山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

寺山修司のススメ【3】

2013-04-02 05:40:16 | 「レミング」2013
客演:西川創(熊本大学演劇部)
「少年」
白塗り・学ランの少年が登場する。それはレトロ「昭和」かサブカルチャーの象徴のようでもある。
共同演出さかもとまり 強い要望での登場となった。直感や寺山修司降臨が渦巻く稽古場になってきた。
メイクデザインはダンス振付のまみちゃん。
役者は作られながらも自身の役柄として作る側に立つ。ロボットではなく、人間だから化けることが役者の力となる。私は「かわいい」と思った。
ファッションは時代を映し出す拡大鏡。思想を生む狂言と位置付ける。
後付けで「レミング」を寺山劇の今として意味づけたい。恐怖と狂気が逆転し、やさしさと正気に反転する。
リアリズムとは何?劇では等身大や日常感覚が麻痺する不思議な力を生み出す。もうひとつの世界を送り出すことができる。

レミング●熊本市現代美術館アートロフト
4月27(土)pm2:00/pm6:00ー28日(日)pm2:00
前売2000当日2500■予約メール

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