが大違い」
同伴者からも、「狙って打っていたよ」と。
返しも入らず4パット。
緊張の糸が少しは切れたが、まだ先はある。

次のショートホール。
谷越えの、180yのショート。
風はアゲンスト。
少し力んだ当たりは左のOBゾーンに。
打ち直しの3打目も、同じ軌跡を描く。
5打目もバンカーに
結局、このホール6オン2パットの「8」

最終ホール。
得意なホールなのに、ティーショットは大きく右へ。
無理にフェアウェイに戻そうとして林の中へ。
悪戦苦闘して、林から出した時にはすでに6打。
このホールは8オンの3パット。

一回のパットのミスから、ここまで派手に崩れたのは久々。
「大叩き病」、ここに極めたという感じだ。

午後は、10番のダボスタートから、ダボが続く。
流石に、このままどこまで続くのか心配になる。
特に後半15番からは、難しいホールが続くのに。



そして15番のロング。
このホールはミスも無く3オン。
やっとパーがとれたかと思ったのも束の間、5メートルを3パットしてがっくり。

ところが、最難関のショートは無事に手前にオンして難なくパー。
17番の2打はこの日一番のアイアンショットで、ピン奥2.5mに。
バーディー逃しのパー。
最終のミドルは、この日一番のドライバーショット。アゲンストであったが池越えで2オンが楽に狙えるところまで。
2打をグリーン左に外したが、上手く寄せてパー。
何と、このコース上がりの3ホールをすべてパーで上がれたのは初めての快挙。

スコアの方は、53・48とまたもや100叩き。
良い方と悪い方の両極端が同時に出た。
半端ではないブービー争いは大いに疲れた。

ハンディキャプがほぼ同じ同伴競技者も同じ状況に。
午前中3番ホールのミドルで早々に10の大叩き。傍から見ても今日は終わったかと思ったら、その後5つのバーディー奪取。
一気にほぼNETパープレーに復活。最終的には上位入賞へ。

最初は同じ大叩きでも、ここまで流れと結果が違うとは。
この頑張りに見習わなければならないこと多々あり。
練習ももちろん大事だが、精神修養の必要性をますます感じた一日だった。

長いトンネルはまだまだ続く。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

せっかく朝すがすがしい気分になったのだが・・・・

2007-01-27 | SHOT OF THE DAY
この週末は天気が怪しかったのに夜来の雨も朝には上がり、この時期としては絶好のゴルフ日和に。

今年に入って仕事も忙しくなってきて、頭の中のゴルフの割合が徐々に減り気味である。
スコアも良くないし、内容もいまひとつなので、少し熱が冷め気味である。
もっとも、ヒートアップしっぱなしも大変なので、ちょうどいいクールダウンの時かもしれない。
とはいっても、プレーの回数は相変らずだが。

今日の予報を見て、ウェアも、防寒用のウェアから普通のウェアに替えて出かけたが。駐車場に行くと雨に濡れた車のカバーに氷が。夜は冷えたのだろう。一瞬、予報を信じて大丈夫かなと思ったが、日が昇るとどんどん気温が上がり、冬の寒さがどこかに行ってしまったようだ。春間近といった気候であった。

今日のコースは、厚木の飛行場の隣接地
空港の近くのゴルフ場で飛行機の騒音の凄いところはあるが、軍用機となると機種によってはまた一段と凄い音がする。
以前一度行ったことがあるが、その時の騒音が何となく記憶にあったが。
今回はまったく感じず。飛行機の数も少なかったのであろう。
コースは、数ホールアップダウンがあるが、基本はフラットで距離もない。「ここで、いいスコアを出せなかったらどうする?」、「多少フェアウェイが狭まめなので、ティーショットが曲がると多少トラブルになるかも」という感じだ。

今日のゴルフの予兆は最初の2ホールで感じられた。
スタートのロングは、2打でグリーン近くに、3打が多少オーバー目だったが、確実にオン。下りのパットを僅かにオーバー。1M弱の返しを外していきなり3パット。
次の、ミドルも2打が僅かのショートで、手前のグリーンエッジ。同じく1M弱につけるが、これを引っ掛けて入らず。
ショットは、先週の悪さが嘘のようにいい感じで振れている。
ゴルフはどうしてこんなに気まぐれなのだろうか。
前半は、アプローローチで右往左往したホールが2つ。
一方で、ドライバーはフェアウェイキープ100%。
全く、噛み合わない。

後半は、2つのショートはどちらもバーディー。
これは、ショットもパットも完璧であった。
片方のロングパットがベストパット。一方のショットがベストショットだ。
ところが、上がってみれば相変らずのスコア。
ショートパットが少しイップス気味。
後半のハーフも結局噛み合わず。

47・46(22・17)
スコアを気にするのは止めようと思ったが、これでは内容を含めて気にせざるを得ない結果に。

今日の同伴メンバーは、ハワイの合宿組。
「年が替わったら、合宿の成果を全部忘れたのかよ!」と檄が飛ぶ。
握り&オリンピックはもちろん全負け。
ニアピンだけをしっかりとったのが救いであった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MAKE THE MAN LOVE ME / JOY BRYAN

2007-01-26 | MY FAVORITE ALBUM
主役はどっち?

