A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

「一番好きなコースはどこか」と聞かれれば・・・・・今ままで行ったことのある中ではここが一番。

2006-10-31 | GOLF LIFE
茨城の南部にあるIゴルフ倶楽部
今年は、年明け早々に一度行っただけで、その後訪れる機会がなかった。久々に初秋のベストシーズンにプレーすることができた。

Jニクラウスの設計による男子のトーナメントもやる人気コースだ。
外資に買収される前は、友の会(バブルが弾けた後のオープン。会員募集もできずにずっとパブリック運営をしていたので、)にも入会し、よく通ったものだ。

今まで、色々なコースでプレーをしたが、実はこのコースが一番のお気に入りである。
地形が良いこともあると思うが、二クラウスの設計の意図が120%コースレイアウトに生かされている。
これまで何度となく廻ったことがあるが、やればやるほど味が出る、非常に攻め甲斐のあるコースだ。

大部分のコースは、18ホールを廻ってみると、中に数ホール、「ここは無理して造ったな」とか、「ドッグレッグが不自然であったり」、「大規模な造成が行われて何か不自然」とか、設計者の意図とは別に地形の制約を受けてデザインされたところが必ずといっていいほどあるものだ。
このコースは、池は人工的に造ったらしいが、他は全体の地形の中に、何の制約もなく自由にレイアウトされている感じがする。

平坦な地形で、アップダウンはほとんどない。フェアウェイも広めで視界が開けたホールが多い。どのホールも、ティーグラウンドからグリーンのピンが見える。
スタートホール周辺に一部林があるが、基本的に木や林の障害物は少ない。
にも関わらず、一ホール毎に特徴があり、似たようなホールはひとつもない。



外周が基本的にOBラインであり、コース内はOBや1ペナが無い。プレー中に、コース内に白杭や黄色杭が見えないというのは、「あるがままに打つ」という、ゴルフ本来のプレーが満喫出来るコースだ。
よく、ナイスショットが突き抜けてOBとか、視界に入らない1ペナに打ち込んでしまってガックリすることよくある。
そのようなだまし討ちの無いコースだ。
池は効果的に配置されているが、特に全体的に池が多いという訳でもない。

と書くと、何とも特徴の無い平凡なホールのように思えるが、実はそうではない。

このコースの特徴は、ブッシュとバンカー。
OBや1ペナに代わって、これらがコース内に微妙に数多く配置されている。

ここのブッシュの特徴はとにかく深いこと。先日のトーナメントでも、立山プロがブッシュに入れて1ホールで「19」を叩いたのが記憶に新しい。入れたらまずはボールが見つかるかどうか、そしてボールが見つかっても果たして打てるかどうか。
この時期になると、草木も元気が無くなり、刈り込まれているところも増えてきているが。
夏の時期はブッシュに入れ込むと、ほとんどロスト覚悟の絶望的な状況になる。

バンカーも、ここぞと思うところにはすべてバンカーがあるという感じだ。
グリーン周りも、どのホールもバンカーがしっかりと取り囲んでいる。特に、前後、左右の微妙なブレで、ナイスショットが紙一重でバンカーに捕まることが多い。
ピンポジションを何処にしても、攻める方向と距離をきちんと意識しなければならない。上手くレイアウト&デザインされていると思う。



ティーグラウンドがレディースからフルバックのゴールドまで5段階。それぞれに独立して、うまくレイアウトされている。ティーグラウンドの位置によって、狙い場所や攻め方が変るので、レギュラーティーでやっても、それなりに楽しめる。
さすが、レディースティーでやったことはないが、それはそれで面白いと思う。

グリーンは、大きな段差のあるグリーンもあるが、極端なポテトチップグリーンは少ない。全体としては大き目のグリーンで、微妙な傾き、うねリがパットの感覚を狂わすタイプ。

という訳で、自分にとってはすべてが及第点以上。何度廻っても、飽きないコースである。このコースがメンバーシップであれば、ホームコースにしたいコースだ。
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本日休業

2006-10-30 | COMMENT
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久々の石岡・・・・雨も上がっていい天気にはなったが

2006-10-29 | COMMENT
朝から雨模様。予報ではそれほど強くならないなずであったが。
折角の「石岡」、いいコンディションでやりたかったと思いつつ強い雨の中をスタートした。
天気はすぐに持ち直したものの、先週の練習の成果も空しく結果は散々。
ニクラウスの罠に再チャレンジを誓い、夕日に映えるコースを後にした。
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ART BLAKEY / BIG BAND

2006-10-28 | MY FAVORITE ALBUM
50年代に活躍したJAZZミュージシャンは、若い頃はBIGBAND全盛期。したがって大部分が活動のルーツを辿れば、BIG BANDでの演奏が活動のスタートになる。
しかし、コンボによる、いわゆるモダンジャズが市民権を得てくると、有名プレーヤーはコンボ編成の自己のグループを作り、またレコーディングでもコンボ編成が主流となっていた。

アートブレーキーもその一人。
元々はフレッチャーヘンダーソンやビリーエクスタインのBIG BANDで活躍してきたBIG BANDドラマーだったが。
しかし、50年代に入って数多くのBigNameと共演するようになり、自己のグループ「JAZZ MESSENGERS」を率いて活躍するようになると、必然的にBIG BANDでの演奏は少なくなっていた。

ちょうど、リーモーガンを加えた「新生JAZZ MESSENGERS」が、BLUE NOTEから「Moanin'」の入ったアルバムでブレークしたのが1958年。
それから、Funkyブームへと繋がっていくのだが。

その前の年1957年の暮れに、そのブレーキーがBIG BANDのアルバムを残している。
奇しくも、この前紹介した、ジミーネッパーのアルバムを出した同じベツレヘムレーベルから。
そして、このバンドのメンバーには、何とジョンコルトレーンも加わっている。この時期に、コルトレーンのBIG BANDでのプレーというのもまた珍しい。

臨時編成のバンドなので特にバンドカラーがあるという訳でもなく、アレンジによって色々なサウンドが聞けるが。

アルコーンの編曲したAIN’T LIFE GRANDとANOTHER WORLDがサウンド的には好みかも。コルトレーンのソロがあるが、BIGBANDの世界の中でも、コルトレーンの味を醸し出している。

この頃(昭和32年暮れ)、日本では、フランク永井の「有楽町で逢いましょう」が流行っていた。

♪ あなたを待てば 雨が降る 濡れて来ぬかと 気にかかる ああ ビルのほとりの ティー・ルーム 雨も愛しや 唄ってる 甘いブルース あなたと私の合言葉 「有楽町で逢いましょう」

<「有楽町で逢いましょう」は、そごうの宣伝キャッチフレーズだった> 

Midriff
The Kiss of No Return
The Outer World
El Toro Valiente
Ain't Life Grand
Last Date

Art Blakey Big Band
Donald Byrd, Ray Copeland, Bill Hardman, Idrees Sulieman (tp)
Jimmy Cleveland, Melba Liston, Frank Rehak (tb)
Bill Graham, Sahib Shihab (as)
Al Cohn, John Coltrane (ts)
Bill Slapin (bs)
Walter Bishop Jr. (p)
Wendell Marshall (b)
Art Blakey (d)

