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だらだらぼちぼち

寺井尚子 in 新神戸オリエンタル劇場

2010年07月22日 11時36分02秒 | 音楽

前回、ここ新神戸オリエンタル劇場での寺井尚子ライヴを観戦したのは、2006年4月15日のこと。

あの時の過去記事を読み返して見ると、客席の妙なオッサングループにずいぶん気分を害されたのを思い出してしまった。
今回は2日公演最終日で、日曜日の午後1時開演だったためか、ヨッパライのオッサン達の姿は見えなかったように思う。
ま、ヨッパライ達は、時と場所をかまわずヨッパラウものだから油断はできないが。

          

この新神戸オリエンタル劇場へは、過去に何度か来ているが、どうやらこのホールはとても音響が悪いという事を実感してしまった。
バイオリンやピアノがステージの奥の方から聴こえてくる感じで、楽器の音がスコーンと前に飛び出してこない。
PAのオペレーションのかげんではなく、ホールの音響性能の問題だと思う。
3階席まで合計して639席という小ぶりのホールで、ホールの名前が示すとおり演劇や映画上映のために設計されたのだと思われる。
ワタクシはこういった小さめのホールでのライヴが大好きだし、寺井尚子グループだから鑑賞に耐え得る演奏を展開してくれたが、次からは考え物だ。
けれど、神戸という街が好きなので、また来てしまうのだろうな。
きっと。



バイオリン、ピアノ、ドラムスにベースと、最近の寺井尚子グループはギターが参加していないが、メンバーが最小限になったぶんだけ、それぞれのミュージシャンの表現力の個性が良く伝わってきたように思う。
できるならば、2001年に初めて寺井尚子ライヴを聴いた時のように、宮野弘紀のギターが参加してくれる機会を待ち続けたいもんだ
しかし、この時期に、神戸まで日帰りのトンボ帰りというのも、つらいスケジュールになってしまったものだ。




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