BLOGでJAZZをテーマに記事を書かれて人はたくさんいらっしゃる。
しかし、同じJAZZファンでも興味の持ちようは十人十色。
記事を読んでいると、それぞれの方のこだわりが垣間見られて、なるほどと思うことが多い。
WEB、そしてBLOGのようなものが世に無かった時は、「このこだわり」は個人的に知り合って語り合わない限り知るすべもない。同人誌のような世界でないと、基本的に不可能だったコミュニケーションのやり方が簡単にできる。
WEBは、知らない内に、個人の趣味の世界でも便利な、不可欠な道具になりつつある。

定期的に記事を読ませていただいている67campersさんは、このこだわりをもたれている一人。ライフスタイルを含めて見習いたいことばかり。自分の生活を少しでも近づけられたらと主役はどっち?
思う。
浅学の私にとっては、ここで紹介されるアルバムはもちろんミュージシャンも知らない世界が多く、勉強させて頂くばかり。改めてJAZZの奥深さを感じている。

そこで最近紹介されたアルバムの記事の中に、女性VOCALの「JOY BRYAN」の名前があった。このアルバムの「CONTEMPORARY」LABELにはあまりVOCAL物はないが、好きなLABELだったので、この一枚もどこかのバーゲンで見つけて買ったのであろう。
少なくとも彼女の名前は知らないで買ったはずだ。

反対にバックを努めるメンバーは、WYNTON KELLYをはじめとして皆知っていたが。
このバックのメンバーで、このアルバムとHELEN HUMESのアルバムが同じ日に録音されている。KELLYのピアノにVOCALの2人が付き合った形だ。

彼女の歌はストレートな歌い方で、アルバムにある彼女の顔立ちから想像されるとおりの可愛い雰囲気が伝わる。飾り気のない普段着のJAZZで最初に聞いた時からお気に入りの一枚になった。
もう一つの魅力は、やはりバックのウイントンケリーのピアノ。お馴染みの軽快なタッチが何ともいえない。元々歌伴には定評があるKELLY。
主役は何となくKELLYのピアノという感じがしないでもない。

KELLYはこの年の最初まで加わっていたマイルスとグループを離れた直後だが、マイルスを離れた開放感か、あるいはマイルスのグループでの経験が加わったのか、KELLY節で彼女の歌の周りを自由奔放に飛び回っている。

彼女のアルバムはその後も気にはなっていたが、他にあるのかどうかも分からず、結局この一枚しか持っていない。
彼女の名前をブログでたまたま見かけて、この一枚を久しぶりにプレーヤーの上に乗せることができた。
これもブロクのお陰かもしれない。

MY ROMANCE
MAKE THE MAN LOVE ME
ALMOST LIKE BEING IN LOVE
IT NEVER ENTERED MY MIND
EAST OF THE SUN
AREN’T YOU GLAD YOU’RE YOU
MY FUNNY VALENTINE
OLD DEVIL MOON
THESE FOOLISH THINGS
EVERYTHING’S COMING UP ROSES

Joy Bryan (vo)
Wynton Kelly (p)
Al Viola (g)
Leroy Vinnegar (b)
Frank Butler (ds)

Recorded July 26.28 and 29.1961

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出だしの1番、2番で大叩きスタート・・・・2ホールで疲れ果てて3番へ

2007-01-24 | GOLF LIFE
ハワイ合宿。難ホールへ挑戦が続く。

3番のショートホールは、右手に大きな深いバンカーが2つ、グリーンは右からの急な傾斜。ピンは左だったので左狙いでよかったのだが、ボールは無常にも右に出て深いバンカーに。
上手く出せたが、下りラインの距離感合わずで「ダボ」。



4番のロングは、周りが開ける。
特に右側は、以前来た時はブッシュだったのが新しい住宅の造成地に。
大分景色が変わっている。
気分的にはジャングルよりは楽だが、グリーン手前まで右側に大きな池がある。
右サイドに気をつけてはいたが、3打が池に捕まり、ここも「ダボ」。

歯止めが利かずに、ずるずると5番のミドルに。
ティーショットにプレッシャーが無く気分よく打てたが、2打が悪い。
右にプッシュアウトして、右手のブッシュに。
背の丈ほどあるブッシュの中で完全にロストボール。たとえ見つかっても打てそうにない場所。
ダボで上がれたのはラッキーかも。



このコースで唯一海が見える6番のミドル。
ここで初めてのボギー。
このままダボが続くのではと思ったので、ボギーでも嬉しい。
だが、すでにここまでで15オーバー。
50台は確定。このままでは60台に突入のペースだ。