Recorded in New York, December,1957

Pristine
Tippin

Donald Byrd (tp)
John Coltrane (ts)
Walter Bishop Jr. (p)
Wendell Marshall (b)
Art Blakey (d)

same location, date
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MONDAY NIGHT / THAD JONES & MEL LEWIS ORCHESTRA

2006-10-27 | MY FAVORITE ALBUM
Kellyさんに羨ましがられた、サドメルの「ピットイン」ライブというのは確か69年(?)、浪人時代だったと思う。
初めて来日したにも関わらず、コンサートのアレンジができておらず演奏する場所がなく、急遽何箇所かでの演奏がセットされた。そのひとつが、新宿「ピットイン」でのライブ。伊勢丹の裏にあった一番最初の店での演奏だった。コンボ編成でも手狭なスペースは、彼らが本拠地にしていた、New Yorkの”VILLAGE VANGUARD”と同じ雰囲気を東京でも味わせてくれた。

今のようにインターネットも無かった時代。何の予告もなく来日した情報もファンの大部分の人は知る術も無かったと思う。偶然にも、ちょうどその時渋谷の「YAMAHA」で無料のライブをやっていたのを訪れてその情報を知った。半信半疑で、その晩に「ピットイン」に駆けつけた記憶がある。

目の前に繰り広げられるビッグバンドの迫力に圧倒され、自由奔放な演奏に感嘆し、独特なノリのアンサンブルに驚愕し、不思議な感じのバラードプレーに引き込まれていった。ソロプレーがノリ出すと延々何コーラスも続き、あたかもジャムセッションの様相を呈するのは、ライブならではのプレーであったのだろうか。

JAZZを聞き始めて間もない時期の経験としては、一番のエポックメイキングな出来事であった。このライブを体験できたきっかけで、それ以降、JAZZへの興味の度合いやジャンルもセカンドステージに移っていった。

このアルバムは、VILLAGE VANGUARDでのライブの2作目。
一作目は有名だが、これも負けず劣らず素晴らしい。
サドジョーンズのオリジナルが大部分であるが、緩急織り交ぜて素晴らしいアレンジと演奏が続く。ソプラノリードのサックスセクションのソリ、バラードプレーのサドのフリューゲルホーンは大のお気に入りだ。
ハナのピアノで始まる、「THE SECOND RACE」も、バンド全体がいいノリをしているが、リチャードデイビスの特徴あるベースとメルルイスの必ずしもノリのよくないドラムのコンビネーションも特徴のひとつかもしれない。

Mornin' Reverend
Kids Are pretty People
St.Louis Blues
The Waltz You "Swang" For Me
Say It Softly
The Second Race

Jerome Richardson(as)
Jerry Dodgion(as)
Eddie Daniels(ts)
Seldon Powell(ts)
Pepper Adams(bs)
Thad Jones(flh)
Snooky Young(tp)
Jimmy Nottingham(tp)
Richard Williams(tp)
Danny Moore(tp)
Garnett Brown(tb)
Jimmy Cleveland(tb)
Jimmy Knepper(tb)
Cliff Heather(btb)
Roland Hanna(p)
Richard Davis(b)
Mel Lewis(ds).

Recorded live at “THE VILLAGE VANGIURD” New York,Oct.1968
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A SWINGING INTRODUCTION TO JIMMY KNEPPER

2006-10-26 | MY FAVORITE ALBUM
1958年前後の録音のアルバムを探していたらまだまだあった。この時期は後に名盤となっているアルバムも確かに多い。
そんな中に、持っているのも忘れていたアルバムがあった。

これを買うきっかけになったのは、サド&メルのオーケストラ。
初来日の時のピットインでのライブを聞いた興奮を今でも思い出す。
目の前に並ぶフルバンド編成のトロンボーンセクション。
主役はやはりボブブルックマイヤーだった。その横に座る、あまり風采の上がらない白人のプレーヤー。それがジミーネッパーだった。
もちろん初めて聞く名前だったし、プレーを聞いたのも初めて。

サド&メルのバンドはアンサンブルも素晴らしいが、ソロプレーヤーの集まりだけあって、各人のソロプレーも見ものであった。
特にピットインでのライブは、コンサートホールと違い一段とリラックスした演奏で、気分が乗ると延々ソロが続くこともあった。
もちろん、ネッパーのソロもあったが、風貌からはイメージできない素晴らしい演奏だったことを思い出す。

その後、彼のレコードを探したがリーダーアルバムは見つからなかった。ミンガスのアルバムに入っているのを何枚かは見つけたが。
数年して、ベツレヘムのJAZZシリーズが再発された時、その中にネッパーの名前があり、思わずこのアルバムを買ったのを思い出した。

1957年の録音、丁度ミンガスのグループで活動していた時期のリーダーアルバムだ。
この年のダウンビートの人気投票では40位にも入っていなかったのが、翌58年には新人賞をとったらしい。躍進した年の録音だ。

相棒が、アルトのジーンクイル、ピアノが、ここにもビルエバンスが登場。
彼も、リバーサイドへの初めてのトリオの録音をした後、マイルスのグループを経て、本格的なトリオの活動を始める間の演奏だ。

曲はスタンダード曲を、古めの雰囲気をだしているものから、ミンガスの影響を感じるネッパーのオリジナルまで色々。
ストレートな演奏のHOW HIGH THE MOONがお気に入り。

1957年9月、日本のヒット曲は、「喜びも悲しみも幾年月」が発売された。
♪ おいら岬の 灯台守は 妻と二人で 沖行く船の 無事を祈って ・・・・・

LOVE LETTERS
OGLIMG OGRE
YOU’ STEPPED OUT OF A DREAM
HOW HIGH THE MOON
GEE BABY AIN’T I GOOD TO YOU
IDOL OF THE FILES
CLOSE AS PAGES IN BOOKS
AVID ADMIRER
IRRESISTABLE YOU

JIMMY KNEPPER (tb)
GENE QUILL (as)
BILL EVANS (p)
TEDDY KOTICK (b)
DANNY RICHMOND (ds)

JIMMY ROLAND(tp&vo)
BOB HAMMER (p)

Recorded in September,1957
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GOLF&JAZZ=CAR

2006-10-25 | JAZZ LIFE
このブログは基本的に「GOLF&JAZZ」。
日常生活で両者の接点といえばゴルフ場への行き帰りの車の中。
クルマのCDの中にはJAZZのCDを6枚セット。
特に一人の時は大音量で楽しんでいる。

最近は自宅でじっくり聴くときはレコードが復活してきてCDは肩身が狭くなってきている。とはいうものの、パソコンに向かっている時は、CDがかかっているし。外へ出かける時は今や必携品になったiPodに移して。
JAZZの世界だけは、「いつでも」、「どこでも」、「好きなものを」、まさにユビキタス世界が実現している。

ゴルフに行く時に何を選ぶかはその時次第。特に、ゴルフ向きというジャンルがあるわけではないが。
ちなみに、先週末、寝過ごした晩に、入れ替えたのは、この6枚。
新旧取り混ぜて何の脈絡も無いが。

