lizardbrain

だらだらぼちぼち

ここにも実在した当選

2016年04月02日 19時40分05秒 | 無駄話

それまでは以前から気になる存在だったが、どうにも敷居が高く感じられたBL大阪
去年のゴールデンウィークの真っ最中、どうしても参戦したい寺井尚子のライヴのために、意を決して訪れてみた。
ホールでのライヴに比べると料金が高くて演奏時間が短いなどと不平不満を胸に秘めながらも、それ以来、じっくり検討すればするほど気をそそられるプログラムが目白押しで訪問機会がどんどん増えている。

このライヴハウスに入場すると、カウンターにもテーブルにもアンケート用紙がセットされている。
記入して回収ボックスに投函すると、抽選でライヴの招待券や商品券がプレゼントされると書いている。
プレゼントと言っても、めったな事では当選しないのだろうと訝りつつ、今後出演して欲しいミュージシャンの名前を思いつく限り書き込んで、ワタクシの好きなミュージシャンの出演が少しでも叶うならばという気持ちが優先して、ついつい正直に記入して投函している。

ライヴの開演前の手持ち無沙汰の時間、ワタクシの席の近くでもこのアンケート用紙を手にして
「こんなの書いても、ほんまに当たるんやろか?」
とか、
「いやいや、以前に当たった事あるんやで。」
とか、
いつも、大阪人の特性そのまんまの会話があちこちで繰り広げられている。
洩れ聴こえてくる会話内容からすると、自分自身が招待券が当たった事があるとか、知り合いが当たったらしいとか、意外に当選確率が高そうな気配を感じてはいたが、それはあくまでも他人事に過ぎなかった。

で、去年の9月中旬、
突然、
ワタクシの元に、西梅田の某ライヴハウスから『ご招待券在中』とスタンプされた封書が届いた。

なんと、投函したアンケートが当選したのだという。
10月下旬のライヴの招待券が2枚同封されていた。
プログラムは、日本人の女性ジャズピアノトリオのライヴだった。
参加するのならば、必ず事前に電話予約が必要だという。
場内での飲食は別料金だが、ライヴ料金は無料になる。
ほとんど期待していなかった当選で、思わぬ幸運なのは幸運だが、困ってしまった。
当選したその日の翌日に母親の13回忌を予定して有休の手配済みで、かなりの無理をしなければ西梅田まで行けない。
いっそ、母親の13回忌を別の日に延期してしまおうかとも考えたのだが、そうすればあちこち連絡しなければならないのでメンドクサイ。
ならば、どなたかを影武者として立てて使ってもらうという事も企んだのだが、招待券は当選者本人しか使えないと明記されているし、
招待されたのは21:30開演という平日の遅い時間のステージだったため、そんな時間に行ってくれる影武者候補に心当たりがなかった。

せっかくいただいた招待券だが、結局、使う事無く、未練たっぷりにいまだに手元に保管している。
もしも、次回、当選する機会があるならば、ワタクシが参加できる日のプログラムで当選したいと願うしだいである。

しかし、どうしても知りたいのは、果たしていったい、どれくらいの確立で招待券が当たるものなのかという点で。
年末に行った時に、入場スタッフの方にそれをたずねてみた所、予想はしていたものの明言してはくれなかった。
ただ、お客様がアンケートに記入された好きなジャンルだとか好きなアーティストのデータを参考にして送らせていただいています、との解答を得た。