7番のショートはまたもや谷越え。
なんと、ここで2回谷に打ち込み+4。



8番でやっと普通のレイアウトのミドルホール。
ただし、ダラダラ上りの距離があるアゲンスト。
3オンは止むなしでボギー。



最後の9番ミドルは、初めて完璧なショットが2回続く。
ピンそばにつけて、このホールはバーディー。
恐る恐るスコアを集計してみると、何とか60は回避。
普通のペースに戻って10番ホールへ。

ワンウェイなので、特にクラブハウスに戻るのではなく、そのまま休憩も無く後半に。
こんなゴルフだと流れを変えるためにも一息つきたい気分だ。
前半の良い調子を持続したい時とは大違い。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出だしの1番、2番で大叩きスタート・・・・2ホールで疲れ果てて3番へ

2007-01-24 | SHOT OF THE DAY
3番のショートホールは、右手に大きな深いバンカーが2つ、グリーンは右からの急な傾斜。ピンは左だったので左狙いでよかったのだが、ボールは無常にも右に出て深いバンカーに。
上手く出せたが、下りラインの距離感合わずで「ダボ」。

4番のロングは、周りが開ける。
特に右側は、以前来た時はブッシュだったのが新しい住宅の造成地に。
大分景色が変わっている。
気分的にはジャングルよりは楽だが、グリーン手前まで右側に大きな池がある。
右サイドに気をつけてはいたが、3打が池に捕まり、ここも「ダボ」。

歯止めが利かずに、ずるずると5番のミドルに。
ティーショットにプレッシャーが無く気分よく打てたが、2打が悪い。
右にプッシュアウトして、右手のブッシュに。
背の丈ほどあるブッシュの中で完全にロストボール。たとえ見つかっても打てそうにない場所。
ダボで上がれたのはラッキーかも。

このコースで唯一海が見える6番のミドル。
ここで初めてのボギー。
このままダボが続くのではと思ったので、ボギーでも嬉しい。
だが、すでにここまでで15オーバー。
50台は確定。このままでは60台に突入のペースだ。

7番のショートはまたもや谷越え。
なんと、ここで2回谷に打ち込み+4。

8番でやっと普通のレイアウトのミドルホール。
ただし、ダラダラ上りの距離があるアゲンスト。
3オンは止むなしでボギー。

最後のミドルは、初めて完璧なショットが2回続く。
ピンそばにつけて、このホールはバーディー。
恐る恐るスコアを集計してみると、何とか60は回避。
なんとか普通のゴルフに戻って10番ホールへ。

ワンウェイなので、特にクラブハウスに戻るのではなく、そのまま休憩も無く後半に。
こんなゴルフだと、流れを変えるためにも一息つきたい気分だ。
前半の調子を持続したい時とは大違い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CHARLIE VENTURA and his band IN CONCERT

2007-01-23 | MY FAVORITE ALBUM
JAZZの演奏は、プレーヤーと曲、そして大編成になるとアレンジで決まる。
そして、アルバムとしての企画の良し悪しは、プロデューサーの腕で決まる。
レコード会社は普通は営利企業。半分趣味でやっているようなレーベル以外は、営業成績も考えなくてはならない。

JAZZの世界ではよく有名レーベルに有名プレーヤーが所属契約すると、アルバムの企画や演奏内容がコマーシャリズム化したといって、辛口のファンからは色々批判されたものだ。
きっと、レコード会社とプロデューサーの間でも、様々な軋轢や葛藤があったのだろう。
その点、プロデューサーが自ら自分のレーベルを持てるということは、プロデューサー冥利に尽きるであろう。

更に、レーベルのオーナーとプロデューサーが同一だと、確固たるコンセプトと方針でアルバム作りがされる。CARL E.JEFFERSONがPresidentであるCONCORDは、まさにその代表格のひとつであろう。自分のお気に入りのレーベルだ。

JUST JAZZ CONCERTのPRODUCERであったGENE NORMANが自らのレーベルを持ったのが、GNP CRESCENDO LABAL。
このレーベルの代表格のアルバムは、クリフォードブラウンのIN CONCERT。
そして、このレーベルの最初のアルバム(GNP-1)が、チャーリーベンチュラの「JUST JAZZ CONCERT。」1949年のパサディナコンサートのライブだ。

ベンチュラは元々GENE KRUPAのトリオでサックスを吹いていたSWING系のプレーヤーだが、戦後の’46年にいち早くBOPを手がけ、この録音が行われた’49年頃は、'BOP FOR THE PEOPLE' SEPTETと銘打ったコンボで演奏をしていた。まさに、モダンジャズ創世記のライブ。

実は、このアルバムはVENTURAのプレーで買ったのではなく、JACKIE&ROYが入っているので買い求めたもの。晩年の洗練されたVOCAL DUOの世界はまだこの頃は生まれていない。

Charlie Ventura(ts)
Conti Condori(tp),
Benny Green(tb)
Boots Mussilli(as)
Roy Kral(p)
Kenny O'Brien(b),
Ed Shaughnessy(ds)
Jackie Cain(vo)

