A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

デジタル化とテレビの視聴の変化 <その2> DVD~HDDへ

2006-08-31 | Weblog
VTRからDVDへの変化は、テープがDISCに変わっただけ。
VTR時代とテレビの見方は何も変わりませんでした。
ところが、DVDが普及し始めてまもなく、ハードディスクレコーダー(HDD)なるものが世に登場してきました。

テレビパソコンが普及し始めて、ハードディスクに録画をするということは、感覚的には分かっていました。実際に居間の大型テレビにHDDを付けると、確かにテレビの見方が変わってきました。

さて、どのように変わったのか?

HDDとDVDの一番の違いはDISCがいらないこと。
一枚で、2時間とか6時間とか、DISCの録画時間に制約があるのはVTRの時からの宿命でした。

たくさん録画するには、テープを山ほど用意して、次々に録りだめするしかありません。後で見ようと思って沢山録っても、そのうち、どのテープに何を録っておいたのかが分からず仕舞い。見ないでそのままということが日常茶飯事でした。
そのうち絶対に見たいものしか録らなくなりました。DVDでも、最初は物珍しさから、録画し始めるのですが、結局同じです。

ところが、HDDだと、少し事情が変わりました。
とりあえず、ハードディスクの容量一杯まで100時間以上どんどん録画できます。そうすると、「とりあえず録画」が復活してきました。

とりあえず見たいものは全部録画しておく。自分は結局録り貯めになるのが多いのですが、女房は時間があるときにしっかり見ているようです。

時間に縛られてテレビ放送をリアルタイムで見るのではなく、見たいテレビを自分の見たいときに見る(タイムシフト視聴)へ。
これが、テレビ視聴の変化の兆しだと思います。


HDDが市場に投入されてもテレビ視聴には大きな変化がないと昨年広告会社は発表していました。
しかし、HDDの普及率が高まり、生活者が使い方に慣れてくると、明らかにテレビの見方が変わってくると思われます。
生活者の生活習慣は変わり始めると早いです。携帯電話がそうだったように。

テレビの番組表が、放送時間で並んでいるのではなく、「見たい番組順に並んでいる」なんていうことになるかもしれません。
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A MESSAGE FROM BIRDLAND / Maynard Ferguson

2006-08-30 | MY FAVORITE ALBUM
先日、トランペッターのメイナード・ファーガソンが亡くなった。
来月には来日の予定もあったようだが。
モダンビッグバンドの礎を築いたプレーヤーがまた居なくなってしまった。彼のハイノートプレーを聞けなくなるのも寂しいことだ。

晩年はブラスロックの要素も取り入れ4ビートから8ビートまで多彩な演奏をしていたが、彼が最初に自分のバンドを立ち上げたのは1957年。
そして1964年までの間、ちょうどハードバップの全盛期に活躍。いわゆるSWING系のBIGBANDではなく、ハードバップそのもののBIGコンボだ。これが、彼の真髄だ。

同じような編成のBIGコンボでも、同じ頃のWEST COASTのサウンドとは色合いが違う。NEW YORKサウンドだ。
カナダ出身の白人であるファーガソンがリーダーというのも面白い。
NEW YORK発の白人と黒人の混成バンドという点では、サド・メルの先輩格になるのかも
しれない。

このアルバムは、バンドを立ち上げてから2年後、ニューヨークの当時の人気クラブBIRDLANDでのライブ録音。アップテンポからバラッドまでLIVEのホットの演奏が続く。
このアルバムのメンバーには、後に自らのビッグバンドを編成したドンエリスやドンセベスキーの名前が連なっている。その後も、彼のバンドには有名なアレンジャーやソロプレーヤーが去来している。
曲やアレンジを提供しているベニーゴルソンは、ちょうどJAZZTETで活躍している時。
カーティスフラーとの「Blues-ette」も、この年、前の月5月の録音だ。
サウンドの響きは相通じるものがある。

いきなり、ソニーロリンズのオレオで始まる。ザビヌルのピアノが最高。その後も、オリジナル、スタンダード曲に多彩なアレンジ、多様なソロプレーがたっぷり楽しめる。

お気に入りは、オレオ、そしてゴルソンのオリジナルのナイトライフ。

OLEO
STARFIRE
THE MARK OF JAZZ
NIGHT LIFE
STELLA BY STARLIGHT
LONELY TIME
BACK IN THE SATELLITE AGAIN

Maynard Ferguson (tp)
DON ELLIS (tp)
JERRY TYREE (tp)
CLYDE REASINGER (tp)
SLDE HAMPTON (tb)
DON SEBESKY (tb)
JIMMY FORD (as)
CARMEN LEGGIO (as)
WILLIE MAIDEN (ts)
JOHN LANNI (bs)
JOE ZAWINUL (p)
JIMMY ROWSER (b)
FRANK DUNROP (ds)
BENNY GOLSON (arr)
MARTY PAIGE (arr)

Recorded live at” BIRDLAND” ,New York,June,17,1959
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たまには親孝行を・・

2006-08-29 | SHOT OF THE DAY
お盆休みも、結局、実家、墓参りには行かず仕舞い。
親や家族、先祖を想う気持ちは忘れてはいけないと思いつつ、マイペースで、日々の生活に振り回されているのが現実だ。

