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五輪アスリート、プロ野球選手、それとも東大医師・・・「子供の将来に対する投資」として最も得なのは?

●「オリンピックに出るのと東大理に入るのはどっちが難しい?五輪アスリート、プロ野球選手、それとも東大医師・・・「子供の将来に対する投資」として最も得する選択はなにか」(現代ビジネス)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33077

 ロンドン・オリンピックの日本の代表選手が293人という数字を見て(ちなみに「役員」が225人も派遣される!)、五輪代表を目指すことはどのくらい困難なのか、例えば子供がこれを目指すことが「投資」としてどうなのか、ということをあれこれ考え、『現代ビジネス』に原稿を書いてみました。

 過去数回のオリンピックの日本代表選手の数はだいたい300人前後です。仮に、勉強に熱心な子供とスポーツに熱心な子供が同数いるとした場合、オリンピックは4年に一度しかないので、これは、受験に置き換えると、毎年試験があって90人が定員の東大理(医学部に進学できる)にやや近い数字かと思いました。
 生まれたばかりの子供に対して、「この子を必ずオリンピック選手にする」と思っている親がいるとすると、これは、「うちの子は、必ず東大の医学部に入れる」と思うのと同じくらいの難事を子供に期待しているということになります。
 オリンピック選手に近い数を持っている集団として、もう一つ目に付いたのが、プロ野球選手です。一軍の支配下選手が28人(外人助っ人を除く)なので、12球団あると336人です。
 投資として考える場合、収入が問題ですが、日本では、超一流のスター選手を望むと、集団として経済的に最も成功しているスポーツは、おそらくプロ野球でしょう。サッカーも人気スポーツですが、収入的には、プロ野球のかなり下ですし、選手寿命も短い。他のスポーツも、プロ野球には及ばないのではないかと考えました。
 そのプロ野球の場合、プロ選手731人(二軍も含む数字です)の平均年収は3千万円台後半の数字になりますが、「平均」は少数の高年俸選手のデータに引っ張られるので「中央値」で見ると、上から365~366番目くらいの選手で14百万円くらいになるようです。
 一方、たとえば、医師を目指すと、「年収ラボ」のデータでは、1141万円(平均年齢39.3歳)とあります。勤務医1千数百万円、開業医は2千万円以上、というようなイメージを持っていたので、やや低めの数値に見えますが、それでも、プロ野球選手の選手寿命が短い(9年位といわれています)ことを考えると、金銭的には医師の方がずっと有利に見えます。しかも、東大の医学部を出なくとも、医師にはなれます。(歯科医師も含めると、毎年8千人弱のいし国家試験合格者がいます)
 こう考えると、子供を将来、プロ野球選手を含むスポーツ選手にしようと考えるよりも、たとえば医師にしようとして勉強させる方が、金銭的な「投資としては」有利なのだろう、という極めて平凡な結論に辿り着きました。
 世の中に、「教育ママ」の方が、「スポーツ・ママ」よりも多いように見えるのは、たぶん、経済合理的なのでしょう。
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「オスプレイ」は何が問題なのか(ダイヤモンド・オンライン)

「ダイヤモンド・オンライン」に、山口県の岩国基地に陸揚げされたオスプレイについて何が問題なのかを考える原稿を書きました。
(http://diamond.jp/articles/-/22027)
 安全性なのか、日本の主権のありかたなのか、それとも別の問題なのか。

 政府は、安全性を確認できなければ日本上空をオスプレイは飛ばないのが日米両国の了解だという趣旨のことを言っていますが、これは、安全をどう確認するのか、具体的な手続きについて述べていないので、意味がありません。
 まあまあ安全だと思うから米海兵隊はオスプレイを使うのでしょうし、他方、この種のものに、絶対的な安全はありません。小さい確率ではあっても、事故は起こり得ます。安全の証明を求めても無駄でしょう。