Recorded at the Pasadena Civic Auditorium, May 9, 1949

この年は自分が生まれた年。何となく思い入れがある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

STAR DUST BY LIONEL HAMPTON ALL STARS

2007-01-21 | MY FAVORITE ALBUM
JAZZは初めて顔を合わせても、簡単な約束事で一緒にプレーできる。
BIG BAND ファンとしてはアレンジに凝ったアンサンブルワークが楽しみだが、JAZZの醍醐味はやはりソロプレー。

ROLLINSのWAY OUT WESTはロリンズのプレーを前面に出した初顔合わせ3人のコラボレーションが楽しみだが、さらに何人かが集まると、これがジャムセッションの楽しみになる。
演奏する方も楽しいと思うが聴く方も何が飛び出すか分からない面白みがある。

このジャムセッションは、よくアフターアワーズセッションといわれて、JAZZ CLUBではレギュラーセッションとは別に行われるものだ。JAZZ FESTIVALなどでも、必ずといっていいほどオールスターによるジャムセッションのステージが設けられる。
スタジオでのジャムセッションの録音も多くあるが、聴衆を前にしたライブの臨場感は何ともいえない。

このジャムセッションを興行としてコンサートに仕立て上げて有名なのが、ノーマングランツのJATP。もうひとつが、ジーンノーマンのJUST JAZZ CONCERTだ。
JUST JAZZ CONCERTといえば、LIONEL HAMPTONの1947年のコンサート録音が有名だ。
この「STAR DUST」がLIONEL HAMPTONの代表作として必ず取り上げられるが、アルトのWILLIE SMITHのアルトの泣きが最高だ。

ROLLINSを聞いたら無性にこれが聞きたくなった。

ちょうど、この頃から50年代中頃が、SWINGからモダンへの転換期。
ジャムセッションの内容も時代ともに変わっていくがJAZZの本質は同じ。

STAR DUST
ONE O’CLOCK JUMP
THE MAN I LOVE
OH, LADY BE GOOD

Lionel Hampton (vib)
Willie Smith (as)
Charlie Shavers (tp)
Corky Corcoran (ts)
Barney Kessel (g)
Tommy Todd (p)
Jackie Mills (p)
Slam Stewart (b)
Lee Young (ds)

Recorded Live at Civic Auditorium ,Pasadena .Calif, August 4,1947

日本では昭和22年。まだまだ戦後の混乱期だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何事も大事なことを鍵(キー)というが・・・・肝心な鍵を疎かにすると

2007-01-20 | GOLF LIFE
今年の正月は予定が合わず、毎年恒例の家族での初打ちはお流れ。
暖かくなってからにしようということになっていたが。

先日、実家の母親から「普段持ち歩いている鍵の束が見当たらない」と連絡があった。
話しを聞くと、どうも外で落としたのではなさそうなので一安心。家の中ででも置き忘れたのであろう。
今週、他の用もあるので実家に行く予定にしていたら、「鍵探しも大事だけれど明日は天気が良さそうなのでゴルフに付き合えと」
冬はてっきり休みかと思っていたが、この寒さでもゴルフをやる元気があるのには恐れ入った。

朝起きて自宅を出ようとすると、車のキーがいつもの置き場所に見当たらない。少し、探してみたけれど見当たらず。じっくり探している時間もないので、仕方なくスペアキーを使って家を出る。

天気は薄曇。スタートは9時過ぎであったが、晴れ間が見えず底冷えがする。
母親は大体が雨女。
母親と一緒では降られないだけでも良しとするしかない。

コースは土曜にも関わらずガラガラ。
正月休み明けの天気が怪しいこんな日にゴルフに来る人は、やはりよほどの好き者だけなのだろう。
風は無かったが、天気は昼になっても一向によくならず。
それどころか、途中で白いものが舞い始める。夕方から一時雨の予報であったが、昼間から雪が舞うとは想定外。
やはり雨女の威力か?

ゴルフを終えて帰り際、エンジンをかけたまま車を降りて荷物を載せようとすると、なんとキーを入れたまま(エンジンがかかっているので当り前か)ドアがロック状態。一度同じような状況でやってしまったことがあったので、普段は気を付けていたのだが。
自分では如何ともし難く、JAFを呼んで開けてもらうまでに小一時間。
ただひたすら待つだけ。

帰る途中、車のガソリンが残り少なかったので、いつものスタンドへ。
キーに付けているスピードパスを出そうとしたら、キーホルダーに付いていない。
そのはず、今日使っているのはスペアキー。
スピードパスは付いているはずが無い。
仕方なく、会員価格ではなく通常価格で。
涙・・。

肝心のゴルフの方は、完全な練習ラウンド。
気楽に出来たのはよかったが、何故か先日来のアイアンの不調が加速される。
極端にいいショットから、全くタイミングや振り方も違うショットまで七色変化。
スコアは、
何か、ショットの仕方を忘れてしまった感じ。
重症かも。

スコアは、
43・45(16・16)と、
とりあえず、やっと今年初めての80台。パットの少なさは如何にショットが悪かったかの証でもあるが。

本当は終わって練習に行きたかったがそれどころではなかった。
「鍵」に降りまわされた一日だった。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WAY OUT WEST PLUS / Sonny Rollins

2007-01-18 | MY FAVORITE ALBUM
L.A.fourのフロントがBUD SHANKとLORINDO ALMEIDAのコンビだが、後の2人、バックを努めるのは、RAY ROWNとSHELLY MANNEの2人。
この2人の組み合わせというのは、アルバム録音やライブのセッションでは何度となくある。

今まで紹介した中で、このアルバムも2人のコンビだ。

Barney Kessel / The Poll Winners Ride Again!