ALFIE / SONNY ROLLINS
  昔JAZZ喫茶でよくかかっていた。久々に聞きたくなったので。
TWICE THE LOVE / GEORGE BENSON
  車の中でベンソン節も悪くない
ART OF THE TRIO 4 / BRAD MEHLDAU
  最近50年代物を聞くことが多いので、たまには最近のものも。
HALF THE PERFECT WORLD / MADELEINE PEYROUX
  何かと話題の多いMADELEINE。新しいのを仕入れてきたので。
70TH BIRTHDAY CELEBRATION / ROSEMARY CLOONEY
 じっくりベテランの歌も。
SOPHIE MILMAN
 そして、かわいい彼女の顔を思い浮かべながら、若々しいVOCALも。

結果的には歌物が多かったかな。
今度は、ゴルフのプレー中にiPodでも聞いてみようか。何かテンポの良くなる曲を探して。
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Portrait of Cannonball / JULLAN ADDERLEY QUINTET

2006-10-24 | MY FAVORITE ALBUM
1958年、アルトの巨匠キャノンボールアダレイはマイルスのグループにいた。
ちょうど、彼が30歳の年。数年前から自己のハンドを編成して試行錯誤していた時だ。
そういえばあの有名な「枯葉」の入っているSOMETHIN’ ELSEもこの年の録音だった。

そのアダレイが、自己のリーダ作としてRiversideレーベルに吹き込んだ一作目がこのアルバム。このアルバムをスタートに、1964年にCapitalレーベルに移籍するまでの間、Riversideには沢山のアルバムを残している。彼にとっては、新たな自分の出発の記念となったアルバムかもしれない。

マイルスのグループの一員としてプレーすると、誰が一緒にやってもマイルスのトーンが前面に出てしまう。マイルスはその位影響力があるのだろう。今年はマイルス生誕80周年。伝説の人になりつつある。
ここではマイルスの元を離れて、思う存分アダレイ節を前面に出した演奏になっている。後の彼のファンキーなJAZZに向けてのスタートになるが、ここではまだまだストレートな演奏だ。

ピアノはビルエバンスが努める。マイルスで一緒にやっていた関係かもしれないが、特段プレーに違和感があるわけではない。後の彼らのプレーをイメージすると水と油のようであるが。
この頃は、後の巨匠たちが自分の今後の自己のプレーを模索しながら、色々なセッションで共演をしていたのかもしれない。この時期は新旧の代替わりだけではなく、新たなJAZZへの試みの萌芽の時代だったのだろう。

曲もアダレイのオリジナルあり、スタンダードあり、そしてマイルスの曲もありでバラエティーに富んでいるが、アダレイのオリジナルの軽快なA LITTLE TASTEが心地よい。

この録音が行われた7月、日本では平尾昌明の「星は何でも知っている」が発売され、テレビでは「月光仮面」をやっていた。

MINORITY
STRAIGHT LIFE
BLUE FUNK
A LITTLE TASTE
PEPLE WILL SAY WE’RE IN LOVE
NARDIS

JULLIAN “CANNONBALL” ADDERLEY (as)
BLUE MITCHELL (tp)
BILL EVANS (p)
SAM JONES (b)
PHILLY JOE JONES (ds)

Recorded in New York: July 1,1958
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プロの一言が気になり・・・・・・レッスンに足を運んでみたら

2006-10-23 | GOLF LIFE
休日、用事で出かけた時、「ショットは良くなっているけど、たまには私のところへ来たら」との先週のプロの一言を思いだす。たまたま用事で行く所とプロがレッスンをしている所の方角も同じ。早速、電話を入れると、「遊びにおいでよと」、ということでレッスンをしている練習場に押しかける。

「少し打ってみる」とのことで、軽くウォーミングアップをしていると、早速、後ろから。

プロ:「この前がラウンド中だったからワンポイントだったけど、本当は直したいところがあるの。いいかしら」と。
YAN:「はいはい、そのつもりで来たので、何なりと」。

プロ:「クラブを引いているときに、内に入る癖があるでしょう」
YAN:「はい、分かっています」「とりあえず、30CMは真っ直ぐ引くようにしているんだけれど」
プロ:「その、後が悪いのよ」「そこから手であげるからトップがバラつくの」「肩で押し上げないと」

YAN:「これでいいいかな?」
プロ:「駄目。まだ右手で引いてる」
YAN:「少し体がきついかな」
プロ:「トップは小さくていいから、右足踏ん張って」

YAN:「(そうそう手に気をとられて忘れていた)最近右腰に乗るようにして踏ん張るようにはしているんだけど」
プロ:「やれはできるじゃない」「次は、振りぬき。これも真っ直ぐ上げて戻してこないから、右に出したり、左に引いたり一定しないの」「これも飛球線方向に真っ直ぐ」
YAN:「これでいいかな」

プロ:「原因は左足の動きね。うまく踏ん張れる時はあるんだけど、基本的にはひざが左に流れすぎ。もう少し止めて」
YAN:「足の裏で受け止めるのと、ひざとどっちかな?」
プロ:「悪いのは腰が後ろに逃げること」
YAN:「(整体で股関節が柔らかくなってきたと思っていたが)逃げているかな・・・?」

プロ」「駄目ね。踏ん張って背中で引っ張るのをささえなくちゃいけないのに、手で打ちにくるのを逃がすように左を使っている」
YAN:「右からの体重移動を受け止めようとしているんだけど」
プロ:「そう、その右から打ちにいくのが駄目なのよ。この前の引っ掛け、ドローもそうでしょ」
YAN:「おっしゃるとおり。」

プロ:「トップから打ちにいくのではなく、トップからクラブが落ちてくる感じ」
YAN:「(去年はイップスで一緒にトップで固まっていたのに?)トップの切替と、脱力だよね」
プロ:「そうそう、右で打つんじゃなくて、左だからね。ゴルフはすべて左始動よ」

YAN:「これでいいかな」
プロ:「だめね。まだ打ちにいっている。左の背中で引っ張り下ろして」
YAN:「少しテイクバックを大きくして背中を意識してやってみるから」

 完璧な当たりで、本人は「してやったり」のつもりであったが、

プロ:「起き上がりが少し早いかな、左ひじが少し引けている。
YAN:「確かに。」

これでどうだ。左へいく。

プロ:「止まったけれど、今度は手が返りすぎてるのよ」
YAN:「ごもっとも」

プロ:「振りぬきはあくまでも真っ直ぐ。内に引いちゃ駄目よ。自然にターンするんだから」
YAN:「よし分かった」これでは、

プロ:「ボールの飛球線の見方が悪いかな。見てから起きる。起きてから見るじゃないからね」
YAN:「その場回転っていうことだよね」
プロ:「そうそう、どっしり構えて、両足で踏ん張って身体の前後をクラブが並行に前後30CMを通ればいいのよ。左で押し上げて、左で戻す。それだけだから。」

