lizardbrain

だらだらぼちぼち

たまにはラジオも聞いてみるもんだ

2007年04月23日 23時03分15秒 | 音楽

1週間ほど前の事、近所まで出かける用事ができた。
いつもなら原チャリスクーターで出かける所なのだが、雨が降っていたためにクルマに乗って行った
たまたまかけていたクルマのラジオから流れてきた、和歌山放送ラジオのスポットCMを聞いておどろいた

なんと、昨年に続き、今年もナベサダこと渡辺貞夫が5月30日(水)にやってくるのだという
場所は県民文化会館小ホール。

用を済ませて家に戻り、和歌山放送のホームページに飛びついてチェックしたがイマイチ要領がよくわからず、直接、和歌山放送に問い合わせてみた

チケット販売は、和歌山放送のみでの取り扱いとなり、直接、放送局の受付まで出向くか、現金書留で送金して郵送してもらうかの2つに1つ、、、、、、。
ローソンやファミマでは扱わないというのが、どうにも不便なところだ。
主催する和歌山放送だけで独占して売りさばこうというのは、去年の和歌浦でのナベサダライヴの時と同じ手法。
しかも、チケット販売は4月10日からとっくに始まっているではないか、、、、、

去年の時もそうだったが、新聞に広告が出たわけでもないし、ぴあやローソンチケットで扱わないから、ラジオのスポットCMを聞くまでは全く知らなかった話である。
放っておいても売り切れ確実な日本ジャズ界のビッグネームの公演であるから、主催の和歌山放送で全て売りさばけるという読みなのかもしれないが、県庁所在地から離れたイナカモノにしてみれば、もっと広く早く告知して欲しかったものだ。

と、ぼやきながら、友人の分も含めて現金書留で送金すると、翌々日にはチケットが郵送されてきた。
さすが、和歌山放送。
テキパキとした対応には、敬服する。
ま、チケットを手に入れさえすればこちらのものだ

ところが、誠にややこしい事に、今回のライヴは、当日指定というシステムになっている。

1枚¥6,000也のチケットを事前に買っていてもそれだけではダメなのだ。
18時半開演だというのに、座席指定券は当日の16時からの引き換えになるのだ。

ワタクシは、過去に2回ばかり、この当日指定のコンサートというヤツを経験している。
1回目は、TOKUをゲストに迎えた、神戸新聞松方ホールでのアロージャズオーケストラの定期演奏会。
2回目は、大阪サンケイホールでの中国琵琶奏者の閻杰のリサイタル。
どちらも、開場時間の2~3時間前に会場に足を運んで、あらかじめ買っておいたチケットを当日指定券と引き換えなければならなかった。
つまり、公演当日に2度も同じ会場に足を運ばなければならない。

ここで疑問が。

一般的な座席指定の売り方をせずに、どうして、チケット販売の時点で座席を指定しない当日指定という方法を取るのだろうか?

とてもひねくれた考え方をすると、一つだけ考えられる事がある。
主催者が、優待客の人数を当日までに把握できない場合だ。
たいていのホールライヴの場合、出演者や主催者サイドのコネで良い席に座る事ができる人達がいる。
ワタクシが過去に目にした例として、前売り券完売の公演だというのに、チケットを持っていない人が、当日になって出演者のマネージャーの手配で最前列に座っていた事があった。
こういった優待客の総数を把握できない場合、当日に座席を指定するシステムにすると、優待客の人数分の良席を間違いなく割り当てることができるのではないか?

ワタクシの粗末な脳内CPUでは、どうにもこれ以上の推理をする事ができないが、一般客側から考えてみると、このメンドクサイ当日指定にもメリットはありそうだ。

まず、発売開始から遅い時期にチケットを買った人の場合。
通常、チケットの購入時期が遅いと良い席は見込めなくなるが、当日指定のシステムならば、チケットを買った時期と、座席の良し悪しは比例しなくなる。
例え、公演の前日に買ったチケットであっても、当日に早く並んで指定席と交換してもらえば、良席をゲットできる可能性はある。

そして、グループで観戦する人達が、何らかの理由でバラバラにチケットを買ってしまった場合。
チケットぴあやローソンチケットのチケット先行販売の場合、たいていは、1度に買える枚数に制限があり、多人数で連番座席を確保する事が難しくなる。
当日になって、グループでいっせいに指定席に交換してもらえば、並んで観戦できる可能性がある。

あまりマジメに考えていても仕方が無いが、当日指定というシステムの真相は、闇の中である。

問題は、ナベサダライヴの当日だ。

この日、ホール窓口での16時からの当日指定開始に備えて、夜明け前からホール前に毅然と並んでいるブロガーがいたとしたら、それはきっとワタクシである。
見かけた方は、どうぞ暖かい目で見てやって欲しい。
アルコール類は遠慮しておくが、弁当の差し入れなどあれば、それを拒否するような無礼はしないつもりだ。
挙句の果てに、ライヴが始まったとたんに爆睡しているブロガーがいたとすると、それもきっとワタクシであろう。
その時は、どうぞ遠慮せずに起こしていただきたい



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