串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

竜串海中公園

2010年01月26日 | 旅-中国・四国

足摺岬を後にして、近くの竜串海中公園へ寄ってみることに・・・。

二度目に足摺岬を訪れたのは、夏の暑い日で、子供がまだ小さい頃でした。
あれから、もう25年ほど経ちます。

この日の泊まりは、道後温泉。
結構、距離があって竜串を見ている時間はないのですが、なんだか懐かしくて。

竜串の広い駐車場に車は停まっていません。
そして、観光客の姿も見えません。

車を停め、見ようか、やめようか、迷っていると、観光案内所から女性が出て来ました。

「1周25分ほどで見れます、是非・・・。」と、誘われるままに歩いてみる事に。

きれいな海に、ゴツゴツした岩が広がります。

引き潮だったのでしょうか、水たまりを探ると、いろんな貝が。
貝殻ではなく、みんな生きている貝でした。

子供達には絶好の磯遊び場でしょう。

濡れている岩は滑ります。

腰が痛い私には、デンジャラスゾーン。
ぐるっと回るのは、やめにしました。

遊歩道の入り口にあるレストハウスは、随分前に閉鎖になっているようです。

近くの立派な建物の中華料理店も閉めているようで、随分、寂れている感じでした。

足摺岬を訪れる観光客は、年間80万人。
そのうち竜串海中公園まで足を延ばす人は、1/5とか。

この日も足摺岬には、決して多くはないが、観光客の姿は見られた。
その人達も、ここまで足を延ばさないんだろう。

足摺岬から竜串まで、路線バスは運行しているのだろうか?
これだけ車社会になっていたら、路線バスが運行していても乗る人は少なく、廃止になってしまう。

路線バスの運賃の高さにも驚く事があるが、そうしなければ廃止路線になってしまうだろう。やむを得ない。

これだけ見ごたえのある竜串海中公園なのに、実に寂しい観光地になっていました。
日本全国、以前は客が押し寄せたのに、今はすっかり寂れている観光地があり、
久しぶりに訪れ、その変貌ぶりに驚く事がある。

かく言う私も、観光案内所の方に誘われなかったら、素通りしてしまっただろう。

グラスボートのおじさんも手持ち無沙汰で、帰ろうとする私達を眺めているようでした。

今度はゆっくり時間をとって、竜串、見残しを見るようにしよう。


 

 


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