これまでに何度か登場している、2007年に買ったヤマハの101ccのスクーターだが、ほぼ買い物時のチョイ乗りに使ってきたので、走行距離はまだまだ14,000kmと少し。
とは言ってもそろそろ15年目になろうとする7月に、フロントブレーキオイルの点検窓から見えるブレーキ液が減っているのに気付いた。
このスクーターを買ったバイク屋のオヤジが去年、旅立ってしまい、なじみのバイク屋がなくなってしまったわけで、どっかメンテナンス技量の高いバイク屋がいないかと探しみた。
初めて訪れたバイク屋で、こいつをなんとか修理できないものかと相談。
そしたら、フロントブレーキオイルが減っているのではなくて、フロントブレーキのディスクもパッドも限界領域まで摩耗しているので、交換しなければならない、さらに、かなり摩耗の進んだ前後タイヤ(車検があったとしたら通らないレベルらしい)も交換した方が良いとの回答が返ってきた。
もしもコイツをあきらめて同じくらいの排気量のスクーターに買い替えるとすると、おそらく軽く20万を超えるはずだ。
確かに出費は痛いのだが、買い替える余裕があるわけでなく、とにかく必要な修理を施す事にした。
前後タイヤ、フロントブレーキディスク、パッド、ついでにバルブも交換して、総額¥47,240で修理は完了。
前後のタイヤが新品になって、食いつきの良いコーナリングの感触に慣れるまでに随分時間がかかった。
修理後は、久々のバイク行動にワクワクしながら、このスクーターでの行動を試してみた。
タイヤとフロントブレーキは新品になったと言っても、サスペンションもシートも経年劣化でヘタっているので、あまり長距離を乗るのは体力がもたない。
今の体力的にはせいぜい片道80kmくらいが限界みたいだが、無理は避けて、クルマでは入れない道路(当地にはそういう狭小道路が多いのだ)から見える風景をカメラにおさめてみた。
そろそろ秋口になって気温が下がって来たので、今年のスクーター旅はこのあたりで一旦中断して、春までお休みになるだろう。
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