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山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

KAGUYA 劇的に

2011-04-13 23:28:10 | モノローグ【エトセトラ】
熊本チホーは桜も散りミドリに変わっています。
声なき声が聞こえる。

「時が来ました。この世での修行も終わりました。滅私不死の新たな修羅場へ参ります。」
かぐやはそう言い残して月に帰った。
あれから千年。・・・再び、かぐやは戻って来た。人間の姿をしているが、妖怪となって戻ってきたのである。

公演までの稽古日記を綴ります。


【15】■4月13日(水)中央公民館



公演まで一ヶ月になった。慌てない。じっくり腰を据えている。傍からみればノンビリしているように見えるだろうが、役者の身体作りとヒラメキに集中する。

今日はダンスレッスンに1時間をかける。ほぼ振り付けが見えた。
場面の繋ぎに課題を残しているが、頭の中の計算と現実の食い違いを見極めることが大切。身体で覚えていることを優先したい。
MAMI先生(通常はマミちゃんと言っている!)にはお世話になっております。
彼女とはユニット笠戸丸「ボクノフルサト。」ブラジル公演(2009。2)でタップダンスのコーチ、振付、出演からの仲間として関係が続いている。身内、家族同然。

劇団夢桟敷でのオドリは日本の伝統芸能、パントマイム、暗黒舞踏などの様式をサルまねのように据えてきたが、POPダンスを経験することにより、オドリの幅は広がってきている。同時に共通点も発見するようになった。
オドリに流派なんてものは関係ないとも思えるようにもなった。オリジナルはより多くのものを吸収した中から芽生えるのです。

いよいよ稽古も後半戦へとススム。じっくり行こう。