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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

山田旅館の風呂

2014年09月06日 | 宿-甲信越

 う~ん、残念!

好きだった地下の風呂が閉鎖になり、新しく温泉館なるものが出来ていた。

そういえば4月に訪れた際、トンカチ工事をやっていたのは、これだったのか。

今まで立ち寄り客は元湯しか入れなかったが、今は元湯もこの外湯も入れるようになった。

それでは宿泊者専用という風呂はなくなってしまったんだ。

う~ん、宿泊客より立ち寄り客重視なんだろうか?泊まった客にはおもしろくない。 

以前の地下の風呂を宿泊者専用にして復活して欲しいと言ってみたが、どうも無理な様子。

駐車場を横切り、仮設階段を下りた所から入る立ち寄り客専用の入り口はあるが、宿泊客は新館の食事処前を通り別棟へと。

真新しい木の香も漂う浴室だが、趣はないなぁ。

↑ の写真の中央にある戸から露天風呂へと出て行く。

露天風呂への出入口の方から見ると・・・。 

カランは3ケ所あり、そのうちシャワーがあるのは1ケ所だけ。

シャワーの湯はぬるくて洗髪に時間がかかる。

アメニティは風呂場の中にこれだけ。

はぁ、客が多い時はシャンプーもままならない。

若い女性なら戸惑うだろうなぁ。

この山田スタイルを分かって泊まらないと、文句たらたら・・・と、なりそう。

一度泊まって知ってはいたが、やはりこぼしている私。

しかし、どこか惹かれるモノがある宿で、次も泊まってもいいかな・・・。

内湯から出て4~5m歩いて露天風呂。

冬はこの通路、寒いだろうなぁ。

道路から見えるので目隠しがしてあり、露天風呂といえども展望はまるで無し。

アブなどは見かけなかった。

風呂がピカピカなんだから手桶も新品にすればよいのに、成分がコテコテにこびりついた手桶が置かれていて、思わず苦笑。

脱衣所、冷房はなく扇風機が置かれている。 

洗面台の前にはドライヤーが一つあるだけ。

こちらは男性用の内湯。

シャンプー類は女性用と同じ。

右手の戸から露天風呂へ出て行く。

男性用露天風呂は目隠し無しで展望抜群。

朝、散歩をしていると仁王立している人が道路から見えた。

 

 

立ち寄り客用の休憩室。

座布団なかったような・・・。

ちょっといい感じで椅子が置かれているが、テーブルはない。

立ち寄り客が通る所に飲泉場があったので、宿の人に断りペットボトルに何本か頂いた。

元湯はやはり湯気が凄くてはっきり撮れない。

今回、日本秘湯を守る会のサイトから予約をし、オール込の@14400だったが、もっと宿泊料金の安い本館で又泊まろうと思う。

前回泊まった時の風呂の様子はこちら


再び山田旅館へ

2014年09月03日 | 宿-甲信越

今年の4月には、江戸時代からの建物本館での泊まりでした。

その時、風呂で一緒になった人から新館の部屋の備品を聞き、えらい違いだ、次は新館に泊まろうと思っていました。

そして新館の部屋へ。

チェックインは部屋で。

お迎え菓子は「雷鳥の里」だが、これは好きじゃない。

エレベーターで2階に上がった8畳間の角部屋でした。

直角の二方向に窓があり、網戸にしておくと風が通り涼しいのですが、外部からよく見えるのでそうもしてられない。

入り口の方を見て・・・。

結構大きな冷蔵庫の中は空っぽ。

暖房はあるが冷房設備はないので、真夏は暑くはないか心配だったが扇風機は置かれている。

冷蔵庫の反対側にトイレとバス、洗面所。

これだけ大きな冷蔵庫だったら冷水ポットぐらいは入っていてよいものだが、冷水は就寝時にも用意されなかった。

蛇口から出る水を飲め・・・と、いう事なんだろう。

ポットは電気ポットではない。

どうも聞いていた内容と違う。

ウォシュレット、電気ポット・・・聞き間違えたのだろうか?

それとも、もう一ランク上の部屋には備わっているのだろうか?

