串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

龍神温泉街

2022年10月04日 | 旅-関西

橋の下を流れるのは日高川

橋を渡ると龍神温泉の駐車場。

 

萬屋さんは温泉街の入り口にあります。

温泉街といっても数軒の宿が並ぶだけ。

その一番奥に、立ち寄り温泉の元湯があります。

ここは素泊まりで泊まれます。

元湯の入浴料金は800円。

へぇ~、公衆浴場なのにえらい高いなぁ。

紀州の殿様も訪れた上御殿。

国の登録文化財に指定されている建物です。

寛永16年(1639年)徳川家康の第10子頼宜公が紀州藩主となった時、格別、温泉を愛でた為、
この地に藩費でこの館を建て、管理を龍神家に任せ、殿様専用の宿として使われ始めた。

廃藩置県後は一般の宿として営業し、明治17年、大火によって消失するが、翌年再建され現在に至る。

平成11年、紀南初の登録文化財に指定された。

以上は宿の前の案内文から。

と、いう事は明治18年に建てられたので、今年(2022年)で、築136年かな。

早朝、1階の廊下に雨戸が入っていた。

 

上御殿の横は有軒屋、下御殿、元湯と宿が続く。

元湯を入れて7軒の宿が並ぶが、うち2軒は既に廃業。

有軒屋さんのきれいに掃除された玄関。

突き当りの元湯は、朝の7時から営業。

コテ絵かな?

コンクリート絵でしたが、よく出来てるなぁ。

吊り橋が架かってます。

これを渡れば旅館さかいさん。

渡りかけましたが、揺れるし、板は薄いし・・・引き返しました。

はぁ、すっかり軟弱者。

チェックアウト後、わかやまリフレッシュクーポンを使おうと季楽里龍神に寄りました。

大きくきれいな公共の施設。

客はこの施設を選び、龍神温泉街にある宿へは泊らないのかしら?

もしかして龍神温泉街の寂しさは、この施設にも一因があるのかも・・・と、思ったり。

又、高野山を抜けて帰りました。

 

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