lizardbrain

だらだらぼちぼち

謹んで

2024年01月31日 11時15分57秒 | 音楽

『ジャズオルガン奏者であり父である佐々木昭雄が亡くなりましたことご報告させて頂きます。』

去年2023年9月、旧ツイッター(今はxと呼ぶのか?)のタイムラインに流れてきたこのツイート(今はポストと呼ぶのか?)を目にした時にびっくりした。

投稿者は佐々木秀尚。

南河内ジャズフェスティバルのプログラムにあった2015年9月佐々木昭雄オルガントリオのライブで佐々木秀尚というギタリストが共演していたが、特にメンバー紹介で触れていなかったので、たまたま佐々木という姓のミュージシャンが被っただけだろうと思っていたら、親子だったのね。

ワタクシには初対面だったオルガン奏者の佐々木昭雄は、この2015年のライヴ時の自己紹介によると、ヤマハエレクトーンの営業マンを経てプロのオルガン奏者になったという経歴らしい。
実際、ヤマハ社員としてジミー・スミスの自宅に行って本人の前で『ザ・キャット』の完コピ演奏を披露した事もあるそうだ。
この日のライヴ中には、オルガン奏法についてわかりやすく丁寧に説明してくれた。
例えば、
左手でベース音を弾いている時に、音が出ない程度にペダルを軽く踏んでノイズを出すと、ウッドベースのアタック音を模せることや、
鍵盤を弾く時も、中低音とベース音とでボリュームペダルを操作して、オルガンのノリとベース音の減衰感を出すという複雑極まりない操作をしている事など。
これまで知らなかったオルガン奏法を聞きかじって、ちょっとばかり物知りになれた気がした。

この時のライヴ以来、またいつか関西でのライヴを体験したいと願っていたのにかなわなかったのは、ワタクシの痛恨のミス。

 


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