ユニットバスでトイレはウォシュレットではないし、便座も冷たい。

風呂はあるのに、シャンプーやせっけんは置いていない。

洗面所はそこそこ広いが、アメニティはハンドソープだけでドライヤーはない。

ドライヤーは風呂場に1つあるだけ。

ちょっとごわごわのバスタオル。巾着袋などはついていない。

浴衣は前回と同じ宿で洗濯されたものだった。

この浴衣、丈は長めだが打ち合わせが狭くて、よほどスマートな人でないと前がはだけてしまう。

客に媚びない宿だ。

近所には廃業した宿もある。

江戸時代から長きにわたり営業を続けてこられたのには過剰なサービスをしないという「始末」の家訓でもあるのかと感じた。

長々と文句を書きながらも食事に惹かれてしまう。

夕食は17:30~と早い。

朝・夕共に食事処でいただく。

今回泊り客が少なかったせいだろう、前回とは違う玄関に近い食事処で椅子席だった。

前回は「食事の用意が整いました」と館内放送が流れたが、今回は各部屋の電話が鳴った。

食事は一気出し。吸い物は席に着いたら運ばれてきたが・・・。

後で味噌汁とデザートが運ばれたが、それ以外は全てテーブルの上に。

焼き魚は冷え、天ぷらも天つゆがあったかいので、まぁいいか。

一品づつ運ばれるより、この一気出しの方が好きな私には文句はない。

吸い物、いい味してます。

先附はリンゴが入った寒天、野菜のあえ物、柔らかく湯がいたモロッコ豆。

さすが湯で加減はバッチリ。

左後ろのよもぎ饅頭は絶品。

これを食べる目的で山田旅館に泊まりたくなる私。

冷酒がウマイ!

雨飾山麓の雪の中に3ケ月埋設して熟成させた無濾過の生酒雨飾山

買って帰ろうと思ったのに、買い忘れ「道の駅小谷」の通販で購入する事に。

そして楽しみにしていたこの煮物。

どれもしっかり味がしみ込み、特にカボチャは甘い薄味でおいしかった。

よもぎ饅頭は部屋に持って帰り頂いた。

甘味を抑えた小豆餡の回りをくるむ柔らかいヨモギ餅、絶品です。

朝食は7:00~と、これも早い。

う~ん、前回おいしかった卵焼きは目玉焼きに変わっていた。

魚のアラ煮が甘味と醤油味が絶妙で凄くおいしい。

アラ煮だがほとんど全部食べられる上身。

そしてナスの揚げ煮も甘辛丁度よく、ぴりっと辛みも効いて抜群においしい。

 山田旅館の華やかさには欠けるが、しっかりした食事スタイル、私は好ましいが、熱いものは熱いうちに・・・と言う人には向かないでしょう。

 


山田旅館の風呂

2014年05月15日 | 宿-甲信越

風呂のすぐ裏に源泉が湧く大湯元の山田旅館。

源泉温度を下げる目的で、湯は高さ2m程の湯滝になって湯船に注がれる。

写真ではよく見ていたが、実際に浴室に入るとその湯滝から流れ落ちる湯量の豪快さに圧倒される。

しかし、もうもうたる湯気でレンズが曇り写真が撮れない。

湯船の周囲のゴムマットがなんだか気持ち悪くて好きじゃない。

抽出物が付着し、座ると痛いからだろうか・・・?

水だけが出るカランが2ケ所あるだけのシンプルな湯を楽しむ浴室。

寝湯もあり、こちらの風呂は24時間入浴可能。

 コップがあり飲泉しようとしたが、湯が凄い勢いなのでコップに汲むのも一苦労。


 

