山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

午前の訪問者【ツルベェ君】

2014-08-21 12:20:49 | モノローグ【エトセトラ】
電話で目が覚めた。時計を見ると9時だった。
「あの件だろう?」と用件が頭の中をぐるぐる回って慌てていると、お相手はお盆に会った学生時代の友人、通称ツルベェ君だった。
「ちょっと会えないかい?」と言うので「少しの時間だったらいいよ。」と返事すると玄関のチャイムが鳴った。玄関で電話をかけていたのだった。
部屋はごった返している。「外で食事すれば良いか!」と思いドアを開けると、いきなりズケズケと上がり込んでヒライの弁当を二つ持って「食おう。」と座り込んでしまった。
「何の用だろう?」と伺っていると「顔を見たかっただけだ。」と言われた。意味深である。
永久の別れを告げに来たのかい?・・・イヤな予感がしたが、そのようなニュアンスは微塵もなかった。ふーむ。
今日は謎を残したまま、演劇に取り掛からなければならない。
ふーむ。1時間くらいで別れたのだが、ふーむ。気になる。
つづきがあるような気がしてならない。

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