たまには親のところに顔を出そうかと思っていたら、母親から電話が。「たまにはゴルフに行かないか」と。

確か今年で85歳のはず。
まだ、ゴルフをやっているのも信じられないが、さすがにこの暑い時期はパスかと思っていた。「このくらいの暑さは問題ないよ」と。元気さに唖然。
自分がその歳になった時、はたしてゴルフができるかどうか、いささか自信がない。

涼しい高原ゴルフにでも、と思ったが、結局近くがいいということで、ホームコースに付き合うことに。
幸いにも当日は夏の暑さもひと段落。最高気温も30度を割り曇り空。コンディションはこの時期としては最高。まずは、一安心。

さて、肝心のゴルフ。

母親の方は久々のラウンドというものの、ショットはしっかりしている。さすがに距離は出ないが(本人はまだ飛ばしたいらしく、「昔はあの辺りまで・・とか」ブツブツ独り言。その向上心が「元気の源」かもしれない)。
グリーン周りでは冴えを見せる、衰えを見せない。さすが年季が入っている。見習うこと多し。

毒気に中てられた訳ではないが、こちらは、いきなり一番でチョロ、谷底へOB。
嫌な予感がしたら見事に的中。このハーフ、OB4発の、ロストがひとつで、久々に50の大台を超える。

唯一、救いの一発は最終ホール。短いミドルホール。今日は、空いていたせいか、ティーグラウンドが後ろ気味。
やっとあたり出したティーショットがバンカーに。グリーンまで残りは50yくらいの中途半端な距離。アプローチウェッジでクリーンに打ったボールは、ピンに絡んで1mでピタリと止まる。
久々の高麗グリーンで、芝目が読みにくかったが、何とかバーディ。
本日の一打は、このホールのみ。

後半は、これはいかんと仕切り直しをしたが、結局ボギーペースどまりで空回り。

別に遊びゴルフのつもりはなかったが、気合の抜けた一日であった。
今日は、「親孝行DAY」としておこう。
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BENNY GOODMAN STORY /BENNY GOODMAN

2006-08-28 | MY FAVORITE ALBUM
「SWING GIRLS」を観て少しスイングが聞きたくなった。
SWINGするJAZZは、まずは「SWING JAZZ」から。

「SWING GIRLS」で使われた「SING SING SING」は、ベニーグッドマンの最大のヒット。うねるような管楽器のサウンドとそれに応えるドラムの掛け合いが何ともいえない。オリジナルは、ジーンクルーパーのショーケースだ。

まずは、このあたりから聞き直してみることにした。

映画「ベニーグッドマン物語」は作られたのは、1955年。前年に作られて大ヒットした「グレンミラー物語」の姉妹編として作られた。

このアルバムは、その映画製作に合わせてサウンドトラックとは別に、映画で使われたグッドマンお得意の曲を再録音したもの。
オリジナルのスコアを使い、コンボとオーケストラを再編成して、HIFI録音(今では死語ですが)でリメイクしたもの。

トランペットのHARRY JAMESやヴァイブのLIONEL HAMPTONもゲストで参加している。オリジナルのメンバーも多数参加して、コンボ編成からオーケストラ、ヴォーカルまで。
悪いはずがない。

全編おなじみの曲がずらりと並んでいる。それぞれに特徴があり、自分にとっても思い出や思い入れのある曲ばかりでお気に入りは甲乙付けがたい。
強いてあげるとすると最後のGOOD BYE。
この曲ほど、エンディングテーマとして相応しく、雰囲気がピッタリな曲はない。

LET’S DANCE
BUGLE CALL RAG
MEMORIES OF YOU
ONE O’CLOCK JUMP
AVALON
DON’T BE THAT WAY
DOWN SOUTH CAMP MEETING
STOMP’IN AT THE SAVOY
SING,SING,SING
AND THE ANGELS SING
CHINA BOY
IT’S BEEN SO LONG
MOON GLOW
SHINE
GOOD BYE

BENNY GOODMAN ORCHESTRA
HARRY JAMES (Tp)
LIONEL HAMPTON (Vib)

Recorded on 1954 Nov.9,1955 Dec.7,8,12,14
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JAZZには、やはり「SWING」がなければ・・・

2006-08-27 | JAZZ LIFE
先日テレビで「スイングガールズ」を観た。
話題になっていたのは知っていたが、見逃していたままになっていて気になっていた映画だ。

我々世代の学生時代に流行っていた青春物の現代版と思うと、ある意味懐かしくも思えた。

この映画のお陰で、BIGBANDが見直されたと聞いたが、はたしてファンとして定着した人はたくさんいるのだろうか。
BIGBANDファンとしては、ファンが増えて素晴らしい演奏をするバンドが増えると嬉しい。ビッグバンドはやはりライブの迫力がたまらない。

この映画を観て、色々思うとことがあったのが、竹中直人演じる数学教師。
自分の小学校時代の音楽の先生。今を思えばJAZZ好きだったのかもしれない。
学校の授業でレコード鑑賞の時、良くクラッシック以外の音楽をよくかけていた。「アメリカンパトロール」が印象的だったのを今でも覚えている。
多分グレンミラーだったのだろう。