卓球台、マッサージ機、ローラーベッドなどの健康器具が置かれている「健康館」にもう一つの源泉「新湯」の風呂がある。

こちらは男湯で、女湯とは左右対称な造りなので時間によって男女の入れ替わりはなく、入浴時間は6:00~22:00まで。

こちらは女湯で、内湯の横から露天風呂へ出て行く。

笹濁り色したナトリウム-炭酸水素塩泉が惜しげもなく湯船に注がれる。

元湯よりは少し温度の低い新湯源泉がドバドバ。

カラン5ケ所、そのうちシャワー付きが3ケ所。

右端の樽は温泉熱で熱交換した沢水で、ぬるい湯があふれている。

結構、この湯使いました。

たっぷりあるようだけど、洗髪などに使うと湯は樽の底に近くなった。

惜しげもなく使うシャンプーや体を洗う湯、結構な量を使ってるんだと認識。

アメニティはこれだけ。 

内湯からも湯が流れ込む露天風呂。

「展望野天風呂」と銘打たれているが、まさしくその通りの絶景が広がる。 

立ち上がっても向こうから見られる心配もない。

露天風呂、そう好きではないのだが、このあまり大きくない、
しかし自然と一体になれるような露天風呂は多いに気に入り、

久しぶりの、そして好きな泉質のNa-HCO3泉を存分に楽しんだ。

この風呂は、次に訪れた時は使われてなく新しい風呂に変わっていた。

私としては、こちらの風呂の方が好きだった。

    • 源泉名:小谷温泉新湯  ナトリウム-炭酸水素塩泉
    • 温度:48度  湧出量:55.3L/M  PH=6.7
    • Na=816  Ca=36.9  Cl=64.6  HCO3=2252  CO2=564.1
    • 成分総計:3828mg/Kg  

チェックアウト時、お歳を召した大女将が対応され「秘湯のご招待に是非どうぞ・・・。」と勧められる。

本館宿泊なので宿泊料金はオール込みで10800円ほど。

あれがない、これも・・・と、愚痴ってしまったけど、湯の素晴らしさ、地味だけど手抜きのない料理、スタッフの礼儀正しさ・・・、
長い間培われた老舗宿のノウハウの素晴らしさを堪能できた宿だった。

新館に泊まられた方の話では、ウォシュレットのトイレ付き、バスタオル、電気ポット、冷蔵庫・・・全て揃っているらしく
次はちょっとはりこんで新館に泊まろうと思った。 


山田旅館の食事

2014年05月12日 | 宿-甲信越

 食事は朝・夕共に食事処でいただく。

夕食は17:30頃、朝食、う~ん何時だったっけ?(結構早い時間でしたが)館内放送で食事の用意が整ったとアナウンスされる。

館内放送とは、初めての経験。

待ってましたとばかり、いそいそ別館にある食事処へ急ぐ。

椅子席ではないので少々辛かった。

料理はすべて並んでいて料理の説明も品書きもない。

華やかさはないが、定番料理は全て並んでいる。

手前のお漬物、野沢菜の古漬けのようだがおいしかった。

天ぷらは冷めていた。

左上の煮物はタケノコ、コンニャク、竹輪、大根・・・どれも薄味ながらしっかり味がしみこみ実においしかった。

お刺身要らないからこの煮物、二人前ほど食べたかった。

右上のよもぎ饅頭はデザート。

餡をくるんだお餅が柔らかくこれもおいしく、要らないという相方の分を部屋に持って帰り夜食に頂いた。

 


 

こちらは朝食。

お米がおいしい。後で泊まった魚沼の宿で食べた純正魚沼コシヒカリよりも味がありおいしく思った。

私が作ってもこんな感じに仕上がる卵焼き。

山田旅館の食事は、この卵焼きに代表されるような手作り感いっぱいの素朴な料理だったが、
どれもしっかり味付けされ、気取らない老舗宿の心意気を感じる好ましい料理だった。 