 加えて、そもそも、日本政府には、米国に対してオスプレイを持ち込むなとか日本国内で飛ばすなという拒否権がないと報じられています。森本防衛大臣は、なるべく住宅地の上を飛ばないように、飛行経路を工夫して貰うように要望すると述べていますが、現実的に出来るのは、この程度のことでしょう。
 日本国内での米軍基地運用に関して、日本の主権が制限されている現状を変えるべきだ、という意見は長期的にはあり得るのでしょうが、それ以前に、日本の防衛をどう考えるのかを決めなければなりません。非武装中立から、核を配備した独自防衛、あるいは対米完全従属まで様々な考え方があるでしょうが、何れの立場に立つかによって、日本の主権をどうしたいのかは大いに影響を受けます。前提条件について考えずに、主権の問題に取りかかることはできません。

 短期的には、オスプレイが日本の基地にも配備されることは、米国が、自主的な判断において、現在の戦術判断よりも、日本の基地周辺住民の意向を重視するといった、とても起きそうにないことが起きない限り、止めようがありません。尚、7月22日の日経の記事によると、これまでのデータでは、オスプレイの飛行10万時間あたりの重大事故率は米海兵隊の他の装備の重大事故率をやや下回るようです。

 こうした状況下で、民間から登用された森本防衛大臣に期待したいのが、以下の三点です。
(1) オスプレイの安全性について、技術的なことも含めて、率直に説明してほしい。
(2) 日本に拒否権がない事情についても分かりやすく説明してほしい。
(3) 日本の防衛の考え方について、複数の選択肢を示して国民に率直に問いかけてほしい。
 森本大臣は、自衛隊のパイロット経験もある軍事の専門家で、同時に外交の専門家でもあります。また、民間人なので、選挙を意識する必要もありません。また、拝察するに、前職の「評論家」としては、日本人に対して、国防と外交について啓蒙することは、氏のライフワークの一つでしょう。
 オスプレイ問題は、日本国民が日本の防衛を真剣に考えるきっかけになるのではないでしょうか。森本大臣に、大いに期待したいというのが、拙稿の趣旨です。

 森本氏には、勉強会で何度かお目に掛かったことがありますが、いいお人柄の方だと思いました。
 今回のオスプレイ問題については、森本氏に気の毒だと思う一方で、これこそ森本氏にうってつけのテーマでもあるので、大いに期待したいと思っています。政治家に気兼ねせずに、正しい情報と、氏の意見を、堂々と国民に伝えたらいいのではないでしょうか。
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「買ってもいい」運用商品全リスト(週刊ダイヤモンド)

 これも本業(資産運用)の原稿。最新号の「週刊ダイヤモンド」に掲載された原稿をご紹介する。ただ、紙の雑誌の進行では、原稿を書いたのは2週間近く前になるので、今ご紹介するのは、今一つ調子が良くない。雑誌に書いた原稿は紹介のタイミングが難しい。

 気を取り直して、内容をご紹介する。
 個人投資家は、以下の①~⑤の条件にあてはまる運用商品は、買わない方がいいし、検討すること自体が時間の無駄だ。
 五条件は以下の通り。
 ①運用の中身の分からない商品は買うな、
 ②実質的な手数料の分からない商品は止めておこう、
 ③同類の商品よりも手数料がはっきり高い商品は、検討自体が無意味だ、
 ④手数料が高すぎるものはダメだ(年間1%を超える実質手数料は高すぎ。0.5%以内を目指したい)
 ⑤生産に資本を提供する「投資のリスク」はいいが、ゼロサムゲームの「投機のリスク」を取るのは「遊び」だし「不利」。

 上記条件で、生命保険のあらかた(個人年金保険も、外貨建ての生命保険も)、仕組み商品のほぼ全て、プライベートバンク、ヘッジファンド、さらに投資信託の99%以上も消える(条件③、④から)。そもそも、検討の対象にしなくていい。、