自分も、JAZZをかなり聞き込み、フルバンドに興味を持った。
その時、「サックスが吹けたらいいな」と、一時チャレンジしたことがあった。
まさに「数学講師」と同じで、まったくものにはならなかったが。
いたく共感を覚える。

また、オーディオとリスニングルーム。
これは「雰囲気の良い部屋、いい音で、そして大音量で」。JAZZファンであれば誰もがあこがれるものだ。

映画の中で、彼が自慢のコレクションの紹介に、先日、このブログで自分の紹介した一枚が入っていて、思わずニンマリ。

少し、「スイング」を聞きたくなった。
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アナログレコードを聴くには交換針が必要だが・・・・・

2006-08-26 | JAZZ LIFE
アナログのレコードを最後に買ったのはもう何年前だろう。
CDが出始め、知らず知らずの内にだんだんCDを買う方が多くなり、いつの間にか新たに買うのはCDだけに。

学生時代から買い求めたレコードの枚数はかなりの数。しばらくの間は、レコードを聞く機会も多かったが、これもいつの間にか聞くのはCD中心に。
ついに、レコードに針がかかるのは、年に数回になった。
中身の音楽はレコードであろうとCDであろうと変わりがないのだが。

そして今年の5月、このブログを始めたことをきっかけに、レコードを聴くことが再び多くなった。しばらく、埃をかぶっていたプレーヤー(GT2000)も大活躍。30年近く前の電気機器が現役で動いているのも他にはそうはない。

そこで、心配になったのがカートリッジの交換針。
早速、久しぶりにアナログ機器を扱っているオーディショップへ。
ターンテーブルやカートリッジの陳列品数は多い。「まだ、結構アナログも使われているんだ」と一安心。
そして、店員を呼び止め、愛用の「SHURE V15 TYPEⅢの交換針ってまだありますか?」と。

すぐに、返事があった「実はこの前SHUREはDJ用を除いてカートリッジはすべて生産中止になったんですよ。でも、ひょっとしたら、交換針はあるかもしれませんね。見てみます」と奥に入っていった。

しばらくして、「まだ発注リストには品番が残っていますね。一応オーダーかけてみます。」と嬉しそうな顔を。こっちも嬉しそうな顔をしていたのかもしれない。
そして、数日して電話が、「実は、針を含めて生産中止だそうです。在庫もすでに無いそうです。すみません」。呆然。

また本格的にレコードを聴くようになるとは思わなかった。でも、この機種は当時のベストセラーのひとつ。マイナーな商品であれば諦めもつくが。ストックを買い求めておかなかったことを後悔する。

新しいカートリッジを買わなければと思い、今売られている商品のチェックを始める。懐かしい商品で、まだカタログに残っているのがいくつもある。
どれにしようか品定めに入って、はたと気が付いた。
メーカ在庫はなくとも、どこか小売店在庫がないかと。久しぶりに秋葉原でも探索するかという気になって、当たりを付けるためにネットで調べ始める。
すると、通販サイトで見つけました。探していた、交換針を。在庫ありのマークも。
早速、注文。

2日後には、宅配便で無事手元に。
ネットショッピングは日頃良く利用しているが、今回は特に、便利というより、有り難かった。
ネット社会の素晴らしさを改めて実感。
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難ホール-5

2006-08-25 | GOLF LIFE
先日、廻った「JUN」と「ROPE」。どちらも、名物最終ホールのロングは美しくデザインされたホール。
そこを、どちらも2オン狙いをした時は、難しいホールになる。プロのトーナメントでの利用を想定して改造されてきたから、バンカーの位置や形状なども微妙にレイアウトされている。
ところが、自分の飛距離では2オンは無理。確実に3オン狙いをするのであれば、難ホールにはならない。

その中で、難しかったのは、ジュン、INの12番。「ヌードソン」と命名されているホール。バックで204y。レギュラーでも188yある打ち上げのショートホール。特に、椿ルートのグリーンは難しい。

先日も早朝に廻った時は、ミスショットで1打を池ポチャ。打ち直しも、簡単に1オンせず、4オン2パットのトリプル。
2度目に廻った時は、うまくグリーン手前に1オンした。奥目のピン位置だったので、かなりの登りにパットになり、距離感が難しくやっとのことでパー。
反対に、奥目につけて、下りのパットを残すと2パットで収めるのは至難の技。

そもそも、打ち上げのショートは大体が難しい。距離感が分からないし、グリーン面が見えない。手前から花道を転がってのることも少ないし、周りのハザードからも打ち上げになるので、寄せにくい。

この椿グリーンは、距離がある。ワンオンを狙うとワンペナのある右の山裾沿いを狙わざるを得ない。狙う範囲はかなり狭い。グリーン面をティーグラウンドから見えるようにしているので、手前半分がかなりの傾斜。これがパット難しくしている。オーバーは禁物。

ということで、1オン。そして、パーをとるのはかなり難易度が高い。
ちなみに、ニアピンをやったら、乗ったのは一人でした。
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デジタル化とテレビ視聴の変化<その1>VTR~DVD~HDDと機器は変わる