小谷温泉 山田旅館

2014年05月12日 | 宿-甲信越

日本秘湯を守る会のお宿でもある山田旅館。

国道148号線から県道114号線へ入り、20分ほど道なりに走って山田旅館に到着。

建物の写真はよく見ていたのでさほど驚きはしないが、江戸期、大正、平成にそれぞれ建てられた宿の全体像はかなり広くてこれに驚いた。

泊まった部屋は玄関の真上、バルコニーが見える所にある。

玄関を入ると見事に咲いたランがお出迎え。

フロントの横の部屋はロビー。

ロビーの内部。

江戸期に建てられた3階建て本館の2階で、部屋にはコタツ(好きじゃない)が置かれていた。

8畳間だったと思う。

テレビは14インチだろうか?映りも悪く、見れるチャンネルはBS、ケーブルテレビで9チャンネル程。

浴衣はクリーニング屋仕上げではなく、宿で洗濯されているものだった。

浴用タオルはあるがバスタオルは用意されていない。

テッシュペーパーもない。

バスタオル、テッシュペーパーは車に積んでいるのを持って来た。

あれもない、これも・・・と、戸惑ったが、一番困ったのは歩く度にギシギシと床が鳴る事だった。

階下は吹き抜けのせいでいっそう響くようで、そろっと歩かなければいけなかった。

部屋に鍵はかからない。

部屋の前の廊下からは大正期に建てられた新館が見える。

もちろん部屋にトイレはない。

冷蔵庫も電気ポットもないが、翌朝、ポットは熱い湯に交換されていた。

この朝の湯の交換をしてくれる宿は案外少ない。

姫鏡台の下に金庫。

部屋は施錠できないので、貴重品は金庫へ入れる。

私たちの部屋の奥に3~4部屋あった。

廊下をはじめ階段もピカピカに磨きこまれていた。

部屋の近くにある共同のトイレにはウォシュレットもあり、広くてきれい。

そして、トイレの奥には自炊客用の台所があり、喫煙所(館内全面禁煙)の貼紙がある所には洗濯・乾燥機が1機。

奥にある冷蔵庫を使わせていただいた。

山田旅館の看板の下に元湯の浴室があり、階段の上り下りはあるが部屋からは近い。

立派な蔵が建っている。

山田旅館には、私たちが泊まった江戸期建築の本館をはじめ全部で6棟は登録有形文化財に指定されているが、この蔵も登録有形文化財。

 梁や扉の上部にはコテ絵が見られる。

凄い看板がかかっている。

明治の頃、ドイツで開催された温泉博覧会に日本を代表する4大温泉の一つとして出泉されたらしい。

看板の下は元湯の浴室。

蔵の横に湧き水があり、この先のビジホ宿泊での飲料水用に水を汲んだ。

翌朝、路線バスがやってきた。

一度、雪の多い時に泊まろうと電話したが、冬タイヤだけでは上がれない、四駆でないと無理と言われた。

このスノージェットの他にも無理だろうなぁ・・・と、思われる箇所が2箇所ほどあった。

 

 


御宿政喜の食事

2014年04月20日 | 宿-甲信越

政喜の食事は、朝・夕共に隣室に用意された。 

嬉しい事に椅子席。

セッティングされていた夕食の膳。

食前酒は女将手製のリンゴなどの果実酒で、結構度数が高くお替りしたいぐらいおいしかった。

前菜は、揚げしらすトッピングのうるいのおしたし、ウドの肉巻き、蚕豆の白和え。

個体番号明記の信州和牛は陶板焼きで。

昆布〆信州サーモンと湯葉の刺身。

先附は、エビをしのばせたカブの茶わん蒸し。

筍豆腐の吸い物。

湯葉饅頭、よもぎ麩などの炊き合わせ。

エビと山芋真薯を湯葉でくるんだ湯葉饅頭。

信州サーモンの木の芽焼きに添えられた菜の花昆布和え。

山菜の天ぷらと続き、おひつにたっぷり信州産コシヒカリのご飯が出てきた。

お腹いっぱいになっていたが、お口直し程度に頂いたご飯、甘味があってとてもおいしかった。

デザートは苺のヨーグルトムース。

これは・・・?と、思った料理は一品もなく、どれも丁寧に作られ凄くおいしかった。

調理は息子さんが担当との事。

ちょっと不愛想な女将さん、ご飯をよそってくれる訳でもなく、朝食後のコーヒーも脇のテーブルに置くだけ。

しかし、このベタベタしない接客ぶりが私達夫婦には好ましい。

朝食もおかずたっぷりでおいしい。 

これで一人税込9300円。

料理の上手なオーナーシェフの宿はコスパが良くて、又行こうという気持ちになる。

部屋にトイレがないと困ると言う相方だが、ここは又泊まりに来たいと言うお気に入りの宿になった。

 


渋温泉 御宿 政喜

2014年04月20日 | 宿-甲信越

2014.4.12 旅の目的は妙義神社の枝垂れ桜を見るつもりだったが、既に見頃を過ぎている様子。

例年4/10頃に満開になると神社関係の人から聞いていたが、どうやら今年は早かったみたい。

急きょ予定を変え、低料金ながら食事がおいしいという渋温泉の「政喜旅館」へ泊りに。

宿は温泉街の最奥にあり、近くには足湯や温泉神社がある。

3台ほど停められる駐車場と玄関前にも車は停められる。

寂れた雰囲気の宿もある渋温泉街の中でひときわ目を引く辛子色の壁の政喜旅館。 

ロビーの反対面に貸切の風呂が2ケ所あり、ここは湯上り処でもあるので、ここで冷水が飲めればいいのになぁ。

部屋は全て2階で、部屋数は10部屋ぐらいあるのだろうか?

どの部屋も食事はすぐ隣の部屋に用意されているようなので、1日5組ほどしか予約は受けないのだろう。

3畳の広縁に中身が少々入った冷蔵庫が置かれている。

ポットは電気ポットだが、夜に冷水が用意される事はなかった。

きれいに清掃されている洗面所にドライヤーが一つ。

トイレは共同だがウォシュレット完備され、こちらも清掃が行き届いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    風呂は2ケ所。

 いずれも貸切対応で24時間入浴可能。

 予約は不要で空いていれば中から施錠して使う。

 

二人も入ればいっぱいの小さな湯船に源泉が掛け流される。

水道の蛇口があり加水自由。

どちらかというと熱い湯の方が好きなので、ぬるめが好きな人の後に入るのは物足りない。

お尻が痛くなる椅子が一つ。

源泉は「荒井河原比良の湯」で、この湧出地は地獄谷へ行く途中にあった。 


再び村杉温泉 角屋旅館

2014年03月03日 | 宿-甲信越

1月、日光湯元から新潟へ出て再び村杉温泉「角屋旅館」に泊まった。 

 

黒メダカの鉢にもモコが巻かれ冬仕様。

門松には豆ガラが添えられている。

大阪辺りでは見かけないので珍しいなぁ・・・と。

今回も一番リーズナブルな部屋で。

広縁の奥に飲み物が入った冷蔵庫が置かれていた。

部屋の入口を入り、右手が部屋、奥に洗面所とウォシュレットのトイレ。

 

正座出来ない私用に、少し高い座椅子が用意され、座布団はまるでクッション。

オカモチの中のお茶セット。

私好みの茶器。

煎茶も上等、おいしい。

ロビーには囲炉裏。

大きな茶箪笥の中に自家製果実酒が色々。

果実酒は食事時に注文できる。


花のまるいし

2013年12月22日 | 宿-甲信越

 まるいしさんの館内、いたる所に女将の押し花で作った絵画が飾られていた。

↑はその1枚で、あれこれ見て回るのも楽しかった。

女将は元理科の教師をされてたとか。

頭の良い女性は料理が上手だという。

きっと女将は、なんでも上手にこなされる頭の良い方なんだろう。

そして宿の回りは花であふれていた。
今は全てを雪が覆い隠している事だろう。

 

 

 

これらは押し花にされ、宿を飾るのだろう。

帰りにお土産を頂いた。

車の中で開けてさっそく頂く。

おもてなしいっぱいの心温まる宿だった。

私のような歳になれば、もう少し落ち着いた宿がむいているだろうが、若い人にとっては、
ボリュウムたっぷりの料理やコスパの良さ、
多種のアメニティ・・・人気があるのがよく分かる宿だ。


まるいしのご飯

2013年12月20日 | 宿-甲信越

まるいしさんの食事は朝・夕共に食事処で。

夕食は18:00と18:30から選ぶ。 

席に着いて

宿泊料金は@8,800円なのに、テーブル狭しと料理が並ぶ。

見た目も美しい野菜中心の前菜だが、よく見れば板前料理ではないような気がする。

私でもがんばれば出来るかもしれない。

いや、これだけ材料を揃えるのは難しいし、こんなきれいに盛り付けられない。

 

 

 

ズッキーニ、いろんな場面で登場し、結構好きになってしまった。 

デザートまでおいしく頂いた。

きっと女将さん中心にスタッフで手作りしておられるのだろう。

確かめてはいないが・・・。

夕食後、大広間でコーヒーのサービスがあり、このコーヒーも結構おいしかった。

朝食は、こちらもズラリ並んだバイキング。

手作りの各種ジャムが並び、パン派の私は大満足。

スキーシーズンの今、きっとまるいしさんは多くの客で賑わっている事だろう。   


源泉の宿 まるいし

2013年12月18日 | 宿-甲信越

8月23日、村杉温泉から最後の宿泊地白馬八方へ。

今宵の宿は源泉の宿 まるいし

場所が分かりにくくて、何度か付近をぐるぐる回りやっとたどり着いた。

建物の回りの駐車スペースはすでに満車なので、小道を隔てた所にある駐車場へ車を停める。

スキーシーズンならきっと満杯になるであろう駐車場だがこの日はガラガラ。

 

  いい香りのアロマに出迎えられロビーへ。

通された部屋は簡素な造りの10疊間。

洋式トイレだが、ウォシュレットではない。

冷蔵だけのミニ冷蔵庫、電気ポット、それにクーラー完備。

タオルは新品ではなかった。

風呂は内湯だけで、有料の貸切湯が1ケ所。

アメニティが各種揃っている。

おばちゃんには、どう使うのか分からない化粧品も・・・。

 

まるいしさんの部屋数は27室ほど。

この日も結構宿泊客は多かったので、風呂は混んでいるだろうと思っていたが、幸いな事に他に入浴客はいなかった。

しめしめ、 撮れるぞぉ。

なんだかモダンな浴室だこと。

こちらも色々並んでいて、どれを使おうか多いに悩む。

 そんなに種類は要らないから上質なアメニティがあればいいのに。

やはり、若い女性客重視かな?

24時間入浴可能な風呂だが、浴室は狭い。

シャワーを使う時は湯舟に入らないよう注意する必要有り。

源泉は、1982年に開湯の白馬八方温泉第1号、2号、3号の混合泉。

PH11を越える強アルカリ単純泉で湯温52.4度。

それを掛け流しで利用されている。


角屋旅館の風呂

2013年12月13日 | 宿-甲信越

さて・・・っと、温泉です。

ラジウム泉・・・吸って効く療養泉。

効能豊かなのかもしれないけど、香りも味も色もない地味な湯です。

この完璧な宿、角屋さんの何が「又行きたい!」という気持ちを萎えさせるかといえば、私にはこの湯かなぁ・・・。

しかし、湯には責任はないし、吸い込む事によって活性酸素を消去する働きをしたり、
自律神経の乱れを改善するなど、目には見えない効能があるラジウム泉、有り難く入浴する事に。

4つの貸切風呂への入口。

予約も要らず、浴室前の電気が消えていれば空きで一晩中使用可能。

 通路左側に内湯x2、右側に露天風呂x2。

 

 

「庵の湯」は、脱衣所も浴槽も広い。

ふかふか、清潔なマットが嬉しい。

かつて宿泊した秋田の人気宿での話。

多くの日帰り客で雑巾のようになったバスマット、宿泊者だけの時間になっても
交換されてなくて実に気持ち悪かったのを思い出した。

この宿は立ち寄り入浴は不可。

シャンプー類は、パックスの石鹸系。

せっけんシャンプーでもパックス製品は合格だが、他の銘柄のはちょっと敬遠したい。

化粧品は部屋に置かれていたのと同じポーラ製。

 

村杉石の湯。

浴槽は、村杉石という花崗岩で造られている。

こちらは「竹ばやし」の湯の脱衣所。

手摺から乗り出すと下に池があり、鯉が泳いでいた。

不思議とアブや蚊に悩まされる事はなかった。

共同浴場の「村杉露天風呂」では飛び交っていたのだが・・・。

洗い場には長いベンチがあり、ちょっとおもしろい造り。

 

こじんまりした内湯の「里の湯」。

右手の壁には蒸気が出ている「霧湯」が設置された吸う温泉浴室でもある。

湯はぬるめの38度、浴室内は霧湯・・・ラジウム温泉の理想的な風呂らしい。

ラジウム泉のラドンを吸うと、人体の生理的代謝を促進し、老廃物の排出効果に加え、鎮静作用もあわせ持つという。

宿も療養目的で連泊するように勧めている。

料金面では悩ましいところだが、あのおいしい料理を思い出すと数日は泊まってみたい気がする。

又、泊まりに行こう!

    • 源泉名:薬師乃湯 3号井
    • 温度:25.2度 PH=8.6  湧出量:510L/M
    • 成分総計:239mg/Kg 
    • 泉質:単純弱放射能泉(ラジウム泉) 37.6マッヘ/Kg 

角屋旅館-食事

2013年12月09日 | 宿-甲信越

食事は朝・夕共に部屋でいただく。

予約時、部屋と食事を選び料金が決まる。 

食事のラインナップは多彩で、どれも食べてみたくなる。

この食事がリピーターを生み出す一因でもあるだろう。

で、我々は黒毛和牛コースを選択。

私は肉でない方が良かったのだが、同じ部屋で別々のコースは選択不可。

先附にはバイ貝、アジの唐揚げ、ごま豆腐、ミニトマト煮が並ぶ。

バイ貝も大きい。

先日泊った金太郎温泉でも別料金を支払いこれを食べたが、小さかった。

 

 

甘くとろけるAクラスの極上黒毛和牛のタタキ。 

ビーフシチューは、ちょっと持て余した。

 ステーキ

 織部、素晴らしい!

ステーキは3種の薬味で。 

ミンチカツだが、これほどおいしいミンチカツ、かつて食べた事がない。

割ると中から肉汁がふわっと出てきて、とてもジューシー。

次に泊まる時があれば、このミンチカツだけ別料理で注文したいと思う。 

付け合せの緑は、薄切りピーマンの炒めたもの。

焼き豚たっぷりの生春巻き。

 

〆の味噌汁を見て目がテンに。

こんな大きなハマグリ、見た事がない。

あるんだ、こんな大きいものが・・・。

デザートは、肉料理の後にふさわしいさっぱりさせてくれるものだった。

こちらは朝食。

 ごーやちゃんぷる、厚焼き玉子・・・。

コーンポタージュもたっぷり。

はぁ、おいしかった。


村杉温泉 角屋旅館

2013年12月08日 | 宿-甲信越

8月に宿泊した新潟県の村杉温泉 角屋旅館。

完璧なサービスを提供する宿だった。

できすぎちゃんは、アップするのがこ憎らしくて、今までほったらかしにしていた。

ネタも尽きたし、やはり書いておかなければいけないと・・・まばらになった
記憶を呼び起こし書いてみることに・・・。

前日に泊まった栗駒山荘をチェックアウトし、日本海側を経由して村杉温泉まで。

移動に時間がかかるだろうと心配していたが、15:00前に着いた。

 

玄関には「クロメダカ」。

「クロメダカ」がどれほど貴重なものか分からない。

「旅人宿営業」と書かれた年季の入った看板と、こちらも荘厳ささえ感じる時計が。

今も現役で時を刻んでいる。

冷たい湧き水で冷やされたミニトマト。 

丸いちゃぶ台が並ぶロビー。

囲炉裏をきった一画も。

 

ちゃぶ台の上には、新潟のおやつが色々。

ミニトマトもこのおやつもご自由に・・・。 

  

 

一番安い10疊の部屋で予約していた。

 皮張りの椅子が並ぶが、結局、一度も座らなかったんじゃないかなぁ。

クッションの前に置いたのは枕。 

 

各種枕が並び、好みに合った枕を選べる。

ほとんど出はらってしまっているが・・・。

私は低い枕を選ぶ。

枕カバーとファブリーズ(かな?)が置かれていた。

部屋に入ると左手にトイレ、もちろんウォシュレット。

右手は洗面と冷蔵庫。

冷蔵庫は中身入り。 

部屋に置かれた化粧品はポーラ製。 

 

 

 オカモチの中には・・・。

お茶のセット。 

 

 

う~ん、私好みの粉引の器で頂くほうじ茶はおいしい。


ふるやさんの食事

2013年11月11日 | 宿-甲信越

 食事は朝・夕共に1階の食事処で頂く。

堀コタツ調の足がおろせるテーブル。

一番リーズナブルな「おためしプラン」の食事。

柿なますが柿に盛られ。

なますたいらげ、柿もかじるいやしい私。

めだいの薄造りにかんずりが添えられた刺身。

そばがき鍋

 あったまるし、お腹も結構ふくれる。

ちょっとはりこんで「雪中梅」を。

妙高ののっぺは、野菜も大きく切られ、寒い所なのでよく温まるようにとあんかけ風。

こっちの「のっぺ」の方が好き。 

蒸し物は「そば蒸し」。

添えられた生姜がよく効いていておいしいのだが、ボリュウムたっぷりでちょっと持て余す。


 

田舎の朝ごはんと銘打った朝食。

地元の豆腐屋さんのおぼろ豆腐、国産大豆の天心納豆・・・。

具たっぷりのお味噌汁はたっぷり6人前ぐらいはあった。

海苔は珍しくないが、ふりかけが出る宿、他にあったかなぁ?

厨房と食事処はすぐそばで、温かいものが頃合をみて提供された。

この後、ロビーでコーヒーを頂いた。

リーズナブルな宿泊料金なのに、料金以上のサービスが受けられ、又泊まりたい宿の1軒となった。