YAN:「勘所は分かったつもり。これでどう」
プロ・「まだ手からかな」

YAN:「これは?」
プロ:「80点」

YAN:「それではこれならどうだ・・・」
プロ:「よくなってきたかな・・」
・ ・・・
結局、合格点には至らず。
あっという間に、300球。
お陰で、自分でも気になっているところはあったが、チェックポイントはすべてクリアになった。あとは、練習あるのみ。

翌日の月例前に、これだけ直すと果たしてどうなるか?
と夢の中でチェックポイントを反復ながら眠りについたが、

翌日朝、トップのスタートに合わせて5時に目覚ましをセットしたつもりが、午前と午後を間違えて、完璧に寝過ごし。
普段であればゴルフは目覚まし無しでも起きられるのだが。前日の練習に疲労困憊したのかもしれない。
というわけで、練習の成果を試すのは来週にお預け。お陰で、今日も練習には行けたが。

何ともしまらない日曜日であった。

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STAN GETZ AND J.J.JOHNSON AT THE OPERA HOUSE

2006-10-22 | MY FAVORITE ALBUM
JAZZの楽しさのひとつはライブ。
それもリラックスした雰囲気で聞くJAZZが最高だ。

このJAZZのライブを売り物にしたので、ノーマングランツのJATP。
40年代から始まり、50年代の後半まで続いた。
有名ミュージシャンの組み合わせ、ジャムセッション中心、そしてライブ。
レギュラーグループで編曲やアンサンブルにも凝ったスタジオ録音とは対極の楽しさを伝えてくれる。

1957年。この頃のグランツが興したVERVEレーベルはあらゆるジャンルのJAZZを精力的に出していたが、その中に設立当初の基本コンセプトだったJATPの流れを汲むアルバムもある。
この年に開かれた、第18回のJATPツアーのライブ、その中の一枚がこのゲッツとJJの共演だ。

バックもピーターソン以下のオールスターであるが、あくまでもこの2人がメイン。他のメンバーは脇役に徹している。
60年代に入るとボサノバなどを中心に変身するすりゲッツであるが、この頃は、アップテンポもバラードもホットに吹きまくっている。楽しい一枚だ。

曲も、ジャムセッション用の有名曲ばかり。
MY FUNNY VALENTINE  と CRAZY RHYTHM がお気に入り。

BILLY'S BOUNCE
MY FUNNY VALENTINE
CRAZY RHYTHM
YESTERDAYS
IT NEVER ENTERED MY MIND
BLUES IN THE CLOSET

STAN GETZ (ts)
J.J.JOHNSON (tb)
OSCAR PETERSON(p)
HERB ELLIS(g)
RAYBROWN(b)
CONNIE KAY(ds)

AT THE "OPERA HOUSE", Cicago, October 19, 1957

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10 TO 4 AT THE 5-SPOT / PEPPER ADAMS QUINTET

2006-10-21 | PEPPER ADAMS
1958年の4月、巨人の長島がデビューし4打席4三振したとき、ハードバップのこんなアルバムもあった。
ペッパーアダムスとドナルドバードとの双頭バンド、ボビーティモンズのピアノ、エルビンジョーンズのドラムというバックも強力だ。
そして、有名なNEW YORKの有名なFIVESPOTでのライブだ。当時の雰囲気を生で感じとれる。

ペッパーアダムスを好きになったのは、サドジョーンンズ&メルルイスの最初の来日のライブを聞いたとき。そのサックスセクションの端に座っていたのがペッパーアダムスだった。風貌に似合わずゴリゴリ吹きまくる、アダムスのプレーに魅了された。

もともと、バリトンには思い入れがあった。大学に入り、どうしても自分でJAZZをやってみたくて、BIGBANDのサークルでチャレンジしたのがバリトンであった。もともと本格的に楽器をやっていたわけでもなく、全く物にならずに一年も続かなかったがいい思い出だ。

バリトンといえば、やはりジェリーマリガン。チェットベーカーやアートファーマーとのコンビが有名だが、こちらは西の代表。それに対して、このコンビは東の代表。どちらもスタイルは違うが大好きな2人だ。

曲も、演奏も、ここぞとばかりハードバップ色を出している。
HASTINGS STREET BOUNCEは、ブギウギ風のテーマで、ファンキームードそのもの。
2人のプレーに加え、ティモンズのピアノも本領発揮だ。こおアルバムのお気に入り。

‘TIS(THEME)
YOU’RE MY THIRILL
THE LOMG TWO /FOUR
HASTINGS STREET BOUNCE
YOURNA

PEPPER ADAMS (bs)
DONALD BYRD (tp)
BOBBY TIMMONS (p)
DOUG WATKINS (b)
ELVIN JONES (ds)

Recorded at the FIVE SPOT CAFÉ, NEW YORK City April 15.1958
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勝負が終わって・・・ ・・・気が楽に

2006-10-20 | SHOT OF THE DAY
プロのアドバイスももらったし。気分転換しなければ。

気楽に臨んだ13番のミドルは、左ドッグレッグ。左はすべて池。
このホールもティーショットの狙い所が難しい。いつも何処へ打つかを悩むところ。

ティーグラウンドが後ろだと自分の飛距離では池超えは難しい。おとなしく右側狙いになる。
前だと、池越えだ。それも左目のショートカットを狙うか、池の右サイドを狙う思案のしどころ。その境界の目印にフェアウェイに木が立っている。
落としどころによっては、この木が邪魔になることも。

今日のティーグラウンドは、ちょうど真ん中。風はアゲンスト。
ティーショットが引っ掛け気味なので、この場はおとなしく右狙い。
引っ掛けはすべて池の中へ。アウトの3番と同じだ。
このホールは左ドッグ。あおさら始末が悪い。良く池に入れるホールだ。
右狙いは飛びすぎると突き抜けるが、今日の当たりでは行かないであろう。



その旨を「解説」して、最後に自分の打順。
中途半端に「狙う」のは止めようと、スタンスの向きを再確認。

当たりはまずます。フェアウェイセンターに、距離はまだ150Y少し残ったがいい場所。
センターの木は邪魔にならず、右サイドの林が多少かかる。が、この距離であれば上を越えられるので問題なし。

このホールはグリーンが難物だ。
グリーンの真ん中に谷が横切る。
乗せる位置とピンの位置が異なるとこの「谷渡り」をしなければならない。
普通の2段グリーンよりも、谷がある分、距離感を掴むのが更に難しい。

今日は右の奥の段にピンがある。思い切って突っ込んでいかねば。
大きめに6Iを持ちピン狙い。
素直にすっと立てる。
ドロー気味であったアイアンが不思議に直る。
スイングも脱力できた。
スイングも打感もいい感じの時の感触だ。
ピン手前に落ちたボールが一瞬戻るのが見える。
谷を越えていえてくれれば。

グリーンに着くとナイスオンではあったが、谷の向こう側に落ちて手前の段に戻って止まっているボールが。
谷超え、2段グリーンの上の段への打ち上げだ。
距離は4m位。タッチ次第。
結構思い切って打ったつもりだったが、60cmくらい残す。
嫌な距離ではあったが、プロのアドバイスを思い出し肩始動に注力。
手先が上手く脱力して始動。打つ瞬間添えた人先指で上手く押し出すいつものいい時の感触が戻る。
真ん中からカップイン。
すべてが、いい感じになる。やはり気分屋なのか。

