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山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

KAGUYA 初日

2011-05-13 23:56:32 | No.56「KAGUYA」
■5月13日(金)晴れ

正午に会場入り。笹の匂いが心地良い。小屋はマイナスイオン。
鳥居の素材を提供してくれた山本徹夫君(造形作家:劇団第2次1984-2000の頃の舞台美術担当)が見に来た。伝説の男である。海外(韓国やスペイン)での評価が高い彼は、劇団夢桟敷の経歴にとって欠かせない戦友とも言える。作曲の中村さんも長崎から2泊3日で駆けつけてくれる。1979年旗揚げメンバーの同志、海幸大介も!
初日は「KAGUYA」制作関係者が揃う。大入り満タン。













午後3時からのリハーサルを終えて、アートの町、レトロの町、河原町問屋街通路を散策した。劇団夢桟敷のアンテナショップをこの町に出そう!という決意は固まった。
この町での公演は3月「ねじ式」から2回目であるが、「町が私たちを招いている。」と直感したのだった。路地裏の文化が見え隠れする。これだ!忘れかけていた人情の匂い。古き良き匂いは、今だから新鮮である。

新人=赤井犬彦のデビュー作となった「KAGUYA」。彼の出番をもう少し増やせ!という声も聞こえた。新人にしては強烈な色を放つ存在感が認められる。

公演は15日(日)まで。やっぱり、希少なアングラ劇を継承する劇団だと再確認する。リアルじゃない。虚構の集団力である。意図的に。・・・河原町に「妖怪」が現れた。