 この際、買ってもいい商品を「全て」リストアップする方が便利だろう。というわけで、まあまあ以上の運用商品をリスト・アップしてみた。「買ってもいい商品」は、カテゴリーで数個、具体的な商品を数えても、十数個から二十個前後だろう。個人投資家は、様々な商品をいちいち検討する必要はない。自分の家計で取ってもいいリスクのレベルを決めて資産配分(アセットアロケーション)を作り、それぞれのアセットクラスに、実質的な手数料(=市場の条件からの「中抜き」)が最勝で十分分散投資された商品を選ぶといい。

 商品のリストアップは、「週刊ダイヤモンド」の7月28日号の「マネー経済の歩き方」(p109)をご一読下さい。
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「ベンチマークの概念整理」(楽天証券ホームページ「ホンネの投資教室」)

 楽天証券のホームページに連載している「ホンネの投資教室」に、「ベンチマークの概念整理」という原稿を書きました。
(https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/opinion/yamazaki/yamazaki_20120720.html)
 資産運用の話であり、私としては、いわば本業の原稿です。
 ベンチマークには、
(A)アセットクラスの情報を縮約して運用の計画作りに役立つこと、
(B)運用期間中はポートフォリオのリスク測定の基準を提供すること、
(C)運用終了後はパフォーマンス評価の相手になること、
の三機能があり、これらをよく満たすベンチマークを一貫して使用しなければなりません。
 機関投資家における運用の契約ではベンチマークを適切に用いることによって運用がコントロールできますし、個人投資家も適切なベンチマークを考えることの出来ない運用商品は買わない方がいい、といった形で、ベンチマークを意識することが有用です。
 ベンチマークは、「比較の相手に使われる具体的なポートフォリオ」ですが、上記の機能をよく果たすためには、
(1)透明性(構成銘柄名とウェイトが分かる)、
(2)再現性(ベンチマークのリターンをトレースできる)、
(3)規範性(ポートフォリオとして望ましい性質を持っていること)、
が必要であり、これらの観点から具体的なベンチマークの適否を評価することが出来ます。
 概ね、十分な分散投資がなされていて、低回転率で、過去と将来の作成ルーるに一貫性がある、情報がオープンなポートフォリオがいいベンチマークです。
 ベンチマークには、株価指数のような「インデックス」が用いられることが多いのですが、必ずしもインデックスがベンチマークとなる必要もありません。
 デリバティブ取り引きの原資産になっているインデックスをベンチマークとすると、エクスポージャーの調整(ヘッジなど)がやりやすいという長所がありますが、裁定関連の取り引きの影響や銘柄・ウェイト変更の際のトレードで無用な損をすることがある、といったデメリットがあります。
 また、「市場平均」をベンチマークにすると、比較の点で分かりやすいという長所がありますが、市場平均に特別な意味はありません。運用のベースになる考え方によっては、市場平均以外のカスタマイズされたポートフォリオをベンチマークにすることも考えられます。
 以上のような、まじめな話を書きました。運用にご関心のある読者は、ご一読下さい。
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「休眠預金」にたかるシロアリに要注意!

 今週のダイヤモンド・オンライン「山崎元のマルチスコープ」では、「『休眠預金』は預金者に返せ」というタイトルで、休眠預金の活用をダシに新たな「シロアリの巣」(=余計な天下り組織)が作られることになるのではないかという懸念を書いてみました(http://diamond.jp/articles/-/21654)。

 名前からして胡散臭い「成長ファイナンス推進会議」のとりまとめ資料(7月9日付)を見ると、休眠預金の活用を検討することが書かれていて、資料の別紙には新機構のスキーム図が載っています。今年度に検討を終え、来年度に「必要な制度整備を終え」、2014年度から「休眠預金の管理・活用に向けた体制を構築」というスケジュール観のようです。
 注目すべきは、とりまとめ資料の本文中に、「休眠預金を一元的に管理する機構を設ける制度案を中心に検討する」と早くも書き込まれていることです。
 日経の記事によると年間にざっと500億円くらい使えるお金が生まれるらしい休眠預金を活用する「機構」を作りたい、ということのようです。
 ポイントは二点。
 先ず、仮に(百歩譲って)ベンチャーへの投資・融資などへの資金活用を行うとしても、対象を発見・審査するのは、民間がやった方が明らかにいいので、この「新機構」は不要だと指摘しました。必要なのは、休眠預金に関するルールの整備と公知であって、余計な新組織はいりません。この点に関しては、異論の余地がないと思っています。
 次に、休眠預金の発生経緯を考えると、これは預金者全体に返すのが筋ではないかと私は思います。家計の貯蓄性預金(ざっと500兆円)に1ベイシス利息を追加できます。こちらの方は異論があるかも知れませんが、薄くても、広く、公平に、ということです。