MICHEL LEGRAND TRIO at SHELLY'S MANNE-HOLE
ミシェルルグランの演奏は、ライブということもあり、エキサイトな演奏をしている。

最近YOU TUBEにはまっているが、この2人のコンビの演奏がある。

SHELLY MANNEの自分のクラブSHELLY’S MWNNE HOLEでの‘70年のライブ録音だ。HANPTON HAWSのピアノが聴けるとは感激ものだ。

実は、70年というのは思い深い年。自分が大学に入って、最初の夏休みに始めてアメリカに行ったのがこの年だ。その時、LAにあった、このSHELLYS MANNEHOLEも訪れている。その同じ時の演奏が今見れるとは、これまた感激ものだ。

という訳で、この2人のコンビのアルバムが他に無いかと思って探してみたら、肝心な一枚を忘れていた。
それが、このアルバム。内容は説明するまでもない、有名なROLLINSの名作の一枚。
前年56年のダウンビートの人気投票では、RAY BROWNもSHELLY MANNEも第一位。2人の大御所をバックにROLLINSが貫禄負けしないで自由奔放に演奏している。

このアルバムは。LPではなくCDで持っている。
ということは、買い求めたのは86年になってから。
86年というと、CDも大分一般的になって、新譜ではLPの数を上回った頃だ。この後、LPが急激に消えていった。それからもう20年経ったのか。

CDの再発物の特徴として、LPより収納時間が長くなったこともあり、別テイクが収められていることが多い。このアルバムでも3曲の別テイクが入っているが、演奏時間が大きく違うものがある。JAZZはアドリブの出来で長くなったり短くなったり、演奏内容も似ている場合もあれば、全く違ってしまうことも。テイクの違いを聞き比べ、違いを探すのも楽しみのひとつだ。



あとこのCDのもうひとつの特徴はジャケットの写真がオリジナルと全く違うこと。ジャケットデザインがオリジナルと再発で微妙に違うことはよくある。日本盤なので違うデザインンにしたのか、理由は知らないが。購入した時、見慣れたジャケットと何か違うなと、一瞬「間違い探し」をした記憶がある。
帽子を被ったロリンズと、帽子をとって胸に当てているロリンズ。ポーズも全く違う。
写真も別テイクを使ったのだろうか。

話しはさらに脇道にそれるが、CDの直径は12cmで収納可能時間は最長74分42秒。
この規格がどう決まったかにも歴史がある。
CDはソニーとフィリップスの共同開発。フィリップスは11.5cm60分を主張したらしいが、当時のソニーの大賀社長は、ベートーヴェンの第9が収まる時間ということで、12cmを譲らなかったということだったらしい。
詳しくは。SONYのHISTORYを。
世の中当たり前になっていることにも、決まるまでには色々な経緯があるものだ。何事にも、そこに至るには歴史がある。先人たちの努力を大事にしなければ。

このアルバムは、MAX ROACH QUINTETの一員としてL.A.を訪れていたROLLINNSが、PETERSONの一員として同じくL.A.に来ていたRAY BROWNと、地元のSHELLY MANNEと一緒に吹き込んだもの。3人はこの日が初顔合わせだったらしい。
一日で一気に録音をしているが、よく息があっている。

I’M AN OLD COWHAND
I’M AN OLD COWHAND (Alternate take)
SOLITUDE
COME,GONE
COME,GONE      (Alternate take)
WAGON
THERE IS NO GREATER LOVE
WAY OUT WEST
WAY OUT WEST     (Alternate take)

Sonny Rollins (ts)
Ray Brown (b)
Shelly Manne (ds)

Recorded in March 7,1957,Los Angels
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨年のハワイ合宿のレポートの続き・・・・・いよいよ難コースへチャレンジ。

2007-01-18 | GOLF LIFE
カウアイ島のプリンスビルゴルフコースでの合宿。
マカイコースでの合宿中、一日だけ隣のPRINCEコースへ遠征。
遠征といっても車で5分ですが。
マカイコートと違って、こちらは立派なクラブハウスに、プロショップ。
それにレストランやSPAやジムの設備もある。日本のバブル時代のコースのような設備だ。



コースはジャングルを取り囲むように、18Hがワンウェイでレイアウトされている。起伏もかなりある難コースだ。日本でいえば山岳コースの部類かも。
ただし、ここは、HAWAIIでも上位にランクされるコースらしいが。