次の14番のショートは、石のマウンドが特徴的な池超えのショート。
このショートも距離は無いのだが、いつも距離感を掴むのが難しい。
石のマウンドに何となく威圧感がある。単なる飾りなのだが。
池の面からは砲台。手前のバンカー群が効く。
ハザードが目立つ周りの綺麗な景色に惑わされず、グリーンをダイレクトに狙えばよいホールなのだが。

この日のピンポジは一番手前。エッジから3m位か。
ティーグラウンドも手前。
距離的には9番かウェジの距離。
確実に乗せるのであれば9Iだが。奥から下りのパットを残すのも・・・・・。
どちらがいいか迷ったが、ウェッジで思い切ってダイレクトに狙うことに。

当たりは悪くなかったが、僅かにグリーンに届かず。
手前のバンカーに転がり落ちる。
顎が高いバンカーであるが。
狙った結果なので仕方がない。

ピンまでは距離がない。人の背丈よりも高いバンカー。高いふわりとしたショットができれば最高だが。
上手く脱力できたバンカーショットは、イメージどおりに。1.5mにつく。
横からのラインであったが距離はない。それほど切れるラインでもないし。

先ほどのタッチで打てれば。
真っ直ぐに打てたパットは、僅かにカップの手前で止まる。
ラインもタッチもOK。
納得の2パット。

この後に、長いミドルが2つ続く。
左ドッグに、右ドック。
それぞれ、距離が長く、さらにティーショットの狙い所が難しいホールだ。

15番のミドルはレギュラーティーからでも420Yを超える。
正面のバンカーが240Y位。
僅かに左ドッグレッグしてグリーンは見えない。
このバンカーを狙ってドローで打てれば、ベストポジションに。
直接左を狙いたくなるが、そこには林がせり出している。
その上を越えていい場所までいくにはよほど飛ばないと。
さらに、超えただけの場所からだと、かえって高い枝振りのよい松が、空中のハザードで弾道を遮る。グリーンを直接狙えない。
そこを狙って上手くいった人にはあまりお目にかかったことはない。

基本は右側から行かなければならないのだが。
あまり右に逃げ過ぎると距離が200Y以上残るし、正面を狙うとバンカーへ。さらに周りは微妙にマウンドになっていて2打目を簡単には打てない。
上手くレイアウトされている。

久々にナイスショット&パットが続き、気分よく打てたティーショットは本日一番。もしかしたらこのホールでのベストショットかも。
バンカーを目指し、落ち際から上手くドローがかかり、フェアウェイを左に転がる。
狙っても、なかなか打てない当たりだ。

残りは180Yない。
5Iでもいい距離であったが、自信のあるUTで。
この当たりも最高の当たり。高く打ち出したボールは奥目のピンに一直線。
グリーンに止まったかに見えたが、僅かにエッジに。
難なく、寄せてパー。
このホールのパーは気分がいい。

次の16番は右ドック。ここも、手前でも420yを超えるミドル。
日本女子プロをやったときはパー5にしたはずだ。
右の林すれすれの延長上に木が立っている。
これを超えればベストポジションだが。
正面は広いが、このホールも左目に飛びすぎると、2打でグリーンが狙えない。
うまくフェアウェイに止めても、距離はたっぷり。

ティーショットを打つタイミングは悪くないがドローがきつい。左の林へ。

そこで、プロから一言。
「切り返しはいいけれど、ダウンの途中で一瞬力が入っているのよね。それが「悪さ」をしている。」
「クラブを下ろすのではなく、クラブが落ちてくる感じは直った(以前のイップスの時と較べて)けれど、その後が振るではなく、振り抜く感じかな」、「そこも手からじゃなくて下半身リードなのよね」と。
分かっているつもりだが、「いい時の打ち方の即時再現性がない」。体に染み付いてついていないので、ついつい悪い動きがでた時にすぐに直せないということだろう。

このホールは林から出した次の第3打を僅かにグリーンを外す。
アプローチをミスって、2パットのダボ。
調子に乗りかかったのだが。



17番のミドルは短め。
ティーショットの落としどころフェアウェイの右側にラフ、それもグラスバンカーがある。
左を狙うと、そこからグリーンの間にまた高い木が。
距離は短いが、このホールも狙い所だ。
ティーグラウンドが2つあるが、特に左側からのバックだと直前の左の林からせりだしている木の枝が、いきなりハザードになる。
今日は右側から。普段の左とは難易度が大分違う。

真っ直ぐに、グランスバンカーを超えて距離をだせば残りはウェッジの距離。
しかし、また打つ瞬間、僅かな力みが。
前のホールと同じような球筋で、左サイドのラフに。
残りは140Y近く残してしまった。
そして正面には高い木が。
このホールは距離が短いが、グリーンが難しい。
このグリーンも、今度は縦に谷があり、左右の段が分かれる。今日は左。
実質半分の大きさのグリーンを狙うようなものだ。
奥行きが短いので2打の距離感が大事。グリーン手前の真ん中には深さ3m以上ありそうな梯子で下りる蛸壺バンカーが。
砲台気味なので、奥に外すと斜面を転がり落ちてしまうし。

8番アイアンでの第2打は、高い弾道で木を超えてグリーンに落ちる。ラフからのショットであったので止まっていてくれれば。
グルーンに上がってみると、ピン横にぴったり。
よく止まってくれた。
2.5mがカップの淵を舐めるが、タッチは悪くない。
パットは、直ったようだ。
些細なことだが、結果は大きく違う。



最終の18番。
日が傾き、影が長くなってきた。
まだ4時過ぎ。日没までは時間があるが、秋の日暮れは早い。
正面にグリーンが見えるので、ここは左右の距離感はあまり気にしなくてもよいホール。
2打目からグリーンへ打ち上げ。さらにグリーン面、特に左サイドの傾斜が難しい。
ここにピンがあるとプロも手を焼くピンポジになるが、この日は右奥。
2打目の距離感だけが大事だ。

ティーショットは、またもや左に。
これは直らなかった。
プロから「やっぱり力が入ってるわよね。もともとYANさんは、打つとき左への動きが大きかったけど、左の踏ん張りをもう少し頑張るといいかも。左に流れないで、下半身で踏ん張って回転すると、そこがリードして振りぬけるから。そのタイミングを掴めるとダウンの途中で自然と手に力を入れる場所がなくなってくるから」・・・と。
確かに、いい時はそんな感じで振っているような気がする。

左の林から出した後の第3打。残りは80yくらい。
新調のAWの登場。
スピンの良く効いたバールがピン横に。
これも残念ながら、カップをかすめたが納得の2パット。

後半は11オーバー。パットは19。
スコア的には、94の37パット。

プロの総評は「久々に一緒に廻ったけれど、確実にスイングとショットは良くなっているわ。「イップス友の会」は解散してもよさそう。パットもショットもちょっとしたタイミングだけだから、たくさん練習して体に覚えさせることね。たまには私の所へ来たら」

