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だらだらぼちぼち

人類の進歩と調和 (1)ガイドマップ

2020年03月22日 11時16分06秒 | エキスポ"70
1970年、3月15日から9月13日までのおよそ半年間、大阪府吹田市で、万国博覧会が開催された。
当時のワタクシにとっては、小学5年生から6年生にかけての事。
イナカモノの小学生達にとっては、そりゃあもうドでかいイベントに感じられたのも無理はない。
なんせ、ワタクシの小学校の修学旅行では、定番の京都観光の翌日に大阪万博を見学すると言うコース設定がされたくらいだ。
正直言って、どうしてこんな物を保管していたのかは良くわからないのだが、当時のパンフレット類が手元にあるので、アップして行こうっと。
但し、パンフレットといっても、その数は少ない。
ましてや、入場待ちの観客が長蛇の列を作った、アメリカ館をはじめとする人気パビリオンへは入場できなかったので、悪しからず。



朝日新聞社発行のガイドマップの表紙。
新聞購読者に無料で配布された物だったと思う。
タイトルの『EXPO'70』という文字のところが見づらくなっているが、ここにカラーサインペンで落書きしたのは、ワタクシである。
なにぶん、いたいけな小学生だったのだから、これくらいの事は大目に見てやっていただきたい。



ガイドマップを開いていくと、会場への交通についての案内がある。
当然の事だが、国鉄がまだ存在している。
北大阪急行電鉄というのは、あのモノレールの事だろうか。



会場までの交通網。



こちらは、大阪駅(梅田)周辺の案内図。
この地図では、現在とあまり変化が無いようにも見受けられるが、コテコテの大阪人の目にはどう写るのだろうか?
案内図の下に、名神・東名高速道路の料金表が載っているので見てみると。
例えば、吹田~西宮まで普通車¥250、小型車¥200。吹田~東京が普通車¥4,100、小型車¥3,150。
現在は、吹田~西宮¥800、吹田~東京¥10,650、という事は、3倍以上に値上がりしているのか、、、、



会場図。
観覧時間5時間、7時間、10時間のコース例を紹介している。


2 コメント

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Unknown (かおり)
2008-04-04 08:34:29
まさに地元に住んでおりまして、学校から歩いて会場に行ったこともありました~。北大阪急行は、今は地下鉄御堂筋線の延伸部分の「江坂・緑地公園・桃山台・千里中央」の区間だけですけど、もともとは千里中央から万博会場まで伸びておりました。万博終了後、千里中央から万博会場までの部分は取っ払われて中国自動車道になりました。万博の時の収入でモトをとってしまったみたいで、今すごく運賃が安いので沿線に住んでいる私はありがたいです。江坂から一駅、北大阪急行で北へ行くと80円、市営地下鉄で南へ行くと200円なんですよー。
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Unknown (ぼち×2)
2008-04-04 13:43:11
当時TVでやってたニュースで、会場の近くの子供は、親から回数券を買ってもらったりして何度も出入りしていると聞いて、とてもうらやましかったのを覚えています。かおりさんも、その一人だったんですか。御堂筋線から北行きという事は、今まで、北大阪急行という名前を意識しないで乗っていた事になります。しかし、今時、¥80などという運賃設定が信じられません
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