練習場は、以前紹介したように、今まで行ったコースの中では最高の設備。一日練習していても飽きなさそう。

スターティングホールはいきなりプレッシャーがかかる、難ホール。



ご覧のように、打ち下ろしのミドルだが、左はOB、右も1ぺナ。飛び過ぎも林の中へ消えてしまう。
そしてグリーン手間、周囲はすべてハザード。
左のOB、右の1ペナ、グリーン周りの1ペナをすべて経験していきなり「9」のスタート。戦意喪失。



2番のロングは、これも、ご覧のように2打目が崖越え。グリーンは打ち上げでバンカーに囲まれている。見事、これにもはまって次のホールは「8」。

この先一体何打叩くのだろうか・・・・
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

OSCAR PETERSON PLAYS THE RICHARD RODGERS SONG BOOK

2007-01-17 | MY FAVORITE ALBUM
JAZZで演奏される曲で、「スタンダード曲」という言われ方をよくする。
JAZZの演奏のために書き下ろされて、後に有名なスタンダードになった曲もあるが、これらの多くはビバップ以降の曲。歌物といわれるスタンダードの多くは、ミュージカルや映画の主題歌だった。それらの曲が、ヴォーカルだけではなく、インスツルメンタルでも、ヒットしてから時を経て、JAZZの演奏の素材として取り上げられている。

JAZZのルーツをたどればブルースかもしれないが。その創世記からマーチ、ゴスペル、など身近な音楽をどんどん採り入れていった。いわゆる歌物も、その時々のヒット曲がいろいろな形で演奏され、「スタンダード曲」となってアメリカの文化の基盤となっている。

JAZZが世界に広がっていった時に、その先の国々の文化や民族に根ざした音楽を吸収し色々なJAZZのスタイルを生んでいった。
ブラジルのボサノバ、すでにそれ自体がJAZZの傍流としてグローバルスタンダードとしてひとつのジャンルになっている。さらに、その中でプレーヤーそれぞれが自分の世界を築き上げているという。
ALMEIDAが作った世界もその一つであろう。
JAZZの面白さは、伝統芸能の伝承といったような純粋培養ではない、このように何が交じり合うか分からない雑種の楽しさかもしれない。

ED THIGPENを加えたOSCAR PETERSONは、パリでSONY STITTを加えたセッションを録音してから2ヵ月後、7月から8月にかけてこのトリオでマラソンセッションを録音している。きっとTHIGPENを加えたトリオ編成が嬉しかったのだろう。
内容は、有名作曲家のSONG BOOKを次から次へと。
いわゆるスタンダードとなった歌物集だ。
それも、作曲家別に何枚かのアルバムになっている。

DUKE ELLINGTON
GEORGE GERSHWIN
GEROME KERN
COLE PORTER
HARRY WARREN
IRVING BERLLIN
・・・・など

有名作曲家が並んでいる。
この曲をすべて知っていたらかなりのJAZZ通だと思う。
多くのJAZZのプレーヤーや歌手がSONG BOOKアルバムを作っているが、これだけ一気に録音した例は他にはないであろう。
カナダ生まれのPetersonが作った、アメリカンスタンダードミュージックのひとつの世界だ。

たまたま、その中の一枚のアルバムを持っていた。
RICHARD RODGERSのSONG BOOK。
そんな中の一枚とは知らずに買ったものだったが。
普段あまり作曲者までは気に留めないで聞いているので、今回聞き直して、改めてこの曲はRICHARD RODGERSなのかと再認識した曲もあった次第である。

でも、皆、一度は聴いたことのある曲ばかり。
中でも一番有名であるし、自分でも好きな曲は、MY FUNNY VALENTINE。
マイルスの演奏を筆頭に有名なアルバム、録音も枚挙に暇がない。
BILL EVANSとJIM HALLも愛聴盤だし。一度まとめて聞いてみようかとも思う。
きっと、結構な枚数になるであろう。
アップテンポのTHE SURRY WITH THE PRINGE ON TOPもお気に入り曲だ。

ここまで、書いてふと思ったことがある。
JAZZが日本にやって来て、日本の音楽と融合してスタンダードになったものは?
秋吉敏子が、日本の音楽の要素や伝統に正面からに取組んだアルバムはあるが。
日本の「歌物」をJAZZでやったものとなると何だろう。
思い浮かばない。
昔、サムテーラーやジョージオールドなどが、日本の演歌をよくやっていたが。
これは、JAZZというのには・・・・・・?
一度、日本の作曲家のJAZZのSONG BOOKアルバムでも探してみよう。
日本が国際化に対応できない事例が、こんなところにもあるのかもしれない。

THIGPENが加わったトリオ演奏を映像で




1.THIS CAN’T BE LOVE
2.IT MIGHT AS WELL BE SPRING
3.JOHNNY ONE NOTE
4.THE SURRY WITH THE FRINGE ON TOP
5.THE LADY IS A TRAMP
6.BLUE MOON
7.MANHATTAN
8.ISN’T IT ROMANTIC
9.LOVER
10.I DIDN’T KNOW WHAT TIME IT WAS
11.BEWITCHED
12.MY FUNNY VALENTINE