2006-08-24 | Weblog
ビデオといえば、しばらく前までは「VTR」のこと。
テレビの録画とレンタルビデオの再生には大活躍してきました。
画質的には今一つでしたが、テレビを簡単に録画・再生できることは画期的なことでした。
テレビの必需品として、我々の日常生活の中にビデオは着実に浸透していきました。

そして、DVDが世に出てきました。これでも録画ができるようになりました。かさばらないし、使い勝手はテープよりもはるかによいし、これもかなり普及しています。
何もテレビで受像機でなくとも、パソコンでも観れます。
ちょうど、音楽の世界で、レコード、カセットテープからCD(MD)に代わっていったのと同じです。

最近では、電気製品の「初物」が出てから、普及型が出て価格が安くなるまでの期間が非常に短くなっています。出始めは高嶺の花でも、すぐ手に届く値段になります。昔より機器の普及のスピードが早くなる訳です。
今の時代、技術変化と競争に勝ち抜くためのメーカーの努力は大変だとは思いますが。

我々にとって、新製品&低価格は一瞬ありがたいと感じます。しかし、一方で今まで使っていたものがすぐに陳腐化するのは、かえって迷惑だと思うような側面もあります。
せっかくこつこつ貯めたライブラリーを観たり聞いたりできなくなることが現実起こっています。
最近、アナログのレコードを聞き直し始めて、また強く思うようになりました。

「アナログからデジタル」への転換は何段階かで確実に進んできました。いつのまにか世の中すべて「デジタル」全盛時代になってしまいましたが、実際は、今は折り返し点を過ぎて、最終ゴールに向かって進み始めたばかりだと思います。
まだまだデジタル化で世の中変わることはたくさんありそうです。
果たして、今後どんな世界になるのか?
技術的には、メーカー(技術者)が描く絵はできているようですが。
でも、そんなに合理的に行動しないのが生活者です。

「テープからDISCへ」、すなわち「VTRからDVDへ」。
今思えば、これもデジタル化の大きな流れの始めの一歩だったかもしれません。
しかし、この変化はいわゆる「媒介メディア」の変化。
生活者の、視聴習慣自体はここでは基本的には変わりませんでした。

機器の変化に伴って、生活者の生活の仕方の変化はどうなっていくのでしょうか・・・・?
技術の変化より、こっちのほうが本当は大事なのですが。

(つづく)
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In London / CARMEN McRAE

2006-08-23 | MY FAVORITE ALBUM
バックのメンバーをB面のトップで自ら紹介しているのは、 CARMEN McRAE。
その時バックを努めたPIANOがDon Abney。
紹介の後、AbneyのPianoソロをバックに、“Don’t Ever Leave Me”が始まっていく。
たまたまこのアルバムがライブだったので、メンバー紹介の中での彼の名前が何故か記憶に残っていた。
彼の経歴も他のアルバムも知らないのに。

ソフィアさんの、キャロルスローンのアルバムから“れんそう”したのは、このピアニストDon Abney.という次第です。
スローンがカーメンを尊敬しているとのこと、これも関係ありました。

マクレーが、初めてイギリスを訪問した1960年、地元のCLUBの出演したときの、Liveレコーディング。
トリオをバックに全編スタンダード。それも有名な曲ばかりを歌っている。
彼女が、まだ38歳の時。ジャケットの写真も若々しい。彼女独特の節回しは変わらないが、声はやはり晩年よりも若々しい感じがする。
またレコーディングが、彼女の歌、バックを含めてオンマイク気味なので、より臨場感を感じる。

そういえば、このアルバムにもStar Dustが入っている。名唱だ。

“れんそう”ゲームをやっていなければ、このアルバムを、もう一度聞くこともなったかもしれない。懐かしく、思わず3回続けて聞いてしまった。
ソフィアさん、感謝。
これも、レア物かもしれません。

I Could Write A Book
Body And Soul
Thou Swell
Round Midnight
A Foggy Day
Don't Ever Leave Me
Moonlight In Vermont
Day In, Day Out
Lover Man
Stardust
They Can't Take That Away From Me

Carmen McRae(vcl)
Don Abney(p)
Kenny Napper(b)
Phil Seaman(d)

"Club Flamingo" London, May, 1961
以前紹介した、ブルーベックとの共演と同じ年の録音

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その日は「観戦DAY」だった。

2006-08-22 | SHOT OF THE DAY
月例の日、朝起きたら「全米オープン中継」の真最中。
スタートが遅かったこともあり、しばらくテレビを見ることに。
コースは7500Y超。600Yを越えるロングを2オン狙い。280Yをスプーンで打つ。
ディボットに入ったボールを30cmのターフをとりながらもピンがらみ。
どれをとってもタイガーは異次元のゴルフだ。

でも、それに追いついているLドナルド。凄みはないけれど、スコアは同じ。
上位は65とか66が並ぶ。
確かに、道具やボールがよくなっているとはいえ、この難コースにこのスコア。道具だけではでない。彼らのプレーを見ていると、自分のゴルフとは別の競技をやっている感じさえする。
参考になるとは思えないが、良いイメージだけを頭に入れて家を出る。

コースへ着き、スタート前の練習へ。
合宿も好調。昨日の練習もまずまず。テンポがあうと、ガンガン思い切って打てた。

そこに、先日一緒に廻ったプロが現れる。軽く会釈をすると、「月例頑張ってください」とプロから。
思わず、「月例になると駄目なんですよね!」と答えてしまう。

ウォーミングアップ練習は、快調そのもの。
その後、アプローチとパットをやって、スターティングホールへ。

一人は、以前一緒に廻ったことがあるが、他の2人は初めて。
同年代の一人は、これでお盆休み6R目とのこと。ゴルフ三昧の上手がいた。
もう一人は、寡黙なHDCP6のナイスガイ。
以前廻ったもう一人は飛ばし屋だった記憶が。

スタートの10番。
3人ともナイスショット。良く飛んでいる。自分が最後の打順であったが思わず力みそうになる。
気持ちを抑えて、ティーショット。
まずは、無難にフェアウェイに。ただし50Y~30Y置いていかれている。

続く11番、ティーショットが皆さんいまひとつ。右の林へ。
12番ショート。ミスショットした自分のボールが結果ナイスオン。皆さんのショットもまだしっくり来てない感じ。

そして13番。
シングルさんからティーショット。本領発揮。300Y近い当りで右ラフに。他の2人も「そこそこ」の当たり。自分は、少しプッシュアウトで右の林へ。
力むなと自分には言い聞かせるが、やはり力み気味は否めない。

そこで、問題の第2打。
林のなから直接真っ直ぐグリーン方向に向いては打てない球の位置。ただし、開けているところはかなりある。出すだけならば何も問題なかったのだが・・・・・・・・。

何を思ったのか、前回ここのホールでインテンショナルフックがうまくかかったのを思い出す。今回はスライスが必要なのに。
それを打とスタンスに入る。フェースを開き気味に。結果は、見事に右に飛び出すミスショット。また木に当る。
練習していないことなど、出来るわけがないのに。

気を取り直して、今度は慎重に打ったボールは、フェアウェイを横切り、反対側の林の木の根元に。悪循環パターンにしっかりはまる。
結果はトリ。

次のホールからは、他の3人は調子を上げる。
自分の当たりはいまひとつ。脱力しきれず、スイング自体がしっくりこない。
反対に、ミスショット連発。トップ、右スライスはもちろん。最近お目にかかっていないチョロも。アプローチザックリ。何でもござれ。
終わってみれば、47。よくこれで収まった。

後半も、調子は変らず。いいショットやナイスバーディーもあるが、つまらないミスも連発。またもや、47。

今日の一打は、悪い方のイメージが強いが、最後のロングの第3打。
140Y近く、距離を残した。それも、フェアウェイの木の枝が邪魔になる場所。6番をかぶせてハーフショット。イメージどおりでナイスオン。
トラブル続きで、リカバリーショットが多い日だったが、この一打で「良し」としよう。

今日は、天候・コンディションも良く、ティーグラウンドも前であったせいか、アンダーが続出。
成績は、後ろから数えた方がはるかに早い。・・・・・。学生時代の成績発表を思い出す。

アテストを終えて、ハウスに戻ると、高校野球の最中。1:1の延長でいい試合をしている。じっくり見たかったが、家路につく。

この日は、男子シニアゴルフの試合も中継があった。中島が、流れから見ても逃げ切るかと思いきや、宝田が最後踏ん張って追いつきプレーオフに。
最後は中島のミスのOBであっけなく決着がついた。
でも、いい勝負だった。シニアの試合も面白い。

「最後まで諦めたらいかん」を思い知らされる。今日の自分のプレーとの対比がすぐに脳裏をかすめる。

いい試合、いいプレーから学ぶことは多いが、相変らず身につかない自分に歯がゆい。
朝のプロへの挨拶の一言で、自己暗示にかかったとは思いたくないけれど。
精神力かな・・・・?

今日は、朝からいい試合、勝負が多かった。
プレーの日ではなく、「観戦DAY」だったかもしれない。
次回は、いい試合・いい勝負に、自分も参加していたい。
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SAMMY DAVIS Jr. sings LAURINDO ALMEIDA plays

2006-08-21 | MY FAVORITE ALBUM
昔、JAZZのレコードを良く買っていた頃。スイングジャーナルや、JAZZ喫茶で新譜情報を仕入れて買うこともあった。しかし多くは、「何かいいレコード」を求めて輸入版を扱う店での棚漁り。

その時、基準となるのは、今まで良いと感じたアルバムからの“れんそう”だった。
もちろん、同じプレーヤーはもちろんの事、共演者、同じレーベル、おなじ曲、さらにはジャケットのイメージが同じで買ってしまったことも。

AMAZONのリコメンドも、この”れんそう”のアルゴリズムを極めることかも?

今、レコードを聞き直すようになって、皆さんの紹介記事を読んで思い出すことも多い。
これも、“れんそう”。
この”れんそう”、いま流行の「脳トレ」になるかも。

さて、ソフィアさんのお題の「DUOのアルバム」を思い出していたら、良く聞いた一枚を忘れていました。ボケの始まりか。

SAMMY DAVIS JR.のVocalとLAURIND ALMEIDAのGuitarとのDUO。

派手なステージのイメージが強いサミーと、アコースティックギターでクラッシックから、ジャズ、そしてボサノバまで静かに奏でるアルメイダは、一瞬水と油に感じるが。
しかし、ここは器用な2人がじっくりと、落ち着いた雰囲気で演唱している。
ゴールドではなく、まさにいぶし銀の美しさ。
何でも、サミーからこの競演企画にアルメイダが指名された時、少し驚きがあったが、この録音で意気投合してその後も親交を深めたとのこと。

お気に入りは、出だしの、Here’s That Rainy Day、そしておなじみの“いそしぎ”、最後にボサノバのリズムで軽く締める、Speak Low。

Here's That Rainy Day
Two Different Worlds
The Shadow Of Your Smile
Where is Love
Ev'ry Time We Say Goodbye
I'm Always Chasing Rainbows
We'll Be Together Again
Joey,Joey,Joey
The Folks Who Live On The Hill
Speak Low

SAMMY DAVIS Jr.
LAURINDO ALMEIDA

1966年秋の録音
この年は、ビートルズ来日の年だった。
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早朝ゴルフで、足(腕)慣らし・・・・

2006-08-20 | SHOT OF THE DAY
翌日、行動開始は午前4時半。まだ夜は明けていない。
ラウンド前に、早朝ゴルフへ。
ロッジの宿泊者は、通常のラウンド前に、0.5Rがカート代だけでよいと。良心的だ。
泊りゴルフは朝が楽。けれど、早起きしすぎると、なんとなく手持ち無沙汰になる時も。
時間があればあれこれやりたいアスリート派にも、いいシステムだと思うが。

あまり知られていないのか、そこまで好き者がいないのか、他にラウンドする組がいる気配はなかった。
5時ぴったりに事務所を開けるガードマンからカートのキーを受け取り、早速スタート。

“軽く練習ラウンド”が、気持ちを楽にさせるのか。ショートで池に入れてトラぶったトリプルと、ミドルでティーショットをミスったホール以外は、全部フェアウェイキープ。ショートもワンオン。
こんなに安定したラウンドは初めてかも。
とりあえず、練習ラウンドの“早朝ゴルフ”は完璧。

ゆっくり朝食をとって、いよいよ通常のラウンドスタート
引き続き快調にという予定であったが・・・・・・?
実際は、いきなり、ダボ、ボギー、トリと散々なスタート。

それも、パットの調子が突然おかしく。
引っ掛け気味で、ショートパットが入らない。
3番では4パットも。
先ほどの、早朝ラウンドは何だったのか?
まさか、夢ではあるまいし。



次の4番の、ティグラウンドで思わずパットの練習を。競技ではないのでご容赦。
この難しいホールを1パットのパーで切り抜け、何とか持ちなおす。
その後は普通のペースに戻したが、あの3ホールは何だったのか?

最後の、名物100yグリーンのロングホールは、1,2,3打とも完璧。ピン横3mのバーディーチャンスまで復活。結局入らなかったのがこのハーフを象徴。
45のボギーペース、パットは20パット。

後半は、先ほど早朝で廻ったINコースをもう一度。
さっきの良いイメージが残っているので、今度は快調にスタート。
ドライバーも当たり出す。
午後から天気は晴天。完全に夏ゴルフに。
こんな気候だと、茶店が何箇所かにあり、さらにフリードリンクがありがたい。



4オーバーで最後の18番名物ホールに
トーナメントをやっていたときも、毎年改造を加えどのようなホールに変身していくのか楽しみだったホールだ。
山の上からの打ち下ろし。右に距離が出ると、池を直撃。
ツーオンは難しいので左寄りに打って、2打はグリーン手前の池の前で止める攻め方が常道だと思うが。

第一打は、若干右寄りに出て、バンカー淵にかろうじて止まる。もう少し右だったら、池に直撃だった。
2打を9番で刻んで、残りは120y弱。
PWでの3打は、ピン一直線。
ピン下1.5m。バーディーチャンス。
ジーンサラセン橋を渡ってグリーンへ。
イメージどおりに打てたが、残念ながらカップ手前でボールひとつ切れる。

今日のショットはこの3打。
いい感じのアイアンの今日の締め。

午後は、4ボギーの、4オーバー・17P。ナイスプレーと、自画自賛。
惜しいパットもいくつかあったので、もう一息。
早朝からの1.5Rだと、疲れもさほどではない。

天気にも恵まれ、夏合宿は無事終了。
次の月例で成果を出せるかな?
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TELEPHONE / RON CATER & JIM HALL

2006-08-20 | CONCORD
“れんそう”シリーズは続く。

VocalとPianoのDUO、それもマクレーが登場したので、Vocalがいいか、楽器同士がいいか悩みましたが、とりあえずは、もう一度「楽器同士」のDUOで。

今度は、BASSとGUITARの弦楽器同士。Jim HallとRon Carterで役者も揃っている。
2人が、同じ弦楽器でリズムラインとメロディーラインを交互に絡め合いながらプレーするのはDUOの真髄。きっと、静かなラウンジorレストランで、彼女と一緒に聞くと最高。
ジャケットの糸電話のデザインは、2人繋がっている(弦楽器だから糸というのは考えすぎですが)というイメージにピッタリ。

2人は時々一緒にプレーし、70年からレコードを残しているが、これは3枚目のアルバム。すべてLIVE録音だが、これはJAZZ CLUBではなく、このConcordレーベル発祥の地、concord Jazz Festivalでの1984年の録音。

曲は、2人のオリジナル4曲とスタンダード3曲。バラードでじっくり聞かせる。
やはり、スタンダード曲が他のプレーヤーの多くの演奏と彼らの料理具合を比較できて楽しい。
StardustでJIAM HALLのソロに始まり、メインコーラスをRon Carterが着実にメロディーラインを奏でるのが何ともいい感じ。これがお気に入りかな。

TELEPHONE
INDIAN SUMMER
CANDLELIGHT
CHARALE AND DANCE
ALONE TOGETHER
STARDUST
TWO’S BLUES

RON CATER (B)
JIM HALL(G)
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名物ホールに、チャレンジするも・・・

2006-08-19 | SHOT OF THE DAY
一泊2日の友人のゴルフ合宿への参加。
気になっていた2つのコースの連戦なので楽しみ。
お盆休みも後半。最近は皆さんの休みも分散しているのか、高速の車もさほど多くない。余裕を持って出発したので、早々とコースに着く。

ラウンド前に練習するための色々な施設が充実しているので、それも楽しみにしていた。が、着いたときには雨脚も強く、外へ出るには少しためらいが。しばらくは様子見。
スタートを30分前には、見計らったように小降りになり、早速活動開始。
広々したドライビングレンジ、ゆったりしたアプローチコース。
こんな場所でやると、練習もまた楽しい。

OUTからのスタート。
スタートする頃には雨もすっかり上がってまずは一安心。
ティーショットは、フェアウェイ真ん中。2打、3打もすべて95点の出来。ファーストパットもピッタリ。難なくパー。

続く、2番はアプローチを少しショートしたが寄せワン。~4番も判を押したようなパープレー。
気持ち悪いくらいに調子がいい。



5番はティーショットを右にミスしたが無難に3オン。6番は2打をショートしたが、どちらもワンパット圏内。だが、惜しくも入らず。
7番は2段グリーンで3パットした。これは仕方がない。
相変わらずいい感じが続く。

唯一ミスといえば、8番のショート。左に外してアプローチをトップして大オーバー。返しを再びオーバーしてのダボ。

ここで名物の最終ホールへ
左の浮島を狙うか、安全に右サイドから行くか。
にわかに空が真っ黒になり、大粒の雨も降り出す。
前の組も詰まっていて、しばらくウェイティング。
調子も崩れ始めていたので、しばらく思案。
結局、コンペでもないので、左の浮島ルート挑戦を選択したが。



大体、このようなときは良い結果がでないのが常。引っ掛け気味のティーショットは距離も出ず。グリーン左の池の周りのブッシュへ。1ペナ。
残念ながら、浮島チャレンジ、2オン狙いはならなかった。
でも、大きなミスは最終の2ホールのみ。
2ダボ、3ボギーの7オーバー。
内容的には満足。

昼食は、上がりホールの先のレストランへ。
カジュアルっぽくてよい感じ。

後半のIN。雨も上がったが、何となく遠くに雷鳴が。嫌な予感。
ボギースタートだった。
次のショート。ナイスショットだったが、手前の顎の高いバンカーへ。うまく出したが残りは下りの3メートル。
これを見事に一打でカップイン。パットの感覚がよく気分がいい。

14番のショートで、ここもバンカーに入れ、これはホームランでダボ。
後半は、これが唯一の大きなミス。

15番から18番は、16番の難しいミドルで2オンしなかったが、バンカー越えのアプローチはピッタリ。1.5mをイメージどおり打てたが最後で切れる、これは納得のボギー。

最終ロングホールは、奥にこぼした第3打を絶妙のアプローチで。パーセーブ。
アプローチの感覚が大分良くなった。
今日の一打は、このアプローチか。

後半は、1ダボ、3ボギーの5オーバー。3パット無しの16P。
合宿一日目は、よいイメージで終わる。
コースが難しかったので内容的には大満足。
結局、雨も数ホール、雷もどこか遠くへ。
朝は悪天候を覚悟していたが、こちらも大満足。
最近、天気にはついている。

夕食は、友人が毎回利用している地元の馴染みの蕎麦屋へ。
今日のプレーの反省もそこそこで、店の主人と美味いもの談義へ。
鴨鍋、自家製ワイン、新たに「つなぎ」に凝った蕎麦を食し、仕上げは雑炊で仕上げ。
良く食べた。
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気分のいいゴルフコース、「JUN」&「ROPE」

2006-08-18 | GOLF LIFE
「いいゴルフ場」というのは、人によって色々な解釈・意見がある。
コースレイアウトがいい、設備がいい、食事がいい、雰囲気がいい、キャディーさんがいい、メンバーがいい・・・など、など。
しょせん「いい」というのは、主観の代表みたいなものなので、色々なものがあったっていいのだが。

よくあるのはランキング。雑誌やネットなどで時々ランキングを発表している。
いわゆる名門コース、名設計のコース、トーナメント開催コース、そして人気コースなどがだいたい上位に名を連ねている。
いわゆるステイタスもいいコースの評価尺度のひとつ。敷居が高くて(最近は低くなりつつあるが)なかなか訪問する機会がないコースも多い。

しかし、実際にプレーする立場からは、「気軽にプレーができて」、「気分良くプレーでき」、「チャレンジし甲斐のあるコースでよいスコアが出せる」ところが「いいコース」といえる。

そういう意味では、「JUN」と「ROPE」の評価が高いのをよく耳にする。

とちらも、10年以上前にプレーしたことがあったが。最近はまったく訪れる機会が無かった。改造も大分したらしく、気にはなっていた。
そんな時、ゴルフ仲間から「お盆休みに「JUN」と「ROPE」で毎年合宿をやっているけど参加しない?」との誘いが。
お盆休みは長期の休みもとらないので、1泊2日で参加することに。
噂の2コースを自分の目で確かめてきた。

久々に訪れた両コースは、やはり「気分のいいコース」であった。
身をもって再認識した。他のコースとは一味違う運営方法を。

「利用者の立場で運営を」と、よくCSのコンサルを入れて営業、教育に力を入れているコースは多い。コンサルもいいが、両コースに学ぶ点は多いと思う。
確かにゴルフをプレーしに来る人はコースにとってはお客であることに違いない。

しかし、我々は客としてちゃんと扱ってもらうことを目的に、コースに行くわけではない。(中には、客として特別扱いしてもらうのを楽しみにしている人も時いはいるが)
あくまでも、我々はゴルフをやりに行くのである。ただし、楽しみ方、プレーの目的は人によって異なるが。単なるお客ではないでしょう?

ところが、「ゴルフ好きが何を欲しているか」が分かっていて、ちゃんと対応しているコースは多くない。

実際に、今回2コースをホールをプレーし、「何がよいかったか?」、「何の気分が良かったか?」 を、思いつくままに。

●コース
 コースのレイアウトは面白く、また難しい。
 ホールごとに変化があって、バンカーが効いている。
 レイアウトの中で、バンカーのデザインも重要。
  (ホームコースでは、バンカーを埋めるのが流行っているが、何を考えてやっているのか?)
 良く手入れ(トーナメントをしていた時は、レイアウト改造も)をしている。
 フェアウェイのディボットとグリーンのボールマークの多さはプレーヤーの責任。
  (コースの責任ではないでしょう。要は、コースの努力にプレーヤーが報いていないということ。)

 メイングリーンとサブグリーンを各ホールうまく組み合わせた、通常ラウンド用の2つのルート設定は秀逸。せっかくの名物グリーンを実際に体験できなくては。
(他のコースで、せっかく行ったのに使用グリーンがサブグリーンで、何となく損した気分になるのはよくあること。)



●宿泊施設
 少人数から、グループ用まで、色々なタイプの宿泊設備が。
 戸建のロッジは何となくリゾート気分でいい。
 (ゴルフに来てホテル気分は必要ないと思うのだが?) 
 室内禁煙はいまや常識。

●靴磨き
 汚れたゴルフ靴を、風呂に入っている間に綺麗に。
 些細なサービスだがありがたい。
 
●プロショップ
 ウェアがオリジナル中心なのは当然かも。
 (以前は、もって種類が多かったとのこと)

●風呂
 露天風呂、サウナ、ひととおり、風呂関連の設備は何でもある。
 浴場内の休憩スペースとテレビ、これは好き好きだが、ゆっくり風呂を楽しむには必須。
 入浴後のヤクルト一本。まだやってました。

●茶店の数
 ハーフで3箇所。一般的なハーフに一箇所って、誰が決めたのか?
 ソフトドリンク、カキ氷、冷しキュウリ、何でも無料。
 おせんべい、キャンディーのあるところも。

●食事
 食事をする場所(レストラン)は、ホールの近くで手軽に。
 当たり前の食事を当たり前の金額で。
 サラダバー、ソフトドリンク、デザートは無料。(タダには弱い)




●キャディーの見回り
 遅れているセルフ組を適宜伴走。
 服装が何となくおしゃれ。(親会社がアパレルだったら当然か?)

●カートの中
 ピンポジ表(具体的なピンプレース表は難しいグリーン形状のコースでは必須)
 ティーとボールマークが一人分ずつ子袋に。

●早朝ラウンド
 宿泊者は、通常のラウンド前の早朝0.5Rは、何とカート代400円だけ。
 泊まって1.5Rやって早く帰れるって嬉しいもの。
 (知っている人が少ないのか、他にはいなかった)

●練習場
 ドライビングレンジは300Yとアプローチ専用。
 ショートコース、アプローチコースもついてます。

 など、など。細かくチェックしたらもっとあるかもしれないが。

暑い日のプレーだったが、久しぶりに、気分良く帰ってきた。

もちろん、「スコア」も上出来だったので。
今日の一打(ラウンド記録)は、改めて・・・・
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