A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

松喰い虫による松枯れが話題になって久しいが・・・・・・・現状と対策は?

2006-11-04 | NATURE
最近行ったゴルフ場での光景だ。
紅葉の時期なので、赤く色づいている木がたくさんあったが。
良く見ると、その中の多くは松。
松は紅葉しないので、「松枯れ」である。
この問題が大きくなって久しいが、まだ防ぐことができないのか。

松の木がデザインやレイアウトで重要なゴルフ場はたくさんある。
このままでは、日本のゴルフ場、というよりは日本から松が無くなってしまうのか?
と心配になり、早速調べてみることに。

松枯れというと松喰い虫が原因と思っていたが、実際は?

外国からやってきたマツノザイセンチュウが日本にいたマツノマダラカミキリと仲良くなって,カミキリの体の中に入り,他のマツまで運んでもらうようになりました。カミキリは線虫が体の中に入っても死ぬことはありません。そして,カミキリが若い枝をかじる時に,カミキリの体の中(気門という呼吸する穴)から線虫が出てきて,枝のかみ傷からマツの体の中に入ってしまいます。マツの体の中に入った線虫はどんどん増えて,木を枯らしてしまいます。そうするとカミキリが卵を産むことができるようになります。(元気なマツに卵を産んでも,卵が松ヤニに巻かれて死んでしまう)。

という訳で、カミキリが原因ではなく、寄生虫であるセンチュウが原因ということは分かったが。
最近では、これに公害による環境汚染も影響しているのではないかという説も。

このセンチュウ、戦後アメリカ軍とともに日本に「進駐」してきたらしいが、いつのまにか日本中に広まってしまっている。
先日も、松喰い虫対策のために、大規模な伐採をやるという新聞記事があったばかりだ。

本人が悪くは無いのだが、寄生虫がいるばかりに駆除されてしまうカミキリもとんだ災難だが、抜本的な対応策は見つかっていないのだろうか?
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夏はやはり青空が似合う

2006-07-29 | NATURE
長雨が続く今年の梅雨。
炎天下のゴルフは辛いけど、本格的な夏が来るのが待ち遠しい。
日照不足が農作物にも影響を与えているけれど、我が家にもその影響が。

鉢植えの「ハイビスカス」が、一輪、また一輪と咲き出したが、3日目にして残りのつぼみがすべて落ちてしまった。
きっと、日照不足が原因だと思う。

ハイビスカスはやはり夏の花。
南国ハワイの青空と強い日差し、ハイビスカスの鮮やかさとのコントラストがよく似合う。

花言葉は、「勇ましさ」と「華やかさ」、「新しい美」という意味もあるらしい。
曇り空の下では、何となく気分も晴ればれしない。
ハワイのような青空の元で、のびのびと、華やかな気分でプレーをしたい。

明日は、長野遠征。
青空の下の、爽やかな高原プレーの予定でいたが、どうなることやら・・・・・
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2006-05-31 | NATURE

 山藤

5月の連休を過ぎると藤の花が咲く。藤には一般的にいわれるフジ「ノダフジ」と「ヤマフジ」があるらしい。普通のフジは蔓の巻き方が右巻き、ヤマフジは左巻きだそうだ。フジの世界にもレフティーがあるとは。

ゴルフ場に藤もつきものである。

ちょうどティーグラウンドの横に夏の日差し避けに藤棚が組まれていることがよくある。昔は、夏の炎天下のプレーで、ティーグラウンドに着いて前の組がまだいると、各々自然と日陰を求めて退避していたものだ。そのような時、藤棚のベンチはありがたい。

最近は、乗用カートでのプレーが多くなり、カートごと日陰で待機となる。藤棚への退避も少なくなっているかもしれない。

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桜草

2006-05-23 | NATURE
ゴルフを始めた頃、よく荒川の河川敷のゴルフ場へ行った。広いフェアウェイと長い距離で、初心者には思い切って練習ラウンドができるコースであった。最近は、治水目的の護岸工事で、コースも何回かのレイアウト変更を迫られて、昔とは大分コースの趣が変わってしまっている。

いくつかのコースがあるが、一番距離があってタフなのが「さくら草」コースであり、ここは昔のレイアウトの面影をまだ残している。最近は、年に一度プレーする位であるが、河川といってもなかなか侮れない。

さくら草は埼玉県の花で、この荒川河川敷には昔は数多く群生していたらしい。最近では一部に保護された自生地が残っているだけである。以前は、秩父の山奥から流れてきたものが、洪水と共に河岸に流れ着き低湿地に群生していたらしい。護岸工事と共に春の訪れを感じさせる自然の風物詩が消えていくのはさびしいものだ。

桜草に似ている花に芝桜がある。これは芝生のように、地面や石垣などを這わせることができるが、カーペットのように一面に敷き詰めて人工的な美を作り出している公園がある。これを見に多くの人が繰り出し、確かに見て綺麗ではあるが、自然の美しさとは程遠い。

日本のゴルフ場も、よく手入れされていて、確かに見た目には綺麗なところが多い。英国のリンクスのように、あまり手を加えず自然のままの美しさ(厳しさ)を満喫できるコースというのもが、中にはあってもいいのかもしれない。
桜草の咲き乱れる河川コースのように。
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白樺の樹液

2006-05-15 | NATURE
高原の代名詞のひとつは「白樺」だと思う。山に入って鬱蒼とした針葉樹林を抜け、白樺林に入ると何となく「高原に来たな」という実感が沸く。ゴルフ場も白樺の木が多くなると、山岳コースではなく、高原コースという趣になるから不思議である。

5月に入ると高原にも遅い春が訪れ草木の芽吹きが一気に始まり、日々景色が変わっていくが、白樺の芽吹きが来るといよいよ春本番である。山菜も春一番の「ふきのとう」から、「たらの芽」に替わる時である。

この時期、白樺は根から水を吸い上げるようになるが、葉がまだ出ていないときは余った水が樹皮の近くを戻るらしい。表面に穴を開けて、ほんのりと木の香を感じるこの樹液を一滴一滴貯めたのが白樺のジュースで、この時期しか飲めない逸品である。先日、これを飲む機会があった。一口であったが、何ともいえない口当たりで「自然の味付け」を感じた。

最近は、山菜といえども食用に栽培され季節感が無くなり、自然の恵みの大事さが忘れ去られていくが、自然からしか得られない貴重なものはたくさんある。
人々が自然に触れ合う機会が増えれば、自ずと「自然を大事にする気持ちが」醸成されるのに、世間の環境問題の取り組みは技術発展を生かすために自然を守るアプローチだ。
本末転倒なような気がする。
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