OSCAR PETERSON (p)
RAY BROWN (b)
ED THIGPEN (ds)

Universal Recording Studios, Chicago, IL, July 14-August 9, 1959
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Scores! / The L.A.Four

2007-01-16 | CONCORD
LAURINDO ALMEIDAといえば、74年になって、LA4というグループを結成した。
彼のギターと音楽観を前面に出したグループだ。

もともとALMEIDAはブラジルの出身。ボサノバとかサンバのラテン系はお手の物。最初はクラシックギターをやっていたし、JAZZプレーヤーとの共演も多いというマルチプレーヤーだ。
そういえば、SAMMY DAVIS Jr.との共演もあった。

JAZZとの出会いはジャンゴラインハルトを聞いてかららしいが、ブラジル出身のギタリストとしては、かなり早くからアメリカでJAZZの演奏に加わっている。40年後半から50年にかけては、STAN KENTONオーケストラの一員で活躍している。その当時のケントンオーケストラのメンバーを見ると、BUD SHANKやSHELLY MANNとはその時から一緒にプレーをしている旧知の仲。

それ以来、BUD SHANKとは行動を共にしていたことが多かったが。それに、PETERSON トリオを辞めてフリーで活動をしていたRAY BROWNが加わって、74年にこのLA4で再出発を飾っている。

時期的には、ちょうど西海岸でスタートしたCONCORD LABELの立ち上げと機を一にしている。
CONCORD レコードは、私の好きなLABEL。
以前紹介したように、車ディーラーのオーナーだったCarl Jeffesonの趣味が昂じて設立したレーベル。こだわりがあるところが好きだ。
このレーベルは、CONCORD JAZZ FESTIVALのライブからスタートしているが、このアルバムもその中の一枚。74年のCONCORD JAZZ FESTIVALでのライブの演奏だ。

曲は、BUD SHANKのオリジナルSUNDANCEが、ラテンのビートでスタートし、ショパンの曲などを経て、最後はお馴染みの「黒いオルフェ」で締める。
まさに、ラテンとJAZZ、それにクラッシクの融合を、ボサノバブームの前からチャレンジし、20年以上経ってもその取り組み方は変わっていない。
このグループは、その名の通り、LAのからっとした雰囲気を持った、ラテン(ブラジル)版のMJQかもしれない。

SUNDANCE
CARIOCA HILLS
ALLEMANDE AND FOX
BERIMBAU CARIOCA
CIELO
PRELUDE,OPUS 28,#4
HOW INSENSITIVE
OLD TIME RAG
MANHA DE CARNIVAL

BUD SHANK
LAURINDO ALMEIDA
RAY BROWN
SHELLY MANNE

Recorded live at Concord Jazz Festival , July, 27, 1974
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年初の凍ったグリーン・・・・・・・寒くなると体が縮こまり気味でショットの方が?

2007-01-15 | SHOT OF THE DAY
「昨日はもっと寒かったので一面真っ白でした。今日は、まだましですよ。」とキャディーさんが。
冬だから仕方がないが、本格冬ゴルフシーズン到来だ(あまり待ち焦がれたシーズンではないけれど)。

今日はINからのスタート。凍ったグリーンのいきなり洗礼を受ける。
残りセンターまで125Y、ピンは奥目。
9番で打ったボールは、センターより少し後ろに落ちたと思ったら、ワンバウンドして奥へ跳ねる。行ってみると、グリーンを5m近くオーバーして、斜面に止まっている。
難しい返しのアプローチになる。案の定ピンを3m近くオーバーする。ここで止まったのは御の字だったが。

「シートは被せてないの」とキャディーさんに聞くと、ピンの周りだけ。全体にはかけていないと。さらにOUTもINも最初の3ホールだけとのこと。
このコースは、昨年まではほぼ全部にシートをかけていたし、全ホールにシートをかけていたはずだ。
どうも、これはコース管理の人手削減が原因らしい。
他のコースと較べて冬でもコンディションのよいグリーンを売りにしていたのに。支配人が替わったせいか、会社の方針かは知らないが、経営・マネジメントサイドは何か勘違いしている。
お客さんが喜んでもらうことにコストをかければ客が増えて、評判もよくなるという単純なことを。サービス業の単純なコスト削減は一歩間違えると益々悪い方向に行ってしまうのを分かっていないのか。

今日は、もうひとつ特別な事情が。実はドライバーを先週突然替えてしまった。
先週月例にいくと、来年からJGAの方針にしたがい、月例でも高反発クラブは使用禁止にするとのお達しが配られた。
まあ、来年からだけれど、このように正式にお達しがあると気になるものだ。

もともと、クラブにはあまりこだわりが無い方なのであるが。それではということで、今使っているクラブの低反発モデルにいきなり替えてしまった。

昨日練習に行って打っては見たものの、音も打感も違うし、そもそもシャフトの硬さも変えてしまったので、全く違うクラブといってもいいかもしれない。
練習ではまあまあいい当たりであったが、今日はぶっつけ本番に近い。
ドライバーに不安がよぎる。