 もっとも、ルールに基づいて、広く、非裁量的に、公平にお金を配る政策は、官僚や業者のメリットが乏しいので、嫌われる傾向があり、預金者への還元は実現しそうにない、というのが私の「予想」です。
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「小沢新党のマーケティング戦略」(夕刊フジ「経済快説」)

 私は、水曜日発売の夕刊フジに「経済快説」というタイトルの連載コラムを書いています。原稿の文字数は11字×100行=1100字です。
 今週は、「小沢新党のマーケティング戦略」というタイトルで、新党「国民の生活が第一」について書きました。ライバル紙、「日刊ゲンダイ」は小沢氏の応援が鮮明ですが、ここで書いたのは、批判でも、応援でもありません。小沢新党の政策選択が「案外」次の選挙で奏功するのではないか、という話です。

 先ず、同党の「国民の生活が第一」という党名は、語呂は悪いながらも、他党と異なる語感であることで目立ちます。また、ニュースなどで、党名を言ってもらうたびに同党のキャッチフレーズを訴えることにもなるので、短期的なキャンペーン戦略としては、案外悪くないのではないかと思っています。
 また、「反消費税増税」、「反原発」、「反TPP」という同党の政策、及び「小沢一郎氏」という同党の看板は、支持が過半数に至るかどうかはともかくとして、それぞれマニア的に熱心な支持者がいます。政策に投票してくれる有権者の票を小沢新党が集めることが出来れば、票が割れる小選挙区の中で一位を取る場合もあるのではないでしょうか。一回生、二回生議員が多く、候補者の点で有利とは思えない小沢新党ですが、今回の政策選択は、候補者の弱さをカバーできる面があると評価してみました。
 乏しい手持ち資源の中ではあっても、それなりの戦略を持っており、「案外」侮れないのではないか、というのが目下の印象です。

 以下は、コラムに書いていないことですが、小沢氏は、経営者に喩えると「創業」と「営業」(=政治家の場合は選挙)が得意なタイプなのでしょう。しかし、時々に側近はいても、後継者やブレーンがいない「人事」の弱さ、幹事長時代に政務三役で役所をコントロールしようとした「政治主導」が全く機能しなかった「オペレーション」の弱さは、深刻な弱点だと見ます。
 名前をあげるのは控えておきますが、実業界にも、このタイプの人はいるように思えます。
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当ブログの運営方針について

 7月12日に、Yahoo!は「Yahoo!ニュースBUSINESS」という新しいサービをスタートしました。私はこのサービスに参加することとなり、当ブログは、この「Yahoo!ニュースBUSINESS」のページからリンクされることとなりました。
 これを機に、今後の当ブログの運営方針を少々変化させることにしたので、直ぐには実行できない今後の希望的な予定も含めて、当ブログの運営方針として、私が今考えていることをご報告します。

(1) 長短様々なエントリーをなるべく頻繁に投稿する
(2) エントリーの話題は従来以上に多様にする
(3) 他の媒体に書いた原稿の紹介記事をなるべく載せる。多媒体に書いた記事との内容の重複は気にしない
(4) ブログのデザインを変える
(5) 管理者のプロフィールを更新する
(6) アフィリエイト等ブログを使ったスモール・ビジネスを導入する
(7) コメント、トラックバックに関する処理方針は従来通り(※ 原則としてコメントは即時反映、トラックバックは承認制。但し、どちらも、エントリーと無関係なもの、管理者が不適当と判断したものは、遠慮なく削除する)

 運営方針の変化は、主として、「Yahoo!ニュースBUSINESS」に参加することにより、ブログを頻繁に更新する必要が生じることをきっかけとするものです。加えて、ブログ、Facebook、Twitterなどいくつかの媒体を使ってみて、ブログの位置づけを定義し直す方が良さそうだと判断しました。

 Facebookを使ってみると、実名に近い(匿名に近い格好でこそこそ使っている冴えない人もいますが…)、相手がほぼ特定できるコミュニケーションの心地良さが確かにありました。
 しかし、「友達」の数が増えるに従って、不特定多数が相手のブログとの書き分けが曖昧になり、告知や意見のやりとりはオープンなブログでやる方が生産的ではないかと思うようになりました。Facebookは、他人との連絡、ブログではやりとりしにくい意見の発信や、ややプライベートな情報発信に主に使うことにして、その他の諸々の発信はこのブログで行うのがよさそうだと考え直しました(Facebookはビジネス利用には、もっと別の可能性がありそうに思えますが、私にとっては将来の課題です)。

 また、私の情報発信をフォローしてくださる有り難い人のためにも、私自身の備忘録的意味合いでも、別の場所に書いた原稿や記事、つぶやきなどについて、多少形を変えつつ、このブログにまとめておくのが便利ではないか、と思うようになりました。
 これは、余計な手間の掛かる作業なので、どこまでできるか分かりませんが、他の発信内容を当ブログで紹介することを増やそうと思っています。
 これまで、他の媒体の原稿と当ブログへの投稿とのテーマの重複をなるべく避けようと考えてきましたが、この方針は、連載原稿が増えるのと共に、時間面でもテーマの面でも当ブログに原稿を書く動機と余裕が無くなる結果をもたらしました。今回、この方針を逆方向に転換するわけです。

 ブログ開始時の47歳になっているプロフィールの更新も必要ですし(私が今年で54歳です)、デザインもそろそろ変えたいと思っています。また、ブログに掛ける手間が増えることを思うと、アフィリエイト等の商業的な利用も付け加えたい、と思っています。
 これらは、何れもブログの設定の変更やデザイン変更などの手間が掛かるので、近い将来の予定です。当ブログは、もともとgooから提案があって、gooの担当者にデザインなどを作って貰ってスタートした経緯があります。利用方法やデザインなどについては、gooと相談する必要があります。もともとの義理、及び読者の利便性を考えると、今後もgooでの運営を続けるのが良かろうと考えています。

 コメント、トラックバックなどの処理方針は従来と変わりません。このブログを始めた時の思想的な「手本」は、当時の堀江貴文さんのブログでした。堀江氏は、的外れな批判や時には罵倒に近いコメントも含めて「何でも載せておくのが、おおらかにも見えるし、トラフィックも稼げるし、賑やかで良い」と多分考えておられたのだと思います。
 私は、「これは、学ぶに値する方針だ!」と思ったのでした。
 その後、トラックバックに関しては、「エロ系のものが多くて女性読者にはツラい」との読者の意見を反映して承認制としましたが、コメント欄は原則オープン・即時反映としています。
 ただ、最近、コメント欄に、おそらく自動ないしはごく軽い手間で物品販売系のサイトに誘導しようとするコメントを頻繁に見かけるようになり、これの削除(削除しないと「意味のある新規コメント」が注目されなくなる)に手間がかかっています。
 推測するに、私が現在の10倍くらい(もっと必要かな?)有名になると、諸々の理由でコメント欄が荒れやすくなる公算が大きく、この方針が不適当になる可能性がありますが、当面は従来通りの方針で行こうと思っています。
 但し、今後、エントリーの内容と関係のないコメントに関しては、削除比率を上げる方針です。
 私への連絡や、意見、それ以外に告知してほしい内容などは、私宛のメールあるいはFacebookのメッセージでお寄せ下さい。このブログに掲載する意味があると思うものについては、その後にエントリーで取り上げるつもりです。
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