久々に叩いてしまったが、プロのアドバイスもあり、何となくすっきりとした一日であった。
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「諦めたらいかん」と気合を入れなおしたものの・・・・・・余計なところにも

2006-10-19 | GOLF LIFE
知り合いの女子プロとの久々のラウンド。
最近調子が良い勢いに乗って無謀にも勝負を挑んだものの、6番で早くも3ダウン。
勝負の流れは早くもついてしまった・・・・・・・・。

勝負は見えてもゴルフは最後まで何があるか分からない。気合いを入れなおして7番に。
短めのミドル。短いホールには罠がある。
一打目の落とし所が、4つのバンカーに囲まれていて、フェアウェイにちょうどグリーンがあるような感じだ。200Y~230Y位のワンオン狙いのイメージ。
そこから左に若干振れてグリーンが多少打ち上げ、グリーン全体がマウンドに囲まれていて2打地点からグリーン面が見えない。
マウンドも距離感を狂わすホールだ。これも設計者の罠だ。

ティーグラウンドで、引き続き攻め方の解説を。
「ドライバーの飛距離に合わせて、微妙に狙う方角を調整しないとバンカーへ入ります。」
「右へ飛びすぎると下手をすると林まで行ってしまいます」
「距離が出るなら左サイドの林ギリギリを狙うルートもありますが、左の林は凄く浅いのでひっかけはOBのリスクあり」・・・と。

プロは左のバンカーへ。当たりは悪くなかったが、距離感だろう。
こちらもいい当たりで、真ん中へ。
フェアウェイで跳ねり。少し転がり距離が伸びる。
バンカーまで行ってしまったか?


2打地点に行くと、浅いバンカーに僅かに入ってボールがあった。
バンカーの中から120Y弱の上り。
少し砂が噛んだが上手く打てた。大き目のクラブで打ったのが正解。ボールはマウンドの向こう側に消える。
ナイスオンだろう。
プロは、2打が乗らずに3オン。

ピンから4M位。一番近い。
しかし、タッチが合わずにショート。残り1mも無い距離、これを引っ掛ける。
3パットのボギー。プロも2パットのボギー。引き分け。


次の8番。だらだらのぼりの打ち上げ。
この8番と9番。このコースで唯一アップダウンがある場所だ。
2打地点から大きく右にドッグレッグ。一旦下って、グリーンにはまた登りだ。

「真っ直ぐは安全ですが、2打の距離が残ります」
「右のショートルートは、距離が出ないと2打地点からグリーンを狙えません」
「距離が出れば、残りはショートアイアンなのですが。登りがあるのでなかなかそこまで行かないのですよね」
「ドラコン選手権の常連Kプロは、ここで林の真上に打って1オン狙いました。キャリーで350Yです」・・・と。

プロは何の迷いも無く真ん中へ。
こちらも真ん中を狙ったがフェアウェイ右サイドへ。
ナイスショットの声を貰うが、「これでは距離が足りないです」と直ぐに応える。
過去の経験から、「この感触、この当たりでは行かないだろう」を直感。

プロのところからは200y近く残していたが、そこから2オン。
こちらは、予想通り、グリーンをダイレクトには狙えない。
今回は無理して林超えは避けたい。
グリーンの左脇を狙って第2打を。
ついついグリーン方向を向きたくなるのを、何度も確認しながらグリーンを確実に外して狙う。
狙い通り、グリーン手前の左側へ。
そこから、バンカー越えのアプローチを、3mにつける。
パーが狙える距離。

しかし、パットは前のホールと同じパターン。
一打目を弱気にショート。入れなければという思いが強く、手先で打ちにいっているのが分かる。
またもや引っ掛けの3パット。
パットの感触が合わなくなっている。
プロは2パットのパー。

いよいよ最終ホール。
僅かに打ち下ろしのミドル。打ち下しのせいかこのコースにしては開けた印象を受ける。大部分のホールは両サイドの林の圧迫感を受けるのだが。このホールはフェアウェイを見渡せる。
しかし、左サイドにマウンドがあり、2打地点からは左に僅かに曲がって気持ち打ち上げ。
ここもドライバーの方向性と距離感が大事になる。
グリーンの傾斜が強く左奥から右手前に。ピン奥に行くと、下りが早くて大きく切れるのでタッチが難しい。

「左の斜面の裾狙いです」
「右の飛びすぎは池に行きますが、フェアウェイは広めですので、狙いどころを間違えなければ問題なしです」
「グリーンは難しいですよ」・・・・と。

両者、フェアウェイの真ん中。どちらも好ポジション。
どちらも2オンだが、こちらが多少薄く当たってトップ目でピン奥に。
下りで、左に大きく切れる難しいラインを残す。15mはある。
大きく曲がるラインを読みきったが僅かにオーバー。しかし1mもない。
ナイスタッチだ。

しかし、上りのラインであったが、真っ直ぐを打てず。何と、これも3パットのボギー。
何と3連続の3パット。
前半はショットの微妙な狙いどころとブレに泣いたが、中盤はパットに泣く。
プロから「パットは気にしないで、気にしたら余計に打てなくなるわよ。パットは水物だから・・・・・・」と。
プロは無難に2パット。

前半終了。
5ダウン。スコアの方は結局48。パットは1P3つ、3P3つの18。
内容は決して悪くはないおだが、いやはやスコア的にも勝負も完敗であった。

昼食をとりながら。
「ショット良くなったじゃない」「イップスは卒業ね」と。
たしかに、最近トップの切り返しはスムーズになってはいるが。スコアが伴わないのを、喜んでいいのか、悲しんだらいいのか。

後半は、気分を入れ替えて気楽に廻ろうと方針転換。最初に臨んだ10番。
真っ直ぐなロングホール。
フェアウェイが右に傾いているので左サイド狙い。
右サイドは転がり方が悪いと林までいってしまうかも。

何と、この一打目を本当のチョロ。30yも飛んでいない。
いやはや今度は、何が起こったのか。スイングのテンポは悪くないのだが。

2打のUTは完璧であったが、まだ200Y以上残す。
グリーンを狙うと左前方に高い松が。下にはバンカー。上手く設計されている。
ここも確実に右サイド狙い。
体が左を向きたがるのを確実に調整。
狙いどおりグリーン手前、40Yの良いポジションに。



バンカー越えではあったが、距離感も感触も最高のアプローチ。
最近、50y前後のこの位の距離のアプローチが、クラブを替えたのに打ち方も変えてしっくりくるようになった。以前は、上げるアプローチ。
変えてからは、オープンスタンスを広く、ボールを思い切り右足寄りに、つま先のさらに外に出すくらいの場所で。ちょうど、野球のボールを下手投げでトスする感覚が身についてきた。
ピンに2m近くにつく。
これを入れればパーセーブと思いつつ打ったが、カップひとつ届かず。ボギー。
こういうのが入ると流れが良くなるのだが。
プロはもちろんパー。

11番のショート。短いショートだ。
この日はティーグラウンドが更に前。110Y位しかない。
特に遮るものもなく、解説の必要も無い簡単なショートであったが。

少し開き気味に当たってしまったショットは右手前のバンカーに。
バンカーは最近得意にしているが、薄めに当たってグリーンオーバー。
凡ミスだ。
返しのアプローチをミス。さらにパットも寄せきれず、
最後には僅か40cmを外すという「崩れのスパイラル」に。なんとトリプル。

12番は、名物大木越えのミドル。
「フェアウェイの真ん中は木超えが難しい」
「右サイドからが一番2打が狙いやすいですが、右側には池、さらに木超えで距離を出さないと」
「左サイドはバンカー、さらに飛びすぎると林があるし」
真ん中は広々しているのだが、2打の大木がどうしても気になるホール。
一打は、多少ドロー気味に左サイドに。
バンカー方向に。

2打地点に行くと、バンカーには入らなかったが、左サイド。グリーンは左の林がかかって狙えない。
グリーンの右サイド狙いも大木がもろに邪魔する。
出すだけでもいいが、出す場所を選ばないと、3打目でまた大木が邪魔にあるし。
大木を越えた場所まで、何とか出したいが。

前のホールで、何となく終わったという気分になっていたので、ここは「大胆な狙い」をという気分に。
大木のさらに右側からインテンショナルフックをかけることに。
掛からなければ右の林直撃の大トラブルは必死。

距離は160Y。
7番をかぶせて、思い切り右サイドを狙う。
結果は、大成功。
右の林方向に出たボールは大きく回りこんでグリーンの右サイドまで運ぶ。
プロも2オンへ狙えず、右サイドへ。

プロが先にアプローチをするが、これが少しオーバー目。珍しいミスだ。
こちらは、段差があるグリーン周り。ころがしはできないので、ロブ気味のショット。
これもオーバー目。距離感が合っていない。せっかくいい2打が打てたのに。
次を乗せるも、なんとこのパットも3パット。
完全にショートパット恐怖症に。
プロも珍しく、寄せきれずにダボを。

勝負も決着がついたし、見るに見かねたプロが、「途中だけどアドバイスしていい?」と。
「パットの打ち始めが完全に手始動になっているわよ」と。
「最後はタップでもストロークでも、始動は体(肩)にしないと、手始動にすると距離感も方向性も定まらないからね」
そういわれればその通り。
調子が良いときは確かにゆったり振れているが、悪くなると入れたいと思うばかりに手で打ちにいっていた。微妙な違いではあるが。
気合を入れたと同時に、パットにも力を入れていたということであったか。

中盤の6ホールが終了。なんとこの6ホール3Pが5つ。ひとつの2Pも寄せたのが入らなかったということは、実質すべて3パットということ。ここまでひどいのも珍しいが。
これでは、勝負になるわけがない。
これにて勝負も終了。この後はラウンドレッスンに。
コメント (6)
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女子プロにチャレンジしたものの・・・・罠にはまって。

2006-10-18 | GOLF LIFE
ここのところ、いい天気が続いている。
まさにゴルフ日和だ。
その日も、微風快晴。天気は申し分ない。
久々に、女子プロがやっている定例コンペに出た。

この会で決めているプライベートハンディ(毎年見直しがあるが)でのコンペ。
今年はこのコンペでは調子が良く優勝もしているし、上位入賞もあるので、すでに片手シングルハンディ入り。これがオフィシャルなら嬉しいが。それは遠い夢。
今回は、このハンディでは入賞のチャンスもなく、「参加することに意義がある」と割り切って参加することに。とはいっても何か目標が無いと。

今回のコースは、自分のホームコース。昨年もやったが、今年は一ヶ月早く今の時期に。
コースコンディションもベストで、会の皆さんをお招きするには最高の時期。
天気にも恵まれ、参加した皆さんに喜んでいただき、とりあえずホスト役の幹事代行としては一安心。

組み合わせを作っているときに、プロから「久しぶりに一緒に廻る?」。「最近調子がいいみたいじゃない。崩してあげるから」とお誘いが。
そういえば今年は一緒に廻っていないかも。
というこことは、昨年の「イップス友の会」で一緒に廻って以来かもしれない。

昨年、スイング大改造の途中でトップからクラブが降りてこないイップスに罹っていた。同じ時期に、このプロも同じ病に。
昨年同じ組で廻ったとき、同じ病のもう一人の友人を含めて3人が、同じホールで3人揃って出たことがある。
キャディさんから、「冗談でやっているのかと思った?」と言われたことも。もちろん3人は必死であったのだが。

今回はコンペの成績はともかく、プロに勝負を挑んでみようと。
「今日の目標」ができた。
「手に汗握る好勝負の実況再現でもまた書ければいいな」と、勝手に淡い期待を持ってラウンドに臨んだのだが。

スタートは,OUTの一番の、右ドッグレッグのロングからスタート。
このコースは、フェアウェイに打っても2打がグリーンを狙いにくかったり、距離感を間違えるとナイスショットが林やハザードに打ち込んだり、ひねくれたグリーンがあったりと、狙いどころが難しい。
ホスト役としては、プロを含めて同伴の皆さんに、コースの攻め方ガイドを。
「左方向は、2打は狙いやすけれど、飛びすぎると正面の林まで届いてしまうことも」
「右狙いのショートカットは、よほど飛ばさないと、2打が林にかかるし、林の中に入れると出すのが大変です」
「安全にフェアウェイ真ん中の木の左辺りがべスポジです」・・・と。

プロは狙い通り真ん中、木の方向へ。
こちらは、フェアウェイ左方面に強い当たり。フェアウェイを突き抜けて、正面の林にかかる。

ここのコースは、過去にも何度も廻っている。
林に入ったときは、確実に出すが鉄則なのだが。

ボールは、林の中までは入っておらず、ラフで止まっていた。
グリーン方向を見ると左サイドの林のせり出しが気になる。
フェアウェイ右サイドを狙って第2打を。できればドローがかかると最高なのだがと思いつつ。
左を嫌ったせいか、少し右目に出た。しかし、ドローはかからず真っ直ぐに。
今度は右の林にかかる。

これも林の中までは行かずに、ぎりぎりラフに留まっている。
ちょうど150Yのヤーデージの脇。

今度は、グリーンを狙いうには、右から迫り出している松が邪魔だ。
ピンはグリーン右サイド。全く狙えない。
かろうじて、グリーン左端が見える
グリーンの左サイドは花道。左を狙うのが安全。

気持ちは左を向いたつもりであったが、体はギリギリを狙ってしまった。
結果は、松の木に当たって、林の中へ転がる。
次は出すしかない。
やってはいけないミスをいきなり披露。

プロは3打でグリーン前まで。

これを寄せねばという焦った気持ちがさらにミスを呼ぶ。
当たりは悪くはなかったが、ショートして手前のバンカーに。
距離感の誤り。

次は出ただけ。
寄せてワンパットも、いきなりトリプルスタート。

プロは確実に寄せて1パットのパー。
プロから、「グリーンも良くしまって転がりがいいわね」と。
硬いグリーンだと、アプローチの仕方・クラブも変えると後で言っていた。
確かに、この前来たときよりは良い状態になっている。

「ホールマッチだから」と気を取り直して次のホールへ。
400Yを越えるミドルだ。

ここもコースガイドを。
「左へ僅かにドッグレッグですが、ここは一打で距離が出ないと2打が狙いにくいですよ。」
「左サイドだと完全に林にかかります。」
正面バンカーまでは250Y打って大丈夫です」・・・と。

プロは真ん中へ。
自分も真ん中へ、しかも距離も出てバンカー手前まで。

プロの位置からははやり林がかかる。確実にグリーン手前に運ぶ。
こちらは、グリーンを狙える絶好の位置。
150Y少しの距離を確実に2オン。
いい当たりで少しオーバー気味であったが。
グリーンが硬いせいもあり、奥目まで転がってしまう。

ちょうどボールとピンとの間の真ん中にマウンドのある難しいラインであったが、無事に寄せてパー。
プロは、3打目を寄せきれずにボギー。
このホールは上手く行った。

次の3番はサービスミドル。
少しコースが右へ振れていて、左サイドに池が。

「距離はそんなにないし、普通に当たれば池は問題ないです」
「当たりすぎると正面バンカーまでいってしまうこともありますが」
「右の木は気になりますが、あれを狙って上を越えたほうが安全かも・・」
「左サイドへの引っ掛けは何故かみんな池に吸い込まれるんですよね」・・・と。

今度はこちらが先に打つ。
少し力が入ってしまった。当たりはドロー回転。
曲がりが大きい・・・池に捕まる。
コースガイドで念を押したとおりに。

プロの当たりもドロー回転。
しかし、曲がりは少なく、池を越えてから左サイドへ。
明暗が分かれる。

池の脇からの1ペナの当たりは左に巻いて、グリーン左奥の林に。
またまた力が入ってしまった。
プロは確実に2オンでパー。
こちらは、林から上手く出しながら乗せたが、2パットのダボ。

ガイドの悪い見本を自ら実践するパターンに。



4番のショートは右手前に高い松の木が立っている。
右サイドへの当りは、低い球だとひっかかることもある。
今日のピンのポジは真ん中。

「松は高さと距離感次第ではひっかかることもあります。」
「グリーン左サイドは池です。左サイドに外すと転がり落ちることもあります」
「グリーン手前からの寄せがやりやすいので「そこも」狙い目です」
「右は広いので、ピンが右サイドの時は思い切って右に外して狙いというのもありですが、今日のピンポジでは大丈夫ですね」・・・・と。

プロの当たりは、松の木方向へ。
ピンの右よりから、松の枝に触ったかどうかという感じであったが、グリーン手前に落ちて奥のピン方向へ転がる。ナイスオン。

自分の当たりは、高いボールで完璧なショット。
ピン横3m弱。内に付けるバーディーチャンス。
しかし、惜しくも外して、お互いパー。

5番のロングは。ドラコンホール。
ちょうど、第一打の落ちどころが、左サイドにバンカー、右サイドに高い松の木で、狭まった感じを寄り強く受けるホール。
それを越えていけば、多少下りになり広くなっているが。
250Yを越える飛ばし屋はこの辺りまで来るのであまりバンカーも気にならないが。
自分はいつも左サイドのバンカーによく引っ掛かる。



このホールも、その旨を案内して、
プロの第一打は、フェアウェイ右サイドにナイスショット。
これはいい当たり。

こちらもフェアウェイ左寄りにいい当たり。
しかし、その方向の先はバンカーが。越えたかどうかという当たりであったが、結果はバンカーに。
バンカーからの第2打はUTで上手く打てて、右サイドへ。
フェアウェイを僅かに外れてラフに入るが、残りは100Y。

プロも同じ方向へ、ほとんど同じ位置。

距離はそれほどないミドルだが、このホールはグリーンが難しい。
縦長で右奥に斜めに大きな段差がある砲台の2段グリーン。
それも奥が低い段。グリーンには多少打ち上げなのでグリーン面は見えない。
グリーン手前右サイドは大きなバンカー。左奥は急な下りのラフ。
狙いが難しいグリーンだ。

今日のピンポジは、手前の段。砲台の頂上の狭い平らな場所を狙っていく感じだ。
プロの当たりは、ピンの右サイドエッジに落ちる。いい場所だ。

自分の当たりは少し右に押し出す。バンカーの淵にあたってバンカーへ。
ほぼ同じ方向であったが、明暗を分ける。
プロは3打目がエッジから上手く転がりパーオン。

こちらは、バンカーからの当たりが少し大きめ。反対側のラフまで転がってしまう。
ラフからの戻しもグリーンを横断して反対のエッジへ。
右往左往状態のダボ。
プロはパー。
こちらのミスで確実に差をつけられる。

ショット、パットも悪くは無いのだが、コースの罠の説明どおりに自ら見本を示すパターン。設計者に表彰されそうなプレーだ。

次の6番のショート。
前のショートを同じような雰囲気。ここは手前には池があるが、遮るものはない。
右サイドは広いのだが、左は斜面で林までボールが転がってしまう。
距離はしっかりあるので、左サイド&手前のバンカーを避けて、しっかりした距離感で右よりに打つことが大事なのだが。

このホールも見事に左サイドに外して林まで転がる。
プロは確実にオン。
このホールも、ボギーとパーで落とす。

6ホール終わって3ダウン。
相変らず、ミスの仕方が悪い。
この先どうなることやら。
この時点で何となく勝負あったという気分になってしまった・・・・・・・・。
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SARAH VAUGHAN AT Mister Kelly’s

2006-10-17 | MY FAVORITE ALBUM
カーメンマクレーと同じ時期活躍したサラヴォーンも、1958年頃はMecuryレーベルで活躍していた。クリフォードブラウンとの共演で有名なアルバムは、1954年の録音なので、もう少し後だ。
このアルバムは発売が1958年、録音は前年の1957年。CICAGOのクラブ「Mister Kelly’s」でのライブ録音。
この年の、ヒットは監獄ロックを筆頭にエルビスプレスリーが大活躍。そんな中で、甘い歌声のパットブーンの「砂に書いたラブレーター」なども流行った年。

司会の紹介から始まり、1曲目の「September in the rain」へと続いていく。
ピアノトリオをバックに、リラックスしたクラブでの演奏の雰囲気をそのまま感じることができる。
エラなどと較べると、ライブの録音が少ないように感じる。
こんないい感じのライブならば、他にも色々あってもよかったと思うのだが。
所属レーベルの意向なのか、彼女の意向なのか?
このアルバムのCD版は、別の収録曲を含めて全20曲。これを買い直せばいいのかも。

曲はスタンダードばかり。お気に入りは、1曲目と続く2曲目。
その2曲目の「Willow weep for me」の途中で、マイクを倒した後も、そのまま歌い続けて即興で歌詞を変えたりするのはライブならではの楽しさがある。

September in the rain
Willow weep for me
Just one of those things
Be anything but Darling be mine
Thou Swell
Stairway to the stars
Honeysuckle rose
Just a gigolo
How high the moon

SARAH VAUGHAN (vocal)
JIMMY JONES (p)
RICHARD DAVIS (b)
ROY HAYNES (ds)

Recorded on August 8 1957, Live at Mister Kelly’s
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