今日は、昨年度の月例上位者を集めて、年間チャンピオンを決める大会。優勝経験が無いものにとっては敗者復活戦かもしれない。

午前中は、1ホールアプローローチをミスしたダボがあったが、可も無く不可も無く。
心配されたドライバーは思った以上に上手く打てている。

INスタートの最終18番の池が絡む名物ホールに来た。
そこまで7オーバー。ネット1オーバーは、ほぼハンディーどおり。
432yのフルバックから。
ティーショットは良かったが、アゲンストの風の中残りはまだ200Y近く残す。
アゲンストの中、勝負をするにはまだ早い。
躊躇無く2オン狙いは諦め、刻みを選択。池の前、ピンまで90Yにボールを運ぶ。
ピンポジは右寄りの奥。
AWでピンを狙ったが右に多少プッシュアウト気味の当たり。
グリーンの右サイドに外す。
前日の練習は左に引っ掛かり気味であったのだが。

グリーン右サイドから、フックラインのアプローチ。
最近アプローチイップスに近かったが、ランニングで低く打ち出したボールは、上りのラインを上手く転がり、最後大きく切れて、そのままカップイン。

パーセーブ。
イップス脱出のきっかけが掴めそう。
この一打が、何となく午後に繋がるような気がしたのだが。



後半は、天気は良いが、風が強まる。
先週ほどではなかったものの、寒さが身に凍みる。
いきなり、出だしホールでアイアンを大きく左に引っ掛ける。
これがケチの付き始め。
この後、全体にショットが引っ掛け気味で乱れ出す。
風が強いと、本来力を抜かなければいけないのが、反対に力みが増す。
明らかに昔の悪い力みショットを体が思い出してしまったのは分かるが、ラウンド中は調整不能。
3番の打ち下しのショートでは、左にひっかけ池ポチャ。
その後も、OB、1ペナを連発。

結局、43・49(13・17)
寒さのせいか、アンダーパーは5人しかいなかったが、このスコアでは問題外。

最近課題のアプローチ、パットが良くなったら、今度はアイアンがおかしくなってしまった。
ゴルフとはこんなものだ。
春までに焦らずゆっくり調整しよう。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

COLLABORATION / M.J.Q with Laurindo Almeida

2007-01-14 | MY FAVORITE ALBUM
ゲストを加えた「+ワン」の魅力。

レギュラーグループが固定し有名になればなるほど、グループの色は決まってくる。もちろんコルトレーンやマイルスのように、自己のグループがどんどん発展していく場合は、グループ全体のどのように変わっていくのか、その変身ぶりが楽しみになるが。
結果が、自分の好みにあうか、合わないかは別にしても。

一方で、レギュラーグループにあまり大きな変化がない時、新しいアルバムを聞き重ねていっても正直飽きがくることもある。
そんな時に、「+ワン」のゲストが入った演奏で、そんな倦怠感を吹き飛ばす魅力が生まれてくることが多い。
昔レコードを漁るように買っていた時は、そのようなアルバム探しも楽しみのひとつであった。

「+ワン」にソロプレーヤーが入ったり、ヴォーカルのバックに回ったり、オーケストラだったり。この組み合わせは色々あるが。
結果は、意外な組み合わせでも思わぬ結果を生んだり、グループ本来の良さが深堀されたり、またまた水と油で今ひとつ、思惑通りにいかないことも。
これまた色々なことになる。
当たり外れもあるが、それもJAZZの楽しみのひとつである。

MJQも、そのようなコラボのアルバムは何枚かある。
その中でも、相性が最高に良かったと思うのはこのアルバムだろう。
アルメイダのギターと、MJQのサウンドの相性がいいのはもちろん。曲もクラッシクから、ボサノバ。そしてあのアランフェスまで。

このままレギュラーグループになっていてもおかしくない親和性。いいアルバムだと思う。

MJQとアルメイダの出会いは、1963年のモンタレーJAZZフェスティバル。その後、意気投合したのか、翌年のヨーロッパツアーにはゲストとして同行している。
その後の録音なので、レコーディングのためだけの顔合わせとは異なり、実際には、この時期のレギュラーグループ、MODERN JAZZ QUINTET といってもいいのかもしれない。

この組み合わせでヨーロッパツアーの時の映像がある。


ATLANTIC原版だが、日本ではPHILIPSレーベルで発売された。

SILVER
TRIESTE
VALERIA
 この3曲はジョンルイスのオリジナル
FUGUE IN A MINOR(バッハフーガイ短調)
ONE NOTE SAMMBA
FOI A SANDADE
 ボサノバで2曲
CONCIE DE ARANJUEZ(アランフェス協奏曲)

LAURINDO ALMEIDA (g)
MILT JACKSON (vib)
JHON LEWIS (p)
HERCY HEATH (b)
CONNIE KAY (ds)

RCA Webster Hall, NYC, July 21, 1964
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする