A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

YouTubeを見直したぞ・・・・

2011-07-07 | JAZZ LIFE
3年ぶりにブログを復活したが、徐々にペースが戻ってきた。以前書いていた時も時々YouTubeの映像を差し込んでいた。最近また記事を書きながらYouTubeを覗いてみたら圧倒的にコンテンツの量が増えている。世の中にこれだけ貴重な大量のコンテンツが死蔵されているのかと改めて認識を新たにした。



見ると聞くとでは大違いというのはよくあることだ。
ジャズを聴くのはレコードであろうとCDであろうとまずは音源が頼り。いくら書籍や雑誌でその演奏の雰囲気や時代背景を思い浮かべても、それは想像でしかない。絵も音も無い中では本当の姿は分からないまま妄想だけが広がっていく。
音にちょうとした映像であってもそれが加わると同じ想像の世界も俄然リアリティーが増す。また、映像を通じて新たな発見をすることがあるので映像コンテンツは重要だ。真夏の夜のジャズが音だけでなく、映像が加わることでニューポートに関する如何に多くの情報を知ることができたか。

インターネットが普及して情報そのものの流通量は圧倒的に増えた。お陰でinformationレベルの調べ事は楽になった。そしてYouTubeが出現して初めて動画のコンテンツが世の中に流通し始めた。初めてそれを知った時、たとえ断片的であっても、画質や音質が悪くとも、視覚に訴えるコンテンツの可能性を実感した。メディアの歴史でラジオからテレビへの変化と基本は同じだ。
さらに、コンテンツの数が増えただけではない。高画質、高音質のコンテンツも多くなった。テレビが50年以上をかけてモノクロテレビからデジタルハイビジョンに変わろうとしているのに対して、YouTubeは数年で一気に高画質映像、長時間、さらにはライブコンテンツまで対応している。放送に対しての、攻撃を仕掛けるシナリオはほぼ出来たように思う。結局Youtubeでは新たな発見があるのに、テレビはというと新たな発見が出来るほどちゃんと見ていない。要は、コンテンツがつまらないということだ。

せっかくのYouTubeのコンテンツをどうやってみるかというと普通はPCだろう。最近は携帯や流行のスマートフォーンでも視聴可能になっている。自分のIpadも大活躍している。でも、せっかく高画質になったのであればデジタルテレビ用に普及した大型画面で見てみたいという気になるのが必然。そこで早速試してみた。
ネット接続されたテレビのネット接続のプラットフォームはアクトビラ。ではアクトビラでYouTubeを見れるかというとそうはいかない。アクトビラは動画視聴のプラットフォームであって、多様なアプリのプラットフォームにはなっていないようだ。アップルの一連のプラットフォームの方が良く考えられている。
ではどうするか・・。自分のブルーレイはパナソニックのディーガだが、そこにYouTubeのVIEWERアプリが入っている。多少使い勝手はよくないが、取りあえずは使える。自宅のテレビはオーディオ用の機器につながれているので音もバッチリいける。検索をして選んで見るという動作を繰り返さなければならないのが億劫だが、その内自分の好みを自動的に編成して連続再生できるような機能が備われば俄然使い勝手が良くなる。ニコ動やユーストリームも出てきて動画コンテンツはネット上にますます充実、このようなアプリができてくれば嬉しいのだが。コンテンツと視聴者を結ぶのがメディアだ。視聴者視点での新しいメディアの誕生まで今一歩。

これでテレビは見ないがテレビ画面に向かう時間が増えそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする