lizardbrain

だらだらぼちぼち

小曽根真&ゲイリー・バートン

2013年12月03日 12時51分30秒 | 音楽

これは、こないだまでの休眠状態に入る前に下書きしておいたもので、どっかに紛れこんで迷子になっていたのを救出できた記事。
ま、半年遅れてようやくアップできたが、さすがに半年も後になると季節感がイメージできない。
この頃は、あのメチャ暑い夏が忍び寄っていた時期だし。


6月7日、いずみホールでのビブラフォン奏者ゲイリー・バートンと神戸出身のピアニスト小曽根真の師弟ライヴを観戦した。


ホール入り口の向かい側は広場になっていて、花壇やオブジェ(らしき物)が配置されている。
ここは大ホールでは無いので、行列しなくてものんびり入れそうなのだが、開場待ちの行列ができるまでの間、広場のオブジェ(らしき物)に座ってしばし時間をつぶしてみた。
上の写真はワタクシが座ったオブジェ(らしき物)の一部だが、いかにもベンチの装いをした物体がぐる~っと円になっている。
この円形ベンチ(らしき物)に座りながら、円の内側を向けばいいのか外側を向けばいいのかがわからなくなってきた。
どっちを向いても落ち着かないのだ。

クラシック専門のホールだそうで、ピアノもビブラフォンもPAを使わずに丸っきりのナマ音での演奏。
何年か前に、小曽根真とトロンボーン奏者とのナマ音でのデュオライヴをここで聴いた事があるのだが、トロンボーンと言う楽器はどうも楽器の音が直進していく傾向があって、演奏者の正面から外れた斜め方向では不明瞭に聴こえてしまったのだが、ピアノもビブラフォンも楽器の外に音が広がっていくタイプの楽器なので、普段はPA音響のライヴに慣れたワタクシの耳にも心地よく届いた。
ゲイリー・バートンとのデュオツアーの間、二人で雑誌やTVに積極的に登場して興味深い話をたくさんしてくれたので、その時に聴いたエピソードを重ね合わせてライヴも楽しかった。
終演後は師弟二人が並んでのサイン会があって、ゲイリー・バートン氏に
『あなたと小曽根真さんの長い間にわたる友情と深い信頼と今夜のすばらしい演奏に感謝します。』
との意味を込めて、
『Thank you』と一言申しあげたのだが、うまく伝わっただろか?




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