串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

日本オオカミ最後の地

2022年08月12日 | 旅-関西

奈良県上北山村にあるフォレストかみきた

いまなら。キャンペーンを利用しての宿泊。

又兵衛桜で有名な大宇陀に寄り、銘菓きみごろもを買う。

日持ちせず、賞味期限は当日中。

冷蔵庫で保管すれば翌日までと短い。

食べなくちゃ・・・1日3個食べました。

マシュマロを薄焼き卵でくるんだ感じです。

卵、べちゃとならず、しっかりマシュマロをガード。

東吉野村は最後に日本オオカミが捕獲された所。

国道166号線沿いに立つ大きな看板。

看板から車で5分程の県道16号線沿いには、等身大のオオカミの像が立っている。

明治38年、東吉野村で捕らえられた若オスが、日本で最後の捕獲の記録となっている。

英国人の手に渡り、今は大英博物館で標本となっている。

その等身大の像です。

 

オオカミにはちょっとした思い入れがあります。

平成21年、旭山動物園を訪れた際、3頭のオオカミを見ていました。

しばらくして、うち1頭が死亡したとの事。

死んだオオカミの写真を撮ってました。

その時もアップしてますが・・・。

以来、そのオオカミを不憫に感じ、ネコに次ぐ二番めに好きな動物となりました。

かつてこの辺りの山々をオオカミが闊歩し、その絶滅を確認した最後の地かもしれないここを訪れたかった。

 

昭和26年、この近辺に天皇陛下が来られたとか。

道を挟み高見川が流れ・・・。

水遊びをする家族連れ、釣り人の憩いの場所になっている。

早いめの昼食。

注文したのは、きのこごはん定食。

ごはんは、キノコがいっぱいで味付けも良くておいしかったが、ちょっと高いかな。

小鉢はキノコの佃煮、酢の物、それに大根もち。

すぐそばに天誅組義士の墓があった。

天誅組の終焉の地もここ東吉野村。

単なる偶然でしょうが、終わりの地と言えば叱られるでしょうね。

適当な言葉を探していたら、この記事の最後に書かれている
「滅びゆくものに優しい土地」・・・名言です。

 

逆賊として死んだはずが、明治になって新時代の魁となったと志士に復権。

霊が靖国神社にも祀られている。

なるほど、墓が立派なのもうなづけます。

テーブルや椅子、道具の域を超えて自然と一体化。

この記事についてブログを書く
« 3度目の湯之谷温泉の食事 | トップ | 大滝ダムからフォレストかみ... »

旅-関西」カテゴリの最新記事