昨年の12月にアップした写真ですが、
ここに写っている白い方のオオカミ「クリス」が死にました。
日曜日だったかな?
テレビで放映された「旭山動物園」を見ていました。
ご覧になった方もおられるでしょう。
最後にこの話が流れ、それまでは、「可愛い~。」とほほえましく見ていたのに、
突然水を浴びせられたような気持ちになりました。
去年の3月、オオカミ園のオープンに伴って秋田の動物園からやってきた、メス4歳のクリス。
足の指がなくて走る姿も痛々しかったのですが、他の2頭と共に園内を走り、一緒に遠咆えするまで
群れの一員として育ってきて、オスの「ケン」との子供まで期待されていた矢先の出来事だったらしいです。
旭山動物園の「ゲンちゃん日記」に詳しく述べられています。
この写真を撮った時も、孤独を楽しんでいるオオカミにちょっかいを出しに来て、咆えられているところでした。
旭山動物園に来て、オオカミらしく生きたようですが、あまり幸せではなかった一生、そして最後の亡くなり方・・・。
可哀想で、頭から離れません。
あの世で子供達に囲まれ、群れの一員として楽しく暮らしているよう・・・祈ってます。